いるかネットブックス作品一覧
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-ITメディア企業で広告営業のチームリーダーとして優秀な成績を収めている菅原里佳子は彼氏もいなくてグラマラスな肢体を持て余している。ポンコツ営業マンでイケメン部下の山崎真治が売上ゼロなのが悩みの種だった。真治を叱りつける毎日だったけれど、ある日真治が顧客から広告の出稿を取り付けてくる。二人きりでのお祝いを機に、里佳子と真治のあらぬ肉体関係がスタートする。
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-マリアンは婚約者のルイスに久しぶりに会った途端、婚約破棄されてしまった! 幼い頃からルイスを慕っていたマリアンは泣き崩れるが、ルイスがいきなり婚約破棄するような人間ではないことを思い出し、理由を聞くまで諦めないと決める。そしてマリアンはルイスの屋敷に乗り込み、半ば無理やりルイスの側にいることにした! そんな中、精霊の力でマリアンが発情してしまい、ルイスに淫らな行為を迫ってしまう…… 一途な男爵令嬢と自分の気持ちを隠すのが上手い伯爵のラブファンタジー!
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-流行り病で一家全滅し、唯一生き残ったエヴリーヌは神殿で下働きをしていた。 そんな中、神殿に寄付をしている侯爵のランベールが彼女を引き取りたいと申し出てきた。 てっきり貴族邸でメイドだと思っていたエヴリーヌだったが、ランベールが申し出たのは、彼女を妻にしたいという申し手だったのだ。 お飾りの妻だったら他にもいい人がいるのでは? 白い結婚を続け、ランベールに愛でられながらも途方に暮れるエヴリーヌ。 だんだんそれだけで満足できなくなった自分は欲張りですか?
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-担当医師から転院できる辺りまで快復して来たので、後は転院先の病院で治療をして下さいと言われる。だが患者の状態はそんなに楽観できるようには思えない。それでも転院の指示が出た。私は心臓病に特化している病院があるからそちらに転院をさせてほしいと言ったがそれはできない。したければ元いた病院に転院してそちらで相談してほしい。大学病院は預かった病院に返すだけだと言う。不安定な患者を心臓専門でない病院に戻すのは不安だったが結局元いた病院に帰された。その時も入院してから一度も顔を見ていなかった。そして大学病院からの指示された点滴は終わった。退院できる状態ではないけれど、とそこでも言われた。私の所で預かれと言う。何故?あまりに突然でおかしいと思ったので医師に聞いた。<brr>「目!目!目!ばっかり、言われて、こっちは困っている!」「先生、それは、どういう意味ですか?」「分かっているやろぉ!」先生は私に何を言いたいのですか?怒鳴ってばかりではわからないですよ」「一月十日から十六日まで、君の所にいてもらうから」「先生、とにかく分かるように説明してもらえませんか?」「君は、目の事を聞いていないの?」「入院する前から少し以前より進行したけれど、自分の事は普通にできていたと思いますよ」「患者が、目の事ばかりを言ってくるが、僕は眼科じゃないから、そっちは分からない」だったら内科が心臓外科の患者を引受けたのは何故?聞いたら抗生物質の効果も調べていない。完全に細菌を殺しておかないと再び感染症を起こす。どういう理由があろうと医師の責任を果たさないで追い出すような事をするのかが分からなかった。
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-旅好きな作家・松丘夢乃は、奥道後を訪れる。そこには、悲しい夫婦大蛇の伝説があった。興味を持った夢乃は、婚約者の与謝野晃と晃の連れてきた子ども・鳴海暁と一緒にある寺を訪れる。夢乃は蛇に関する昔話や神話などを思い出しながら、新たに話を練っていく。 途中、晃が仕事で日本を離れため、夢乃は暁と二人きりになる。暁と取材に出かけた夢乃は夢中になりすぎ、暁の存在を忘れてしまう。また、暁は夢乃に気を遣い一人で散策に出てしまい――
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-セックスをするのは、嫌いじゃない。 きっと、本当は好き。 ただ、空しくなるのが、嫌いなんだ。 ****** 好きな人としていたはずなのに、どうして私は空しくなるんだろう。 好きな人といるはずなのに、どうして私は行動に理由付けをしてしまうんだろう。 好きな人と付き合っているはずなのに、どうして私は自分を好きじゃなくなるんだろう。 ──だからきっと、私は既婚者なのかも、年齢もしらないあの人が好きになった。 ただあの目で見つめられて、あの指で触れられて、肌を重ねたかった。 そして、実際に見つめられて、触れられて、肌を重ねた。 でも、……後悔なんてしてない。
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-気付いたら私は、寝取られ専門エロゲの世界の人妻の桐子に転生していた。そして夫の拓郎と顔を合わせる。 「……この人、私の好みなんだけれど」 世界の強制力がなんとしても桐子を寝取られ妻にしようと、あれこれと仕掛けてくる。 桐子は世界の強制力に負けずに、拓郎との愛を守り通せるのか。 絶対に寝取られる世界に喧嘩を売る、絶対に寝取られたくない人妻桐子の奮闘記。
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-「大丈夫、僕は死なないよ」 35歳の主婦・華乃(かの)は青春のひとときを思い出していた。幼い頃から病弱で、17歳からは祖父の家で療養生活を送るようになった華乃。そこで出会った儚げな青年・陽一(よういち)に華乃は惹かれていった。恋を自覚した途端、陽一を意識しすぎてろくに口もきけなくなる華乃であったがある日急に二人の距離は縮まってゆき……!?
