配信予定・最新刊

作品一覧

  • ロバート・キーガンの成人発達理論――なぜ私たちは現代社会で「生きづらさ」を抱えているのか

    ロバート・キーガンの成人発達理論――なぜ私たちは現代社会で「生きづらさ」を抱えているのか

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻5,940円 (税込)
    【対人支援の世界に革命(パラダイムシフト)をもたらした不朽の名著】 職場、対人関係、親子関係…… あらゆる場面における課題の根本原因を追求し、 成人が発達するとはどういうことか、 それを促すためには何が必要かを明らかにする。 著書累計10万部突破。 『なぜ人と組織は変われないのか』『なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか』著者であり、 成人発達理論の世界的大家による、現代社会への鋭いメッセージ。
  • 心の複雑さに向き合うとは、どういうことか 成人発達理論がひもとく痛みと成熟の心理学

    心の複雑さに向き合うとは、どういうことか 成人発達理論がひもとく痛みと成熟の心理学

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻4,400円 (税込)
    ≪内容紹介≫ 【人の「器」の科学 成人発達理論×インテグラル理論が導く変容の地図】 リーダー、コーチ、コンサルタント、教育関係者、セラピスト—— 人と向き合い、人と共に歩むことをあきらめたくない全ての方へ。 「役に立ちたいと思って行ったアドバイスが、真逆の結果を招いてしまった」 「対話を重ねてきたが、どうしても理解し合えない」 「もっと本質的に関わりたいのに、表層で止まっている気がする」 変化はいつも「人」を通して生まれます。けれど善意から始めた関わりが、思いもよらぬ停滞や対立を生むことも、決して少なくありません。 あるいは自分自身についても、こんな感覚を抱いたことはないでしょうか。 「気づけば、同じ状況を繰り返している」 「分かっているはずなのに、変われない」 本書が扱うのは、こうした個別の悩みへの即効的な処方箋ではありません。 問い直すのは、それらを生み出している根本の構造です。 人の心は、なぜこれほどまでに複雑なのか。 そして、その複雑さに、どう向き合えばよいのか。 ◆ 心の複雑さを読み解く枠組み——成人発達理論 × インテグラル理論 著者マーク・フォーマンは、25年以上にわたり臨床の現場で人の心と向き合ってきた心理療法家です。 本書に書かれているのは、理論を振りかざすための言葉ではありません。支援の現場で実際に起きている葛藤、混乱、停滞、そして変化のプロセスを、成人発達理論とインテグラル理論という視点から捉え直し、丁寧に言語化した「実践知」です。 人はどの段階で、どのような痛みや課題を抱えやすいのか。 どの関わりが、その人にとって「今、可能な支援」なのか。 そして、変化を支える立場にある私たちは、どのような成熟を求められるのか。 本書は、こうした問いに答えを与えるのではなく「問い続けるための視座そのもの」を、読者の内側に育てていきます。 さまざまな問題が表出し、迅速で本質的な変化が求められる時代。「どう対処するか」ばかりが問われがちな現場も多いでしょう。 それでもなお——人を理解し、人と共に歩むことを、あきらめたくない。 そう願う方にとって本書は、自他の変化と向き合いながら、確かな一歩を踏み出し続けるための道しるべとなるはずです。 ≪目次≫ ※抜粋 第1章 インテグラル・サイコセラピーの原則 第2章 心理療法における四象限モデル 第3章 発達への衝動と三種類の無意識 第4章 発達のダイナミクス 第5章 発達のライン——認知・自己システム・成熟 第6章 プレパーソナル段階のアイデンティティ発達 第7章 初期・中期パーソナル段階のアイデンティティ発達 第8章 後期パーソナル・トランスパーソナル段階のアイデンティティ発達 第9章 プレパーソナル~初期パーソナル段階への介入 第10章 中期パーソナル~トランスパーソナル段階への介入 第11章 インテグラル・サイコセラピーにおける心の深層性 第12章 インテグラル・サイコセラピーにおけるジェンダーとタイプ 第13章 インテグラル・サイコセラピーにおける多様性 第14章 インテグラル・サイコセラピストの発達
  • 「地頭」を鍛えるとはどういうことか 3 実践編 弁証法思考の体系とアセスメント手法

    「地頭」を鍛えるとはどういうことか 3 実践編 弁証法思考の体系とアセスメント手法

    ビジネス・実用

    -
    1巻4,070円 (税込)
    ≪内容紹介≫ 【コーチ・コンサルタント・マネジャーなど、人を伸ばす人は必読のシリーズ!】 「地頭」はどうしたら鍛えられるのか? 優れた思考者の「思考の動き」とは? 著者のオットー・ラスキーは成人発達に関連し「構造主義的発達論フレームワーク」を提唱しています。 2024年刊行の『「人の器」を測るとはどういうことか』はそのうち「社会的・感情的知性」の発達測定についてでしたが、本シリーズ『「地頭」を鍛えるとはどういうことか』は「認知」の発達について取り上げています。 認知が発達している人は「弁証法(的)思考」ができ、「地頭がよい」といえます。これはロジカル・シンキングがよくできるといった意味ではなく、一寸先が不可解な状況・環境においても、物事を何重にも見つめ、それを頼りに自分の思考を補正しつづけることができ、問題解決や物事への対応ができる状態です。 テーゼとアンチテーゼのいいとこどり(止揚)を行い、迷いが多いはずの状況下でも物事のツボを見きわめられる状態ですが、それはどのような発達段階を通じて可能になるのでしょうか。そして、優れた思考者の思考形態(思考の動き)とはどんなものなのか、その認知的発達度合いの測定はどうしたら可能なのかを、本シリーズはツールとともに明らかにします。 本シリーズで、著者の「弁証法的思考形態のフレームワーク」(DTF)を深く学ぶことで、どんな複雑さや対立をも乗り越えられる思考のメカニズムがわかるでしょう。 1巻(基礎編)では、その理論的土台として、成人の認知の発達局面と、よりよく思考するための「弁証法思考」を解説。 2巻(応用編)では、仕事・業務遂行と認知の発達の関係や、理想的な組織構造(要件適合型組織)について、また具体的に定性インタビューで、相手の思考の動きを捉えながら 思考力を伸ばす方法を詳細に解説。 3巻(実践編)では、相手の思考の動きの形態(28の思考形態)の捉え方や評価方法を習得し、思考力を伸ばす実践者となる方法を詳説します。
  • 「地頭」を鍛えるとはどういうことか 2 応用編 仕事に対する新パラダイムと弁証法思考の可能性

