こちら、終末停滞委員会。

こちら、終末停滞委員会。

ラノベ
770円 (税込)

3pt

4.3

実は俺らの世界は、密かに滅んでる真っ最中らしい。上野の不忍池に潜む異形、エッフェル塔に張りつく巨大カタツムリ、どう見ても美少女な魔王……。正体も数すら不明のナニカ――“終末”によって。
けど世界の裏では、それに中指立てて闘ってる少年少女がいたんだ。

「あはっ☆ 最強美少女ひかり様の前で神様ごときが頭が高いのだわ!」
「加減しないとパリ市街が吹っ飛びます隊長。……運が良ければ」

終末を停止でもなく、根絶もできず、ただ停滞させるだけ。誰に強いられたわけでもないその生き様は、ただこのクソッタレな世界でアオハルするため!
元・マフィアの下働き(異能持ち)で、クズな経歴の俺だけどさ。ここなら、楽しい学園生活ってのが始まりそうじゃないか?

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  • こちら、終末停滞委員会。
    770円 (税込)
     実は俺らの世界は、密かに滅んでる真っ最中らしい。上野の不忍池に潜む異形、エッフェル塔に張りつく巨大カタツムリ、どう見ても美少女な魔王……。正体も数すら不明のナニカ――“終末”によって。  けど世界の裏では、それに中指立てて闘ってる少年少女がいたんだ。 「あはっ☆ 最強美少女ひかり様の前で神様ごときが頭が高いのだわ!」 「加減しないとパリ市街が吹っ飛びます隊長。……運が良ければ」  終末を停止でもなく、根絶もできず、ただ停滞させるだけ。誰に強いられたわけでもないその生き様は、ただこのクソッタレな世界でアオハルするため!  元・マフィアの下働き(異能持ち)で、クズな経歴の俺だけどさ。ここなら、楽しい学園生活ってのが始まりそうじゃないか?
  • こちら、終末停滞委員会。2
    770円 (税込)
     正式に蒼の学園に入学した心葉(ことは)とLuna。念願の学園生活を謳歌する心葉に、早速学園イベントが。それは三大学園が集い、あらゆる分野で競う『天空競技祭」』!   恋兎チーム5人で代表戦に挑むことになった心葉たち。迎え撃つのは、フルクトゥス最大規模の資本を持つ学園・Corportions。  だが、祭りの水面下では、あまりに強すぎる存在として、恋兎(こいと)ひかりを抹殺する計画が進められていて……。  さらに、心葉にも銃痕の発現が。銃を通して、己の在り方と向き合う心葉は……。
  • こちら、終末停滞委員会。3
    814円 (税込)
     光速の1298乗の速度で宇宙を轢き潰す、最強最悪の“終末”がやってくる。終末停滞委員会は仇敵・黒の魔王と手を組み、東京防衛の総力戦に挑む――!  生徒会長・エリフと行動する事になった心葉は、奇しくも日本へ。彼の胸に去来したのは、とある幼馴染の記憶で……?  ――絶望に中指立てる少年少女の、史上最大の戦いが今、始まる!
  • こちら、終末停滞委員会。4
    858円 (税込)
    大切な『誰か』の名前を取り戻すため、心葉は“最も模範とすべき”学園――カウス・インスティトゥートへ留学することに。 新たな『斬撃』を獲得した心葉は、レアやカウスの精鋭とともに、ある巨人を封じている異界「焚火の国」へ向かう。そこは万物が意志を持つ、混沌まみれのファンタジー世界!  その裏で、蒼の学園を憎み、世界の破滅を招く仮面の男――別次元の言万心葉が暗躍し始める。彼の目的は、災厄の巨人を現世に解き放ち、宇宙を滅ぼしてしまう事で……。
  • こちら、終末停滞委員会。5
    814円 (税込)
     同じ軽音部の憧れの先輩に告白をしたり、悪友たちとダラダラ放課後を一緒に過ごしたり、双子の妹――小柴ニャオとリンと共に家族団らんの夜を過ごしたりする。そんな普通の日常を愛する高校生、言万心葉。  かけがえのない彼の日々に異変が起きる。別の世界の夢を見せる指輪、恐ろしい化物と銃で対峙した記憶、そして時折現れる、メイドの幽霊。  世界の真相を解き明かすため、幼馴染のグループ『シャチイーター』と共に怪現象の調査を始める。 「だってお兄ちゃんが、ニャオに優しくしてくれたから」  ――彼を待つ、日常の残酷な真実とは。
  • こちら、終末停滞委員会。6【電子特別版】
    924円 (税込)
     アメリカ合衆国が滅んだ。  元・Corporations生徒会長、アメリアに浸食されて。  片羽『君を見てる』により、全人類は彼女の利他的な精神に同調し、やがて理想的な共同体を形成するに至るだろう。  しかし、終末停滞委員会は、人類の意思を奪う行為を許さない。心葉たちは、誰もが知る“あの人物”に協力を仰ぎ、潜入任務に挑む。  それは恋兎ひかりに次ぐ人類の最高戦力――サンタ・クロース。  崩壊するNYに、ジングル・ベルが鳴り響く。  電子版には書き下ろし短編「神流奈々ちゃん、デートと相対すの巻」を収録!

