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作品一覧

  • 言語起源論の系譜
    NEW

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,925円 (税込)
    「言語」とは何か──すべてはそこに収斂する ヨーロッパの特異性を浮かび上がらせる傑作思想史 ヨーロッパ固有の問い、「言語の起源」。把握不能な生成の瞬間を探求した人々は何を見ようとしていたのか――。ヨーロッパの核心を穿つ傑作思想史。 === 言語の起源とは何か。それは自然と人為、いずれによるものか。古代から近代へと2500年、この問題はヨーロッパにのみ見られる足跡を遺した。ヘブライ語の失墜、新たな「自然」の創出、「起源の言語」から「言語の起源」への転換と国民国家の成立、そして「近代」に固有の逆説……。言語の生成はいかにして可能かという問いがそれらを貫いていく。傍らに一人「生まれ出ざる者」を伴いながら――。長きにわたる追求は、ついにソシュールによる起源の否定へと逢着したが、本当に問題は消えたのだろうか? 膨大な文献の渉猟とともにヨーロッパの核心を剔抉した傑作思想史。第36回サントリー学芸賞受賞。 【目次】 はじめに 序章 人類最初の言語を聞く 第I章 「神」が言語を与える――聖書の時代:中世から一五世紀まで 第II章 複数のアダムたち――国民言語勃興の時代:一六世紀から一七世紀 第III章 人間が言語を作る――「自然」創出の時代:一七世紀 第IV章 起源を証明する――「社会契約」の時代:一七世紀から一八世紀へ 第V章 起源をめぐる闘争――乱立する言語起源論の時代:一八世紀 第VI章 起源を復元する――言語学の時代:一八世紀から一九世紀へ 終章 「起源の言語」を語る天使たち 書誌 あとがき ちくま学芸文庫版あとがき 人名・作品名索引
  • いつもそばには本があった。

    小説・文芸

    4.7
    1巻935円 (税込)
    1冊の本には、たくさんの記憶がまとわりついている。その本を買った書店の光景、その本を読んだ場所に流れていた音楽、そしてその本について語り合った友人……。そんな書物をめぐる記憶のネットワークが交錯することで、よりきめ細かく、より豊かなものになることを伝えるため、二人の著者が相手に触発されつつ交互に書き連ねた16のエッセイ。人文書の衰退、人文学の危機が自明視される世の中に贈る、情熱にあふれる1冊!
  • エスの系譜 沈黙の西洋思想史

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,463円 (税込)
    「なぜか分からないがそうしてしまった」、「まるで自分ではない何かにやらされているようだった」……。こうした話は作家や芸術家の創作についてよく聞かれるが、日常の中にも同様の経験があるのは誰もが知っていることだろう。みずからの行動の原動力だったことは明らかなのに、それが何なのかは明言できないもの。その得体の知れない力を示すために着目されたのが、ドイツ語の代名詞「es(エス)」だった。
  • 日本国民であるために―民主主義を考える四つの問い―

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    「電車で割り込みをされたとき、あなたは何を思いますか?」──誰もが日常で出会う違和感は、国家の成り立ちにまっすぐつながっている。シンプルな問いから出発して「民主主義の原理」を追究し、憲法の成立過程に分け入るとき、戦後日本のあまりに特異な姿が浮かび上がる。──「今、この国で、あなたは日本国民ですか?」

ユーザーレビュー

  • いつもそばには本があった。

    Posted by ブクログ

    人文書を読む悦びを教えてくれた一冊。著者とは年代が近く、どの本にどのタイミングで出会ったのか、そしてそれはどこに繋がっていったのか、といったことに共感できる箇所が多かったため、さながら旧知の友人から受け取った手紙を読んでいるかのような悦びがあった。たとえば、尾崎豊のコンサートに持って行った本がソシュールだったり、大学のイベントで柄谷行人がカントを一から解説するシーンに出会したり。90年代初頭に学生時代を過ごした人文系青年なら誰もが胸の熱くなれるエピソードが満載なのだ。

    0
    2026年03月23日
  • いつもそばには本があった。

    Posted by ブクログ

    本との向き合い方を再検討させてくれる一冊だと感じました。
    人文書であれ何であれ、一人の読者がその本の中に自身の物語を見出し、接近し、その過程で己の知を組み上げていく。
    そうした姿勢を持つことの大切さを読み取ることが出来た気がします。

    0
    2025年09月08日
  • いつもそばには本があった。

    Posted by ブクログ

    わずか125ページの小著だが、人文学的知とはどういうものなのかを教えてくれる。特に論文の引用数だけで全てを評価しようとする風潮に警鐘を鳴らしている。

    著者達が読んだ本を紹介しながら、往復書簡のように話が展開していき、たいへん勉強になる。

    0
    2023年03月31日
  • いつもそばには本があった。

    Posted by ブクログ

    著者たちとあまり学生時代を過ごした年代が変わらないので、この本でふれられている”あの時代”の雰囲気はよくわかる。なぜか浅田彰の本がベストセラーになって、ドゥルーズ=ガタリの『アンチ・オイディプス』などという本が平積みになったりしていた時代だった。ちょっと前には「朝日ジャーナル」などという雑誌があって、”人文的な教養”が価値のあるものと考えられていた時代でもあった。この本はちょっと懐古的に感傷的になっているような印象もあるが、それを踏まえた著者たちの現代への問題意識もわかる。ただ、両者がバックグラウンドとする仏哲学が『知の欺瞞』後にどれだけアクチュアリティを持てているか、単なる”妄想”になってい

    1
    2021年02月03日
  • いつもそばには本があった。

    Posted by ブクログ

    新しい形式である。対談でもない。往復書簡でもない。同時代を生きてきた二人のなかで本を介した記憶や思想のネットワークがつながり、広がる。アクチュアルな哲学に興味のある人ならば、引き込まれるはず。いわゆるエッセイやガイド本ではない。

    ・アーレントは最後まで実存主義を離れなかったには目からウロコ。
    ・内田義彦の『作品としての人文科学』。論文としての人文科学ではなく。
    ・答えではなく、問いが人文科学。

    0
    2019年07月19日

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