【感想・ネタバレ】アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり 8巻 【特典イラスト付き】のレビュー

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mac

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代理性ミュンヒハウゼン症候群

・代理ミュンヒハウゼン症候群:近親者に怪我や病気を捏造し、加害している自らが献身的に看護すること。
周囲の人間関係を操作したり、注目を集めようとする心理が背景にあるといわれている。
医療乱用虐待。子供への虐待の一種。
自分の身体を傷つけたり、病気を装って医療機関の受診を繰り返す「ミュンヒハウゼン症候群」が元になっているが、
実の子をその代理として虐待している例は少なくない。
病態が進むと「医療者と繋がること」「医療者を出し抜くこと」が目的となっていき、加害行為がエスカレートする。
発見や立証が難しく、被虐待児を強制保護できないケースも多いが、
適切な介入がなされない場合、致死率は最大で25%にも及ぶといわれている。
子育てに追われて、社会から隔絶されたような孤独感が背景にあることが多い。
それは社会が作り出した病でもある。
・徴候としては、①持続的あるいは反復する症状(病気)、
②子供の全身状態は良いのにも拘わらず、養育者は危機的な症状や、重篤な検査結果を伴う病歴を訴える。
③子どもの側を離れようとせず、よく面倒を見ているように見えるが、
重篤な臨床症状に直面しても、あわてるそぶりが見られない。
④用意記者と分離すると、症状が落ち着く。
⑤通常の診療において有効な治療が無効。
⑥過去にいくつもの医療機関を受診(その過程で、加害者は医学的な知識を増やしていく)
・「病気」の作り方。
○出血:薬物投与(ワーファリン、フェノールフタレイン)、本人以外の血液。故意に子供に出血させる。
○けいれん:薬物投与(テオフィリンなど)、首を絞めることによる窒息。
○抑うつ:薬物投与(向精神薬、抗けいれん薬、アスピリンなど)。
○呼吸困難:呼吸器の圧迫。
○下痢:塩分や下剤の投与。
○血尿:血液や絵の具などを尿に混ぜる。
○蛋白尿:粉ミルクを尿に混ぜる。
○嘔吐:催吐剤の投与。
○発熱:擦る
○発赤:腐食剤、絵の具。
○他いろいろ

1
2022年09月30日

匿名

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良かった

この本を全巻買ったのは、これに出てきた闇深そうな父親の話が広告に出てきたからなんですが、息子さんとお母さんが幸せになれて良かったと思います。

0
2023年09月21日

Posted by ブクログ

学校薬剤師、児童虐待、学会発表、外国人対応とたくさんの話題があり、薬剤師の仕事の仕事の守備範囲の広さに驚きました(* ̄▽ ̄)ノ~~

0
2023年10月28日

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学校

薬剤師が学校であんなお仕事をしているって知らなかった。
最後のお話はヒントがバッチリで早々にオチがわかってしまったが、
確かにああいうパターンもありうるよなぁ。

0
2022年05月05日

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先輩きたー!笑

先輩かわいい♡
葵さんの勢いが見れて良かったです。
3人でワイワイしているのが、やはり良いな〜
小野塚さんともっとお近づきになってくれたら、とても嬉しいです♡みんな志高くて素晴らしいですね。

0
2022年04月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「どうせならあと濁しまくってやめる」
という小野塚さんの台詞、めちゃくちゃ気持ち分かる。
槇本さんが「小野塚さんみたいな人が損しないように」と動いてくれていることもとても良かった。
もう少し早く出会えていたら何か変わっていたかもしれない。

学校薬剤師の話、知らないことが多くて興味深かった。
そこから代理ミュンヒハウゼン症候群の話に発展するとは。
指摘する側も気を遣うし、色々な意味で怖い。
今回は葵さんやみんなの努力で見つけて加害者から離すことができたが
特にこうした親から子へ家庭という閉ざされた環境で行われる虐待は、この症候群に限らず
周りから見つけることは難しいだろう。

学会で張り切る相原さんに笑ってしまった。
南条氏、顔見知りに会って挨拶するまでは良いが
連れの槇本さんとは面識ないのに「学会デートかよ」と冷やかしてくるセクハラぶり、地味にいらっとした。
さらっと「名刺持ってないんで」と断る槇本さんスマート。
ポスター発表初めは人が集まらないけれど、ひとり立ち止まっていると立ち止まるきっかけになる。
それがまさか陣さんだとは思わなかったけれど
葵さんの前向きな感想も聞けて読んでいる自分まで前向きな気分をお裾分けしてもらったかのようだ。

言葉が違うというのは文化が違うということだから
色々難しい。
医療だと専門用語も加わってくるから翻訳ひとつとっても大変だ。
現場でどこまで対応するのかできるのか。

0
2023年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

お父さん………。入院したらいずれ気付かれるだろうに。相手は百戦錬磨の医療従事者たちなんだから。それでもやってしまうからこそ病気なんだよね。うーん、やるせない。

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2022年09月05日

Posted by ブクログ

小児科の暗い部分とか、学会の風景とか、かなりコアな内容の本巻。主人公のキャラが、良い感じにバランスを取っている。

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2022年07月15日

Posted by ブクログ

病院薬剤師みどりの奮闘記。

小学校で環境測定とかしてるんだ〜!
自分が子供の頃はなかったような。
でも、それで安全が守られるのだから
大切な作業ですね。

そこで遭遇した隠れた虐待の話は辛かった。
された子供は少しも疑っていない
静かで一見優しい虐待。

後半はガラッと変わって学会発表の話。
ああ、確かに相原さんの血が騒いだように
なんらかのイベントっぽい(笑)

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2022年06月02日

Posted by ブクログ

学校薬剤師というものもあるんだ。自分が小学生の頃もいたのだろうか?薬剤師さんの仕事は多岐に渡るんだなーと感じた。

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2022年05月03日

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