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    Posted by ブクログ

    『普通』に憧れる主人公タイプというものがライトノベルには多数存在するけど、それは自分が普通から外れているつもりとか平穏を望んでいるとかそういう理由によるものが多数。だけど本作の主人公はそれらとは一線を画するタイプだね
    人の死に大小様々な程度に関わった自覚がある。両親の愛を受けて育てなかった。人とは異なる異能を持つ。身体には目を背けたくなる傷が刻まれている。
    何処をどう取っても普通ではない。だから彼は普通を目指すのだろうね、普通の青春を

    また、本作の世界もとんでもなく普通ではないね
    終末により世界は滅びへ向かっている。通常の作品ならば敵等と戦う事により世界救済を目的としたっておかしくないだろうに、本作では世界の滅亡がもう確定しているから滅びへの時間を停滞させる事しかできない。
    そんな世界では普通では無い事が幾らでも起きる。そこで終末停滞委員会は少しでも『普通』な世界を求めて戦うわけだ
    いわば、心葉と終末停滞委員会の方向性は一致している

    こういう構図だと心葉だけが目立つ作品になりかねない。けれど本作はここに心葉と同じように普通からかけ離れた人生を送ってきたLunaを投入する事で心葉という存在のバランスを取っているね
    Lunaの来歴は終盤に明かされるが彼女も普通ではない。そしてどれだけ手を伸ばしても彼女はもう普通に手が届かない
    その意味で彼女は既に普通を目指す事は諦めているのだろうけど、そんな彼女でも諦められないのが心葉のような希望へ手を伸ばす者を見捨てること。希望を諦めない心葉を助ける事を諦められない
    そんな二人が物語の中心に居る事で徐々に形を失っていく世界に対するバランスも取れるわけだ


    それにしても本作は凄まじいまでの設定量だね。近年稀に見ると言っても良いかもしれない
    終末に天空都市に『三大学園』…、他にも挙げればキリがない設定の大群を展開しているのだから堪らない

    更に各人物が使う能力がバラエティに富んだものになっているのも良いね。特に小柴の標的と銃弾を入れ替える能力なんて戦闘でどう使うのかと疑問だったけど、事前の仕込みようによって彼女はとんでもなく恐ろしい存在に成り得るね
    他にも常識外れな能力者ばかりで、ここまで来ると心葉の能力が控え目に思えてしまうほど
    けれど、そんな彼の能力とていずれは万の人間を殺すと予言されているのだから、この作品の奥深さには驚かされる

    そのような深みと崩壊しかけた世界によって立脚した作品であるだけに起きる事件の規模も凄い事になってるね
    臓物マンション事件の第一印象はあまりのヤバさにこんなものが世界中に有るのかと瞠目させる程だったのに、後に登場した深海世界と比べるとジャブの様な事件だったのだと思い知らされる
    というか、本当にあのような終末が平然と存在している世界は何故今すぐにでも崩壊しないんだ……


    何もかもが滅茶苦茶な世界において、それでも心葉が魅力的な主人公として成立しているのは彼が何処までも普通や青春を追い求めているからだし、そんな彼を支えてくれる最高のヒロインが居るからだろうね
    ライトノベルの主人公みたいに成りたいなんて、あの年代の少年なら有りがちかもしれないけど、彼の境遇を思えばそれさえもかなり背伸びした願いなのだと判る。また、当人すら本心では無理だし叶えてはいけないと自覚している
    それでも諦めきれない願いを、同じくらいの絶望を抱えたLunaが傍で見守ってくれる。だから何処までも普通ではない二人の物語は動くのを止めない

    でも、二人共強い人間ではないから、それぞれが勝手に動くだけでは最高の希望を叶えられない。だから心葉とLunaはパートナーになる必要があったわけだ
    身に秘める感情が大き過ぎる二人が一心同体となり戦場を駆け巡り、世界を壊す終末に反撃をぶちかますクライマックスは最高ですよ!

    こうして心葉とLunaは世界崩壊に抵抗する戦力へと育ったというのに、あの世界の何処かには世界を滅ぼそうとする規格外の黒の魔王もまだ控えているのだから恐ろしいね
    何処まで抗っても限界バトルが続きそうな本作、これからの展開を楽しみに思えるとても良い第1巻でしたよ

    0
    2024年09月23日

    ネタバレ 購入済み

    宇宙空間の創世や終焉を科学的に論じようとすると、何だか胡散臭い宗教観が混じってしまうような気もするが、安定し物理法則が成り立っている世界が崩れる時と言うのは得てしてそんなものかも知れない…。

    今回最後の敵となった前世界の守護者は、ビッグバン以前から継いできた者たちなのか?
    終末を制さないと世界が終わる。
    その為には終末も利用しなければ手に負えない。
    そんな世界でも青春したい、ラノベの主人公のような…って、
    一言では表せませんが次巻も期待です。

    0
    2025年01月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ざっくり言うと異能バトルもの。

    他人の内面の声が聞こえる能力を持つ主人公が悲惨な境遇から救い出してくれた終末停滞委員会に参加して…いつか世界を滅ぼしてしまう様々な「終末」を退治するため活躍すると言う話。
    主人公の能力は割とよくある設定だけど、使い方は結構上手だと思う。

    ただ読んでてなんか散漫な印象がした。
    途中で何回か視点が変わることも関係しているのだろうか?
    メインヒロインもあれ、そっちかとなった。
    あのラストに持っていくのなら、主人公とLunaさんの絡みが途中でもっとあった方が良かった気がする。

    0
    2026年07月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    著者初読。特殊能力を持った言万心葉が現世で死亡後、世界の「終末」を停滞させるための組織「終末停滞委員会」に保護される、と思いきや、実は心葉自身が「終末」であるというところから物語が始まる。兎に角すっごいSF。そうとは知らずに読み始めたため、暫くはなかなか想像が追いつかない場面もあったけど、完璧で最強な美少女やメンヘラ狂い咲きメイドなど、魅力的なキャラが盛り沢山でグイグイ引っ張られた。そして最後に黒の魔王。最初にも出てたね。続編もすぐ出るみたいだから、今後も追いかけよう!SFって面白いんだな笑。

    0
    2024年09月18日

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