荻poteの作品一覧
「荻pote」の「こちら、終末停滞委員会。」「こちら、終末停滞委員会。」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「荻pote」の「こちら、終末停滞委員会。」「こちら、終末停滞委員会。」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ラノベ
少年・青年マンガ
ビジネス・実用
ラノベ
ラノベ
ラノベ
ラノベ
少年・青年マンガ
ラノベ
ラノベ
ラノベ
ラノベ
ラノベ
ラノベ
ラノベ
ラノベ
ビジネス・実用
ラノベ
ラノベ
ラノベ
Posted by ブクログ
前巻にて史上空前規模の大決戦をやってこちらのメンタルをこれでもかと揺さぶってきたのだから、それを上回るのはそう易々とは出来ないだろうと思っていたのだけど、成し遂げてきたよこの作品…。本当に恐ろしい作品だよ……
能力を失い、それでも大切な人の名前を思い出す為に行動を始めた心葉が訪れたのはカウス・インスティトゥートへの短期留学ですか
臓物マンション事件の際に連携したシーンが有ったとは言え、全く別の学園へ移っての行動というのは世界観が広がるようで良いね。また、その流れで新たな土地やそこに住まう人々の特性まで描かれているとワクワク感も増してくる
…まあ、その初っ端に登場したダナエが濃いし印象も悪いという凄まじいキャラだったんだけども。勝手に暴走してドM妄想繰り広げる強者とか厄介すぎるわ
ダナエはさておき、カウスと言えば再登場が待たれていたのがレアだろうね。心葉と異様なまでに気が合って、近似次元では心葉の妻となった人物
ただし、現状では心葉とは親友ポジみたいな感じだから、何も起こらないかと思いきや、この巻を通して心葉を意識する描写がああまで増えていくとはね
きっかけが心葉を好きになるような何かが明確に生じたという類ではなく、近似次元の自分達を見て婚姻する可能性を知り、心葉に向けていた感情の見方が変わったというのが何か良いなと思ってしまったよ
この二人が結婚する未来が有ったとしてもそれは劇的な何かによって決意するものではなく、少しずつを積み重ねてのものであって欲しいと願ってしまうから
その意味では描き下ろしショートストーリーにて描かれた近似次元の心葉とレアの結婚描写はかなり納得できるものだったのだけど、彼らが辿り着く未来を想って少し悲しくもなってしまったのが辛かった……
てか、この巻で明かされた仮面・心葉が辿った運命が悲惨すぎて何も言えなくなってしまったよ…
前巻時点では桜次元の心葉とは違って絶望に染まってしまった存在と受け止めていたのだけど、むしろ絶望の中で希望を忘れず足掻き続ける超人、本質的には心葉のままだと感じられる人物だと理解できたね…
彼が話した事情は絶句せざるを得ないもの。もし世界を滅ぼす資格なんてものが有るのだとしたら、彼がそれを持ち得る点は疑いようがないと思わされる
自分の世界を助ける為によく似た世界を滅ぼす、大切な人達を取り戻す為に見知った人達を滅亡に追い遣る。仮面・心葉に突き付けられた絶望を理解できるなんて言える人間は居ないだろうね。だからこそ、彼の絶望と希望を邪魔できるのは並大抵の覚悟では不可能で
だから、桜次元の心葉だけが仮面・心葉を責める言葉を持ち合わせていて
心葉にとって仮面・心葉は有り得るかもしれない未来の姿。精一杯生きると決めて、夢を叶える覚悟を固めて、関わる人達を助け続けて
そうして辿り着く先が世界を滅ぼす人間だなんてあまりに救われない。心葉は未来に希望を抱き続ける為に絶望に身を浸す心葉許せない
けれど、仮面・心葉が桜次元の心葉の未来の姿で有り得るなら、今の心葉よりも絶望的な戦いを潜り抜けて来た歴戦の勇士とも言える
心葉は己の安全を蔑ろにして誰かを助けられるタイプだけれど、仮面・心葉は更にその傾向が強まっているね。無理が極まる身体を更に追い詰めて己を怪物化させるだなんて
彼を超える為には通常のレベルアップを行っても届かない。彼を超えるには彼が選ばなかった道を選ぶしかない
こういうロジックは理解できるけれど、心葉が手にした新たな力はとんでもないものだね!『noapusa』と根源にある願いは似たものながら、おぞましさと孤独に満ちていたあちらと違って『a Session』は尊い願いと温かみに満ちている。この能力ならば独りで戦うしか無い仮面・心葉を上回れると確信できる
ただ、こちらも別の意味で色々と不味い気はするよ!?
