作品一覧

  • 新装版 思考のフロンティア 脱構築

    新装版 思考のフロンティア

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,870円 (税込)
    西洋形而上学への厳密な問い直しである脱構築.それはデリダという固有名,彼の哲学的コンテクストのみに関係しているわけではない.「出来事としての脱構築」は,単なる分析の技法を越えて,現代の実践的諸問題への批判的介入を可能にし,新たなコンテクストを生成させる.それは我々の思考にどのような地平を切り拓くのか. ※本書は「シリーズ 思考のフロンティア」として刊行された同名書目を,新装版として再刊したものです.本文は原則として初刊時のものを踏襲しています.

    試し読み

    フォロー
  • ジャック・デリダと精神分析 耳・秘密・灰そして主権

    ジャック・デリダと精神分析 耳・秘密・灰そして主権

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻3,190円 (税込)
    この「暗い時代」(ハンナ・アーレント)をともに生きる「われわれ」,厳しい宿命を分かち合う,すべての人間のために――.「科学的エヴィデンス主義」に侵された精神医療にいかに抗するか.「対テロ戦争」や難民問題に揺れる現代社会の倫理的諸課題にいかに応答すべきか.デリダの思考を触媒とし,「脱構築としての精神分析」を指し示す導きの書.

    試し読み

    フォロー
  • 千のプラトー 上 資本主義と分裂症

    千のプラトー

    ビジネス・実用

    4.5
    1~3巻1,540円 (税込)
    ドゥルーズとガタリによる最大の挑戦にして未だ読み解かれることない比類なき名著。リゾーム、アレンジメント、抽象機械、リトルネロ、戦争機械など新たな概念を創造しつつ、大地と宇宙をつらぬいて生を解き放つ多様体の思考。器官なき身体/存立平面から“機械圏”へ―来たるべき民衆のための巨大な震源。
  • 千のプラトー 合本版 資本主義と分裂症

    千のプラトー 合本版 資本主義と分裂症

    ビジネス・実用

    -
    1巻4,620円 (税込)
    ドゥルーズとガタリによる最大の挑戦にして未だ読み解かれることのない比類なき名著。かつてない国家、戦争、技術、資本への問いから、平滑空間/条里空間の考察を経て非有機的生に向かう壮大な歴史哲学。 ※本電子書籍は、「千のプラトー 資本主義と分裂症 上・中・下」の合本版です。
  • 他者の単一言語使用 あるいは起源の補綴

    他者の単一言語使用 あるいは起源の補綴

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,001円 (税込)
    「私は一つしか言語をもっていない,ところがそれは私のものではない」――植民地支配下のアルジェリアに生を受けた〈フランス-マグレブ-ユダヤ人〉の特異な自伝的回想が告げる言語的追放,本来性なき離散する〈私〉の経験.ヨーロッパ近代原理を脱構築するデリダ,その不可能なアイデンティティ・ポリティックス.

    試し読み

    フォロー
  • 批評と臨床

    批評と臨床

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    文学とは錯乱/一つの健康の企てであり、その役割は来たるべき民衆=人民を創造することなのだ。文学=書くことを主題に、ロレンス、ホイットマン、メルヴィル、カント、ニーチェなどをめぐりつつ「神の裁き」から生を解き放つ極限の思考。ドゥルーズの到達点をしめす生前最後の著書にして不滅の名著。
  • 変成する思考 グローバル・ファシズムに抗して

    変成する思考

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻1,430円 (税込)
    世界を席巻するグローバリゼーションの波が、隠蔽し抹消しようとしているものとは何か。軍事、政治、経済、そして社会の諸制度を一元化しようとする力に抗して、われわれがなしうることとは何なのか。思考の枠組を組み換え、新たな社会空間を創出するために「文化と翻訳」「民主主義と暴力」をめぐって展開される白熱の討論。

ユーザーレビュー

  • 千のプラトー 下 資本主義と分裂症

    Posted by ブクログ

    「リゾーム」「多様体」「器官なき身体(CsO)」「強度」「顔貌性」「非正確(不正確ではなく)」「存立平面」「戦争機械」「抽象機械」といった数々のD-G用語について、おぼろげながら理解した。

    本の主題は、資本主義と分裂病なのだが、内容は資本主義の分析にとどまらず、「人間」「言語」「国家」「生命」を、歴史的・宇宙的な規模から考察するどえらい内容となっている。

    思考のフィールドが広大すぎて、さすがの翻訳者(宇野邦一先生)も、その全貌をとらえきれないという感じで、あとがきを書いておられる。発刊後43年が経過して、まだ、この本の本格的な解説書は現れていない。
    リゾーム概念は、おそらくブロックチェーンやDAO、DeFiといった非中枢型・分散型組織/経済が実装化した現代においてこそ、さらなる発展可能性をもっているような気がしている。

