佐藤龍雄の作品一覧
「佐藤龍雄」の「渚にて 人類最後の日」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「佐藤龍雄」の「渚にて 人類最後の日」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
某パンジャンドラム界隈で先にお名前を知ってしまっていたので、そうでなくきちんと作品も読んでみようということで読んでみた。いわゆる世界の終末についての作品なのだけれど、作中の誰もが少し先の死よりも、すぐ目の前にある日常のために必死に生きようとしているのが凄く印象的だった。自分だったらどうするんだろう、こんなに落ち着いていられないだろうなと考えてしまう。あとモイラとタワーズの淡い関係が切なくて、でもきちんと線を引いている関係も良いなと思わされた。文章も翻訳によくある難しいものではなく読みやすく、すらすらと読めるのがとてもありがたかった。他の作品も評判がいいみたいだから読んでみたい。
Posted by ブクログ
普遍的な作品
アメリカの潜水艦スコーピオンの艦長タワーズ大佐とオーストラリア在住の女性モイラ。この2人は最後まで一線を越えなかった。タワーズは中盤から、「最後の日は家族が待つ故郷に帰るつもりだ」とたびたび発言するのだが、この状況でタワーズが故郷に帰ることは不可能。家族も亡くなっている。つまり、最後は自決するということを意味している。そしてそれを聞いている周囲の人もそれに対して深い詮索はしないで「そうなんですね」と受け流す。この小説の良さはこんなとこりにある。
ラルフ・スウェインがシアトル近郊で潜水艦スコーピオンから飛び出して、放射能汚染されている自分の故郷に泳ぎたどり着くところも胸にぐっとく