    「地頭」を鍛えるとはどういうことか 2 応用編 仕事に対する新パラダイムと弁証法思考の可能性

    ビジネス・実用

    -
    1巻3,960円 (税込)
    ≪内容紹介≫ 【コーチ・コンサルタント・マネジャーなど、人を伸ばす人は必読のシリーズ!】 「地頭」はどうしたら鍛えられるのか? 優れた思考者の「思考の動き」とは? 著者のオットー・ラスキーは成人発達に関連し「構造主義的発達論フレームワーク」を提唱しています。 2024年刊行の『「人の器」を測るとはどういうことか』はそのうち「社会的・感情的知性」の発達測定についてでしたが、本シリーズ『「地頭」を鍛えるとはどういうことか』は「認知」の発達について取り上げています。 認知が発達している人は「弁証法(的)思考」ができ、「地頭がよい」といえます。これはロジカル・シンキングがよくできるといった意味ではなく、一寸先が不可解な状況・環境においても、物事を何重にも見つめ、それを頼りに自分の思考を補正しつづけることができ、問題解決や物事への対応ができる状態です。 テーゼとアンチテーゼのいいとこどり(止揚)を行い、迷いが多いはずの状況下でも物事のツボを見きわめられる状態ですが、それはどのような発達段階を通じて可能になるのでしょうか。そして、優れた思考者の思考形態(思考の動き)とはどんなものなのか、その認知的発達度合いの測定はどうしたら可能なのかを、本シリーズはツールとともに明らかにします。 本シリーズで、著者の「弁証法的思考形態のフレームワーク」(DTF)を深く学ぶことで、どんな複雑さや対立をも乗り越えられる思考のメカニズムがわかるでしょう。 1巻(基礎編)では、その理論的土台として、成人の認知の発達局面と、よりよく思考するための「弁証法思考」を解説。 2巻(応用編)では、仕事・業務遂行と認知の発達の関係や、理想的な組織構造(要件適合型組織)について、また具体的に定性インタビューで、相手の思考の動きを捉えながら 思考力を伸ばす方法を詳細に解説。 3巻(実践編)では、相手の思考の動きの形態(28の思考形態)の捉え方や評価方法を習得し、思考力を伸ばす実践者となる方法を詳説します。 ≪目次≫ 第一章 仕事に対する能力の発達理論 第二章 組織における仕事の認知理論 第三章 内部職場の骨組み 第四章 職場における弁証法思考と傾聴 パートA 人の思考の概念化 パートB 三人のマネジャーを理解する パートC 弁証法的傾聴の実践:マインドオープナーとしての思考形態 巻末資料1:ドナルドは内部職場をどのように構築するか:DTFをアセス 巻末資料2:クライアントの内部職場に入る手順
  • 「地頭」を鍛えるとはどういうことか 1 基礎編 複雑さを深く捉える成人の認知発達と弁証法思考

    「地頭」を鍛えるとはどういうことか 1 基礎編 複雑さを深く捉える成人の認知発達と弁証法思考

    ビジネス・実用

    -
    1巻3,960円 (税込)
    ≪内容紹介≫ 【コーチ・コンサルタント・マネジャーなど、人を伸ばす人は必読のシリーズ!】 「地頭」はどうしたら鍛えられるのか? 優れた思考者の「思考の動き」とは? 著者のオットー・ラスキーは成人発達に関連し「構造主義的発達論フレームワーク」を提唱しています。 2024年刊行の『「人の器」を測るとはどういうことか』はそのうち「社会的・感情的知性」の発達測定についてでしたが、本シリーズ『「地頭」を鍛えるとはどういうことか』は「認知」の発達について取り上げています。 認知が発達している人は「弁証法(的)思考」ができ、「地頭がよい」といえます。これはロジカル・シンキングがよくできるといった意味ではなく、一寸先が不可解な状況・環境においても、物事を何重にも見つめ、それを頼りに自分の思考を補正しつづけることができ、問題解決や物事への対応ができる状態です。 テーゼとアンチテーゼのいいとこどり(止揚)を行い、迷いが多いはずの状況下でも物事のツボを見きわめられる状態ですが、それはどのような発達段階を通じて可能になるのでしょうか。そして、優れた思考者の思考形態(思考の動き)とはどんなものなのか、その認知的発達度合いの測定はどうしたら可能なのかを、本シリーズはツールとともに明らかにします。 本シリーズで、著者の「弁証法的思考形態のフレームワーク」(DTF)を深く学ぶことで、どんな複雑さや対立をも乗り越えられる思考のメカニズムがわかるでしょう。 1巻(基礎編)では、その理論的土台として、成人の認知の発達局面と、よりよく思考するための「弁証法思考」を解説。 2巻(応用編)では、仕事・業務遂行と認知の発達の関係や、理想的な組織構造(要件適合型組織)について、また具体的に定性インタビューで、相手の思考の動きを捉えながら 思考力を伸ばす方法を詳細に解説。 3巻(実践編)では、相手の思考の動きの形態(28の思考形態)の捉え方や評価方法を習得し、思考力を伸ばす実践者となる方法を詳説します。 ≪目次≫ 第一章 どんな探究システムを用いているか? 第二章 生涯にわたっての真実の修正 第三章 弁証法:その実用化へ向けたフレームワーク 第四章 あなたの思考の鍵盤はどの程度調律されているか? パートA:認知的発達の文脈 パートB:弁証法思考の発達に関する局面理論 第五章 社会的・感情的発達のプロセスモデル
  • 「人の器」を測るとはどういうことか 成人発達理論における実践的測定手法

