作品一覧

  • 事件・事故で振り返る平成全史 令和を生きるために知りたいこと【特別版】

    事件・事故で振り返る平成全史 令和を生きるために知りたいこと【特別版】

    ビジネス・実用

    -
    1巻880円 (税込)
    【WedgeONLINE PREMIUM】 事件・事故で振り返る平成全史 令和を生きるために知りたいこと【特別版】 月刊誌『Wedge』で2024年 5月号(4月20日発売)2024年6月号(5月20日発売)と、2号に渡って特集した「平成全史 令和の日本再生へ 今こそ知りたい平成全史」から、平成に起こった事件、事故に関する記事を集めた特別版です。 月刊誌『Wedge』の創刊は、時代が昭和から平成となった直後の1989年4月20日である。平成時代は、阪神淡路大震災と東日本大震災という「二つの震災」やオウム真理教による地下鉄サリン事件や秋葉原での通り魔事件などさまざまな出来事が発生し、日本社会における課題を表出させた。人々の記憶から忘れ去られないようにするには、正確な「記録」が必要だ。創刊35周年という節目で2号に渡る特集の中から、平成の事件・事故に関する記事を厳選した。 年表(前半) 年表と写真で振り返る 平成前期の日本と世界 年表(前半) 編集部が取材・撮影した写真で振り返る平成(後半)と令和 Part 1 「平成」を利用したオウム真理教 カルトは今もあなたの隣に(江川紹子 ジャーナリスト) Part 2 阪神大震災で進化した警察〝未災者〟の国民にできること(西岡研介 ノンフィクションライター) Part 3 正念場を迎える福島の復興 「巨大な実験場」で終わらせるな(開沼 博 東京大学大学院情報学環・学際情報学府 准教授) Part 4 消えない東電の責任 1Fの今が私たちに問いかけること(Wedge編集部) Interview 1 平成の「重さ」を取り払い なりたい自分になれる社会へ(安藤優子 キャスター、ジャーナリスト) Part 5 増える不登校、変容するいじめ 対応策の〝アップデート〟を(石井光太 ノンフィクション作家) Part 6 減る暴力団、増える半グレ 不都合な真実にも目を向けよ(溝口 敦 ノンフィクション作家、ジャーナリスト) Part 7 「食の平成史」から考える 食べものの価値と商道徳のあり方 鼎談(丸岡 守 まるおか 会長 ×島村菜津 ノンフィクション作家 ×笹井清範 商い未来研究所 代表) Part 8 衰退する夜の銀座 裏面にある女性たちの「性」の自己管理(溝口 敦 ノンフィクション作家、ジャーナリスト) Part 9 平成を映すノンフィクション 私が選ぶとっておきの3冊(稲泉 連 ノンフィクション作家) Part 10 事件史で振り返る平成 「虚」から「実」への転換を 対談(與那覇 潤 評論家× 石井妙子 ノンフィクション作家)
  • スキャンダルを追え! 『噂の眞相』トップ屋稼業

    スキャンダルを追え! 『噂の眞相』トップ屋稼業

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    仰天スクープはこうして誕生した!―― 東京高検検事長のクビを取り、首相を窮地に追い込んだ、 若き「ゲリラ記者」の東奔西走奮闘記! ● 1999年4月9日付朝日新聞朝刊は、一面トップでこう報じていた。 「東京高検 則定検事長に『女性問題』 最高検、異例の調査へ 進退問題に発展も」 記事を読み終えると、すぐさま私はA子さんの携帯に電話。早朝の電話に困惑する彼女に、動揺を抑え、こう言った。 「今からすぐに荷物をまとめてください。今後少なくとも1週間はホテルで生活してもらうことになると思います。1時間後に迎えに行きます。理由は後で説明します……」 法務・検察当局や国会、そしてマスコミを巻き込み、その後1ヵ月にわたって世間を騒がせ、そして私のその後の人生にも少なからぬ影響をもたらした「則定スキャンダル」騒動の幕開けだった。――「プロローグ 未明の電話」より
  • トラジャ JR「革マル」30年の呪縛、労組の終焉

