荒城の検索結果
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荒城に白百合ありて
森名幸子から見て、母の鏡子は完璧な会津婦人だった。江戸で生まれ育った母は教養高く、武芸にも秀でており、幸子の誇りで憧れだった。 薩長軍が城下に迫り、白装束を差し出して幸子に自害を迫った時も、母の仮面が崩れる事はなかった。 しかし、自害の直前に老僕が差し出した一通の手紙が、母の、そして幸子の運命を大きく変えた。 手紙から視線を外し、再び幸子を見た母は、いつもの母とは違うものに変わってしまっていた。その視線を見て、幸子は悟った。 ――母は、この美しい人は、いまこの瞬間、はじめて私を「見た」のだ、と。 薩摩藩士の青年・岡元伊織は昌平坂学問所で学ぶ俊才であったが、攘夷に沸く学友のように新たな世への期待を抱ききれずにいた。 そんな中、伊織は安政の大地震の際に燃え盛る江戸の町でひとりさ迷い歩く、美しい少女と出会う。あやかしのような彼女は聞いた。 「このくには、終わるの?」と。伊織は悟った。「彼女は自分と同じこの世に馴染めぬいきものである」と。 それが、伊織の運命を揺るがす青垣鏡子という女との出会いであった。魂から惹かれあう二人だが、幕末という「世界の終わり」は着実に近づいていて――。 この世界で、ともに生きられない。だから、あなたとここで死にたい。 稀代のストーリーテラーが放つ、幕末悲劇、いま開幕。 -
アオペラ -aoppella!?- みんなで届ける歌声
「僕も歌ってみたい! みんなでアカペラしようよ!」 『FYA’M’』の野外ライブを観た壱の言葉から、すべては始まった――! 仲良しの燐と雨夜と一緒に、後輩の道貴とルカを迎え設立した、都立音和高校アカペラ部。 彼らが目指す先は、高校生限定アカペラコンテスト『アオペラ』で……!? ここでしか読めない書き下ろしエピソードをたっぷり加えて、 都立音和高校アカペラ部の設立から、初の合同ライブまでを収録♪ 真っ白な譜面からみんなで書き上げたこの一曲(ものがたり)、どうか君へ届きますように! -
月華鬼
鬼を退治する退鬼の術が使えない劣等生の汐月は、ある日同級生に絡まれていたところを類まれな力を持つ上級生の夜一に助けられる。 実は、汐月と夜一は「共に生きよう」と誓いあったかつての幼馴染。 久方ぶりの再会はさぞ涙……と思いきや、いきなりぶん殴られ「テメエは一生俺の下僕だ」と命令され!? 友情が主従に変わる時、幼き誓いは形を変える――!! -
勇者に買われた奴隷ですが、なぜか勇者を調教しています。
ある日突然、異世界トリップした平凡OLのユウ。やっとの思いで人家を発見するも、結局、奴隷館に売られてしまう。そんな中、奴隷館へ珍しいお客さんが舞い込んだ。「彼女がほしい」そう言ってユウを指差したのは、なんと伝説の勇者様!! あれよあれよという間に彼と奴隷契約し、魔王討伐のパーティメンバーになったはいいものの、この勇者様、どうやらおかしな嗜好をお持ちのようで……。元OLの処世術で、主人に魔人に、竜まで懐柔!? なりゆき任せの異世界トリップファンタジー、開幕! -
ワケあり竜騎士団で子育て始めました
ひょんな縁から王都の竜騎士団でドラゴンのお世話係をすることになったレイラ。 ところが、団長のクラウスは大の魔物(ドラゴン)嫌い!! ドラゴンの待遇改善について二人で言い争いをしていたところ――竜の卵がかえっちゃった!? 赤ちゃん竜は目の前にいた二人をパパママと認識してしまい…… 夫婦ゲンカはドラゴンも食わぬ★なんちゃって家族の子育てラブコメ! 【電子特典は、文里先生書き下ろし、アールに似合う色は何かでレイラとクラウスがケンカする「ワケあり夫婦(仮)は色々と気づかない」を収録!】 -
豊後岡城物語
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 その城は源義経を迎えるためにつくられ、豊臣秀吉を震撼させた! 夢をつなぎ続けた数奇な城の物語――その昔、豊後武士団の棟梁・緒方三郎惟栄によって築かれた「岡城」は「臥牛城」「難攻不落の城」「日本一の険城」として志賀氏十七代、中川氏十三代にわたり受け継がれた。幕末・明治維新にて解体されたその姿は、かの滝廉太郎の名曲「荒城の月」のモチーフとなり、現代においても人々に愛されている。人々の夢と希望、絶望や衰退を見守り続けた城の物語をコミックで描く。