松山剛の作品一覧
「松山剛」の「世紀末救世主伝説 ―魔王― ~勇者の少女を育てるために、魔王の俺が人間界の世直し始めました~」「雨の日のアイリス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「松山剛」の「世紀末救世主伝説 ―魔王― ~勇者の少女を育てるために、魔王の俺が人間界の世直し始めました~」「雨の日のアイリス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
何て事の無い短編娯楽作品と片付けてしまいそうになるけど…。
人間の侵略によって森を荒らされ、無頼漢に成り果てたドワーフたちの話。
法外な契約を盾に髄までしゃぶり尽くそうとする高利貸しと、あくまで民間同士の話として介入出来ない治安官やギルドの関わり。
誰にも真贋の判定が出来ないかと思われた黄金鳳凰のニセ羽根が蔓延し、それに伴う騒動。
ルミアが腰に下げているサーベルにまつわる彼女の過去、そして仇討ちの念とフィーゴに対する嘘偽り無い想い。
雑多な人情模様の末、過去の恨みや想いも大切だが「今の大事」を大切にする重要さかな…
夢の無限エネルギーを手にしたと思った人類が、虚構の繁栄を謳歌していたら手痛いしっぺ返しを喰らい大氷河期に襲われ、それを回避する為に地下シェルターの生命維持カプセル(揺り籠)に待避するも、その管理を不測の事態にも対応できる様に自律型ロボットたちに任せ、ロボットたちが長きに亘り苦しみ藻掻き多くの同胞たちを失い奮闘するも、最後は「半分こ」でめでたしめでたし…?
設定の疑問点を挙げると、氷河期明けに地下深くからの搬出等があるのに、何故に子供型ロボットが?
成長せずに幼いままの彼ら。
大人型も世代交代ないのに人間ぽいし…
あとがきに「再起」の物語とありますが、「再興」「再会」etc…でもありますね。
皇帝への父の失言(?)により、家禄取潰しとなり、父母妹との再会も禁じられ、その離別中に母を亡くした少女フリージア。
更に人身売買の被害に遭うも、どうにか抜け出し、天覧飛翔会で優勝し家の再興と妹との再会を褒美として賜ろうとするも、賭博元締めらの益だけの為に足と翼を打ち砕かれ…。
ガレットとの出会いにより、戦える義翼を手に入れ再び奮い立つも彼女を取り巻く環境は何とも残酷で…。
再び射撃されたり、困難に陥るも、最後の白馬ブッフォンに拍手かな
宇宙飛行士&研究者への道を歩み出した星乃。
そんな星乃の面前に現れたガニメデを名乗る犂紫苑。
留学先への出発が迫る伊万里。
大流星群テロを止める切っ掛けも掴めていない大地。
その上、閉じ込められていた「人生一周目の大地」が現出し…。
幾多のタイムトラベラーらの思惑や、調整者の存在を抜きに考えて変わり過ぎてしまっている現状…。
イオの言葉『才能を言い訳にして良いのは、才能ある人間よりも努力した人間だけだ』が心に途中引っ掛かるも、収束が図れるのか心配になりつつ読み進めば、(つづく)で既に4年以上経過…、完結はあるのか?
未来から遡行してきたのは大地だけで無いのは明確でしたが、単なるタイムトラベラーでない者も含まれている様で、次巻でどう完結するのか…。
今回の表紙の黒井冥子が、その魂である作品を奪った伽神春貴を追って西暦2048年から来た事。
1年D組の犂紫苑が、未来での白銀の片眼鏡の女性で、大地の死後の葉月に?
そして六星衛一に近付く理由はガニメデ?
ベレー帽の少女・空知伊緒は、他の時空で調整してくるのか?
エウロパ(井田正樹)の件他諸々遺恨は残っても、星乃が未来を向けそうなのは好かったが、涼介・伊万里・葉月はどうなるのか?