いるかネットブックス作品一覧
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-お前が好きだ。それはあまりに唐突な告白で、オレは先輩の言葉をまっすぐに捕らえることができなかった。だって今まで、アパートのお隣さんとして、三年間もずっとずっと仲良くやってきたのに、突然そんなこと言われるなんて。でも、先輩が離れていくと思ったら胸がぽかんと空いてしまって……。変人×ツッコミ体質な大学生たちの純愛ラブストーリー。【登場人物】篤久:主人公。大学三年生。ツッコまずにはいられない体質。家電マニアなところがある、明朗快活ないまどきの若者。陸奥野:大学四年生。プロカメラマンを目指す。しかしカメラとキャベツ以外にはほとんど興味を示さない変人。篤久が大好きになる。
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-月に一度、たった二十四時間だけ許された神様との逢瀬。魔王はとにかくその日を楽しみにしていた。しかし、今日のデートはどこかおかしい。神様の様子がどこかおかしいのだ。激しい違和感に襲われながらも、神様との時間を楽しもうとする魔王。しかし、ベッドで抱き合っている最中、神様から「挿れないでほしい」と言われてしまい……俺様だけど一途な魔王と、月に一度記憶が消えてしまう神様の、アダルトでちょっと切ない恋物語。【登場人物】魔王様:魔界で一番偉い人。俺様で神様のことしか見えてない一途。神様:生命循環の中枢。人形のような美しさ。記憶が月に一度消えてる。金髪の死神:ヘタレで落ちこぼれの死神。黒髪の死神:金髪の恋人。ぐいぐい引っ張るタイプ。
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-主人公は、ちょっととろくさい高校生男子。その親友は自慢のいい男。そして、自分の彼女は、幼馴染だけど、自分より背の高い、きつめの女性。その彼女の親友が自分と似てて、親友と彼女の哲学的な話に、いつもふたりでおいてけぼりにされるけど、ほんとは主人公の親友が主人公が好きで、主人公の彼女は、主人公の親友の彼女が好き!?どんな関係になっていくのか、男女四人の青春恋愛物語。【登場人物】☆井上翌 (受け)十七歳。性的なことはすべて親友の昌徳に教わった、純粋無垢。真の恋人☆佐野昌徳 (攻め)十七歳。翌の親友で美奈の恋人。柔術道道場次男。☆尾上美奈 (受け)十七歳。とろくて穏やか。真の親友で、昌徳の彼女。☆西園寺真 (受け)十七歳。きりりとした美人。美奈の親友で、翌の彼女。
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-問題児の幼馴染のことを、嫌々ながらも面倒見ている楓。でも最近、その幼馴染は「ヤらせろ」だとか、「キスさせろ」だとか、そういうセクハラをしてくる。本意が掴めなくて、タチの悪い冗談だと思っていたけど、そう言われるたびに、自分は「男」の階段を昇ってなく、向こうは昇っているのだ、と思い知らされて…。離れて行かないで。 そんなお互いの思いが交錯する。【主な登場人物】☆高橋楓→主人公、受け。高校生。ちっちゃくて仔猫のような風貌。いつもいつも、幼馴染の祐樹のことで頭を悩ませている。☆津堂祐樹→攻め。高校生。筋トレと楓のことで頭がいっぱい。楓以外の人間に対してはひどく冷たい。特に女子に対して容赦ない。デザイナーの母を持つ、母子家庭。
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-1890年代 ヴィクトリア女王治世の英国。パブリックスクール(男子寄宿学校)にて、監督生を務める二人の少年がいた。グレンとロバートは、皆が羨望する学園の中心人物。だがロバートは、あるきっかけで、グレンが抱える、驚くべき悲壮な秘密を知る……。歴史好き、学園好き女性に贈る、BLサスペンス・ファンタジー。【登場人物】☆グレン・エア(17) ドイツから来た吸血鬼の父と男爵家の息女を母に持つ、ハーフ吸血鬼。昼も出歩け、教会にも行けるが、吸血が必須の体質。父の吸血鬼の能力の他に「魔法使い」であった母の能力も受け継いでいる。珍しい黒髪・黒瞳で容姿端麗。☆ロバート・デイヴィソン(17) 男爵家の子息。グレンと共に監督生を務める。強力な潜在魔力の持ち主。グレンの秘密を知り、グレンを救う為、禁断の道へ踏み込んでいく。茶髪・茶瞳の優しい容姿、周囲を和ませる快活な性格の持ち主。
