梶山俊夫のレビュー一覧

  • こんこんさまにさしあげそうろう
    冬になって、雪が積もり、山にはきつねの獲物がありません。
    こぎつねは、ひもじくて、寒くて、泣きだします。
    お母さんは人里に狩りに出かけますが、なかなかうまくいきません。
    困り果てていると、人間の子どもたちが、鐘や太鼓をたたきながら登ってきます。
    「野施行 」です。
  • いぐいぐいぐ
    復刻版だけあって復刻の意味があるのだろう。いぐいぐいぐの連続で読んでいてくたびれてしまいましたよ。なんでも『三つ目』は、みみずになってしまったらしい。
  • こんこんさまにさしあげそうろう
    夏に読んでしまったけど。寒い寒い冬の夜のおはなし。

    寒い寒い冬の夜。

    「さむいよう、おなかが すいたよう。なにか たべたいよう。」

    子ギツネのために 凍てつく冬の夜、村に降りてゆく母さんキツネ。

    なかなか獲物にありつけない。

    また明くる日も日が暮れると村に降りてゆく母さんキツネ。その日は、...続きを読む
  • いぐいぐいぐ
    三つ目の鬼(お化け?)が腹を空かせているところに、娘がやってくる。持っている油をあげるから、首をもっと伸ばしてみてと娘がいうと「いぐいぐいぐいぐ ごじゃらばごじゃれ」と唱えれば、三つ目の首が伸びるという。
    娘がどんどん唱えると、首はどんどんのびる。
    そのうち、カエルまで唱え始め、どんどん伸びてしまう...続きを読む
  • いぐいぐいぐ
    (一)首がどこまでも伸ばせる三つ目は人を食おうとした。
    (二)誰でも呪文を唱えると三つ目の首は伸びるらしい。娘さんやら蛙やらが呪文を唱えまくったので果てしなく伸びてゆく。
    (三)言葉のおもしろさゆえ音読するための絵本。
  • いぐいぐいぐ
    内容はトリッキーですごく面白い、でも、方言が難しい。”いぐいぐいぐいぐ"って呪文が、カエルの鳴き声と間違われるとこが肝なんだけども、ちょっと子供にわかりにくいかなぁ。

    読み聞かせにはちょっと高度かもしれない。
  • キツネの花よめいしょう
    花嫁になる娘きつねを着飾ってやろうと、あれこれしてあげる母きつね。
    そのままが、いちばん輝いていてきれい、とわかるんだね。
    とってもかわいい母と子。秋に読みたい本かな。梶山氏の絵がすてき。
  • こんこんさまにさしあげそうろう
    おかあさんきつねのこどものことを思う気持ちがとても切ないです。また、野生の動物に配慮した「のせぎょう」。なんて素敵なお祭りなんだろうと思いました。