ぶどう社作品一覧
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-問題行動とうまく付き合うと、本人も周りも楽になる。 強度行動障害・問題行動は、本人の状態が崩れることで起こります。本人の今の状態を確認できる状態表の作り方、状態表から、どう支援すればよいのか、なにを支援すればよいのかがわかります。状態が崩れたら整えて、状態が良かったら、崩れないように予防する。問題行動とうまく付き合うコツをお伝えします。 【目次】 序 章 親のフェードアウト 1部 強度行動障害・問題行動のための支援の基本 1章 3つの視点で支援の意味 が見えてくる 2章 合わせる力を意識すると本人の状態が見えてくる 3章 サインをゾーンに分けると必要な支援が見えてくる 4章 状態を共有すると支援の基準が見えてくる 2部 強度行動障害(問題行動)のための支援のコツ 5章 「風雲・自閉城」で支援の介入ポイントが見えてくる 6章 問題行動への支援のコツ1 立て直し支援の基本 7章 「立て直し支援」介入・修正のポイント 8章 問題行動への支援のコツ2 予防支援で問題行動を防ぐ 【著者】 髙橋 みかわ 1963年、宮崎県生まれ。防衛医科大学校高等看護学院卒。同付属病院勤務、結婚を機に退職。1990年、長男きら。1993年、次男出産。同時期、きらの自閉症の診断を受ける。2014年、「エイボン復興支援賞」受賞。
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-誰もが、安心して、安定して、好きな場所に住めるように支援する「居住支援」。実践方法、提供するサービスの仕組み、要配慮者と言われる人たちとの関わり方、関係の築き方などを紹介。 高齢者、障害者、低所得者、子育て世帯などの「住宅確保要配慮者」が、安心して、安定して、好きな場所に住めるように支援することが、「居住支援」です。居住支援法人「あんど」の代表友野剛行が行っている実践方法、提供するサービスの仕組み、要配慮者と言われる人たちとの関わり方、関係の築き方などを紹介しながら、「居住支援」の仕組み、大切なこと、これからの法人としての役割など、住宅セーフティネット法に基づく「居住支援」の実践の全てがわかる1冊です。 【目次】 1章 居住支援の仕組み 〜「あんど」の居住支援〜 2章 居住支援相談に来る人々と築く関係 〜様々なパターンの方との出会い〜 3章 居住支援で関わる際に大切にしたいこと 〜相手を見ること考えること〜 4章 様々なタイプの人を支援する 〜一人ひとりの特性を考えながら〜 5章 「支援が必要」と言われている方々の本当のところを考えてみる 終章 動き出した!今、居住支援法人が必要とされている! さいごに 自分の人生を生きていく 【著者】 友野 剛行 1969年生まれ、愛知県春日井市出身。名古屋大学卒業後、風来坊のような生活を経て、無認可小規模作業所に勤務し、はじめて福祉の仕事に携わる。2006年、「株式会社ふくしねっと工房」を設立。2008年、障がい福祉サービス事業所「ワーカーズハウスぐらす」を開所。その後、障がい者の作業所、グループホーム、放課後等デイサービス、相談支援事業所など30カ所以上の拠点をつくる。2018年、居住支援法人「株式会社あんど」を不動産業の西澤希和子さんと設立。千葉県居住支援法人協議会代表理事。
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-ことばの育ちの「バイブル」。30年のロングセラー新装版。 親ごさんたちに、「そのままのあなたでいいんですよ。りっぱですよ」と言いつづけてきた言語聴覚士の先生が伝えます。ことばを育てる、「こうすれば、もっといいのではないか」「こう考えると、もっとわかりやすいのではないか」。ことばをはぐくみながら、心を育てていく子育て。すべての子育て中の方たちへ、想いを込めた本。 【目次】 序章 子どもとひらく「ことば」の世界 第1章 心を育て、ことばを育てる 第2章 脳のはたらきとことば 第3章 ことばときこえのしくみ 第4章 ことばのビルを建てましょう 【著者】 中川信子 言語聴覚士(ST)1948 年東京生まれ長年にわたり幼児のことばや発達の相談事業に従事。現在は、東京都狛江市の特別支援教育巡回専門家チームの一員として、市内の小中学校の巡回を行っている。子どもの発達支援を考えるSTの会代表。2022年 母子保健事業功労者として「厚生労働大臣表彰受賞」
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-誰かの「こころの助け方」のイメージを広げられる1冊。 発達障害や不登校など、さまざまな子どものこころと向き合ってきた児童思春期精神医療を専門とする精神科医が、「子どものこころを助けたい」と感じている人たちに、こころの助け方のヒントをたくさんお伝えします。子どものこころを助けることが、大人のこころを、自分のこころを助けることにつながっていく。誰かの「こころの助け方」のイメージを広げられる1冊です。 【目次】 1章 子どものこころを助ける 2章 親のこころを助ける 3章 思春期のこころを助ける 4章 学校でこころを助ける 5章 子どもと大人のこころを助ける・1 6章 子どもと大人のこころを助ける・2 7章 いろいろなこころを助ける 終章 自分のこころを助ける 【著者】 松本 喜代隆 専門は児童思春期精神医療、統合失調症。長崎県生まれ。長崎大学卒業。関東中央病院で児童思春期精神医学研修、国立療養所天竜病院児童思春期病棟医長、長崎大学病院精神科児童思春期外来代表、五島中央病院、国立長崎中央病院などを経て、現在医療法人清潮会さんクリニック勤務。
