ダンテ・アリギエーリの作品一覧

「ダンテ・アリギエーリ」の「神曲」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 神曲 地獄篇
    4.1
    1~3巻1,078~1,100円 (税込)
    一三〇〇年春、人生の道の半ば、三十五歳のダンテは古代ローマの大詩人ウェルギリウスの導きをえて、生き身のまま地獄・煉獄・天国をめぐる旅に出る。地獄の門をくぐり、永劫の呵責をうける亡者たちと出会いながら二人は地獄の谷を降りて行く。最高の名訳で贈る、世界文学の最高傑作。第一部地獄篇。

ユーザーレビュー

  • 神曲 地獄篇

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    地獄に住む魂たちの中にも、ダンテが共感や尊敬を抱いている人物たちが、幾人か登場します。
    第5歌のパオロとフランチェスカ、第10歌のファリナータ、第15歌のブルネット、第26歌のオデュセウス、等。

    そして誰より、ダンテを導いてくれる準主役のウェルギリウスがそうです。
    彼らが当時のキリスト教会の価値観では、天国に行けないという事に、必ずしもダンテは納得してなかったのではないでしょうか。

    ウェルギリウスは、天国に座を占めるベアトリーチェから頼まれて、ダンテを救済することになりました。
    しかし、地獄にいる魂は、神に見棄てられ、天国からその存在自体を完全否定されている者たちです。
    キリスト来臨という

    0
    2025年01月23日
  • 神曲 天国篇

    Posted by ブクログ

    ダンテの『神曲』は中世の人々の死生観を考える上でものすごく興味深い作品でありました。


    『地獄篇』『煉獄篇』『天国篇』と続けて読んできましたが日本の地獄と浄土と比べながら読むのもとても刺激的なものになると思います。

    0
    2024年08月21日
  • 神曲 地獄篇

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私が『神曲』を初めて読んだのは大学三年生の頃でした。今から10年以上も前です。ですがこの地獄の最下層の氷漬けの世界を初めて目にした時の衝撃は今でも忘れられません。

    「キリスト教の地獄の一番底は氷の世界なのか!仏教と真逆じゃないか!」と私は仰天したのです。

    0
    2024年08月21日
  • 神曲 天国篇

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「天国篇」第三歌・第四歌についての記述。
    生前、神への誓願を破った為に、天国で一番低い天球「月光天」に割り当てられた魂の一人、ピッカルダ・ドナーティ。
    彼女を通して「足るを知る」事の幸福が、美しく描かれています。

    ダンテから、より上天を望むかと問われて、ピッカルダはしばし微笑むと、初恋の火に燃える人のように嬉々として答えます。

    「わたくしどもの意志は愛の力で静まるのでございます。
     おかげでわたくしどもはいまが持つものしか所望せず、
     ほかのものに渇きを覚えることはございません。」
    (「天国篇」第三歌70行~72行)

    しかしダンテは、天国の住人にも階級があることに疑問を感じます。
    それに

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    2024年03月03日
  • 神曲 煉獄篇

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    ダンテの神曲。
    いろいろな訳を3から4種類持っていますが、何度も読んでいるのはこちらの平川さんの訳です。
    挿絵もきれいで読みやすく一番気に入っています。

    #怖い #深い

    0
    2024年02月29日

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