白の聖堂や衣装はどう考えても結婚モチーフだし、発動対象が心を通わせた相手というのもアレだし、融合人格も見方によっては娘が生まれたようなものだし
そりゃ、レアだって「誰にでもしていい事ではないのよ」なんて注意するよ!まあ、でもそんなハチャメチャな新能力を受け容れられるからレアは心葉と融合できたとも解釈できるのだろうけども
前巻で暴れた『星のくじら』はヤバすぎると迷いなく断言できる存在だったけど、『線の人』も負けず劣らずといった印象
あまりに強すぎるから敗北を渇望する彼はあらゆる勝負を真剣に受け取らない。まるで遊んでいるかのように己に立ち向かう人間達を甚振るし、彼らの尽力を味わう為にわざと不利な状況に陥ったりする
何よりも彼が常識から乖離した存在だと理解させられたのはとある人物の名が明かされた瞬間か…。あれ、読んでいるこちらも一瞬「?」が浮かんで、暫くして『線の人』が何をしたかが理解させられる流れは恐怖そのもの。『星のくじら』が一瞬にして全てを滅ぼしてしまう存在なら、『線の人』は過去を操って一瞬すら磨り潰してしまう存在か
それだけに『灰色の少女』や巨匠が抱いた渇望が『線の人』を凌駕するシーンには心の底から震えてしまったよ!おまけに仮面・心葉の目的が明かされて尚の事震えてしまったよね…!
改めて仮面・心葉はあらゆる意味で未来の心葉なのだと感じられたよ……
失ってしまったものも有るけど、守れたものもある。特に今の心葉にとって自分の進む先を明示してくれたかのような仮面・心葉との対決は彼に大きな成長の余地を遺してくれたんじゃなかろうか
また、恋愛面で見るとこの4巻だけでレアが将来を約束されたメインヒロイン級の活躍を見せたのは驚きだったし、そんな二人を見て恋兎に鯉の予兆が訪れるのは注目したくなる
ただし、エピローグ部分で最も注視してしまったのは彼女の再登場と知らないあの子の出現だろうね
か弱い存在に成ってしまった筈のエリフが新たな能力やその頭脳に拠ってマフィアや魔術集団を支配するという展開は納得感が有るから受け容れ易かったものの、知らないあの子の出現は本当に驚かされたよ
『線の人』に手落ちが有ったのかそれとも奇跡が起きたのか?奈々の身に起きた異変共々今後のキーと成っていきそうだ
そういや、本作は容赦のない設定によって作り込まれた世界観が面白い作品なのだけど、今回訪れた『焚火の国』もナカナカのものだったね。物質の最小単位が素粒子ではなく焚火だなんてファンタジックで面白い
それは世界が意思を持っているようなものだから、その世界に受け容れられているかどうかが『焚火の国』でにおける生存確率が左右される
そう考えると、魔女が驚く程に心葉が焚火に好かれたのはどう解釈すればよいのだろうね?