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-自閉症児のことばの療育の見通しが一気に開け、療育が楽しくなる! こどもの興味が主導する、楽しく、日常で実施しやすい発達アプローチの療育。自閉症児のことばの成長段階を分け、成長ステージに合った支援の有効性、逆転の発想のアプローチ方法、従来の方法の工夫の仕方、自閉症児のことばの療育に特に重要なものをピックアップ。 【目次】 はじめに 1部 従来のアプローチに工夫を加えて自閉症児の“ことばを引き出す” 1 いっぱい話しかける・話しかけは単語数とタイミングで効果が決まる 2 音声模倣音・声模倣が難しい子には新しい音が自然に出る工夫を 3 絵カード・絵カードに頼らずにことばを増やす 4 絵本・絵本を理解しながらことばを増やす 5 ほめる 6 今日は何があったの? 2部 “発達アプローチ”6ステージの基本理解と逆転の支援 ● 自閉症児のことばの“発達アプローチ” 1章 ことばのない段階 2章 単語的な発話段階 3章 会話ができる段階 あとがき 【著者】 矢幡 洋 臨床心理士 1958年東京生まれ。 京都大学文学部心理学専修卒、東京大学学際情報学府卒。 自閉症児の言語発達をテーマにして修士号取得。 40冊以上の著作を出版し、『数字と踊るエリ』(講談社)は第33回講談社ノンフィクション賞の最終候補となる。テレビ出演多数。
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-9人のジャーナリストたちの様々な眼が、日本の精神科医療・認知症の闇や構造に挑んだ1冊。 1部では、6人のジャーナリストそれぞれが取材してきた精神科病院・認知症の闇について、入院患者の人権や病院の闇の構造に深く切り込む。2部では、40年間入院し、現在地域で生活をする当事者の伊藤時男さんを交えた鼎談、精神病院から地域移行への実態、課題を伝えます。ジャーナリストたちの様々な眼が、日本の精神科医療に挑みます。 【目次】 はじめに 虫の目・鳥の目、歴史の目、そして…… 第1部 精神病院・認知症の「闇」に斬り込む 1章 「本人以外は幸せ」というシステム 1 日本に残ったブラックボックス 2 患者たちを見くびるな ・クロストークA 2章 経営が一番、患者の人生は二番 3 八期十六年「ドン」が描く入院者の幸せ 4 経済記者は黙らない 5 ゲリラ取材でしか見えない世界 ・クロストークB 第2部 精神病院のある国、ない国 3章 【鼎談】原発事故があって助かった 〜時男さん六十歳の青春〜 4章 トリエステ精神保健改革から学ぶこと あとがき 想像力と度胸に裏打ちされてこそ 【著者】 大熊由紀子 東京大学教養学科で、科学史・科学哲学を専攻。朝日新聞社会部記者、科学部記者・科学部次長・論説委員をへて、大阪大学大学院人間科学研究科ボランティア人間科学講座教授。仏教大学、日本福祉大学客員教授,東京大学医学部、東京医科歯科大学非常勤講師などを歴任。
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-脳性麻痺から障害のある身体で生まれきた著者が伝える、働く喜びとその道のり。 脳性麻痺から障害のある身体で生まれきた著者。彼女が自立するためには、社会との戦いがあった。持ち前の愛嬌とユーモア、そして沢山の出会いが、彼女の人生を進めていく。トッコラトッコラと体を揺らしながら歩いてきた一人の女性の記録。人が働き幸せに生きることのあたりまえを教えてくれる。 【目次】 推薦文・高橋恵子 はじめに・最後の仕事 1章 働く両親を見てトッコラ旅が始まる 1 父はアイディアマン 2 施設の友人たち 3 先生たちに出会って 2章 尊敬する人たちに囲まれて進むトッコラ旅 1 親からの自立 2 夢への運動 3 新たな人生 3章 働いて生きることで幸せなトッコラ旅 1 歴史をつくった女性たち 2 バージンでは死ねない さいごに・「雫」 【著者】 小山内 美智子 1953年、北海道和寒町生まれ。脳性まひによる障がいがあり、1977年に障害のある人の自立生活を支援する「札幌いちご会」を設立。1985年、長男出産。現在、「札幌いちご会」で、福祉ホーム、デイサービス、相談室、ヘルパー派遣事業を展開。著書多数。