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-人間には最低でも、二回の死が訪れるらしい。最初は心臓や脳が活動停止する肉体的な見方。もうひとつは周囲に存在を忘去られた時。そんな馬鹿な理由で、恋慕相手を何度も苦しませるなら、一撃で終わらせたいと彼は話してた。 宵の亡き恋人には敵わないと悟る奏和。奏和に気持ちが傾き掛けていると悟る宵。前に進む為にふたりは解決策を探す。で恋人を亡くした宵はネット音楽制作者である。彼は歌声合成ソフトアサギリを調声する行為で、電子世界だけでも恋人を現世に残せないかと画策していた。そんな時、アサギリの音吐提供者とユニットを組まないか打診される。訪れた事務所で邂逅したのは、元国民的アイドルグループのセンター奏和だった。容姿以外が亡き恋人に瓜ふたつな彼に宵は葛藤を繰返しながら惹かれていく。
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-ITメディア企業で広告営業のチームリーダーとして優秀な成績を収めている菅原里佳子は彼氏もいなくてグラマラスな肢体を持て余している。ポンコツ営業マンでイケメン部下の山崎真治が売上ゼロなのが悩みの種だった。真治を叱りつける毎日だったけれど、ある日真治が顧客から広告の出稿を取り付けてくる。二人きりでのお祝いを機に、里佳子と真治のあらぬ肉体関係がスタートする。
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-担当医師から転院できる辺りまで快復して来たので、後は転院先の病院で治療をして下さいと言われる。だが患者の状態はそんなに楽観できるようには思えない。それでも転院の指示が出た。私は心臓病に特化している病院があるからそちらに転院をさせてほしいと言ったがそれはできない。したければ元いた病院に転院してそちらで相談してほしい。大学病院は預かった病院に返すだけだと言う。不安定な患者を心臓専門でない病院に戻すのは不安だったが結局元いた病院に帰された。その時も入院してから一度も顔を見ていなかった。そして大学病院からの指示された点滴は終わった。退院できる状態ではないけれど、とそこでも言われた。私の所で預かれと言う。何故?あまりに突然でおかしいと思ったので医師に聞いた。<brr>「目!目!目!ばっかり、言われて、こっちは困っている!」「先生、それは、どういう意味ですか?」「分かっているやろぉ!」先生は私に何を言いたいのですか?怒鳴ってばかりではわからないですよ」「一月十日から十六日まで、君の所にいてもらうから」「先生、とにかく分かるように説明してもらえませんか?」「君は、目の事を聞いていないの?」「入院する前から少し以前より進行したけれど、自分の事は普通にできていたと思いますよ」「患者が、目の事ばかりを言ってくるが、僕は眼科じゃないから、そっちは分からない」だったら内科が心臓外科の患者を引受けたのは何故?聞いたら抗生物質の効果も調べていない。完全に細菌を殺しておかないと再び感染症を起こす。どういう理由があろうと医師の責任を果たさないで追い出すような事をするのかが分からなかった。