どれだけ焚火の修行をしてもそれが通じるのは『焚火の国』内部だけなのだから、その才能が外の世界で活きるとは思えない。けれど、焚火に好かれる素質はもっと深い何かと繋がっていきそうな…
また、もう一つ気になるのはメフの回想に登場した髑髏仮面についてか
使用する能力や発言からあれは言万心葉で間違いないと思うのだけど、今回活躍した仮面・心葉とは結びつかないような…
もしかして今後も近似次元の心葉が様々に登場する可能性があるのだろうか?近似次元なのだから似た存在が居るというのは判るのだけど、様々な次元の心葉が幾度も物語に絡んでくるならば、『言万心葉』という存在そのものに只ならぬ何かを感じてしまうんだけどな……
楽しめた
ページ数はそこそこで、短くはないので読みごたえもそれなり。
内容的には定番の流れで、感動的な場面もないが重すぎず軽すぎずストレスフリー。
適度に楽しく読めました。
Posted by ブクログ
世のファンタジー作品には世界を滅ぼす大敵が登場するなんて珍しい展開ではないけれど、今作で登場した『星のくじら』ほどヤバい奴はあまりお目に掛かれないかも…。光速の1298乗の速度で次元を破壊する終末とか何……
基本設定として本作は緩やかに滅びへと向かっているのだけど、この巻で登場した終末は明確すぎる程の滅びだね。そもそも、『星のくじら』の存在を知らせてきた少女からして、地獄を呼び込む終末を持っていた。自分により悲劇が巻き起こり殺されると判っていたのに知らせに来たわけだし
緩やかな滅びやいずれ来る滅亡を少しでも遅らせる事を目的に終末停滞委員会は活動している。そう考えると、『星のくじら』という絶望的な滅亡に対して諦めるなんて選択は存在せず、全生命を掛けて抗うという話になってくるのだろうね
面白い、というかそう展開するのかと驚かされたのは『死霊次元』からの攻撃が最も激しい日本政府や黒の魔王と協力する事になった点か
特にラスボス候補にも思える黒の魔王と協力体制を築けた点は難敵とぶつかる上では何よりも頼り甲斐が有る。ただ、裏を返せばそうした存在と協力しなければどうしようもなかった相手とも言えるんだけど
ここで印象的とも言える点は『死霊次元』の側とて余裕がある訳では無い点だろうね
彼らとて『星のくじら』による滅亡に直面している。それを知っているから、自分達の次元を生き永らえさせる為に他次元に侵略している
後に明かされるけど、彼らの次元とて緩やかな滅びを迎えている。それでもささやかな祝福を何とかして守る為に大勢の他者を犠牲にするのも仕方ないとなってしまうのが哀しい
また、そのような目的で行動し始めたのに最後の手段として守るべき祝福を犠牲にしてまで侵略しなければならなかった彼らの行為からは滅亡を前にすれば手段なんて選んでいられないのだと教えてくれるね
ならば『死霊次元』に対抗する心葉達も手段を選んでいられない
以前に対立した者達も、所属が全く異なる者達も遮二無二死力を尽くす。誰もが余裕など持てないし、誰もが諦めるなんて許されない。その様は壮絶と表現する他無い
また、そこに人間以外の者達も参戦するのは総力戦の印象を強めているね。日本古来の異常現象または終末と呼べる百鬼夜行が日本を守る為に戦うなんて興奮させられる
けど、鬼やら天狗やらより恐ろしい終末が跋扈する本作の世界観において、彼らが無力な存在とされてしまうのは寂しいけれど納得できる話で。だとしても、既に滅びを迎えた妖怪達が自分達を残す為に滅びゆく世界で戦う姿は美しく思えたよ…
終末停滞委員会も人間達も百鬼夜行も総力戦で滅びに挑んでいる。それでも抵抗が結実するまでに多くの犠牲が出るのは避けられない。だからって『死霊次元』のトップに接触した上で『星のくじら』討伐を提案するなんて予想外だったけど
