作品一覧

  • 経済学の思考軸 ――効率か公平かのジレンマ
    3.8
    1巻935円 (税込)
    経済学は、資源や財源など与えられた制約の中でどうやりくりするかという問題に絶えず直面し、解決策をひねり出そうとします。「拡大する格差を何とかするには」「全世代型社会保障は可能なのか」「市場メカニズムのカギを握る情報というファクター」「人口減少下におけるトレードオフの大命題」……難題の数々に、経済学の“ものの考え方”を駆使して、効率と公平という2本の評価軸をもとに、その発想と思考を交通整理します。「経世済民」をとことん突き詰め、社会全体の「幸せ」について追究する一冊。
  • 高校生のための経済学入門
    3.5
    1巻825円 (税込)
    わが国の高校では、経済学がほとんど教えられていない。一方、世の人々の経済に対する関心はけっして低くない。本書では高校生にもわかるように、ポイントをきちんと抑えながら、経済学の基本的な考え方を解説する。理論よりも、現実の経済問題の解決に経済学の考え方がどのように生かせるかという、実践的な面を重視する。
  • 高校生のための経済学入門【新版】
    3.7
    1巻935円 (税込)
    毎日の経済ニュースの捉え方や見方を高校生が理解できるように、経済学の考え方を徹底的に分かりやすく解説します。需要と供給、市場メカニズム、金利、格差、効率と公平、景気、物価、GDP、人口減少と経済成長、インフレ、金融政策、税金と財政、社会保障、円高と円安、比較優位、貿易と世界経済……ポイントやキーワードを押さえながら、経済学の全体像を一気につかみましょう。ビジネスパーソンや大学生など、高校生以外の学びなおしにもピッタリの最高の入門書。
  • <サピエンティア>公共経済学
    -
    1巻2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●東洋経済新報社の新しい経済学テキストシリーズ<サピエンティア>第2弾 ●気鋭の経済学者の書き下ろし、公共経済学の中級テキストの決定版! ●公共財、不完全競争、外部性の基礎から、課税、公債、情報の非対称性まで、わかりやすく解説。 ●各章末に演習問題付き(解答は東洋経済新報社サイトにて近日公開予定) 「本書では、効率性と公平性という、経済学とりわけ公共経済学にとって重要な2本の評価軸を常に意識して議論を進めていく。『経済学はお金やコストの話ばかりする』という、経済学への悪口をよく耳にする。これは、効率性をまともに議論するのが経済学ぐらいだから仕方がないところがあり、その点で経済学は損をしている。しかし、経済学には公平性という重要な評価軸もあることも忘れないでいただきたい。その公平性という評価軸を前面に議論に登場させ、効率性と公平性という2本の評価軸で望ましい政府のあり方を議論するのが公共経済学の大きな特徴である。」 「叙述に際しては、数式を使った説明は最小限に抑えるとともに、理論的な厳密性だけを追求する議論はできるだけ避け、直感的に理解しやすい説明に努めた(直感的に「なるほど!」と納得でき、知的な満足感を得られたものほど重要である。そうでないものは、試験が終われば忘れてよい)。また、筆者が学生時代に教科書を読んでいて、もう少し詳しく説明してほしいと思った経験のあるところは、ややくどくなることを承知のうえで丁寧に説明した。」 ……「はじめに」より
  • 日本人の健康を社会科学で考える
    5.0
    1巻2,640円 (税込)
    ■日本人の健康を決めているものは何か? 職歴か、学歴か、所得か、貧困の程度、社会参加の度合いなのか? 社会保障問題、「幸せ」の経済分析などで定評のある著者が、日本人の健康が、日常生活、暮らし、就職、地域、介護、夫婦関係などによって大きく左右されている実態を明らかにし、健康に関わる様々な社会問題を解決するための政策について考察します。 ■学歴がなぜ健康に直接、関係するのか? 本書の特色はしっかりしたデータ分析によって日本人の健康の社会的な要因を明らかにしている点にあります。著者は、それを平易な言葉で解説、だれもが関心を持つ健康について、新しい見方をわかりやすく提示する本です。

ユーザーレビュー

  • 高校生のための経済学入門【新版】

    Posted by ブクログ

    経済学の本はわかりにくいものが多く、読後も 分かったような、分からないような…
    となることが多いのだが、こちらの本は非常にわかりやすい。

    丁寧に丁寧に書かれており、いつもであれば「いまいち分からない。スッキリしない」ところも前提条件や詳細が細かく書かれ、かゆいところに手が届く感があり、今までバラバラに蓄えられていた知識が繋がるスッキリ感がある。

    文章も読みやすく小難しく書かれていないところも、読み手に経済学を楽しんでほしい、経済学の面白さを知ってほしいという思いが伝わってくる。

    著者の本気度が伝わる1冊

    0
    2025年08月20日
  • 高校生のための経済学入門

    Posted by ブクログ

    経済学の勉強をしたくて初めにこの本を読んでみました。
    この本を読んだことで私は初めて日銀のホームページを見てみました。いろいろと公開されているものなのですね。

    0
    2022年11月06日
  • 日本人の健康を社会科学で考える

    Posted by ブクログ

    新しいことの意欲的な試みである。健康面での就職氷河期世代の不利、非正規雇用の不利、社会参加活動なしの不利、中高年の学歴と健康、家族の介護、高齢者がどこまで働けるか、などである。
     社会参加活動のSNSについては盛んに議論があるところであるので、卒論でも容易に取り上げらえるであろう。大学生では、友人の多少だけでなくその他の要因も設定できる。
     学歴と健康では、文科省と厚生労働省が取り組むべき問題である。

    0
    2021年11月11日
  • 日本人の健康を社会科学で考える

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    貧困をどこからに定義するかとか、面白い。要介護でのまじめな介護が精神的によろしくないも、非常に説得力がある。ともかく、楽しく読んだ。よい統計の入門書。

    0
    2021年04月13日
  • 高校生のための経済学入門

    Posted by ブクログ

    需要に対する価格の弾力性とか、世の中に出回っているお金の量を示す、マーシャルのkとか、恥ずかしながら知らないことばかり。でもかなり関心持って読めました。社会保障のことも書いておられるのでそっちもチェックしたい。

    0
    2021年01月05日

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