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-旅好きな作家・松丘夢乃は、奥道後を訪れる。そこには、悲しい夫婦大蛇の伝説があった。興味を持った夢乃は、婚約者の与謝野晃と晃の連れてきた子ども・鳴海暁と一緒にある寺を訪れる。夢乃は蛇に関する昔話や神話などを思い出しながら、新たに話を練っていく。 途中、晃が仕事で日本を離れため、夢乃は暁と二人きりになる。暁と取材に出かけた夢乃は夢中になりすぎ、暁の存在を忘れてしまう。また、暁は夢乃に気を遣い一人で散策に出てしまい――
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-元々悪霊祓いの神楽の踊り手を輩出してきた倉橋家には、踊り手として致命的な顔に傷を持つ娘、美代子がいる。 踊り手としての道も嫁入りの道も諦めていた矢先、唐突に「彼女を娶りたい」という申し出が。 陰陽師として最高峰家系・土御門家の当主、弘だった。 しかし美代子と弘には少なからず因縁があり。 「これからお嫁さんとしてよろしくね、お姉ちゃん?」 「あ、あなた……男だったの!?」 幼馴染の勘違いからはじまる、大正嫁入り物語。
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-都子と十海は、高校三年の春に出会った。友達の多い彼女と、いつもひとりでいる私。胸の大きさは、同じくらいだろうか。ふたりは変わらない日常を過ごしながら友情を育んでいくが、しだいに特別な感情を抱くようになり、おたがいが同性だと知りつつも、その関係が少しずつ変わりはじめる。はじめての気持ちに翻弄されながら、時には立ち止まり、時には駆け足で、不器用ながらも想いをぶつけ合う。そんな、都子と十海のあたたかいお話しです。
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-井上真希は秋季大秋を最後に陸上競技から引退する決意をしていた。最後の短距離走で見事に優勝し有終の美を飾るものの、ライバルだった美玲がシャワールームでいきなり躰を求めてくる。目くるめくような女同士の快感を味わい、真希は女同士の性の悦びに目覚めていく。
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-女子大生の奈々はサークルで出会ったイケメンの淳一に憧れ、ずっと恋心を抱いている。けれど、内気で恥ずかしがり屋の奈々はその想いを告白できずにいた。クラスメイトで仲良しの留美子に「自分から告っちゃいなよ」とアドバイスを受けた奈々は、思い切って淳一に自分の気持ちを伝える。
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-細菌の犯人は分かった!そう言わなかったか?だから、気持ちがもやもやしていったい何をしているのだよ、たくさんの医師が集結していながらさ(怒っているよ、私は!)いったいどれほどの検査をしたら、これがこうなって結課がでました。。 ハッキリとした、結果報告を言ってほしい。 命がけの手術をした人には何か特権でもあるの?助けて、助けてって私のような体の人間に、追いすがって来ても全部はしてあげられない。ここまでの準備を最低限、何故しておかなかったのかと、腹立たしくなった。元気な体だったら、これしきのことぐらい引き受けるよ。 もう、いい加減分かってほしかった。 私は胸の中にたまりに溜まっていた気持ちを、声に出して一気に彼に言ってしまった。
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-大学二年生の千鶴の夢は税理士になることだ。けれど、実家は貧しく、奨学金で大学に通っている。その返済の為に、千鶴はソープランドで働く道を選んだ。見ず知らずの赤の他人に抱かれ、辛い毎日を送っている中、千鶴は思いも寄らなかった客と出くわしてしまう。非常な現代社会が生み出した悲しい物語。