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-苦手(ディスグラフィア)と得意(ギフテッド)が激しい高校生の居場所を見つけるまで。 高校生の著者は、小さいころから苦手(ディスグラフィア)があり、当時の母親は、就学相談に行くほど自分の将来に悩んでいた。苦手さから小学校で居場所がなくなり、心配した母親が、外の世界で講座や体験に参加することを提案。その中で、プログラミングにはまりだす。より専門性の高い場で好きなことを追求していき各賞を受賞し、小学5年生の時、「孫正義育英財団 」2期生に合格。得意が更に加速していき、「ギフテッド」と周りから呼ばれるようになっていく(本人に自覚はない)。 【目次】 1部 苦手(短所)と得意(長所)がはげしい僕が高校に入学するまでにしてきたこと 1章 みんなとちがってうまくできないことがある 2章 自分の脳を知る 3章 僕の苦手(短所)を理解していく 4章 場所探しの旅ー小学校から高校受験まで 2部 ギフテッド(?)と呼ばれるようになった僕が大好きなことを見つけ将来やりたいことが見えてくるまで 5章 興味のある様々な講座や団体に参加 6章 僕の世界が詰まったプログラミング 【著者】 森下 礼智 2007年、東京都文京区生まれ。IQが平均より高い傾向がある。特に言語性と空間認知能力が突出していて、物を回転、展開して考えるのが得意。2018年、「公益財団法人 孫正義育英財団」2期生合格。苦手なことがあり、小学校時代は悩んだが、ICTを駆使して現在は乗り越えつつある。趣味の合う友人たちと鉄道に乗る旅や、3DCGの作品作りが大好きな高校生。
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-日本のインクルーシブ教育とは、特別支援教育とは。これからの教育を現場から考えます。 どうすれば変わりゆく時代の中で、学校が温かい輝きを持ち続けることができるのか。特別支援教育の現場で長く障害のある子どもたちと関わってきた先生たちが、自らの経験を基にインクルーシブ教育について語ります。これからの特別支援教育を、現場から考えお伝えします。 【目次】 1章 特別支援教育はどうなる? 2章 「特別」ではない「支援教育」を 3章 特別支援学校の開かれた学校づくり 4章 障害のある生徒たちの「働く」を考える 5章 今こそ、実践したい各教科等を合わせた指導 6章 復興支援を続けるということ 7章 自己理解が育つ上で必要なこと 8章 発達障害について考える 座談会 特別支援教育はどこを目指すのか 【著者】 野澤和弘 早稲田大学法学部卒業、毎日新聞社入社。東京本社社会部で、いじめ、ひきこもり、児童虐待、障害者虐待などに取り組む。夕刊編集部長、論説委員などを歴任。現在は一般社団法人スローコミュニケーション代表として「わかりやすい文章 分かち合う文化」をめざし、障害者や外国人にやさしい日本語の研究と普及に努める。東京大学「障害者のリアルに迫るゼミ」名誉顧問、上智大学非常勤講師、社会保障審議会障害者部会委員、なども。 植草学園大学発達教育学部
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-甘えが育つと、大人も子どもラクになる!自己肯定感を高めて発達を促す。 【ゆるし】と【なぐさめ】を融合させた、甘えを育てる【アマトレ】。甘えが育つと子どもも大人もいろいろなことが見えてきます。最終目標は、素直に甘える・頼れるようになり、やりとりがスムーズになって、自己肯定感を上げることです。親ごさんがご家庭で実践しやすいように、できるだけ具体的に「アマトレ」を伝える1冊。 【目次】 1章 甘えが育つと子どもも大人もいろいろなことが見えてくる 2章 アマトレの基本 3章 アマトレで問題行動を改善①食事編 4章 アマトレで問題行動を改善②園・学校編 5章 アマトレで問題行動を改善③生活編 6章 アマトレでできることを増やす 7章 良好なコミュニケーションの基本 8章 アマトレで気持ちをコントロールする 9章 アマトレで人とのコミュニケーションを育てる 【著者】 細井晴代 発達支援教室クローバー代表・保健師 1977年生まれ、2001年、愛知県刈谷市役所へ保健師として勤務。2008年、養護教諭免許取得。2011年、発達支援教室クローバー設立。2014年、愛知教育大学大学院修了(特別支援教育科学専攻、教育学修士取得)。2015年、愛知教育大学非常勤講師として勤務。
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-キッズファーストな支援のコツ、療育の実践方法を紹介。 発達に凸凹のある子どもたちへの支援を考える上で大切な視点「キッズファースト」。子どもの見方・考え方を取り入れたキッズファーストな支援のコツ、療育の実践方法を紹介。 【目次】 序章 キッズファーストとは 1章 自立につながる「コミュニケーション力」を育てる 2章 子どものやる気を引き出す 「声かけ」 3章 子どもが確実に応えられる「指示」 4章 子どもが自立できる「トレーニングメニュー」を組む 5章 子ども自ら「切り替え」られる合理的な支援 6章 発達凸凹の子のための本当の「 環境 」設定 7章 「保護者」への対応 〜保護者の心を守る〜 8章 「問題行動」への対応 【著者】 北川 庄治 デコボコベース株式会社 最高品質責任者CQO(全国約332拠点のプログラム開発)。一般社団法人ファボラボ代表理事。1979年生まれ、東京大学文学部卒業、東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学、教育学修士。公認心理師、NESTA認定キッズコーディネーショントレーナー。