他の方々と同じく、これから本章というアオリに驚き。
30代となった静一の今の生活が描かれるだけなのだが、あの後だけになにか緊張感がある。
すっかり小さくなってしまった一郎、一人大きな負担を抱えながら、静一に謝罪を繰り返す。
全くの無関心に見えた前巻までとのギャップで、もっと早く気付いていれば母の支配を
逃れ得たかも、と思えるだけに切ない。
人生を終わらせようとする静一に、再び対決の場が来るのか、と思いきや、母の支配から
逃れ得たとすれば大きな鍵であったもう一つが目の前に。
いいところで終わるなぁ。