築地書館の検索結果
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もっと菌根の世界
80パーセント以上の陸上植物は菌根菌という菌類(カビの仲間)と共生している。 菌根菌が土の中に張り巡らせた菌糸で集めたリンやミネラルを植物に渡し、植物が光合成で作ったカーボンを菌に渡すというパートナーシップは、植物が陸上進出した4億5000万年前から続いていると考えられている。 しかしこの関係は、自分に利益をもたらさない相手には容赦なく制裁を加えたり、相手をだますことで「寄生」したりするシビアさももっているのだ。 次々に版を重ねている『菌根の世界』につづき、菌と植物のきってもきれない関係を気鋭の研究者12名が全10章とコラムでさまざまな角度から描き出す。 -
びっくり!ふしぎ!海の求愛・子育て図鑑
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 卵をオスに産み渡すハナタツのメス、 孵化まで口の中で抱卵する魚、 卵を1ヶ月間抱え育てるカニ、 魚の頭に寄生し繁殖するカイアシ類、 岩に花弁状に産みつけられた巻貝の卵塊、 2匹が交互に交尾するウミウシと、 生殖器を突き刺すべく絡み合う雌雄同体のヒラムシ……。 海の小さな生き物たちの、求愛と交接、産卵・孵化から保育、そしてクローン繁殖まで。 想像を超えた驚きの繁殖行動をオールカラーの生態写真で紹介。 -
完全攻略!鮎Fanatic
アユのことがここまでわかった! 天然アユを増やし、今より釣れるように、 これから先もアユ釣りを楽しめるようにするには、どうしたらいいのか。 川と海が分断され、現在、アユを取りまく環境はいいとは言えないが、 釣り人、漁協関係者、地元住民が一丸となって取り組めば、 天然アユの海からの遡上数向上は決して夢ではない。 アユとアユ釣りをこよなく愛する3人の研究者が、 日本列島の川で生まれ、海に下り、 また川に上って1年間で生涯を終える愛すべきアユの生態から、 アユが遡上する川作り、放流種苗ごとの特徴、 釣果が上がるテクニック、アユ増殖の成功事例まで、 アユに関する最新知見をあますことなく綴った、最強のアユ本。 -
魚と人の知恵比べ
竿、よいライン、リール、ウェーディング、昆虫とフライ、作家たち。 英国、日本、北米、ロシア、中国――世界の川を釣行して、 答えのない問いを発し続ける悦楽を描き、「人生の時間」の意味を鮮やかに浮き彫りにする。 疑似餌(フライ)を使って魚と向き合うフライフィッシング。 紀元前に始まり今日スポーツとして親しまれるその歴史から、 竿やフライの進化、文学者が好んで描いた釣り、魚に与えるストレスの問題まで、 フライフィッシングがもつ奥深い世界に浸り、自然と深く関わる方法を探る。 -
太陽の支配
太陽のちょっとした挙動の変化で大飢饉が起こり、人類史が書き換えられてきた。 人びとが崇め、畏れ、探求してきた太陽とは、どういう星なのか。 太陽の誕生から、古代の人々の太陽崇拝と暦の作成、 観測技術の飛躍的な発達により明らかにされていく太陽の組成や活動、 太陽フレアの恐るべき威力、太陽の観測を続ける人工衛星、75億年後の太陽消滅まで。 NASAで任務に就いたこともある、小惑星ホワイトハウスにその名をつけられた英国を代表する科学ライターである著者が、 神話、民俗信仰から最先端の天文学まで網羅して、人類を支配してきた太陽を余す所なく描く。 -
土が変わるとお腹も変わる
日本の農地の25%を有機農業に、それ以外の全農地も化学肥料や農薬を削減する----日本でも生物多様性の激減と気候危機に適応した農政転換がおこっている。とはいえ、有機農業面積はわずか0.5%。病害虫や雑草が多い日本では、ゲノム編集技術やドローン、AIといったハイテク技術の実装がなければ不可能だというのが世間一般の見解だ。 実際には欧米はもちろん、日本以上に高温多湿なインドや台湾などでも有機農業は広まっている。そのカギは、4億年かけて植物と共進化してきた真菌、草本と6000万年共進化してきたウシなどの偶蹄類にある。 本書は、最先端の研究を紹介しながら、土壌と微生物、食べ物、そして気候変動との深い関係性を根底から問いかける。世界各地で取り組まれる菌根菌を活かした不耕起自然農法や自然放牧での畜産の実践事例は、「一度失われた表土再生には何百年もかかる。化学肥料や有機堆肥がなければ農業はできない」という通説を見事に覆していく。 腸活や健康を考えれば有機農産物はコスパがいい。川下の消費者意識がカギと、国をあげて有機学校給食を推進するデンマーク。森林、海、農地の循環と地域経済再生のコアに土づくりを据える大分県臼杵市。篤農家が在野で開発した農法を横展開して、流通や消費を総合的にガバナンスすればどうなるか。「有機」こそが、日本の食べ物を担う、あたりまえの農業であることがわかるだろう。 -
エビとカニの博物誌
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 オスからメスへと性転換するタラバエビ、ウツボの掃除屋アカシマシラヒゲエビ、満月の夜に旅立つオカガニの幼生たち、シオマネキが招くのは潮ではなくメス……原始の時代から海や川や陸上にまで生息し、生業や食料として人びとの暮らしと密接に関わってきたエビやカニなどの甲殻類は、その身近さから世界中で郵便切手に描かれて親しまれてきた。その生態や文化との関わりを、60年にわたって海洋生物研究を続ける著者が紹介。