あまりに常識から外れた存在過ぎるから倒せるなんて全く想像していなかったけど、確かに恋兎なら無理を通せる可能性があるのか
そのように、『桜次元』全ての命運は恋兎に託すしか無いと思わせられていたからこそ、あの入れ替わりには本当に仰天させられたよ……。そうか、心葉のあの能力って叙述トリックに適してるんだ…と妙な納得をしてから、事態の深刻さと云うか悲惨さに思い当たる程の驚愕…
でも、不思議とこの展開は納得してしまうんだよね。恋兎は誰にも出来ない偉業を成し遂げられるかもしれないが確実に犠牲になる。そのような悲しい別れを心葉が許容する筈がなく
恋兎が居ないと気付いた瞬間に彼の心から迷いは無くなったのだろうなと思えるから
そうして心葉がギリギリの綱渡りをしているのだと判明すると、誰も彼もが同じように命尽きる寸前で戦っている事も見えてくる
でも、そんなの迫りくる滅亡を少しでも遅らせる為に戦う終末停滞委員会にとって当たり前の風景で。『死霊次元』や『星のくじら』という勝利の目が無さそうな相手を前に一歩も引かず己の限界を削り出すようにして抗い続ける戦士たちの様子には感極まる思いでしたよ……
いわば誰も彼もが同じ立場、同じ境遇に居る
だからこそ皆が挫けそうになったその瞬間に皆を元気づける歌声を世界中に届かせたmALEEaの絶唱に、そして笑顔を受け取った皆が最奥の力を振り絞って不可能をぶち破る展開はもはや何事にも代え難い尊い光景であるように思えたよ…
第1巻で登場した時点から「もしかして…?」と思わせていた髑髏仮面だけど、やはり正体は彼でしたか…。まあ、正確には本人ではないようだけど
近似次元からやってきたと云う彼。こちらの心葉のように蒼の学園ではなくカウス・インスティトゥートに属していた感じなんだろうか?それならば蒼の学園を恨むのも少し判るような気がするけど、所詮それは別次元の話。髑髏仮面がわざわ『桜次元』にやってきて恋兎を始めとする蒼の学園の邪魔をする理由って無い気がするんだけどな…
それとも心葉という存在はあらゆる次元を滅ぼしてしまう存在にでも成るとでもいうのだろうか?
心葉は助からない筈の状況で助かった、助けてくれた大切な人を忘却の彼方に置き去りにして
奇跡は偶然起こったのではなく、修羅に堕ちる覚悟を以て成立した。ならば助けられた心葉も同じように修羅道を進んで大切な女の子を取り戻さなくてはならない
この覚悟がもしかして近似次元の彼が警戒する心葉の危険性へと繋がっていくのかな……?
いやはや、何をどう考えてもとんでもない展開になってきましたよ
てか、心葉を愛する女の子達の想いは重いね、激重だね
今巻も描かれるべき事項を削ぎ落としつつ、主要登場人物の関係性やら終末との向き合い方やら色々と詰め込まれていて、レビューを書こうにも言葉が溢れてしまって綴りきれない…。
エリフ生徒会長と寺で一緒だったみっちょんが同一人物で、それが故に言万心葉の銃痕は消滅し、エリフの存在も消滅したかと思いきや、ラファエル・ガルシアの下に記憶を失い現れるとは…。
途中まで綺麗に完結かと想い読み進めたが、髑髏の仮面の男と合わせて続編があるのだろうか…?
それにしても、ヴィジュアルの判らないキャラが多過ぎで…、、、
宇宙空間の創世や終焉を科学的に論じようとすると、何だか胡散臭い宗教観が混じってしまうような気もするが、安定し物理法則が成り立っている世界が崩れる時と言うのは得てしてそんなものかも知れない…。
今回最後の敵となった前世界の守護者は、ビッグバン以前から継いできた者たちなのか?
終末を制さないと世界が終わる。
その為には終末も利用しなければ手に負えない。
そんな世界でも青春したい、ラノベの主人公のような…って、
一言では表せませんが次巻も期待です。