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-一八九〇年、パリ。二人の音楽家が世間を賑わせていた。稀代の変人エリック・サティ。鬼才の若手クロード・アシル・ドビュッシー。かたや自由奔放だが奇行の目立つ男、かたや才能はあるが傲慢が定評の二人は、「音楽家」の肩書に隠れある活動に従事していた。聖杯の薔薇十字団に属す諜報員の一員で… 時はフランス孤立全盛期。ドイツ宰相の罷免を機に再び陽の目を期待する時代。だが、そんな折彼らはある情報を得る。ドイツが秘密裏に進めていた軍事開発。ビスマルクの失脚を機に、ついに皇帝が施設を動かす準備をしているという。幹部の指令は状況把握と施設の破壊――かくして無謀とも言える任務が幕を開けるのだが… 十九世紀ヨーロッパ舞台のアクション・ファンタジー第二弾。
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-プロテニスプレイヤーの立花恵梨香はトップアスリートとして活躍している。そんな恵梨香のファンの結衣は大会での勝利を祝して、いきなりキスを求めてくる。レズビアンであることは秘密にしているけれど、恵梨香は結衣と激しく睦み合う。けれど、それが週刊誌の記者の男にバレてしまい脅迫され、恵梨香は無理やり男に犯されてしまう。
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-神童と期待された美青年、一条未春(いちじょうみはる)は、原因不明の病により顔の半面が腐敗し父に見限られ、毒を盛られる。生きるために未春は父を殺害するが、後悔と罪の意識に苛まれることになった。 死の迫る自らに悲観し、父の葬儀に出ることも叶わず俯いていると、遠縁の親戚だという少女に話しかけられる。「私を恋人にしてほしい」という少女、響花火(ひびきはなび)には、知られてはいけない秘密があった。
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-大好きだった友達と離れ離れになる時、初めてその恋を自覚した少女、綾香は友達が書いていた綺麗な文字を真似するために習字教室に通い始める。そこで同い年の少年、亮と出会い少しずつ友情を深めていく。友達の文字を真似することはなかなか上手くいかず、苦しむ綾香に先生は思いがけない言葉を掛けてきて─ ままならない恋や人生、自分でさえ思い通りにならない自分のこと、全てに悩み苦しみながら前へと進む青春ストーリー
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-高校卒業後、スターを目指してグラビアアイドルとしてデビューした18歳の奈々子だけれど、次の仕事の依頼が入らない。枕営業の話を聞き、ついその気になって醜い爺たちに躰を許してしまう。けれど、激しく男たちに蹂躙され、酷く心を傷付ける。 そんな中、初めて奈々子は自分を本当に理解し、支えてくれ励ましてもくれている優しい男に許されない恋心を抱く。
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-主人公の古賀菜央は、男子テニス部でマネージャーをしている高校2年生。元々、女子テニス部でプレイヤーをしていたが、怪我がきっかけで選手としては出られなくなりマネージャーをすることになった。トラウマにより男子と話すことが苦手で部員たちとも話すことが困難なのだが、いつも話しかけてくる西澤薫先輩に戸惑っていた。だが、西澤先輩の怪我により先輩と関わるようになって……!?
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2.3主人公の藍田 美咲《あいだ みさき》は大学病院で働く病棟保育士。担当している女の子が亡くなり、いつも辛い時に泣いている部屋で泣いていると、小児科医の八神 爽斗《やがみ そうと》に見つかってしまう。八神にご飯を誘われ、レストランに行きその夜、一夜をともに過ごしてしまう。だが翌日八神は部屋にはいなくてメモとお金が置かれていて遊ばれたんだと八神を避けるようになった。そんなある日妊娠が発覚し、迷惑かと思った美咲だが八神はとても喜んで……!?
