酒井泰介の作品一覧
「酒井泰介」の「セックスと恋愛の経済学―超名門ブリティッシュ・コロンビア大学講師の人気授業」「ケンブリッジ式 経済学ユーザーズガイド―経済学の95%はただの常識にすぎない」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
リード『同僚に知られずにこっそり出世する方法』(2015、ダイヤモンド社)を読む。
トロント在住の経営コンサルが組織の力学を語ったもの。なぜ無能な幹部が多いのか、という一見シニカルな問いから出発し、「そんな無能でも幹部になれた、その技法とは?」という実用主義的なアプローチで組織の力学に迫っております。
わが社でも、ピュアハートな若者が「俺を使ってくれるところで頑張りたい」(聞いていて胸焼けがします)などとのたもう(そしてお局にいじめられて心身を病む)一方、戦略のある者は独自の道を切り開き…
【本文より】
○大した手腕も情熱もない、無能な上司が成功の果実をあらかたもぎ取ってしまうー誰も
複雑な問題を単純に切り開く
期待効果。これを金銭に換算し、統計を用いてブラックボックス化して恋愛の機微のアウトラインを浮き彫りにしている。
驚くべき異世界。でも腑に落ちて、面白い。
Posted by ブクログ
リーマンショックによる大恐慌を改善方向にした国々で何が起きていたかというと,反緊縮財政を唱える政党を国民が勝利させていたという事実。つまり,国民が政治を変えた国。政治家が政治を担うのだけど,国民が任せっぱなしにしない国。
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歴史を学べばそんな失敗を絶対に避けられるとは言わないが,暮らしに関わるような政策を立案する前に,そこから教訓を汲む努力をするべきである。(p.45)
経済学の議論に臨む際には,古の政治家/雄弁家キケロが残した問い―「誰が得をするのか」―を考えなければならない。(pp.415-416)
時には,あからさまに一部の集団を利するような疑わしい仮定に基づいている