作品一覧

  • 浪速のロッキーを<捨てた>男 稀代のプロモーター・津田博明の人生
    3.0
    1巻1,870円 (税込)
    大阪・西成の下町から裸一貫で出発して、ボクシング界に一時代を築き上げた男、津田博明。その成功の礎にいたのは、あの赤井英和だった。世界王者という夢を抱いた男達の熱意と思惑、そして「孤独」。
  • 鉄骨クラブの偉人 オリンピアン7人を育てた街の体操指導者・城間晃 (角川ebook nf)
    -
    あのアテネ五輪では冨田洋之、鹿島丈博、米田功の3名。ほかに池谷幸雄、西川大輔、田中光、藤田健一、計7名のオリンピアンを育て上げた町の体操指導者・城間晃。彼が夢に見、こだわったものは何だったのか。 ※本書は2016年3月26日に配信を開始した単行本「鉄骨クラブの偉人 オリンピアン7人を育てた街の体操指導者・城間晃」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
  • 贋品
    5.0
    1巻935円 (税込)
    \   第5回大藪春彦新人賞作家   /   \    渾身のデビュー作    /    \ 多くのメディアに紹介され /     \   文庫化に!    / ■週刊文春     2024年5月30日号 ■週刊現代     2024年6月1日号 ■週刊ポスト    2024年6月7日・14日号 ■日刊ゲンダイ   2024年6月18日付 ■ダ・ヴィンチweb  2024年6月22日付 ■日刊ゲンダイ  2024年6月26日付 ■小説すばる   2024年7月号 ■毎日新聞  2024年7月3日付 ■小説新潮  2024年7月号 ■小説推理     2024年8月号 ■文蔵       2024年9月号 ■このミステリーがすごい! 2025年版 亡き父の友人山井からの提案が、 佐村の地獄の始まりだった――。 東大阪の施設にある本物の「ピカソ」。 それを持ち出しデータ化して、 贋作をつくり、売る!  元学芸員の鑑定で真作認定済み、 絵を持ち出す段取りも終えているという。 狙うは中国人メガコレクター!  騙し通せれば40億円以上での売却も 夢ではない。だが、バレたら死が待っている。 借金を抱えていた佐村は この危険な賭けに勝負する。 (解説:香山二三郎)
  • 萬(第5回大藪春彦新人賞受賞作)

    2.7
    1巻200円 (税込)
    期間限定 無料キャンペーン実施中。 次々と話題の新人を輩出する大藪春彦新人賞、第5回受賞作! ●今野敏 選評(抜粋) 抜群にセンスのある文体だ。普通なら無駄と思えるような日常の描写も、決して無駄になっていない。 ●馳星周 選評(抜粋) キャラクター造形も秀逸だ。なにより、全編を貫くもの悲しいトーンに惹かれた。 ●徳間書店文芸編集部編集長 選評(抜粋) ビリヤードのゲーム性と賭けが結びついたとき、こんなにもヒリヒリする緊張感を醸成できるのかと驚きました。 ●あらすじ 四条大宮にある小さなビリヤード場「萬」。そこは人を引き寄せては掻き回す坩堝だった。 「中村君。あんたはまだ若いからわからんかも知れんが人生いろんなことがある。それが萬、よろづ、という意味や。いろんなことがあったとき、ここへ来たらええという意味や」 そう店主は言う。 球に魅せられた中村は、萬へ通うようになっていった。 九条の食品スーパーで働き、春海と暮らす日々。 そんな静かな日常に、突如その男は現れた。 凄腕の撞き手であることは一目見てわかった。 「賭け球で撞くか」と奴は声をかけてきて――。 ※受賞作のほか、選評および受賞の言葉を収録

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ユーザーレビュー

  • 贋品

    Posted by ブクログ

    浅沢英『贋品』徳間文庫。

    ピカソの贋作を作り、中国人メガコレクターに48億円で売却しようという無謀なコンゲームを描いたエンタメ小説。

    正直、余り期待しないで読み始めたのだが、非常に面白かった。次々と主人公に襲い掛かる危機と予測不能の展開にハラハラドキドキが止まらない。コンゲームの裏に潜む驚愕の真相と深い余韻を残すラスト。全てが良い。本当に良い。


    財産も無く、不眠に苦しみながら無為に生きている34歳の佐村隆の元に亡き父親の友人という山井青藍から、東大阪の宗教団体の施設に保管されている盗品のピカソの『アルルカン』を持ち出してデータ化し、贋作を作り、中国人メガコレクターに売却しようという途方

    0
    2025年10月28日
  • 浪速のロッキーを<捨てた>男 稀代のプロモーター・津田博明の人生

    Posted by ブクログ

    良かった!良かったんですが終盤、「おそらく~」「~はずである」「~かも知れない」という表現が気になってしまった。当事者から話を引き出すのが難しかったのは文章中から伝わってくるんですが…。

    0
    2015年01月19日
  • 萬(第5回大藪春彦新人賞受賞作)

    購入済み

    ビリヤード

    序盤 やや読みづらい文章 ストーリーであるが、中盤からだんだんテンポが良くなってくる。私はビリヤードに関しては全く知識がないのだが、球の配置具合を「風景」と表現しているところなど面白いなと感じた。(ビリヤードの世界では一般的な表現なのだろうか?)不明点を意図的に多く残している終盤は、随分印象的ではある。しかし彼女はどうなったのだろうか?

    0
    2022年03月06日
  • 浪速のロッキーを<捨てた>男 稀代のプロモーター・津田博明の人生

    Posted by ブクログ

    ボクシングのプロモーターの博打打ちのような世界。ボクサーとの絆が中心になるのもわかる。津田を許せなかった赤井英和の気持ちを思うと読みながら津田に腹が立って仕方なかった。商品として使い捨てた印象は拭えない。何らかのカリスマ性もあったのだろうが、人間として好きになれなかった。

    0
    2021年06月12日
  • 浪速のロッキーを<捨てた>男 稀代のプロモーター・津田博明の人生

    Posted by ブクログ

     どこか焦点が合わない眼鏡をかけて歩いている気がする。そんなスポーツノンフィクション。
     なぜ稀代なのかが、よく分からない。
     ただ、赤井さんのボクサーとしての実像を伝えることには成功している。

    0
    2016年07月02日

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