作品一覧

  • ウルトラマンになった男
    4.3
    1巻935円 (税込)
    ウルトラマンのスーツアクター初の回想録! 古谷敏氏は初代ウルトラマンのスーツアクターとして以後数十年にわたるウルトラマンシリーズのアクションの原型を作り上げました。本書はその円谷プロの特撮現場における1年間の苦労と知られざるエピソードを生々しく描いた初めての回想録です。 最初の撮影でスペシウム光線のポーズが決まるまでの一部始終、ややあの少し猫背のポーズの由来。また、ウルトラセブン・アマギ隊員役から、イベント会社の設立に至る経緯など、当事者本人の心の動きが時間の経過とともに詳述されている点、当事者本人しか持っていない、かつ本人しか許可を取れない新発見の写真の掲載、などの点で、ファン垂涎の書籍です。円谷プロダクションの全面協力をいただきました。 構成/第1章 ウルトラマンへの道、第2章 過酷な撮影現場、第3章 ウルトラセブン~独立、最終章 四十年後。

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  • 完全解説 ウルトラマン不滅の10大決戦
    4.0
    テレビ放映から55年、映画『シン・ウルトラマン』も公開予定など、いまだ幅広い世代に人気を誇る『ウルトラマン』。だが、「怪獣と戦う空想特撮作品」にもかかわらず、そのバトル自体にフォーカスした本はこれまでなかった。そこで小学生時代に本放送を見て以来の大ファン、漫画家のやくみつる氏が「10大決戦」を選出し、ライター佐々木徹氏とともに、〈ウルトラマンになった男〉スーツアクターの古谷敏氏に、戦いの舞台裏を聞いていく。ゼットン、ジャミラ、ゴモラ…はもちろん、意外な怪獣も登場。さらに、ウルトラマンが新世紀エヴァンゲリオンやブルース・リーの映画に影響を与えた話、スペシウム光線誕生に力道山が関係していた裏話、ウルトラマンがなぜあの怪獣にあの技を使ったのか、なぜあの怪獣を倒さなかったのか…など、鼎談は思いがけない展開に。巻頭カラー口絵では、ウルトラマンと10大決戦怪獣の、懐かしのバトルシーンも掲載!
  • 完全解説 ウルトラマン不滅の10大決戦

    Posted by ブクログ

    面白い視点で選んだ面白い順位だった。
    タダが一位っていうのは、どうも納得出来ないけど何度も見たくなる戦いと言えばそうなのかも。
    今はYouTubeで何度でも見れるしね。
    タダは2回変身シーンが有るのが昔からお得な気がしてた。シーボーズはウルトラマンのアクションが外人みたいと子供心に思ったものだ。(困ったポーズね。)ギャンゴ、ケロニア?ふーん。
    ゼットンもゴモラも入ってたから良しとしましょう。
    バルタン星人が入ってないのが唯一の不満。(2回目登場、テレポーテーションがある回)
    名作はいつまでも語れます。

    0
    2021年12月08日
  • ウルトラマンになった男

    Posted by ブクログ

    ウルトラマン本というよりは、古谷敏さんのまじめでやさしいお人柄が感じられる文章。もともとアマギ隊員ファンでしたが、ますますファンになりました。ステキです。

    0
    2018年10月09日
  • ウルトラマンになった男

    Posted by ブクログ

    始めは不本意な仕事だったかもしれない。
    でも、それにどう誠実に対処できるかで人生は大きく変わる。
    著者の古谷敏はウルトラマンによって人生が動きだし、そしてそれを見た子供達の人生も動き出した。
    まるで、ウルトラマンが古谷敏を選んだような、そんな奇跡。
    文章は平易で決してうまくはないけど、本心が気持をこめて書いているので、1章毎深く感動できる。

    0
    2010年12月19日
  • ウルトラマンになった男

    Posted by ブクログ

    初代ウルトラマンのスーツアクター古谷敏氏の回顧録。

    メロドラマ映画の主役を目指し、役者の世界に飛び込んだ若者が顔を見せない配役に選ばれる。その葛藤はこの本だけでは語り尽くせないと思う。それでも、彼は仲間や子供たちの笑顔に支えられ、自分だけのウルトラマンを創り出す。

    しかし、彼のピークはそこまでだった。

    ウルトラマンが終了後の俳優業引退、起業、結婚、消息不明のことについて、多くを語っていない。つらい、不器用な人生を送ってたんだろうと察する。

    でも、彼はウルトラマンでの苦労があったから、昔の仲間の後押しで、再び表舞台に帰ってくることができた。その結果が、この本だ。

    不本意な仕事・人生だっ

    0
    2010年02月09日
  • ウルトラマンになった男

    Posted by ブクログ

    初代ウルトラマンのスーツアクター、ウルトラセブンのアマギ隊員役としてウルトラマンに関わった古谷さんの自伝。
    スーツアクターなんて言葉がなかった時代、スタッフと試行錯誤してウルトラマンを作り上げる様子は読んでいて興奮させられる。映画に憧れ東宝ニューフェイスとしてデビューしテレビ作品に鞍替えした著者から見た当時の映画界やテレビも興味深い。
    著者はウルトラセブン後に俳優を引退しイベントプロを立ち上げるが残念ながら失敗。そのあたりはまだ人に話せるほど気持ちが整理できていない様子。いつか話せるようになるといいな。
    幼少期からこの本を書くきっかけのウルトラマン俳優たちとの再開まで、全編通して著者の素朴な人

    0
    2023年11月13日

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