    「人の器」を測るとはどういうことか 成人発達理論における実践的測定手法

    ビジネス・実用

    3.5
    1巻3,850円 (税込)
    【内容紹介】 『なぜ人と組織は変われないのか:ハーバード流自己変革の理論と実践』の出版を契機に、成人発達理論が人材開発・組織開発に取り入れられるようになりつつあるものの、「それを実践に組み込むにはどうしたらいいのか?」「その人の発達段階をどのように測定し、いかにアプローチするか」という問いに対する答えは、キーガン博士が『なぜ人と組織は変われないのか』で紹介した免疫マップしか示されていません。  実際には、キーガン教授は発達測定手法(主体-客体インタビュー)も生み出していますが、それを紹介する日本語書籍はこれまで存在しませんでした。  キーガン博士に師事し、自身も成人発達理論の発展に大きく寄与してきたオットー・ラスキー博士による本書では、キーガン博士の主体-客体インタビューを解説するとともに、それをさらに発展させた発達段階の測定手法を紹介しています。  成人発達理論の思想的枠組みを理解するための土台となるだけでなく、それを実際の現場で生かしていくための道筋が示された1冊です。 【目次】 序論 第一章:私たちはすでに成人以降の心の発達が何かを知っている 第二章:他者の話に耳を傾ける際に立てる仮説 第三章:クライアントの意識構造はどの発達段階にあるか? 第四章:「単なる」傾聴から仮説に基づいた傾聴への移行 第五章:発達リスクとポテンシャルの測定方法:     移行段階の区別 第六章:発達的葛藤をどのように理解するか? 第七章:強力な会話の構造: 行間を読み取る聴き方 第八章:発達測定インタビューにおける仮説の検証方法 第九章:発達論に基づいたコーチング 第十章:欲求/圧力分析 第十一章:組織における発達的課題・問題 終論
  • U理論[第二版]――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術

    U理論[第二版]――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術

    ビジネス・実用

    4.4
    1巻3,850円 (税込)
    自己・組織・社会のあり方を根本から問い直す イノベーションと変革のプロセスを体系化し、各界に大きな影響を与えている変革理論「U理論」。それは革新的なアイデアを具現化する方法であるとともに、真の自己を見出す道でもある――。ますます混沌とする世界に私たちはどう向き合うのか。豊富な実践事例を踏まえ改訂された第二版。 盲点に気づき、真の自己につながる時、すべてが変わり始める――。 VUCA(変動、不確実性、複雑性、曖昧さ)の時代、私たちが直面する課題に対処するには、「過去から学ぶ」のでは到底足りない。必要なのは、「未来から学ぶ」ことである――。経営学から心理学、認知科学、東洋思想にまで及ぶ学際的な研究と、多様な分野のイノベーターたちへの取材をもとにMITで生まれたU理論。その学習と創造のプロセスは、企業・行政・非営利セクターなどあらゆる分野で変革に取り組む人々に支持され、実践されている。 自らの盲点に気づき、真の自己――知とインスピレーションの最も深い源――にアクセスすること。「出現することを望んでいる未来」をともに感じ取り、ともに創り出すこと……。自らのものの見方・考え方に大きな転換を迫るUプロセスは、自己・組織・社会の「あり方」を根本から変え、目覚ましい成長をもたらす力を秘めている。 この第二版では、U理論誕生から今日までに生まれた世界各地の事例を踏まえ、5つの変化の傾向を示す新たな前書きが追加されたほか、全編にわたり加筆・修正が施された。ケルビー・ビードによる8枚のカラー挿画はUプロセスの旅の見取り図となるだろう。 「未来創造志向のリーダー像とイノベーションのプロセスを学際的に描く味わい深い一冊」――野中郁次郎(一橋大学名誉教授) 「発見の瞬間や相互理解の瞬間に私たちの知性、感情、意志を“開く”方法として、 U理論モデルは深遠で、誰もが待ち望んでいたものである」――エドガー・シャイン(MITスローン経営大学院名誉教授) 「この本はインスピレーションそのものだ。創造のプロセスに定義を与えている」――アイリーン・フィッシャー(アイリーン・フィッシャー・インク創業者) 「U理論とその方法論は、大きな根本的な変化を迎えつつあるこの時代にあっては特に、リーダーシップの本質に深く関わっている」――ピーター・センゲ(MITスローン経営大学院上級講師) 「U理論が組織に及ぼす効果は目覚しいものだが、それにもまして重要なことは、多くのリーダーが経験した驚くべき個人的成長だ」――マーシャ・マーシュ(世界自然保護基金COO)
  • プレゼンシング――最高の未来の可能性を招き入れ、ともに実現する7つの実践
    NEW

    プレゼンシング――最高の未来の可能性を招き入れ、ともに実現する7つの実践

    ビジネス・実用

    -
    1巻3,520円 (税込)
    【世界中のリーダーに支持される『U理論』著者、最新刊!】 世界194カ国・26万人が実践するプログラムの土台となる「U理論」。 20年以上にわたる実践から見出した、新たな深みと最新の手法。 過去や偏見にとらわれず、「最高の未来の可能性」を起点に行動するには──? 「複合危機(ルビ:ポリクライシス)の時代」を「再生(リジェネレーション)の時代」に転換するための知恵。 ・AIではたどりつけない「四人称の知」 ・社会システムと人々の内面の4段階の進化を一覧する「深い変化の車輪(ホイール)」 ・“目には見えない”人々の内面を耕す方法論「エコシステム・リーダーシップ」 [目次] 第1章 我々は沈んでいくのか、それとも浮上するのか? 第2章 社会システムから、社会的な場へ 第3章 深い変化の車輪──システムを映し出す鏡を覗き込む 第4章 プレゼシング、アブセンシング、そして四人称の知 第5章 エコシステム・リーダーシップ──社会的土壌を育む七つの実践 第6章 未来はすで存在している──三つの転換 第7章 炎を守ろう
  • なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか ― すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる

    なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか ― すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻2,750円 (税込)
    自己・組織変革のバイブル『なぜ人と組織は変われないのか』著者最新刊! ほとんどのビジネスパーソンが取り組む、お金にならない「もう一つの仕事」とは――。 あなたは仕事のなかでこんな経験をしたことがありませんか? ・「自分をよく見せよう」「評価を下げたくない」と思うあまり、失敗や弱点を隠してしまう。 ・組織の問題を感じても、上下関係や肩書が気になって指摘できず、本質的な問題解決ができない。 30年以上にわたって「大人の発達と成長」を研究してきた著者は、このように弱さを隠してしまう「もう一つの仕事」が現代の組織に蔓延しており、それに膨大なエネルギーが費やされていると述べています。 それでは、このエネルギーをまったく逆の方向に転換させたらどうなるでしょうか? ・誰もが自分を取り繕う必要がなく、「本来の自分」で職場に来ることができる。 ・全員が全員の「弱点」「限界」を知っており、それを克服するための支援を惜しまない。 ・経営者から現場のアルバイトまで、率直なフィードバックを言い合える文化がある。 ・自分にとって本当に大切な課題に打ち込むことができ、それが会社としてのビジネスの課題に沿っている。 「こんな組織をつくるのはきわめて難しい」と感じるかもしれません。 しかし、世界的に成功している実在の企業がこのような組織文化を築いているのです。本書では、以下の3社が先進事例として取り上げられ、どれも業種や規模にかかわらず、上記のような組織文化を維持しつつ、大きな成功を収めています。 ブリッジウォーター:世界最大のヘッジファンド。長年驚異的な投資成績をあげ、リーマンショックを予期して危機を回避したことで話題になった。 デキュリオン:ハリウッドでトップクラスの人気を誇る映画館アークライト・シネマズグループを経営するほか、大手不動産開発などを手掛ける。 ネクスト・ジャンプ:Fortune1000企業の70%が利用する、従業員向けの割引特典つきECサイトを運営。また、自社の組織文化の構築ノウハウを伝える人材育成プログラムも行っている。 変化と複雑性が増す現代のビジネス環境だからこそ、組織のあり方が問われる 誰もが本来の自分になることができ、弱点を認め合えるというのは、単に「人に優しい組織」であることを意味しません。むしろ、弱点の克服を目指しているからこそ、忌憚のない、ときには厳しいフィードバックがなされることがあります。「痛み」を伴ってでも成長するという強い欲求が必要なのです。 そのようにして人々が成長するからこそ、組織として強くなり、結果としてビジネスの成功を収められる、と著者は主張します。 現代のビジネス環境は、不安定さ(Volatility)、不確実さ(Uncertainty)、複雑さ(Complexity)、曖昧さ(Ambiguity)が強まる「VUCAの時代」と言われています。そこで生じる問題は、これまでのやり方を改良することで解決できる「技術的な課題」ではなく、これまでのやり方を超越した方法で問題解決する「適応を要する課題」であることがほとんどです。 つまり、「うまくいっていた自分/やり方」を捨て、限界を克服してバージョンアップする組織こそが、現代のビジネス環境を勝ち抜いていけると著者は説きます。本書では、そのような「人と組織のバージョンアップ」を可能にする組織を「発達指向型組織(DDO= Deliberately Developmental Organization)」と定義し、DDOになるためにはどうすればいいのかの道筋が示されます。 「本来の自分」を取り戻し、成長の実感を得ながら生き生きと働ける職場で働きたい、またはそんな組織やチームをつくりたいビジネスパーソンへのヒントが詰まった一冊です。
  • 出現する未来から導く ― U理論で自己と組織、社会のシステムを変革する

    出現する未来から導く ― U理論で自己と組織、社会のシステムを変革する

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻2,640円 (税込)
    世界のビジネスリーダーに影響を与えた『U理論』の著者、待望の新著。全く新しいリーダーシップと組織・社会の変革の道筋を語る 【内側から変革を起こせ。】 私たちは混乱の時代に生きている。貧富の格差、政治の混迷、組織の機能不全、環境破壊・・・複雑に絡み合う現代のビジネス・経済・社会の諸課題を乗り越えるには、私たちの考え方の転換が必要だ。盲点に気づき、小さな自己を超え、全体の幸福につながる組織・社会のエコシステムを創らなければならない。その取り組みは既に各地で続々と生まれている――。いま最も注目される変革理論「U理論」の開発者が、未来志向のリーダーシップと組織・社会の変革をより具体的・実践的に論じた待望の新著。 「時代を変える一冊! 今や世界中の多くの人々が目指しているシステム変化の内と外の側面を統合した刺激的で実用的な書籍だ」――ピーター・センゲ(マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院上級講師、『学習する組織』著者) 「志ある人には必読の書である。これまでに読んだ中で最も重要な一冊になるかもしれない」――アーサー・ザイエンス(マインド・アンド・ライフ・インスティテュート代表) 「経済を転換させる独創的で実践的なアプローチを提供する本。私はビジネスを一つの運動ととらえている。この本はその運動を世界と共有し、私たちの深いレベルの人間性を引き出す意欲に火をつけ、今日の危機を転換させるよう私たちを駆り立てる」――アイリーン・フィッシャー(アイリーン・フィッシャー・インク創業者)
  • ビジョンプロセシング――ゴールセッティングの呪縛から脱却し「今、ここにある未来」を解き放つ

