フェリックス・フランシスの作品一覧
「フェリックス・フランシス」の「新・競馬」「拮抗」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「フェリックス・フランシス」の「新・競馬」「拮抗」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「シッド・ハレーに何かしろと言えば言うほど、彼は反対のことをする」
シッド・ハレーが帰ってきた!
(ドンドン)シッド・ハレーが帰ってきたぞ!
(ドンドンドンドン)目を覚ませ!シッド・ハレーが帰ってきたんだぞ!!
かつてディック・フランシスの漢字二文字の『競馬シリーズ』に胸を熱くした仲間たちに告ぐ
いや同志たちに
いや兄弟たちに告ぐ
シッド・ハレーが帰ってきた!
またしてもあの冒険が始まったんだ!
不屈の主人公シッド・ハレーと出かける時がきたのだ!
雄叫びをあげろ!
拳を振り上げろ!
いやまずはベッドから出て靴下を履け
おいおい兄弟ぐずぐずするなよ
ならとっておきの情報
Posted by ブクログ
競馬シリーズ43作目。
アフガニスタンの戦場で右足を失った大尉トマスがイギリスに戻り、
実家である母親の厩舎に戻ったところから話ははじまる。
有名な調教師である母親は、投資に失敗したあげく脱税をネタに脅迫されていた。
不仲な母親だったが、偽の投資話を持ち掛けていた税理士の死や、
脅迫者の正体を探り始めるトマスだったが、
閉鎖された厩舎に縛られて義足を外された状態で取り残され、
死にかける。
もちろん、なんとか逃げ出し、
厩務長のフラットに身を潜ませながら真相にたどりつくが
最後の方では、
年の離れた金のある男と結婚している初恋の相手が、
悪事に加担しているのかどうかが気になって仕方なかった
Posted by ブクログ
長年にわたり、ともにヒット作を生み出すパートナーであった最愛の妻メアリーさんの死後、5、6年の沈黙を破って、2006年に復活したディック・フランシスの、復活後、3作目。
主人公は、弁護士であり、かつアマチュア騎手。
仕事に誇りを持ち、なおかつレースに出ることを心から愛している。
「これぞ、ディック・フランシスだ」とうれしくなりながら読んだ。
そして、主人公は7年前に妻と死別しており、ともに過ごしたころを回顧するシーンもある。
レースへの思いを綴るところも、妻との思い出を綴るところも、ディック・フランシス自身の言葉なのではないかと思うくらい、自然で、そして切実であった。
小説のプロットもよく