    0
    2023年05月25日
  • 千のプラトー 中 資本主義と分裂症

    Posted by ブクログ

    記号の発生から、記号を脱したアナーキーな領域の多様性までを語る『千のプラトー』シリーズの中巻。脱記号化と、カオスからの非記号的なものの発生を語るパート。
    単に記号的なものを否定的に語るだけじゃなく、記号そのものの成立と非記号的なものの成立自体を描き出すことによって記号に対して批判的な立場を取るというやり口は、ドゥルーズの面白いところ。おそらく、そういう仕方で対象を肯定することこそが、もっとも批判的でありうるのだと思う。寄り添い存在することはそれ自体差異の共存であり、批判的創造的なんだろう。(そうした存在性について述べられるのが下巻)

    0
    2017年06月29日
  • 千のプラトー 中 資本主義と分裂症

    Posted by ブクログ

    「生成変化」「リトルネロ」および、既出ではあるが幾度もリロードされアップデートされる「(脱/再)領土(化)」の3つの概念が中巻においては差し当たり極めて重要。その周囲に彼らの独創的ではっとするようなテリトリーがあり、おそらく彼らの予想を越えた含蓄がある(その予感が「文学をひきあいにだしすぎる」と非難されながらも[上p ]、文学性に近づけた動因ではないだろうか。その美しい表現は、まわりくどく曖昧ないいかただととらえることもできるだろう。しかし、「すべてを曖昧にしておくのは容易だなどと考えないでほしい。」[p64])。

    第7-9章は、それらの重要な概念をもちいた実践例。「顔貌性」や「切片性」といった概念は触発される美しい概念ではあるが、周辺機器であり、実践の結果細分化されたもの。ただし、「此性 hecceite」は散発的で短命(※その前後で表立たない)だが、重要[p208「人称や主体、あるいは事物や実体の個体化とはまったく違った個体化の様態がある。われわれはこれを指して<此性>hecceiteと呼ぶことにする。」]。そうはいっても、ひとによって、気分によっては有用性がありうる。

    馴染みがないひとは、事前に「原子」「分子」「モル(状)」「質量[料]」「コード(化)」「強度」「速度」などについて調べて、自分なりに考えておくとつまずかない。メタファーに馴れないと翻弄される。こんな絵画的な書物はない。いや、地図的な書物だ。たとえば、「存立平面」「緯度」「経度」といったなぞらえは、「地図化すること」に基づいて理解できる[p207「存立平面の上では、一つの身体はもっぱら経度と緯度によって定義されるのだ。」]。地図はつかうことができる(車のナビ…)。それはリゾームともたとえられる。それが「千のプラトー」全体を貫く原理であり、この書物が目指された姿。

    0
    2012年12月29日
  • 千のプラトー 上 資本主義と分裂症

    Posted by ブクログ

    序章の「リゾーム」は全体の概観を示す。まずこの小片が書かれて発表され、本書に繋がった。ここだけで「アンチ・オイディプス」とは比較にならないほどの射程と奥行きをもっているのがわかる。新しい語が唐突に用いられるので(リゾーム?脱領土化?器官なき身体?強度?存立平面?)、ごく一般的な生活をしている人には「浮いている」ので馴染みずらいか。まず書き方に慣れ、全体を通読、あるいは結論意外の章を[「結論だけはおわりに読むべきである」※冒頭の緒言より]好きな順に、開いた順にでもとにかく通読すること。細かい意味はあまり気にせずに、何度か通読して全体に慣れること。そうすると、この書物全体が地図であることがわかる[p18]ので、次は現在地と目的地を確認するだけだ。これが「千のプラトー」の意義、活用法であって、従来の哲学書のイメージを覆す。ほとんどハウツー本。


    なぜ、何度か通読する必要があるのかというと、この書物自体が帰結ではなくドゥルーズとガタリの手探り感がある生き生きとした思考の過程そのものの提示であるような、悪く言うと「曖昧な」書き方に貫かれているからだ。例えば、捨てられる、あるいは潜り込んでしまうイメージの概念もたくさんある[「それらを網目組織と呼ぶことにしよう」p25などは、このあとほとんど用いられない]ところ。でもそれは、やっつけ仕事などではなく、序章で示されたように「リゾーム」としての書物だから。言い方は厳密ではないが、「活用してもらう」ことこそ、彼らの願いであったはず。様々な新しい概念のキワが絶妙にぼかされていて、読み手の可変的(可塑的)な解釈を許す(=柔軟性がある)ので、絵画にも近い。

    1
    2012年10月31日
  • 千のプラトー 上 資本主義と分裂症

    Posted by ブクログ

    当時、紙爆弾と呼ばれたインパクトのある、哲学。
    当人たちはポップ哲学とかいっていたけど、
    ポップというより、パンク、
    いやパンクなんかでは表現しきれない、
    爆弾 な 本

    1
    2011年06月23日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET