作品一覧

  • いぐいぐいぐ
    3.3
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人を食べようと里におりてきた化け物三つ目。三つ目に出会った里の娘は、もっと首を長くのばして見せれば自分のことを食べてもよいともちかけて・・・。

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  • キツネの花よめいしょう
    3.0
    1巻1,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おおきなスギノキ山のクマザサのなかに、かあさんギツネとむすめのキツネがすんでいました。むすめのキツネは、あきになると、むこうの山へおよめにいきます。――美しい文としみじみやさしい絵でおくる珠玉の一冊。嫁ぐ日が近いむすめの体を、母ギツネはヤマツバキの実でせっせとみがいていました。谷川のむこうの染め物屋さんが、河原の石の上にひろげたあざやかな布をみて、「あのぬので花よめいしょうをつくったら、きっとお山一のおよめさんになるだろうな」と母ギツネはいつも河原の布をながめていました。ひとかげがなくなったとき、母は布をくわえて走りましたがすぐに見つかり、命からがら草むらに逃げ込みました。美しい布があきらめきれない母ギツネでしたが、かみなりのあとのあめつぶで七色にかがやくむすめのからだをみて、娘がどんな布よりもきれいなことに気がついたのです。娘を思う母ギツネの愛情が、せつないほど伝わってくるお話です。
  • ひいちゃんとタチアオイの花
    -
    1巻1,200円 (税込)
    梅雨のころ、まっかなタチアオイが咲くと思い出す。一番の友達だったひいちゃんとの思い出。たくさん咲いているタチアオイの中から、同じ高さの二本えらんで、どっちがながく花が咲くかのくらべっこ。「ことしは、ひいちゃんが勝った」「ことしは、マキちゃんが勝った」――と、争うのが、何年もつづいたふたりだけのたのしみだった……
  • 土の笛
    -
    1巻1,100円 (税込)
    佳奈のとなりの家に住んでいるおじいさんは、焼き物を作りながら暮らしています。ある日おじいさんが、笛を吹いていました。それは土を焼いて作った笛でした。おじいさんが土で笛を作ったのには、わけがあって……
  • こんこんさまにさしあげそうろう
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 穴のそとは雪の原。寒さと飢えにふるえる子ギツネをのこし、母ギツネは食べ物をさがしにそとへ出ました。その時「チーンドンドン」お稲荷さんの森から祭りの音が聞こえてきました。
  • あたしのあ あなたのア☆(ことばがうまれる)☆ 絵本:幼児の“ことばのたね”を育てる!
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 文字にも、手がある、息がある、声がある、からだがある! 抑揚や高低・長短をつけて遊んでみませんか。幼い子のなかでことばの芽が自然に育っていきます。ページを開くと、声が、ことばが生まれる、その瞬間に立ちあえます。

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  • 一二とうげ
    -
    1巻999円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 村から村へこすには、ながいながいとうげがあった。とうげの上のささやぶに、1ぴきのキツネがすんでおった。キツネは、ほっぺのあかい、かわいいむすめを見つけて……
  • おさよつばき
    -
    1巻999円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 氏神さまの境内にある二本の大きな椿をだいた、なんじゃもんじゃの木の下で出会った二人。谷底の隠れ屋敷に住む若者の忍者は、盲目で村一番の器量良しの少女おさよのことを好きになってしまい、掟をやぶった罰で村を追い出されることに……。

ユーザーレビュー

  • こんこんさまにさしあげそうろう

    Posted by ブクログ

    冬になって、雪が積もり、山にはきつねの獲物がありません。
    こぎつねは、ひもじくて、寒くて、泣きだします。
    お母さんは人里に狩りに出かけますが、なかなかうまくいきません。
    困り果てていると、人間の子どもたちが、鐘や太鼓をたたきながら登ってきます。
    「野施行 」です。

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    2017年12月01日
  • こんこんさまにさしあげそうろう

    Posted by ブクログ

    夏に読んでしまったけど。寒い寒い冬の夜のおはなし。

    寒い寒い冬の夜。

    「さむいよう、おなかが すいたよう。なにか たべたいよう。」

    子ギツネのために 凍てつく冬の夜、村に降りてゆく母さんキツネ。

    なかなか獲物にありつけない。

    また明くる日も日が暮れると村に降りてゆく母さんキツネ。その日は、野施行の夜だった…

    母さんの、子どもへの愛、暖かいお話でした。

    0
    2018年07月07日
  • いぐいぐいぐ

    Posted by ブクログ

    三つ目の鬼(お化け?)が腹を空かせているところに、娘がやってくる。持っている油をあげるから、首をもっと伸ばしてみてと娘がいうと「いぐいぐいぐいぐ ごじゃらばごじゃれ」と唱えれば、三つ目の首が伸びるという。
    娘がどんどん唱えると、首はどんどんのびる。
    そのうち、カエルまで唱え始め、どんどん伸びてしまう。
    離れた所に住むお婆さんが、こんな長いふんどしは見たことないと、三つ目の首をちょきんと切ってしまいました。

    0
    2013年03月12日
  • いぐいぐいぐ

    Posted by ブクログ

    (一)首がどこまでも伸ばせる三つ目は人を食おうとした。
    (二)誰でも呪文を唱えると三つ目の首は伸びるらしい。娘さんやら蛙やらが呪文を唱えまくったので果てしなく伸びてゆく。
    (三)言葉のおもしろさゆえ音読するための絵本。

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    2022年12月25日
  • いぐいぐいぐ

    Posted by ブクログ

    内容はトリッキーですごく面白い、でも、方言が難しい。”いぐいぐいぐいぐ"って呪文が、カエルの鳴き声と間違われるとこが肝なんだけども、ちょっと子供にわかりにくいかなぁ。

    読み聞かせにはちょっと高度かもしれない。

    0
    2015年10月13日

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