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-ビクビクビクビクばかりしていた彼の心臓手術に、私の心臓の方が壊れそうになった。本来は心臓弁膜症の弁の取り換えだけだった。まさかの五か所にメスが入ることになった。まさかの展開に、私は一人で背負って行く羽目になって行った。急に奥様ですパートナーですと言われる。術後一週間は無事に乗り切った。その時だった彼は高熱を出したそれも四十度。ナースさんが言った「また、熱が上がりだしてきたね」「熱い」彼の辛そうな声が痛々しい。ナースさんが、彼の体を拭いて下さっているのが分かる。着替えも終わった様子。この時から彼は生死の境をふらふらになって行った。原因が分からなかった。菌がどこかにある。それを探し出すのに医師団は躍起になった。私は電話の音に彼は死んだと思った。
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-出版社の文芸部で編集制作の仕事に就いたカナは忙しく毎日働いている。けれど、担当している作家の遠野恭子はベストセラー作家で、〆切を守らないことで有名だ。 編集長の森山から原稿を貰ってこいと指示され、恭子の家を訪ねてみると、いきなり躰を求められてしまう。 久しぶりの女同士の悦びに目覚めたカナは、梨花がアルバイトしているレズビアンサロンに足を運ぶが……。 「エンドレス・ラブ」シリーズ完結編。
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-生まれてこの方、カースト上位の地位しか知らない女、大学1年・松野小春。 そんな彼女の唯一の汚点は彼氏ができた事がない事。久々に高校の時のグループで飲み会があり、皆にそれぞれ彼氏、彼女がいる事を知ってしまう。唯一恋人がいないのは小春だけだった。同じグループの西城モネに「次会う時までに彼氏いなかったらアンタ、グループにいらないから」と罵られ、彼氏を作る事を決意するのだが、小春にできた唯一の彼氏は実は友達の彼氏だった。
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-様々なヒューマンドラマが繰り広げられる短編詰め合わせ第3弾。 雨の出逢いから始まる大人のオフィス・ラブ「シークレット・レイン」、詩的な味わいの超短編「蒼く深い湖の底で」、児童向けに書かれた歴史ストーリー「啓河物語」、純文学「ブラック・ブレックファースト」の4作品を収録。
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-どうか僕の傍で歌ってはくれないか? 関那律はネット音楽クリエイターとして活動をしている。間近に迫る節目は、歌い手とのユニット企画で迎えたいと考えていた。そんな折、廃ビルの屋上で喉を震わす待宮詠司が奏でる歌声に惚れ込む。理想を越える彼の正体が、かつて中堅人気を誇った歌い手だと気付く。 企画に誘う那律に、詠司は炎上が原因で引退をした過去を晒し断る。諦めきれず歌声に報酬を払う提案で関係を繋ぎ止めた。共有する時間を積み、互いの内面に惹かれ合う二人だが曖昧な関係からは抜け出せない。過去の恋愛経験から周囲とは鎖国状態で独りを望むが、詠司と離れる未来は想像出来ない那律。信頼する先輩が流したデマで炎上したトラウマから人間不信に陥るも、那律の何気無い言葉に救われる詠司。交錯する二人の想いは、それぞれの形で未来へ向かいユニット企画を成功に導く。 彼の隣で歌い続ける権利だけは誰にも譲らない。
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-華族のお嬢様との身分差の恋。先輩をお姉様と慕う女学生。幼馴染と肩を寄せ合うお腹を空かせた少女。恋人と結婚する未来を思い描けない女子高生。付き合っていると知られたくない学生。図書館で桃色の時間を過ごす二人。彼女との結婚式を計画する女性。火星へ移住することを夢見る研究者たち。不治の病に罹りながらも持ち続ける遠い宇宙への希望。宇宙船に乗りながら新たな星へと降り立つのを待つ恋人たち。 明治時代から現代、未来へと十組の百合カップルを描くオムニバス短編集
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-一八九〇年、パリ。二人の音楽家が世間を賑わせていた。稀代の変人エリック・サティ。鬼才の若手クロード・アシル・ドビュッシー。かたや自由奔放だが奇行の目立つ男、かたや才能はあるが傲慢が定評の二人は、「音楽家」の肩書に隠れある活動に従事していた。聖杯の薔薇十字団に属す諜報員の一員で… 時はフランス孤立全盛期。ドイツ宰相の罷免を機に再び陽の目を期待する時代。だが、そんな折彼らはある情報を得る。ドイツが秘密裏に進めていた軍事開発。ビスマルクの失脚を機に、ついに皇帝が施設を動かす準備をしているという。幹部の指令は状況把握と施設の破壊――かくして無謀とも言える任務が幕を開けるのだが… 十九世紀ヨーロッパ舞台のアクション・ファンタジー。 ★本文挿絵入り!
