小塩隆士のレビュー一覧

  • 高校生のための経済学入門【新版】

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    経済学の本はわかりにくいものが多く、読後も 分かったような、分からないような…
    となることが多いのだが、こちらの本は非常にわかりやすい。

    丁寧に丁寧に書かれており、いつもであれば「いまいち分からない。スッキリしない」ところも前提条件や詳細が細かく書かれ、かゆいところに手が届く感があり、今までバラバラに蓄えられていた知識が繋がるスッキリ感がある。

    文章も読みやすく小難しく書かれていないところも、読み手に経済学を楽しんでほしい、経済学の面白さを知ってほしいという思いが伝わってくる。

    著者の本気度が伝わる1冊

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    2025年08月20日
  • 高校生のための経済学入門

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    経済学の勉強をしたくて初めにこの本を読んでみました。
    この本を読んだことで私は初めて日銀のホームページを見てみました。いろいろと公開されているものなのですね。

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    2022年11月06日
  • 日本人の健康を社会科学で考える

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    新しいことの意欲的な試みである。健康面での就職氷河期世代の不利、非正規雇用の不利、社会参加活動なしの不利、中高年の学歴と健康、家族の介護、高齢者がどこまで働けるか、などである。
     社会参加活動のSNSについては盛んに議論があるところであるので、卒論でも容易に取り上げらえるであろう。大学生では、友人の多少だけでなくその他の要因も設定できる。
     学歴と健康では、文科省と厚生労働省が取り組むべき問題である。

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    2021年11月11日
  • 日本人の健康を社会科学で考える

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    貧困をどこからに定義するかとか、面白い。要介護でのまじめな介護が精神的によろしくないも、非常に説得力がある。ともかく、楽しく読んだ。よい統計の入門書。

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    2021年04月13日
  • 高校生のための経済学入門

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    需要に対する価格の弾力性とか、世の中に出回っているお金の量を示す、マーシャルのkとか、恥ずかしながら知らないことばかり。でもかなり関心持って読めました。社会保障のことも書いておられるのでそっちもチェックしたい。

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    2021年01月05日
  • 経済学の思考軸 ――効率か公平かのジレンマ

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    誰一人悪くならないで、少なくとも一人が良くなることをパレード改善的、という。
    一人を良くするためには、誰かが悪くなる場合は、パレード効率的、という=パレード改善的になる余地がない。
    補償原理=悪くなった人の分を補っても、より誰かが良くなること=カルドア基準。実際には実現しない。
    GDPが増えても、国民全体が幸せか、とは別問題。

    選択的夫婦別姓はパレード改善になる。しかし反対の人はそういう社会が嫌だと思っている。
    社会保障は、社会連帯のみで考えるべきではない。給付と負担の損得勘定も正しい。在職老齢年金があるために働き控えをすることは、社会から見ると正しくないが、個人から見れば正しい。生活保護も

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    2025年08月26日
  • 経済学の思考軸 ――効率か公平かのジレンマ

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    経済学からの視点で考えたり、物事を捉えたりできる内容でした。

    勉強不足のため、引き続き学んでいこうと思います。

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    2024年08月22日
  • 経済学の思考軸 ――効率か公平かのジレンマ

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    効率と公平なんだが、結構面白かった。将来世代との負担の話はまあこの政権では無理だし、そのためによそに出られる選択肢が必要なのかもです。

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    2024年08月19日
  • 経済学の思考軸 ――効率か公平かのジレンマ

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    とことん書名にある「経済学における効率と公平の問題」について、やさしい具体例で解説していく。著者は、学部から直ちにアカデミアに入ったわけではなく、官僚としての実務を経由しての経済学者であるので、説明がわかりやすい。「ライフサイクル仮説」が、うさん臭さがぬぐえない、と述べるあたり、共感。

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    2024年07月28日
  • 高校生のための経済学入門

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    経済学についての概要を学ぶ事が出来た。基本的に分かりやすかったけど、gdpデフレーターとラスパイレス物価指数の違いが何回読んでもよく分からない。基準年における変化を加重平均するってので同じじゃないの?

    よくTikTokとかで、金を刷らない財務省は悪!みたいな動画が沢山流れてくるんだけど、そんなに簡単なもんじゃないのね。
    とりあえず自分が死ぬまでは財政破綻して欲しくないなあ

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    2023年04月05日
  • 高校生のための経済学入門

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    非常に幅広く、浅く、時に深く。
    教科書に載っているような基礎的な内容から、現代日本に於ける内容まで網羅されており、かつ高校生目線での説明もあって、かなりスッと内容が入ってきました。

    私も高校生なのですが、書中に書かれているように、高校生以外で経済学を学びたい!という方でもかなり満足できる内容だと思います。
    寧ろ、ある程度、普段政経情報を触っていないと難しいかもしれません。そういう意味では高校生ではなく大人向けと言っても過言ではないと思います。