    ビジョンプロセシング――ゴールセッティングの呪縛から脱却し「今、ここにある未来」を解き放つ

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,420円 (税込)
    「答えがないのに、ゴールを示すべき」 というジレンマを、誰もが抱えている そのビジョンは、「現在の自分たち」を勇気づけ、 主体性と創造性を解放しようとしているか? 日々のプロセスを問い直すものとなっているか? 自己変容×イノベーションを起こす“U理論”第一人者が 人と組織における長年の実践から編み出した 「不確実な未来との向き合い方」 社会がますます複雑になり、予想外の状況が次々と起こるなかで、将来の見通しはますます不確実なものになっています。 一方で、多くの組織では「うちの会社はビジョンがない」「もっと魅力的なビジョンをつくるべきだ」というプレッシャーが、特にリーダーや経営層にのしかかっています。 このような状況下で、私たちはどんなふうに未来と向き合えばよいでしょうか? その問いにひとつの方向性を示すのが「ビジョンプロセシング」です。 誰かが魅力的なビジョンを設定してくれるのを待つのではなく、1人ひとりが「ほんとうに大切なもの」を問い直し、日々の仕事・生活のなかで未来と向き合う「プロセスとしてのビジョンの見つめ方・捉え方」を提案します。
  • U理論[エッセンシャル版]― 人と組織のあり方を根本から問い直し、新たな未来を創造する

    U理論[エッセンシャル版]― 人と組織のあり方を根本から問い直し、新たな未来を創造する

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    本当の問題を見極め、新たな可能性に気づく 人・組織・社会の本質的な変化はどのように起きるのか? “未来から学ぶ”手法として世界的に注目される 変容とイノベーションの理論、待望の入門版。 「組織や事業の存在目的はどうすれば感知できるのか。私の知る限り、U理論は最も確かで奥深い方法論だ」――フレデリック・ラルー(『ティール組織』著者) <i>U理論とは、過去の延長線上ではない変容やイノベーションを、個人、ペア(一対一の関係)、チーム、組織、コミュニティ、社会といったさまざまなレベルで起こすための原理と実践の手法を明示した理論です。学者、起業家、ビジネスパーソン、発明家、科学者、教育者、芸術家など約130人の革新的なリーダーたちに対するインタビューから生み出されました。 (中略)本書は、U理論とは何か、どうやって実践するのかに加え、私たちが現在抱えている問題の本質は何なのか、時代の進化はどのような段階を経て生じ、その時代の進化の一翼を担う私たちに何が問われているのかを指し示しています。(「訳者まえがき」より)</i> [構成] 第I部 場を見るための枠組み 第1章 盲点 第2章 U理論――形は意識に従う 第3章 社会進化のマトリックス 第4章 針の穴 第II部 意識に基づくシステム変革の方法 第5章 一つのプロセス、五つの動き 第III部 進化的社会変革の物語 第6章 社会のオペレーティング・システムをアップグレードする 第7章 原点に戻る 【著者】 C・オットー・シャーマー C. Otto Scharmer マサチューセッツ工科大学(MIT)上級講師、清華大学客員教授、u.lab 共同創設者。ベストセラーとなった著書『U理論』(英治出版)と『出現する未来』(ピーター・センゲ、ジョセフ・ジャウォースキー、ベティー・スー・フラワーズとの共著、講談社)で、出現する未来から学ぶという「プレゼンシング」の概念を紹介した。カトリン・カウファーとの共著『出現する未来から導く』(英治出版)はマインドフルネスのビジネス、社会、自己への応用に焦点を当てている。中国とインドネシアでセクター横断型イノベーションのためのMIT IDEAS プログラムの座長を務めるほか、MIT×u.lab を通して185 カ国の75,000 人に変革を導くリーダーシップのための学習を提供している。2015 年にMIT ジェイミソン教育功労賞を受賞。
  • 人と組織の問題を劇的に解決するU理論入門

    人と組織の問題を劇的に解決するU理論入門

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻1,899円 (税込)
    U理論はMITのオットー・シャーマー博士とマッキンゼーの知的連携により、世界トップクラスの革新的なリーダー約130人を調査した結果生まれたイノベーションの方法です。誰もが頭をかかえる人と組織の問題に対しても、これまでとは全く異なるアプローチにより、対症療法に終わらない本質的な解決をもたらすことができます。では、なぜそれができるかというと、我々が変革を起こそうとする際の「盲点」に気づいたからです。我々は革新的なリーダーが「何をどうやるか」に注目し、学んでもいますが、「どんな内面の状態から行動を起こすか」という行動の「源」には目を向けていなかったのです。本書はその「行動の源」を転換すべくU字型の谷をくぐり抜け、イノベーションを起こすU理論の入門書。原書『U理論』訳者で、変革ファシリテーションの実績を豊富にもつ著者が、現場のエピソードを盛り込んで、U理論の本質と実践法をわかりやすく解説します。
  • 図解入門ビジネス 最新 U理論の基本と実践がよ~くわかる本

    図解入門ビジネス 最新 U理論の基本と実践がよ~くわかる本

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,782円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あまりにも身近にあるため、私たちは「組織」というものを良く知っている気になりがちです。U理論は、オットー・シャーマー博士が革新的なリーダーを百人以上取材し、個人や組織でイノベーションを起こす条件を調べあげ、体系化した理論です。本書は、理想的な組織をつくりたい方に向けて、U理論の基礎知識から組織開発の実践的なヒントまで解説した入門書です。組織の問題の根本原因や、リーダーのあり方などがわかります。解説動画特典付き。
  • マンガでやさしくわかるU理論

    マンガでやさしくわかるU理論

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    U理論は、MITのC・オットー・シャーマー博士とマッキンゼーの連携により、世界トップクラスの革新的なリーダー約130人にインタビューした結果生まれたイノベーションを起こす方法。 人と組織の問題にも適用可能で、対症療法に終わらない本質的な解決をもたらすことができると話題になっています。 2010年に原書が翻訳されてから注目されていますが、本書はマンガを通して概要を理解できるU理論の入門書です。 知識がまったくない状態でも、U理論とは何か、イノベーションを起こすために必要なものは何かがつかめる1冊です。 【読者限定「解説動画」無料ダウンロードプレゼント付き】

ユーザーレビュー

  • なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか ― すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる

    Posted by ブクログ

    問題を適切に捉えるべし。
    P80 悪い状況は容認してはならない。問題を論じる時、私たちといった漠然な言葉は使わない。その種の表現は個人責任を覆い隠すからだ。

