田中経一の作品一覧

「田中経一」の「愛を乞う皿」「一線」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 【分冊版】 1
    完結
    -
    全6巻110~220円 (税込)
    ※電子版「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」の【分冊版】です。「第1話」収録。 「最期の料理請負人」佐々木のもとに舞い込んだ“依頼”。それは、第二次大戦中に山形直太朗という天才料理人が作り上げた、満漢全席をも凌ぐという「大日本帝国食彩全席」を蘇らせてほしいという内容だった。その全部で4冊あるというレシピを捜していくうち佐々木は直太朗が巻き込まれていた大いなる陰謀を知ることになり……。心震わせる料理の数々、そして時をこえて複雑に絡み合う人々の想いは――!?
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶
    4.5
    1巻721円 (税込)
    第二次大戦中に天才料理人・直太朗が完成させた究極の料理を蘇らせてほしいと依頼された、絶対味覚=麒麟の舌を持つ佐々木充。彼はそれを“再現”する過程で、そのレシピが恐ろしい陰謀を孕んでいたことに気づく。直太朗が料理に人生を懸ける裏で、歴史をも揺るがすある計画が動いていたのだ。美食に導かれ70年越しの謎に迫る、感動の傑作ミステリー!
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶
    完結
    4.7
    全1巻726円 (税込)
    「最期の料理請負人」佐々木のもとに舞い込んだ“依頼”。それは、第二次大戦中に山形直太朗という天才料理人が作り上げた、満漢全席をも凌ぐという「大日本帝国食彩全席」を蘇らせてほしいという内容だった。その全部で4冊あるというレシピを捜していくうち佐々木は直太朗が巻き込まれていた大いなる陰謀を知ることになり……。心震わせる料理の数々、そして時をこえて複雑に絡み合う人々の想いは――!?
  • 生激撮!
    3.0
    1巻805円 (税込)
    警察のガサ入れを実況中継する高視聴率バラエティ『生激撮!』は過激さが反響を呼び、今や新東京テレビの看板番組である。プロデューサー五味剛はある日覚せい剤密売犯の顧客名簿に“局内の大物”の名前を見つける。その後次々と暴露される“ヤバイ話”の裏で進む陰謀の正体とは? 欲望と嫉妬が渦巻くテレビ業界を書く怒濤のノンストップ・サスペンス。 ※本作品は 2017年10月5日まで販売しておりました単行本版『歪んだ蝸牛』の改題、文庫電子版となります。 本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。
  • キッチンコロシアム
    3.6
    1巻1,320円 (税込)
    これは本当に、私がよく知る 「料理の鉄人」の話か? 前代未聞のグルメミステリーを 貪り読み終え、空腹この上ない。――鹿賀丈史 天才料理人たちの嫉妬と因縁と、ある事件。 煌(きら)めく美食ワールドをアレ・キュイジューヌ! 2017年11月3日映画公開! 「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」 原作者が、あの伝説番組を小説化!! 料理の異種格闘技番組「竃(かまど)の鉄人」は異例の高視聴率を叩き出す 富士テレビきっての人気バラエティである。鉄人・道場六三朗に テーマ食材のオマール海老で闘いを挑むのは、フランスの名門 レストランで腕を磨いた注目の若き女性シェフ、河田千春。が、 彼女の出自にはある秘密が隠されていた……。 番組作りに魅せられ人生最高の味と数字(視聴率)を求めるTV屋と、 すさまじき情念を料理に捧げる料理人らがキッチンコロシアムを 舞台に繰り広げる駆け引き、裏切り、陰謀の数々。やがて浮かび 上がる家族の物語とは。濃厚な人間ドラマのエキスが凝縮する一冊。
  • 龍宮の鍵
    3.6
    1巻1,408円 (税込)
    高校を卒業したばかりの小麦は、ホテルのパート従業員だった父・細川幹夫が放火し、自殺を図ったホテルで素性を隠しながら働くことになった。父の自殺がきっかけで“ワケありホテル”となってしまった『クラウンホテル』だが、戦前はまるで龍宮城のような、想像を絶するほど華やかなホテルだった。しかし、創業者で、世界一のホテルマンであった小宮幹二朗は、ホテル乗っ取りを企む塚原威一朗の卑劣な策略により自殺に追い込まれてしまった。無念の死を遂げた幹二郎が残したのは一つの鍵。ホテルのどこかに隠されている宝物が眠るという金庫の鍵だった。しかし、この鍵がいくつもの人生を狂わせていく。金庫に眠る宝物を巡って繰り広げられる騙し合い。外資系企業と旧オーナーによるホテルの買収合戦。最高のホテルマンを夢見る小麦を次々と襲う悪夢。なぜ小麦の父・細川幹夫は自殺しなければならなかったのか。そして、金庫に隠された宝物とは何なのか。時を超え大きな謎が解き明かされていく極上のミステリー小説。
  • 一線
    -
    1巻1,584円 (税込)
    日本・韓国・北朝鮮を舞台に描く迫真のインテリジェンス小説。 2018年に入り、米朝関係は危険な水域に達していた。一手間違えればアメリカの戦略核が平壌を襲い、北のICBMがワシントンに向け発射される。そんな危機的状況下で模索されるトランプと金正恩によるシンガポール首脳会談。その開催40日前、「五島重工」の社員、亀山元一郎が何者かによって連れ去られた。拉致される直前、息子の賢の元に父から一通の封書が届く。中には直径4センチ程のトルコ石、その表面にはギリシア神話にでも出てきそうな男の顔が彫られていた……。
  • 愛を乞う皿
    4.0
    1巻1,584円 (税込)
    鬼才と呼ばれ、怪物と恐れられた北大路魯山人。そのミステリアスで壮絶な一生とは。小説・魯山人 稀代の芸術家が生涯に残した仕事は多岐に亘る。会員制の「美食倶楽部」で食通たちを虜にし、天下の名料亭「星岡茶寮」を立ち上げ、三十万点もの陶芸作品を生み出した。一方天才ゆえの傲慢さ横柄さは周囲の友人、恩人、家族を傷つけ遠ざけ、病床に寄り添うのは平野雅章ただ一人。鬼才と呼ばれ怪物と恐れられた北大路魯山人とは一体どんな人物か。平野は縁の深い人物を訪ね歩き、その実像に迫ろうとする。料理人の松浦沖太と武山一太、若かりし魯山人に影響を与えた細野燕台、盟友・中村竹四郎、陶芸家・荒川豊蔵、三番目の妻中島きよとその娘和子。明らかになる知られざる顔とは。
  • 逆流
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    芸能事務所「ドラゴンプロモーション」の売り出し中の若手女優・弓月苺が誘拐された。事務所の社長・勅使河原竜太は、世間に悟られないように行動を開始するが、竜太は「覚えられない」障害を持っていた。竜太は、記憶を留めるために書き留めているメモ帳を見ながら、日付をさかのぼりで真相を追っていくが、誰にも相談できず事件を探っていく竜太がたどり着いた真相は、自らの過去に起因した信じられない事実と因果だった! 現在から過去をさかのぼる、今までに無い形式で綴られるスリリングな展開の先には衝撃の結末が!
  • なりたくて妖精になったわけじゃない
    3.0
    1巻2,090円 (税込)
    地下アイドル界に新グループ「ティンカーベル」が誕生した。プロデューサーの奇抜な戦略で注目を集めるも、時を同じくして業界内で連続殺人事件が起こり、メンバーも1人ずつ姿を消していく――。少女はなぜ消えた? 「ティンカーベル」は存続できるのか? アイドル、運営、ヲタク……それぞれの過去が交錯する、一気読み必至の地下アイドルミステリー。アイドル番組の演出家の著者だからこそ描ける、業界の真に迫った意欲作。

