作品一覧

  • 「学び」を問いつづけて ~授業改革の原点~
    5.0
    1巻1,980円 (税込)
    学力低下を救い、学習意欲をどう伸ばすか。 東京大学名誉教授、青山学院大学教授である佐伯胖先生の30編余りの論文・講演集。教師は授業の中でどのように子どもの活動を豊かにし、学ぶ喜びや意欲をかき立てるか。まさに「目からウロコ」の鋭い熱い論説集。 (底本 2003年8月発行作品)
  • 「わかり方」の探究 ~思索と行動の原点~
    4.8
    1巻1,782円 (税込)
    読むほどに面白く刺激的!必読の新教育書。 わかる、できる、考える、信じる、おぼえる、見える、遊ぶ、話す、うちとける、笑う、泣くへの認知科学的論考の数々。なぜ「わからないのか」「理科のわかり方」「きめる」がわかる、授業改革への視点を問い直す好著。 (底本 2004年8月発行作品)
  • マルチメディアと教育 知識と情報、学びと教え
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 子どもの生活に広がるパソコン、インターネット、携帯電話……。マルチメディア洪水のなかの教育・学びはどうなる? 「情報=知識」という勘違いを超えて、情報やテクノロジーに振りまわされずに、コンピューターをどう使い、メディアとどうつきあい、学びを獲得するか。

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  • 「きめ方」の論理 ──社会的決定理論への招待
    3.7
    1巻1,320円 (税込)
    ある集団のなかでみんなの意思がうまく反映された決定を下すには、どうすればいいだろうか。特に、各人の考えがバラバラで、にもかかわらずそれらを集約して一つの判断を下さなければいけないとき、望ましいきめ方とはどんなものだろうか。これを探究するのが社会的決定理論という分野である。様々な投票方式が生み出す矛盾から、アローの一般可能性定理、さらにはセンの自由主義のパラドックスやゲーム理論まで、この理論が含みもつ広範な内容をかみ砕いて丁寧に解説。社会的決定における「公正さ」「倫理性」とはどのようなものか検討する。最良の入門書として長年親しまれてきた比類なき名著。
  • どんな方法があるの? 決め方の大研究 ジャンケンから選挙まで
    -
    1巻2,999円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私たちが何かをするとき、「何をするか」「どうするか」を決めなければなりません。あるいは、いろいろなものの中から、「どれを選ぶか」を決めなければなりません。「何をするか」「どうするか」、あるいは「どれを選ぶか」は、すべて「何かを決める」ということです。決めるには、良い決め方もあれば、悪い決め方もあります。悪い決め方で争いが起こらないよう、社会にはどのような決め方があり、どんなときに、どのような決め方を使うとよいのか、本書はそれをビジュアルにやさしく解説しています。具体的な内容は以下のとおりです。【目次より】〈パート1 なるほど! 決め方ってとっても大切〉多数決による決め方/決めるにはルールが必要 〈パート2 そうなんだ! いろいろある決め方〉(1)くじ/(2)選挙/(3)勝負/(4)試験/(5)裁判/(6)審査 〈パート3 おもしろい! 実際に使われている決め方〉宝くじ、ドラフト会議、ノーベル賞、オリンピック競技 ほか。

ユーザーレビュー

  • 「わかり方」の探究 ~思索と行動の原点~

    Posted by ブクログ

    冒険の書の推薦本である。ひとつのことを書いたわけではなく、様々な雑誌に掲載した文を集めたものである。したがって内容については順を追っての一貫性はないが、わかりやすい。学部の学生が読んでも理解できるであろうし、教員養成系大学の学生にとっても児童生徒が理解するとはどのようなことであるかということが、認知科学を知らなくても理解できるようになっているのでお薦めである。

    0
    2024年03月27日
  • 「わかり方」の探究 ~思索と行動の原点~

    Posted by ブクログ

    「わかり方」という言葉自体も新鮮な感覚だったのだろうと読後に感じます。とてもよかったです。よかったけれど、それを頭の中で、さてどういうことかと整理しようとしてもうまくいかないのです。具体的な子どもを前にしたイメージをしてみると、なかなか思った通りにもいかないなと。
    そういう思考自体が楽しいので、とても、よかったと言えます。

    教師として、「わからせ方」を研究してきたのだなと気付かされます。子どものわかり方について考え、子どもはどうわかるかということについて研究をしてきていたら、子ども観も指導観も変わっていただろうと思います。

    一番は、「学校が学びと遊びを分けてしまった」というところです。遊ん

    0
    2024年01月07日
  • 「わかり方」の探究 ~思索と行動の原点~

    Posted by ブクログ

    学校教育向けに書かれた本だが、企業の社員教育にあてはめても、うなずける内容が多かった。特に、1章は、OJT を実施していく上での学習者の現状を理解、指導していく上での指針になりそう。後半に読み進むにつれてエッセイ色が濃くなるが、それはそれで面白く読めた。

    学術的な話題も散りばめられてはいるが、読みやすい文章で書かれており、各トピックも適度な長さなので、一気に読めた。ただし、先に著者の主張とは異なる意見(従来意見)を紹介しておいて、後からそれを否定する、という形で書かかれている部分いくつかあるので、安易に拾い読みすると(従来意見だけを読んで)誤解するかもしれない。

    0
    2021年06月13日
  • 「きめ方」の論理 ──社会的決定理論への招待

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    NSGA-Ⅱを使った多目的最適化をやっていて、かつ最近ではDeepLearningにもかぶれているという事もあり、非常に楽しく読めました♪

    前半部分については、目的関数が複数ある命題に対してどうやってただ一つの最適解を定義するかについて記述されており、最適化に関するテクニックではない歴史的な流れを学ぶ事が出来、大満足!後半は後半で、日常生活に落とし込んでの示唆に富んだ楽しい本でした♪

    以下、380ページ目にあった、僕が一番心に残った箇所を抜粋して紹介します☆
    ----------------
    人間を狼だと仮定して考案される仕組みは、どんなに立派に見え、頑強に見えるオリを作ったとしても、どこ

    0
    2021年03月16日
  • 「学び」を問いつづけて ~授業改革の原点~

    Posted by ブクログ

    ずいぶん前の論文も入っている本ですが,なかなか刺激的でした。昨今の「学力問題」問題を考える時の基準にもなりそうです。
    「本来の発問は,触発的な発問だと思う。答えを言わせる発問ではなく,教師の発問が刺激となって子どもの探究がはじまる発問こそが真の発問である。」と佐伯氏。仮説実験授業の「問題」は,まさに,こういう発問の代表と言えるでしょう。
    「<問う>ということを教えるのでなく,教師が頭に描く<答え>を当てさせるための発問はすべて非・教育的発問と言わねばなるまい。」
    ここまで切っちゃうと,浮かばれない現場教師がウヨウヨいそうです。

    0
    2014年09月13日

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