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5.0過去をやり直したい少女 怜奈(れいな) は、うわさ話に聞いた【過去に戻ることができる魔術師】へ弟子入りすべく、人里離れた山奥を目指す。 しかし、時計屋を営む魔術師の青年は、想像以上の変人で……? 「裸で振り子時計を抱き締めてる男性を見て『ヘンタイ』以外なんて言えばいいんですか!」 「人に【全裸男】みたいな汚名を付けんじゃねェッ!」 過去に戻りたい少女と、時計屋の偏屈な魔術師のドタバタすぎる日常が、幕を開ける。
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4.5東北に住む農家の青年、正義(マサ)二十歳は隠れゲイ。田舎で恋は期待できないから出会い系サイトの地方用伝言板に書き込みをして、電波越しの友達を募集した。 エッチなお誘いばかりでドン引きしていたら、ひとりだけまともな会話をする人がいた。マサは優しそうな彼(コウ)とやり取りをするようになる。食事に誘われ、恋の冒険がしたいマサは駅でコウを待つが彼は現れない……。だが恋の奇跡が起きて、あれよという間に結婚までまっしぐら~!? 果たしてマサは田舎町で幸せをつかめるのか? 田舎町で暮らす青年達の恋愛と、家族と町を巻き込んでの大騒動。 痛快ハッピーエンドをお届けします! (上巻)
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-今や、恥ずかしい裏話が、雑談の下話になる社会である。男は女とセックスしたら結婚という重荷を背負う必要もなくなった。その分、女性も勇敢になった。アナログの産物のように重くなく、デジタル社会のセックスは恨みっこなしで軽快!大人のプレーで、良し悪しの恨みっこなし。
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-大学病院での心臓弁膜症の弁の取り換えの日程が急遽決定した。そのための術前検査をした。その結果、事態は楽観できない状態だと判明した。手術は心肺装置を使用して12時間かかる。手術中に死亡する確率は10%ぐらいある。 手術を受ける患者のうち10%は死ぬと言う意味やね? この説明を聞いた私は「先生、私、今から病院に行きます」と言った。来てもコロナで会えない。状況が悪くなれば連絡をするからと断られる。「今のところ可能性としては大きくないので、自宅待機をして置いてくださいと言われる。なんであっさりとそんな冷たいことが言えるのと思った。「それから必ずいつでも電話に出られるようにして置いて下さい」 この時の私は本気で執刀医師を怨んだし、憎んだし、人でなしと思った。もし悪くなって呼ばれても間に合わなければ意味がないと葛藤した。「それから術後も出血、感染症を起こす可能性がありますから」スマホを投げつけたくなった! これじゃ、手術は死ぬためにするように思えた。
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-コロナ禍の中、夫婦の付き合いは、やはり「おとこ」と「おんな」。そこに戻りたいが、どのように暮らしを変えていくのか!? ベッドをソシアル・ディスタンス風にシングルで別々に変えた香織と文彦だったが、コロナの爆走で「働き方」、「暮らし方」を変えねばならない。しばらく、触れてない香織の肉体に手を出す。香織もお互いの「テレワーク」以外の時間を二人で考えようと思う。 一方、文彦の部下の原日向子は、「テレワーク」で、両親が心配する仙台の実家からの勤務になる。 文彦に好意を持つ日向子は、テレワークで彼に告白。テレワーク外の時間に、「大好き!」と、自分の裸体や全てを文彦に開き、「心の不倫」、一回だけの愛を願う。 一方、香織は、文彦との暮らし方で「おんな」を意識し、また、テレ研修などで、ボランティア・セックスなど考える。 もし、ロボットの女性(男性)が、AIの力で、セックスを求めたら・・・あなたなら、どうする!?