    初版は2002年と少々古いですが、現在のものは最新版で書き換えられており、データや文言(アベノミクスなど)も新しく、大変タイムリーな話題も多いです。

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    2024年05月02日
  • 高校生のための経済学入門

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    高校の政治経済で学んだことの学び直しだけでなく、社会人として生活する上で基礎的なことをわかりやすく学べた。また読み直したい。

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    2022年04月11日
  • 高校生のための経済学入門

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    高校生と言うよりは大学初年次もしくは社会人に最適という感じの内容。少し出版が古いと思っていたが、増刷のたびに最新データに差し替えている様で、実用という面でも問題ない。経済学へ興味を持つきっかけの入門書としてはベストなものの一つである。

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    2021年11月29日
  • 高校生のための経済学入門

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    高校生のための…というタイトルでしたが、
    第5.6章は大学生の私でも少し複雑な内容だと思いました。(私の理解力が低いだけだと思いますが…)大学生で経済学を専攻してる訳ではないのですが、授業に出てきた単語が出てくると少し嬉しくなるタイプの人間なので、途中で飽きてくるようなこともなく、また、
    かなり細かく事柄を説明してあるので概ね
    分かりやすいです。『おわりに』で昨今の経済学部専攻の大学生のレベルを問題視して
    高校生に経済学に関心を持って貰いたい反面、高校生には経済学ではなく、学校の課目
    (教養)をみっちり勉強して欲しいという矛盾にジレンマ陥っていると述べており、学問を究める人の苦悩を感じました。

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    2020年09月08日
  • 高校生のための経済学入門

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    <内容紹介より>
    わが国の高校では、経済学がほとんど教えられていない。「政治・経済」という科目に経済学の基礎が説明されているが、この科目自体の影が薄い。一方、世の人々の経済に対する関心はけっして低くない。本書では高校生にもわかるように、ポイントをきちんと抑えながら、経済学の基本的な考え方を解説する。理論そのものよりも、現実の経済問題の解決に経済学の考え方がどのように生かせるかという、実践的な面を重視する。
    ……筆者はこの本を書くために、ゼミの学生に高校で使っていた「政治・経済」の教科書を見せてもらったり、本屋で受験参考書をめくったりしてみました。しかし、正直言って、そこに書いてある経済学の説明

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    2017年12月29日
  • 高校生のための経済学入門

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    高校政治経済の授業の内、経済分野をサポートする書として最適。


    章立ては高校の教科書とほぼ同じように作られており、単元と並行して読ませることもできる。
    やや文体や言葉が難しい部分もあるが、きちんと読めば理解は確実に深まる。

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    2017年10月09日
  • 高校生のための経済学入門

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    ネタバレ

    高校生のための経済学入門という本だけにとてもわかりやすく書いてありました。
    ①需要と供給:需要曲線と供給曲線から価格について言及している。
    ②市場メカニズム:価格が変動するものしないもの・市場競争が資源の効率的な分配に寄与すること。
    ③政府:外部効果・公共財・情報の不完全性・費用逓減の解決のために政府が果たす役割。規制緩和・ケインズ
    ④経済全体:景気循環・GDP成長率・インフレ・デフレ
    ⑤お金:利子は紙幣の流動速度が速くなるほど低くなる。銀行の役割
    ⑥税制:大きな政府小さな政府・直接税・間接税

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    2014年12月07日
  • 高校生のための経済学入門

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    再読。 経済のニュースを見て何を言わんとしているのかが、把握出来る程度の知識が付きます。 読みやすく面白いので、入門書としては最適だと思います。

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    2014年10月24日
  • 高校生のための経済学入門

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    面白かった。この手の本を読むのは初めてだが 需要と供給の決まり方、市場原理から始まり、価格弾力性や市場の失敗などの概念を軽く説明しつつマクロ経済につなげていく流れであり 最終章では早足ではあるが景気対策について様々な対立する経済学内の意見を取り上げている。 文章も読みやすく、まるで経済学をバスツアーで観光したような楽しさがあった。 ただ読んで満足、では無くさらなる知識の探求を喚起される、いい本だと思う。

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    2014年04月02日
  • 高校生のための経済学入門

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    著者があとがきでも書いてるように、社会人になって、お金の動きとかがある程度実感できるようになってから読んだ方がよさそうな内容だった。ただ、よくよく考えてみると、“高校生のための”っていうのが必ずしも初心者向けってことでもないよな~、ってふと思ったりして。自分の過去を振り返って考えても、その時期には既にかなりの一般教養が身についてたと思うし、大抵のことは理解・吸収できたと思うから、むしろ高校生に取っちゃ物足りないくらいなんじゃないか、と穿った見方が頭をよぎりました。内容とはあんま関係ないけど。

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    2014年02月21日