佐伯胖のレビュー一覧
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「わかり方」という言葉自体も新鮮な感覚だったのだろうと読後に感じます。とてもよかったです。よかったけれど、それを頭の中で、さてどういうことかと整理しようとしてもうまくいかないのです。具体的な子どもを前にしたイメージをしてみると、なかなか思った通りにもいかないなと。
そういう思考自体が楽しいので、とても、よかったと言えます。
教師として、「わからせ方」を研究してきたのだなと気付かされます。子どものわかり方について考え、子どもはどうわかるかということについて研究をしてきていたら、子ども観も指導観も変わっていただろうと思います。
一番は、「学校が学びと遊びを分けてしまった」というところです。遊ん -
Posted by ブクログ
学校教育向けに書かれた本だが、企業の社員教育にあてはめても、うなずける内容が多かった。特に、1章は、OJT を実施していく上での学習者の現状を理解、指導していく上での指針になりそう。後半に読み進むにつれてエッセイ色が濃くなるが、それはそれで面白く読めた。
学術的な話題も散りばめられてはいるが、読みやすい文章で書かれており、各トピックも適度な長さなので、一気に読めた。ただし、先に著者の主張とは異なる意見(従来意見)を紹介しておいて、後からそれを否定する、という形で書かかれている部分いくつかあるので、安易に拾い読みすると(従来意見だけを読んで)誤解するかもしれない。 -
Posted by ブクログ
何度も読み返したい一冊。
そして、たとえば、
●できるとは・・・
●信じるとは・・・
●わからないということの意味
●見えるとは・・・
●遊ぶということの意味
●話すとは・・・
●笑うとは・・・
●泣くとは・・・
などなど、
大切な人の言葉をじっくり聴きたい。
あなたを知りたい。
そして、
自分を知りたいと思うのです。
あとがきにある
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物事がわかるには、どうやらひとにはそれぞれのわかり方なるものがあるらしいこと、そのわかり方がずれていると、ある人には実によくわかる話が、 -
Posted by ブクログ
以前紹介した『学びを問いつづけて』の著者です。金大附属の発表会のときの講師として招待している(この方の理論を元に研究している)ということを中前さんから聞いたので,オジャマする前に読んでおかなければと思って手に入れて読んでなかったやつです。
本書の発行は2004年となっていますが,収録されている文章は,1984年~2004年に執筆したもので,著者の考え方が手に取るように分かる気がします。
具体例を挙げてみます。
日本人の「話し方」に存在する気くばりの大部分は,第三人称への気くばりである。「みんな」,「よその人」,「見知らぬ人」,「お客さん」,「聴衆」などへの気くばりである。必然的に,「