あらすじ
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穴のそとは雪の原。寒さと飢えにふるえる子ギツネをのこし、母ギツネは食べ物をさがしにそとへ出ました。その時「チーンドンドン」お稲荷さんの森から祭りの音が聞こえてきました。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
冬になって、雪が積もり、山にはきつねの獲物がありません。
こぎつねは、ひもじくて、寒くて、泣きだします。
お母さんは人里に狩りに出かけますが、なかなかうまくいきません。
困り果てていると、人間の子どもたちが、鐘や太鼓をたたきながら登ってきます。
「野施行 」です。
Posted by ブクログ
夏に読んでしまったけど。寒い寒い冬の夜のおはなし。
寒い寒い冬の夜。
「さむいよう、おなかが すいたよう。なにか たべたいよう。」
子ギツネのために 凍てつく冬の夜、村に降りてゆく母さんキツネ。
なかなか獲物にありつけない。
また明くる日も日が暮れると村に降りてゆく母さんキツネ。その日は、野施行の夜だった…
母さんの、子どもへの愛、暖かいお話でした。