ユーザーレビュー

  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦中に、天才料理人直太郎が完成させた究極のレシピを蘇られせて欲しいと依頼される。幻のレシピを探していく中で、徐々に謎が明らかになっていくミステリー小説。展開が面白くて、最後はまさかの展開に涙。
    大日本帝国食菜全席204品も掲載されていて、すごいなぁと思った。
    テレビ料理の鉄人の人が著者だと知り、納得。

    0
    2025年09月27日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

    Posted by ブクログ

    随分前に購入して本棚に眠っていた一冊です。
    最近はビジネス書やエッセイ等しか読んでおらず、
    久しぶりの小説でした。
    もうとてつもなく面白い!
    早く次を読みたいだけど、読み進めると終わってしまうという葛藤に何度陥ったことか!
    ラストシーンは3回以上読みました。
    この本は売らずに大切に保管したいと思います。
    最後のページに書かれてある大日本帝国食菜全席のメニューは圧巻です。
    私の中では2024年のナンバーワンです!

    0
    2024年12月31日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

    Posted by ブクログ

    物語の展開にテンポ感があり、一気に読み込んでしまうぐらい没頭できる作品だった。悲しみ、優しさ、情熱…色んな感情が蠢き、場面展開も多いので、頭を使うストーリーで読み応えがあった。
    過去と現在が繋がる所では鳥肌がたった。

    また少し時間空けてから読みたいと思う。

    0
    2024年11月12日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

    Posted by ブクログ

    戦時の歴史の知識もつくし、最後の最後に明かされる真実がびっくりの連続で、最後まで飽きることなくずっと面白い!!

    0
    2024年08月22日
  • ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

    Posted by ブクログ

    舞台は満洲。中国名が頻繁に出てくるので最初は文字が頭に入ってこず苦戦。
    ただ中盤から少しずつ謎が紐解けていき、ページを捲る手が止まらない。ラストは想像以上の真実があり、時代に対する憤りを感じ心が痛んだ。と同時に感動もあり非常に上手くまとまっている。最後一行がとてもカッコよく物語を締めくくっている。

    0
    2024年08月27日

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