    何かのトラブルがあれば、組織で隠匿するのではなく、個人事例を挙げて議論することにある。

    0
    2026年07月20日
  • 心の複雑さに向き合うとは、どういうことか 成人発達理論がひもとく痛みと成熟の心理学

    Posted by ブクログ

    これは支援者の発達という
             『終わりなき旅』
                     の始まり。

    ーーーーーー

    ✾心の複雑さに向き合うとは、どういうことか
    ✾マーク・D・フォーマン、著
     加藤洋平、監訳・翻訳
     中土井僚、監訳
    ✾日本能率協会マネジメントセンター

    ーーーーーー

    まず本書は592ページから書かれている、
    まとめから読むことをおすすめいたします。

    こちらは各章ごとのまとめになり、あらすじ・目次の役割を果たします。

    こちらを始めに読むことで理解しやすさがまします。

    ーーーーーー

    本書は、
    ケン・ウイルバーの唱えた
    『インテグラル理論』の専門書です。

    インテグラル理論とは本質的には統合的哲学あり、
    “生きながら成長するための道”を示す理論です。

    主要な目的としては、
    人類のさまざまな知の領域からの洞察を、相補的な形で活用する方法を学ぶことをあげています。

    ーーーーーー

    そうなんです。
    本書は大学の講義で使用するような、
    教科書・専門書なんです。

    なので、内容は密であり深い。
    そのため感嘆ではありません。

    ですが、この書を読み込み理解することで、
    開かれる視野・増える視点が多くあります。

    ーーーーーー

    超荒あらすじ要約すると、
    インテグラル理論は、

    ①発達段階(レベル)
    ②ライン(能力の領域)
    ③状態(ステート)
    ④タイプ(類型)

    といった多層のレンズを組み合わせて
    現実を立体的にとらえる枠組みで、

    発達段階に多数のレベルがあること、

    その段階や状態によって支援の仕方・見方が変わる。

    『癒しなくして成長なし、
     成長なくして癒しなし』

    まさしく循環だといいます。

    ーーーーーー

    私はこの書を読むとき、
    『支援者としてできることを増やす』ことを念頭に置いて読みました。

    3つだけピックアップすると、

    ・支援者がクライアントに
    与えることのできる最大の贈り物は
    「開かれた心」であること、

    ・支援者自身が
    「どの視点から世界を見ているか」を自覚し、
    その視点の限界を超えていくこと。

    ・他者に向けた静かな集中状態に入り、
    その人に起きていることに対して
    開かれた受容的姿勢を保つことの大切さ。

    上記を私はあげたいと思います。

    ーーーーーー

    ・当事者として
    ・支援者として
    ・セラピストとして

    それぞれの視点で、
    本書を吸収していく専門書。

    本書の私的なオススメの活用法としては、

    こちらは全部を形式建てて覚えるというより、
    その都度辞書のように引きながら、
    目的を設定し、実践・実用的に使用していくことです。

    とても勉強になる学びの1冊でした✧





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    今、どの層が何を駆動しているのか
    どの層が滞りを生んでいるのか
    どの介入を、どの順番んで、どの深さで行うのか
    といった問いが具体化する

    自己がより複雑で深い次元へと成熟するためには、過去の傷や固定観念が解放される必要があり、逆に心の傷を癒すためには、新しい意味づけの枠組みーすなわち発達ーが必要

    癒しなくして成長なし、成長なくして癒しなし

    支援者自身が「どの視点から世界を見ているか」を自覚し、その視点の限界を超えるための実践書

    本書が扱う発達段階モデルp27

    サイコセラピスト(心理療法士) 人間のあり方の全体的な複雑さに直面する存在

    インテグラル・サイコセラピー
    具体的に言えば、支援者の役割を「人はどのように世界を理解し、意味づけるのか」という理論ーつまり構成主義や発達理論ーに基づいて捉えています

    インテグラル理論とは本質的には統合的哲学p48

    主要な目的
    人類のさまざまな知の領域からの洞察を、相補的な形で活用する方法を学ぶこと

    人の視点は、次の5つの中心的な要因によって形づくられる
    1,その人が知識を獲得する方法(主要な視点・手法・学問分野)
    2、その人のアイデンティティ発達の「段階」
    3、その人がその他の重要な能力の領域、すなわち「ライン」においてどのレベルにあるか
    4,特定の時点におけるその人の「状態」
    5,その人のパーソナリティ・スタイル、つまり「タイプ」(文化的・ジェンダー的スタイルを含む)
    これらの側面を総称する略語「AQAL(アークアル)」
    すべての象限、すべての段階、すべてのライン、すべての状態、すべてのタイプを意味する

    四象限モデル
    原則1
    クライアントの人生を主観的ー客観的、客観的ー個人的、主観的ー集団的、客観的ー集団的という4つの大きな包括的視点からとらえる

    原則2
    クライアントのアイデンティティ発達が、治療的出会いにおいて重要な影響を及ぼす
    支援者自身のアイデンティティ発達も、クライアントの困難に対してどれほど深く共感できるかに影響を与える

    自己システムの成長
    プレパーソナル(前ー個人的)
    パーソナル(個人的)
    トランスパーソナル(超ー個人的)
     
    原則3
    複数の発達ラインや能力が存在することを認める

    ウィルバーによる発達のラインp76
    認知的、自己、価値、道徳的、対人的、深層性、欲求、具体的、情動的、美的

    三分割モデル
    1,認知的発達のライン
    2,自己またはアイデンティティのライン
    3、成熟のライン

    原則4
    一時的な変性意識状態の重要性

    ある特定の心の状態
    複数の異なる深層的な要素が統合されたもの
    具体的構成要素
    ・世界の近く
    ・感情のトーン
    ・記憶の過程
    ・自己の心的モデル
    ・行動的反応パターン

    原則5
    多様な知のスタイルやタイプ(類型)が存在する

    認知的アプローチ
    自己の信念や自己に対する言葉
    心のスクリプト
    人生で何かが起こったとき、その出来事自体ではなく、それに対する解釈こそが幸福や苦痛に大きく影響する

    今ここ

    支援者がクライアントに与えることのできる最大の贈り物は「開かれた心」

    四象限モデルは「ヒューリスティック(経験則)」、すなわち思考の偏りをチェックするための実用的な「手がかり」として機能します

    それぞれの事象に対するアセスメントp104~p107、p108、p110

    あなたの人生のこれらすべての領域は、治療の対象として関係があり、語ってもよいのです

    傷ついているものは何か、どの方向に進むべきか、何が重大な問題であるのか、深く埋もれている経験は何かーそれを知っているのはクライアント自身なのです

    介入の優先順位p116

    統合的視点から見たとき、人間の心の最も深い衝動をひとつ挙げるとすれば、それは「完全性」または「完全な発達」に向かう、根本的で、かつ多くの場合、無意識的な衝動であると言えます

    より誠実であること」は「より意識的であること」すなわち「より自己認識的であること」

    沈潜した無意識
    一時的には意識されていたものの、その後はほとんど意識からは利用できなくなり、無意識の下に沈んでしまったもの

    埋め込まれた無意識
    人は自身の発達段階というレンズを通して経験を翻訳・構築している

    発達のサブフェーズ
    発達のダイナミクスのなかで特に重要なもの 融合、差異化

    差異化のプロセスには「以前の段階や世界観を拒絶すること」がほぼ必然的に伴います
    私たちが最も魅力を感じないのは、ちょうど乗り越えたばかりの意識の秩序である

    統合
    意識的または無意識的に拒絶してきた過去の段階を、新たな段階の視点から自己の一部として受け入れ直すこと
    つまり「過去を所有する」ことが求められる

    発達の重心
    三重の視点:日常的自己・遅れをとっている自己・未来の自己

    支援者の仕事は、この「自己をめぐるダンス」を可能な限り追跡すること

    インテグラル理論の視点では、認知に限らずあらゆる発達段階は「混ざり合い」や「波のような広がり」を持っている

    自己システムの機能
    1,同一化の中心であること
    2,心に秩序や「統一性」を与えること
    3、意思と自由意志の中心であること
    4、防衛機制の中心であること
    5、経験を代謝すること
    6,アイデンティティを「維持すること」と「超えていくこと」のあいだに立つ自己の中心であること

    認知的発達の段階とアイデンティティの発達の段階との対応関係p188

    成熟を「メンタルヘルス」とほぼ同義と考える

    エマージング・アダルト
    18歳から25歳までの年齢層のことを指し、この世代は、以前の同年代に比べて結婚、育児、安定した職業と言った伝統的な大人の役割に定着している可能性がはるかに低い

    ウィルバー
    サイコグラフ」アプローチを提案

    アイデンティティの発達と相関に関するポジティブな心理特性p210

    原始的信頼感 後の感情的・心理的調整にとって重要な基盤となります

    感覚運動的ー未分化的段階

    第1/2段階:情動的ー関係性的段階
    おおむね清吾6か月から24か月のあいだ

    境界性パーソナリティ障害
    自己と他者の間に明確な情動的境界が形成されていない状態が続きます。この境界が不完全であるために、子どもは非常に脆弱な自我を抱え、自らの感情の起源に混乱をきたしやすくなります

    自己愛的禿頭を持つクライアントと接する場合は、支援者はしばしば「この人は私と同じ空間に“いない”のではないか」という感覚を抱きます

    第2段階:呪術的ー衝動的段階
    通常2歳から4歳のあいだの子ども

    呪術的思考とは、深層的・情動的・身体的な世界の間に親密で因果的かつ未分化なつながりがあると見なす認知の枠組み

    魅力的な「集団」との出会いを助ける
    クライアントがこの段階からの差異化を始めた兆候が見られたとき、非常に重要な支援のひとつは、次の段階への学びを促すような、個人的に魅力的で意味のある「集団」との出会いを助けること

    第3段階:神話的ー同調的段階
    自分自身の経験を物語として語ることができる能力の獲得が課題

    第4段階:合理的ー自己著述的段階
    アイデンティティ・ノイローゼ
    個人的なアイデンティティについての混乱から生じるもの
    集団的同一化によって自分を定義することができないと知ってはいるものの「では、自分は本当は誰なのか?」という問いにはいまだに答えを持っていない

    「分かってはいるのに、できない」

    第4/5段階:相対的主義的ー感受的段階

    自分が何をどう見ているかは、自分の視点に依存しているのだ」と任S木下結果、自身の視点を深く掘り下げようとする動機が強まります

    第5段階:統合的ー他視点的段階

    深い孤独感と人生の意味や目的に対する根本的な問いに直面する

    第5/6段階:自我自覚的ー逆説的段階

    第6段階:没入的ー目撃的段階

    共感は必ずしも言語で表現される必要はない

    努力や粘り強さは称賛されるべきであり、進歩は認識され、クライアントの強みや資質は明示的に指摘されるべき

    今ここ

    基本的なナラティブとは、自分自身とその歩みについての、比較的シンプルでまとまりのある物語のこと

    ケイティのアプローチは、強く苦痛を伴う信念に対して、4つの基本的な質問と「転換(ターンアラウンド)」という手法で探索を行う
    1、それは本当ですか?
    2、それが絶対に本当だと言えますか?
    3,その考えを持つとき、あなたは反応しますか?
    4,その考えがなかったら、あなたの人生はどうなりますか?
    5、それを逆にしてみましょう。