    トラジャ JR「革マル」30年の呪縛、労組の終焉

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻2,640円 (税込)
    「人殺しの組合にはいられない」(本文より) JR東日本労組「3万5000人大量脱退」、「JR革マル」対「党革マル」の「内ゲバ」、北海道の社長2人と組合員の相次ぐ「謎の死」の真相とは。 事態の裏側で、いったい何が起きていたのか。 『マングローブ』を凌ぐ、衝撃の超弩級ノンフィクション! ◆「トラジャ」とは? ①インドネシア・スラウェシ島の中央や西南の山岳地帯に暮らすマレー系の先住・少数民族の名称。現地の言葉で〈高地の人々〉を意味する。 ②旧国鉄の労働組合「動労」「国労」出身の有能な革マル派同盟員で、分割・民営化前後に『職業革命家』として革マル派党中央に送り込まれたメンバーに名付けられた名称。同派傘下のJRのみならず、教職員、郵政等各産別労組の指導にもあたっている。 <内容紹介> 『週刊東洋経済』の短期集中連載「JR 歪んだ労使関係」(3回)を、追加取材の上、大幅加筆し単行本化。 講談社ノンフィクション賞を受賞した前著『マングローブ テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実』(07年)以後を描く。 テーマはJR東日本、JR北海道、さらにはJR貨物の三社の国鉄分割民営化から今日までの労使関係を中心にした経営問題。 それに加えて、『マングローブ』執筆時に判明していなかった、知られざる革マル派非公然部隊の動きや、党革マルVSJR革マルとの暗闘劇を描く。 またJR東労組の大量脱退問題は、会社に対する敗北だけでなく、組合という存在自体に嫌悪感やアレルギーを持っている「当世社員(組合員)気質」への敗北でもあると位置づける。その上で今回の大量脱退は、戦闘的国鉄・JR労働運動の終焉を意味していると結論づける。
  • ふたつの震災 [1・17]の神戸から[3・11]の東北へ

    ふたつの震災 [1・17]の神戸から[3・11]の東北へ

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    1995年1月17日。巨大地震が阪神・淡路を襲った。神戸の街は壊滅し、多くの人が命を落とした。神戸新聞の記者だった西岡研介と松本創は、自身も被災者となりながら、取材をこなす。だが、二人が打ちのめされたのは、強烈な無力感だった。そして、2011年3月11日、東日本大震災が発生。「震災から逃げた」「何も学べなかった」――。悔恨を胸に抱いた二人の記者が、東北の被災地に向き合う。

ユーザーレビュー

  • トラジャ JR「革マル」30年の呪縛、労組の終焉

    Posted by ブクログ

    なんのための労働組合なのか考えさせられる本。
    JR東日本と北海道の実態を膨大な取材、長期間にわたる執念で追い続けてまとめられていて素晴らしい。
    自己の組合の労働者の行動を、強権で縛り付け、付き合いまで管理・干渉し、敵対する労組の組合員へのいじめへの加担を強要するのを見ると、いかにも社会主義共産主義の行き着く先という印象。
    連合・政党含めてまともな労働運動を行う組織の登場を願いたい物です。

    0
    2020年09月27日
  • トラジャ JR「革マル」30年の呪縛、労組の終焉

    Posted by ブクログ

    国鉄の民営化以降も革命的マルクス主義者たちがJR各社の労働組合を牛耳り、役人上がりの経営者と癒着して生きながらえてきた様子を克明に事実をベースに記述。JR東はつい数年前まで、北海道についてはこの瞬間もまだ以上な組合員運動が行われている。

    0
    2020年06月08日
  • トラジャ JR「革マル」30年の呪縛、労組の終焉

    Posted by ブクログ

    ★第2弾だからこその厚み★前作「マングローブ」を読んでいないので重複する部分がどの程度あるのかは知らない。JR東労組から3万人超が脱退した異常事態の裏側を描き、同じ総連系ながら、触れられることの少なかったJR北海道労組の今も残るいびつさを描く。あとがきの最後にあったように、北海道の話をメインに書きたかったが、読者が限られるので東の現在進行形のトピックを先に持ってきたのだろう。東の話を書いた本は多いが北海道は少ないだけに貴重だ。取材の蓄積と歴史観に強みがある。

    東については、経営側が労政転換をして組合をつぶしにかかったといっても、そんなに組合員が一致団結して脱退するわけではない。法令違反かもしれないが、経営側が現場の管理職などを動かしたのだろう。これまでの組合の歪さはおそらく前著でも触れており、逆に経営側から見たこの段階での具体的な戦術が見えるとさらに興味深い。また、現状ではほとんどの社員が組合未加入という事態になった。日本の大手企業としては異例のこの状況がどうなるのかは、労使関係の壮大な実験にもなる。

    北海道の組合の歴史はきちんとたどった書物がないだけに読みごたえがある。ハシにいるからこそ、革マルがより先鋭になるのだろう。内部資料の積み重ねもあり取材は手厚い。社長経験者2人が自死したのは本当に異例の事態だ。中島氏については組合問題とささやかれてはいた。36協定違反を契機に組合が経営側ののませようとした、国鉄時代に逆戻りする「現場協議の復活」の意味の大きさが、詳細な資料と歴史的な経緯をきちんとひも解いてくれたことで理解できた。
    ところで、西側をおさえる連合系の組合なら問題は生じていないのだろうか。

    いずれにも共通するが、(ほぼ)会ったことがない人を糾弾している例も多い。もちろん努力をしても会えなかったのだろう。対立する側の取材が中心となるなかで、まだ生きている人について書ききるのは、取材の厚みへの自信なのか割り切りなのか。胆力がいる。

