フェリックス・フランシスの作品一覧

「フェリックス・フランシス」の「新・競馬」「拮抗」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 覚悟
    4.0
    1~2巻1,200~1,300円 (税込)
    英国スリラーの正統。競馬シリーズ再始動! 伝説の名シリーズ、復活。 英国スリラーの誇り高き正統。 ミステリー史に残るヒーローとともに〈新・競馬シリーズ〉の幕が開く。 落馬事故で左手を失った元騎手シッド・ハレー。その不屈の意志で競馬界最高の調査員として名を馳せた彼は、6年前に命がけの仕事から引退し、現在は妻子とともに平穏な生活を送っていた。 だが競馬界の重鎮スチュアート卿から不正の疑惑のあるレースが頻発しているという相談を受ける。調査依頼を固辞したハレーだったが、翌朝、卿は変死を遂げた。自分は依頼を断るべきではなかったのか――? スチュワート卿の遺志を継ぎ、ハレーは卑劣な敵のひそむ闇に敢然と踏む込んでゆく。だが調査を阻止しようとする敵の魔手は彼の身辺に及ぶ……。名作『大穴』『利腕』『敵手』『再起』に登場した名キャラクター、シッド・ハレー登場。 英国スリラーを代表する伝説の名作、〈競馬シリーズ〉。日本でも著名人や作家はじめ多くの読者に愛されたディック・フランシスの名シリーズが、長らく執筆の協力を務めてきたフェリックス・フランシスの手でよみがえる。〈新・競馬シリーズ〉、ここに始動。
  • 矜持
    4.0
    1巻880円 (税込)
    【競馬シリーズ】アフガニスタンで右足を失った陸軍大尉トマスは故郷へ戻った。厩舎を経営する母とは不仲だったがほかに行くあてもない。だがその厩舎では、負けるはずのない馬が不審な負け方をすることが続いていた。さらに、母の口座から毎週大金が引き出されている。母の弱みを握った何者かが母を脅迫しているのだ。トマスは姿なき敵との対決を決意する。自己の名誉と復活を賭けて。
  • 拮抗
    3.7
    1巻880円 (税込)
    【競馬シリーズ】「おれはおまえの父親だ」ロイヤル・アスコットの初日、ブックメーカーを営むネッドの前にやってきた男は、三十年以上前に自動車事故で死んだと聞かされていた父だと名乗った。にわかには信じがたい話に混乱するネッド。だがその直後、突如出現した暴漢が父を刺殺してしまう。なぜ父は今頃になって現われたのか? ネッドは否応なしに錯綜する謎の渦中へ巻き込まれてゆく。スピーディかつスリリングに描くサスペンス巨篇!
  • 審判
    4.5
    1巻880円 (税込)
    【競馬シリーズ】弁護を引き受けろ。そして裁判に負けろ……アマチュア騎手で弁護士のメイスンは、ライバルの騎手を殺害した容疑で逮捕されたミッチェルの依頼を受けた。その直後から奇妙な脅迫が彼を脅かす。時を同じくして、逆恨みをしたかつての依頼人がメイスンを襲撃してきた。ふたつの事件には関連があるのか? 恐怖と職業倫理の間で揺れ動くメイスン……競馬シリーズの興奮にリーガル・スリラーの醍醐味を盛り込んだ巨匠の意欲作!
  • 祝宴
    4.5
    1巻880円 (税込)
    【競馬シリーズ】マックス・モアトンは人気レストランを経営する前途有望な若きシェフ。しかし、彼が料理を担当した伝統の2000ギニーレースの前夜祭で食中毒が発生し、店は閉鎖に追い込まれてしまう。さらにレース当日、パーティ会場で爆弾テロが発生し、多くの死傷者が!前日の食中毒と爆弾事件には繋がりがあると直感したマックスは、汚名返上のため調査を開始する。

ユーザーレビュー

  • 審判

    購入済み

    さすがです

    ディックの競馬シリーズ
    久々に読んだけど、やっぱり楽しい。これをスマホで読めるんだから良い時代になった。また読もう

    #スカッとする #ドキドキハラハラ

    0
    2025年08月21日
  • 覚悟

    Posted by ブクログ

    「シッド・ハレーに何かしろと言えば言うほど、彼は反対のことをする」

    シッド・ハレーが帰ってきた!

    (ドンドン)シッド・ハレーが帰ってきたぞ!

    (ドンドンドンドン)目を覚ませ!シッド・ハレーが帰ってきたんだぞ!!

    かつてディック・フランシスの漢字二文字の『競馬シリーズ』に胸を熱くした仲間たちに告ぐ

    いや同志たちに

    いや兄弟たちに告ぐ

    シッド・ハレーが帰ってきた!

    またしてもあの冒険が始まったんだ!
    不屈の主人公シッド・ハレーと出かける時がきたのだ!

    雄叫びをあげろ!

    拳を振り上げろ!

    いやまずはベッドから出て靴下を履け

    おいおい兄弟ぐずぐずするなよ

    ならとっておきの情報

    0
    2025年06月23日
  • 矜持

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    競馬シリーズ43作目。

    アフガニスタンの戦場で右足を失った大尉トマスがイギリスに戻り、
    実家である母親の厩舎に戻ったところから話ははじまる。
    有名な調教師である母親は、投資に失敗したあげく脱税をネタに脅迫されていた。
    不仲な母親だったが、偽の投資話を持ち掛けていた税理士の死や、
    脅迫者の正体を探り始めるトマスだったが、
    閉鎖された厩舎に縛られて義足を外された状態で取り残され、
    死にかける。

    もちろん、なんとか逃げ出し、
    厩務長のフラットに身を潜ませながら真相にたどりつくが
    最後の方では、
    年の離れた金のある男と結婚している初恋の相手が、
    悪事に加担しているのかどうかが気になって仕方なかった

    0
    2025年03月15日
  • 審判

    Posted by ブクログ

    思わずうなった。
    ディック・フランシス名義のどの著作よりも、面白い。
    フェリックスが存命な限り、楽しませてくれそうである。

    0
    2015年07月19日
  • 審判

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    長年にわたり、ともにヒット作を生み出すパートナーであった最愛の妻メアリーさんの死後、5、6年の沈黙を破って、2006年に復活したディック・フランシスの、復活後、3作目。

    主人公は、弁護士であり、かつアマチュア騎手。
    仕事に誇りを持ち、なおかつレースに出ることを心から愛している。
    「これぞ、ディック・フランシスだ」とうれしくなりながら読んだ。
    そして、主人公は7年前に妻と死別しており、ともに過ごしたころを回顧するシーンもある。
    レースへの思いを綴るところも、妻との思い出を綴るところも、ディック・フランシス自身の言葉なのではないかと思うくらい、自然で、そして切実であった。

    小説のプロットもよく

    0
    2012年01月21日

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