加藤聖文の作品一覧
「加藤聖文」の「世界史の中の明治維新 なぜ日本は「帝国」を目指したのか」「「大日本帝国」崩壊 東アジアの1945年」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「加藤聖文」の「世界史の中の明治維新 なぜ日本は「帝国」を目指したのか」「「大日本帝国」崩壊 東アジアの1945年」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
加藤聖文「世界史の中の明治維新」(SB新書)
19世紀にヨーロッパで国民国家が成立し、それが帝国主義勢力として東アジアに到達した。中国・清王朝はアヘン戦争、アロー号戦争に破れ、英・仏による侵略が始まった。日本にも米国が捕鯨船の補給基地を求めて、ロシアも極東進出後の食料等の補給地として日本に通商を求めてきた。徳川幕府は当初は拒否の構えだったが、アロー号戦争の結果をみて開国やむなしとの方向に移行した。
それまで日本は身分制国家で庶民は自分の領主しか目に入っていなかったが、外国を意識することで国民としての意識が生まれてきた。水戸学の伝統や国学がそれを下支えし、尊王思想という形が生じた。それが攘夷と結
Posted by ブクログ
8月15日の東アジアに何が起きていたかをテーマにした、ありそうでなかった本。
この本を読んでまず思うのが、現代の日本人の認識する「日本」と太平洋戦争時の「大日本帝国」の地理的概念が大きくかけ離れていることだ。終戦時点でさえ朝鮮・台湾・樺太・千島などは明確に日本領土で、満洲や中国華北、インドネシアにおいても実質的に日本が統治をおこなっていた場所が存在するのであり、その各所に「終戦」が存在する。そしてその内情は百種百様であり、「終戦」という一言だけでは到底片付けえない多彩さがある。
敗戦する側が多種多様であれば、勝った側も多種多様である。ポツダム宣言に関するアメリカ・中華民国・ソ連のグダグダとしか
Posted by ブクログ
[瓦解の日々に]1945年8月15日前後の韓国や台湾、中国などでの情勢をつぶさに観察することにより、かつて実在した「大日本帝国」がいかに崩壊し、それが日本人のメンタリティにどのような影響をもたらしたのかを研究した作品。「内地」の歴史だけからは知り得ない、大きな、そして異なる文脈での戦時・戦後史が浮かび上がる良書です。著者は、日本近現代史を専攻し、近著には『1945年の歴史認識』などがある加藤聖文。
力作。「アジア」という、いわば大世界的な文脈から先の大戦を振り返るという作品はいくつか見たことがあったのですが、本作のように、国や地域といった小世界的な文脈をいくつか並列させることにより、日本の