    0
    2020年01月26日
  • トラジャ JR「革マル」30年の呪縛、労組の終焉

    Posted by ブクログ

    JRではいまだにこんな歪な労使関係がまかり通っているのかと、唖然としながら読みました。
    わが(筆者は北海道出身、在住)JR北海道では、経営側が労組の言いなり。
    たとえば、乗務員らのアルコール検知器を使っての検査も組合側の抵抗(!)で義務化できず、実現したのはようやく2012年になってからです。
    ちなみにこの労組とは、JR北海道労組。
    組合員が他の組合に属する組合員と口を利くことを許さず、結婚式にも出席するのはご法度というのですから、あまりにも偏狭です。
    世間の常識とかけ離れた組合と言わざるを得ません。
    もっとも、歪んだ労政を転換しようとした経営者もいます。
    しかし、労組の抵抗に遭い挫折。
    しかも、わずか3年の間に2人の社長(1人は元社長)が自殺に追い込まれました。
    ぜんたい、社長(1人は元社長)が2人も立て続けに自殺する会社なんてどこにあるでしょうか。
    百歩譲って、JR社内だけのことならまだいいです。
    所詮はコップの中の水の話。
    しかし、これがこと「乗客の安全」に関わってくるとすれば到底、看過できません。
    実際、JR北海道では近年、石勝線で特急「スーパーおおぞら14号」の脱線火災事故をはじめ、数々の事故や重大事案が続きました。
    この背景に、歪な労使関係を背景とした杜撰な安全管理体制があったことを、本書は告発しています。
    さらに、JR北海道では、組合員によるATS(自動列車停止装置)破壊、覚せい剤を使用しながらの運転などが明らかとなりました。
    開いた口が塞がりません。
    JR東日本も相当に異常です。
    特に、JR東労組を脱退した組合員に対する嫌がらせには、怒りを通り越してあきれ果てました。
    この元組合員が制服に着替え、電車に乗務しようとすると、JR東労組の組合員たちが運転席に一番近い車両に乗り込み、「この野郎、こんなところでブレーキをかけやがって」「ヘタクソ、危ねーな」などとヤジを飛ばすのです(一部は現在もyoutubeにアップされています)。
    さらに、この元組合員の証言によると、対向車線から来た電車にハイビームで2、3回パッシングされたり(危険な行為!)、駅構内の信号機を隠されたりしたこともあったそうです。
    乗客の安全などそっちのけ、大事なのは組合のメンツや保身なのでしょう。
    実は、自分は新聞記者として札幌市の小・中学校における国旗掲揚・国歌斉唱の問題を約1年間にわたり取材した経験があります。
    国旗掲揚・国歌斉唱の是非はこの際脇に置いておくとして、その過程で何度も教職員組合を取材しました。
    実は、「子供のことなんて考えていないのではないか」と疑問に思うことがしばしばありました。
    組合の論理が、真に大切な子供たちに優先するのですね。
    JR北海道労組やJR東日本労組、さらにはその上部団体であるJR総連には、極左暴力集団で殺人をも厭わない革マル派が相当浸透しており、本書の大半はそこに割かれています。
    かなり複雑に入り組んでいるので理解するのはなかなか難しいですが、公的企業であり人命を何よりも優先すべきJRに、こんな危険な人物たちが入り込んでいると考えると慄然とします。
    労働者たちが安心して働くためにも組合という存在は必要ですが、不健全な労使関係はただちに是正し、真に「お客様のためのJR」に生まれ変わってほしいと切に願います。
    読む価値あり!

    0
    2020年01月21日
  • トラジャ JR「革マル」30年の呪縛、労組の終焉

    Posted by ブクログ

    極左暴力集団として中核派と並ぶ核マル派が実はJR東日本及びJR北海道を支配している-2007年に週刊現代の連載で、核マル派とJR東日本の関係性を暴き、高い注目を集めた著者による続編ルポルタージュが本作である。

    本作ではJR東日本という会社がどのように核マル派に支配されたのか(その問いは逆に同じ本州のJRであるJR東海とJR西日本ではなぜ支配されなかったのかという問いと表裏の関係にある)を、JR民営化からの歴史を踏まえて明らかにする。そして、2018年になって3.5万人ものJR東日本の組合員が労働組合に嫌気が差し脱退・労組未加入の状況に置かれているという日本の労働史上、前代未聞と呼んでも良い事態が発生し、核マル派の影響からようやく脱した現状が示される。

    一方、JR東日本とは対照的なのがJR北海道である。2名の社長経験者が自殺している同社においては、未だに核マル派の影響下にあり、まともな労使関係が築けていない状況にあることが、これまた明らかにされる。

    大企業で働いた経験のある人間であれば、多くの大企業労組が腐りきっているということは、肌感覚で持っている人も多いと思う。それは私自身も同様であり、既に役目を終えつつある大企業労組というものの見直しが必要なのではないか。

    ”労働貴族”といった昭和の悪しき風習は、彼らを断頭台に送り込むことで終わらせるべきだ。

    1
    2019年09月29日

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