    アクティブ・イマジネーションP388
    目を閉じて静かに座り子どもの頃の家庭を思い描いてもらう

    ドリームワーク

    かつて、そこでP390

    直接的接触は、態度とプロセスの転換
    今起きていることのなかに入っていく」あるいは「変えようとせずに、その瞬間にあるものと共にある

    実際に私たちが最も苦しむのは、感情や状況そのものではなく、それに対する抵抗や解釈なのです

    焦点が「思考」や「信念」にある

    認知療法の目的は、特定の歪んだ思考や信念を、よりネガティブでないもの、より肯定的なものへと調整すること

    人生の経験を言葉や思考で語ろうとすることは、数フィート先から海の写真を撮ろうとするようなもの

    上昇的視座「この世を越えた」観点
    下降的視座「この世における」方向性

    臨死体体験NDE

    一般化ーすなわち、物事や概念、社会的集団を広くカテゴライズすることーは、人間が圧倒されることなく世界を単純化し、整理して理解するための道具です

    性差によって有病率に差がみられる主なメンタルヘルスの状態P471

    女性は平均して男性よりも左右の大脳半球において物理的な対称性が高い傾向を示す

    女性は「戦うか逃げるか」反応よりも「手当して友人となる」反応を示す傾向がある

    エージェンシーとコミュニオン
    個として自己を主張したいという欲求」と「他者とつながりたいという欲求

    クライアントは「別の人間になる」べきではなく「より統合された自己」へと向かうべき

    分化によるコミュニケーション・スタイルの違いP511

    ポストモダン的・相対主義的視点の3つの中心的特徴
    1,絶対的な心理は存在しないという信念
    2,社会的・政治的な言説には権力構造が内在しているという理解
    3,人の違いや多様さこそが人間の本質だと考え、それを大切にし肯定する立場

    相対主義的ー感受的な考え方を十分に問い直さないままでいると、心理療法の実践は、その立場に無自覚に引き寄せられてしまう

    人種/文化アイデンティティ発達モデル5つの段階
    1,順応
    2,葛藤
    3、抵抗と没入
    4,内省
    5、統合

    理想的なのは知的理解と体験的理解の両方を兼ね備えること

    自然な没入」とは

    できる限り、絶対主義者の視点を自ら引き受けてみること

    インテグラルであるということは、「時に偏ること」も含んでいる
    信奉者

    特定の声」や「特有の体験」を見出すこと

    「他者に向けた静かな集中状態に入ること」であり「その人に今まさに起きていることに対して開かれた受容的姿勢を保つこと」
    目を開けた瞑想



    発達とは、単なるスキルや知識の獲得ではなく「生きる力の熟成」である

    インテグラル理論や成人発達理論とは、頭で理解するための理論ではなく「生きながら成長するための道」

    断片を越えて「全体としての人間」を理解し、支援するための統合的アプローチーSれがインテグラル・サイコセラピー(統合心理療法)

    それを支える5つの基本原則
    1,多次元の原則ー人間は身体・心・社会・自己の深層性という多層構造を持つ
    2,発達性の原則ー意識は時間と共に発達し、異なる段階を経て成熟する
    3,関係性の原則ー癒しは個人の内側だけでなく、関係の場の中で起こる。
    4、統合の原則ー癒しとは部分の排除ではなく、対立の統合を意味する
    5,臨在の原則ー支援者の“あり方”そのものが最大の介入となる

    私はクライアントをどの象限から見ているか?
    支援の小テインが、心・身体・関係・社会のどこかに偏っていないか?
    癒しを“問題解決”ではなく、“発達のプロセス”として見られているか?

    フロイトが描いた「無意識」は、重荷衝動的・破壊的エネルギーとして理解されていました。しかし、インテグラルな視点では、欲動は生存や快楽の衝動にとどまらず、成長・結合・超越へと向かう進化的エネルギーでもある

    支援者の発達を「意識の拡大」と「共感の深化」というに軸で捉えます

    後期段階では、セラピスト自身が「自己の構築性」を自覚し、介入や理論を越えて「あること(being)」そのものが支援になります

    支援者は、他者を支える中で自らの境界を保ち、身体・感情・意識のバランスを整える必要がある

    私はどの発達段階からクライアントを見ているだろうか?
    自分の中の“癒さていない部分”が、支援の中でどのように影響しているか?
    支援とは、変化を“起こす”ことか、それとも“起こる空間を整える”ことか?

    支援者の発達を「終わりなき旅」

    癒しとは、壊れた部分を修復するのではなく、発達の流れの中で停滞してるエネルギーを再び動かすことーつまり「進化する生命としての私たち」を取り戻すこと

    プレパーソナル
    安全とつながり」が中心テーマ
    支援者は言葉よりも存在で包み込むことが求められます

    パーソナル
    成果から存在へ」と焦点を移すように導く

    トランスパーソナル
    全体性への帰還」として肯定

    支援とは「部分を直す」ことではく「全体を思い出す」こと

    0
    2026年06月13日
  • 「人の器」を測るとはどういうことか 成人発達理論における実践的測定手法

    Posted by ブクログ

    成人の発達理論。プロセスコンサルテーション。発達測定インタビュー。
    他者、自己洞察、価値観、欲求、コミュニケーション、組織での役割。
    意識構造の重心、発達リスク、ポテンシャル。移行へはリスク抑止。
    職務責任・複雑性と時間幅。
    発達段階2:手段・道具的段階。自分のメリット・デメリット。単一視点。
    移行:他者視点、欲求と距離を取る、組織価値観。
    発達段階3:他者・集団依存段階。集団の価値観に従属。
    移行:集団から距離を取る。他者との違い、強み、価値観確立。
    発達段階4:自己著述段階。独自の価値観。
    移行:深い内省、他者を受け入れる、他者価値観、世界との統合、流れ
    発達段階5:自己認識段階。限界を認識し自己変容。

    0
    2026年02月26日
  • 人と組織の問題を劇的に解決するU理論入門

    Posted by ブクログ

    読みやすい本だった。
    組織、個人の意識にイノベーションを起こす、テクノロジー。

    しっかり見る時、自分の中で、あれ違ったと言う風に見えるポイントがある。
    それを手を使い、形づけ、イメージ化し、行動につなげる。

    実践するには、専門家の助けがまだ必要だと感じた。

    0
    2025年08月09日
  • U理論[第二版]――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術

    Posted by ブクログ

    人とのコミュニケーションにおいての適切なプロセスを体系づけている。
    もう一人の自分がじっくり観察し、内省し、自分のあり方との対話によって、次の行動に移る。
    事実に対して直接的なダウンロードをしないようにすることが大事。

    0
    2023年07月15日

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