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-時は江戸。化粧品店の次女、嶺色(ねいろ)は12歳の時、許婚の簪や小物、化粧品を扱う大きなお店の長男、芯一朗18歳と顔を合わせる。 上方で修行を積んだ、美しく、品ある大人の芯一朗に嶺色は惹かれるが、12の嶺色には許婚でも芯一朗はどこか遠い存在。14、16と年齢を重ねた嶺色に芯一朗は優しくとも、子ども扱いのまま……。 芯一朗の初恋の相手との遭遇や誤解の中、傷つき、時に芯一朗を傷つけ、嶺色は芯一朗を想い続ける。 祝言を挙げる約束の18になった嶺色は芯一朗の元へ嫁ぎ……。
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3.0母親と二人きりで暮らしていた高校二年生の真一。けれど、突然母を失い、高校を休学しなければいけない羽目に。どん底から焼鳥職人として人生を切り拓いていこうと頑張る男の子のサクセスストーリーです。
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-恋人同士のカナとみな実は同じ大学の寮で愛し合っている。卒業してしまった紗弥加に久しぶりに連絡してみると、そこには新たな恋人の梨花の存在が。カナは揺れ動く気持ちの中、深い快楽の淵へと落ちていく。
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-車椅子で食事をするためにヘルパーさんとお店の中を見た。お客様は誰もいなかった。車椅子は場所を取るので、最初に偵察に行く。誰もいなかったので入っていったら、すごい勢いで中から店の人が走って出て来た。店の中には一歩も入れないと言う覚悟を、前面に出して私を静止した。「予約席なのです」と迷惑そうな顔で言われた。テーブルの上を見てみるけれど、予約席の札もない。 私は弱虫ではないけれど、こういうことには弱いのよ。明らかに嘘だと分かっていても反論ができない。反論する前に心が折れる。 こういうことをする人は、何が嫌なのか? 車いすか? 乗っている人間か? それとも障がい者すべてを忌み嫌っているのか? 車いすに乗っているから必ず障がい者とは限らないよ。こんな時はどう対応しているのだろうか? 断わられる本当の理由を教えてほしい。 聞いたら真実を言ってくれるかなと期待をして聞いた。とたんにバタン!と大きな音をさせて入り口は閉められた。宝塚市は市を上げてキャンペーン中だ。「障がい者差別をなくしましょう」店の表にもポスターが貼ってあった。 この事実を障害福祉の課長に知らせたが、対処したと言う返事はない。
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-神殿で救いの巫女として教育されたエルは、幼馴染で彼女の守護者のデウカと共に、世界再生の儀式のために日々修行を行っていた。 いよいよ世界再生の儀式として、神殿奥の巫女の祭壇に向かうのだが、そこで待っていたのは麗しの青年たちと、世界再生の儀式の真相。 エルはいきなり股間に聖剣(……)を生やされてしまい、祭壇に住まう精霊たちに種付けするよう迫られてしまう……。 無垢な巫女は、精霊たちから未知の悦楽を教え込まれて、どんどん乱れていってしまう。 これ、本当に世界を救えるんですか? 巫女と守護者と精霊たちの、愛と悦楽と救済の物語。
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-脊髄を損傷すると、おしっこやウンチの感覚が曖昧になることが多い。知らない間にもらすことは普通のだと知ることにも時間は必要だった。 こうして見えない後遺症に苦しみながら、工夫をして暮らす人たちは多い。 普通の女性がするお化粧をしたりマニキュアをしていたら、 「何よ、あの患者! ちゃらちゃらとお化粧をして、爪まで塗って!」 車椅子に乗る人間はお洒落なんかするなよと言われた気がした。 車椅子は歩けない人間にとっては助け舟になる。その一面、とても不便なものでもある。場所をとるし、乗り物に乗るのに時間や手間を取る。人様の手助けも必要となる。外出をすると、何度「ありがとうございます」を言うことだろうか? そして多くの人は一応私を見る(笑)
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-時は22世紀。舞台は先端技術で独立したアジア海洋地域のノマドランス共和国。この国の情報と治安を司る大企業センリガンは、反社会組織「時の会」の首領クロノスを逮捕したものの、脱走されてしまう。逃亡中のクロノスによる大量殺人と宣戦布告により、国家転覆の惨劇が開始された。一方で、センリガンに所属する巨大ロボ・パイロットのシンと相棒の萌え精霊アルルに上から討伐命令が下る。外伝編も熱くエロくバトルで推理! *外伝編から読んでもOK! シリーズ本編も読むと楽しさ2倍!
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