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-いつもカリカリしている経理の美和と営業の槙人は犬猿の仲。 飲み会でたまたま一緒になってしまい、気まずい思いを酒で消そうとしたら、次の日起きたらホテルで一緒に寝ていた。逃げ出してなかったことにしようとする美和だが、どうも槙人の様子は変。 犬猿なふたりはワンナイトラブから進展あるのか。
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-元々悪霊祓いの神楽の踊り手を輩出してきた倉橋家には、踊り手として致命的な顔に傷を持つ娘、美代子がいる。 踊り手としての道も嫁入りの道も諦めていた矢先、唐突に「彼女を娶りたい」という申し出が。 陰陽師として最高峰家系・土御門家の当主、弘だった。 しかし美代子と弘には少なからず因縁があり。 「これからお嫁さんとしてよろしくね、お姉ちゃん?」 「あ、あなた……男だったの!?」 幼馴染の勘違いからはじまる、大正嫁入り物語。
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-主人公の藤本彩葉は、さくらファミリー総合病院に併設されているさくら総合ケアセンターの老人保健施設で働いている介護士で婚約者がいる。だが、婚約者に浮気されてしまい婚約破棄することになり病院にも自主退職を命じられてしまい人生どん底に。 そんなある時、病院の医師・葛木と再会して契約結婚することになり……?
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-「間に合った……」 窓から射し込む夕焼けが、闇を含んで夜へと塗り替えられようとしていて……その気配をひしひしと己が身に感じて、私はその場にしゃがみ込みこんだ。 自身を抱いてほんの数分……銀の髪色と肩ほどの長さや薄紅の虹彩はそのままに、私は変わってしまう。 ついさっきまでの、本来の性別の私はいなくなる。 そこにいるのは「女」へと変わってしまった「男(私)」だ。 日が昇り朝が来るまで、私は──……
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-都子と十海は、高校三年の春に出会った。友達の多い彼女と、いつもひとりでいる私。胸の大きさは、同じくらいだろうか。ふたりは変わらない日常を過ごしながら友情を育んでいくが、しだいに特別な感情を抱くようになり、おたがいが同性だと知りつつも、その関係が少しずつ変わりはじめる。はじめての気持ちに翻弄されながら、時には立ち止まり、時には駆け足で、不器用ながらも想いをぶつけ合う。そんな、都子と十海のあたたかいお話しです。
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-伯爵家二男メルヴィンは家を出て冒険者をしていたが後継者である兄、アルヴァルが危篤だと、連れ戻された。だが「危篤」というのはある意味では嘘で、ある程度は真実であった。帰り着いた頃には生命の危機から逃れていたアルヴァルだが、どういうわけかメルヴィンへと継承権を置き換えると言う。意味がわからずメルヴィンは兄を見舞う。 そこには奇病により性別が変わってしまった兄。 「……勃起もんじゃねーか……ッ」 呆然としながらもメルヴィンがこぼしたひと言がこれであった。
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-井上真希は秋季大秋を最後に陸上競技から引退する決意をしていた。最後の短距離走で見事に優勝し有終の美を飾るものの、ライバルだった美玲がシャワールームでいきなり躰を求めてくる。目くるめくような女同士の快感を味わい、真希は女同士の性の悦びに目覚めていく。
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-15歳の私が初めて恋をしたのは、手の届かない、少女のように美しい男性アーティストでした。私は彼の音楽とその姿に惹かれましたが、それは恋人になりたいという想いでした。彼のライヴに行くことが叶ったのですが、彼は活動休止を発表します。心を占める絶対的な存在を見失いかけた私は、偶然知り合った女性作家に彼の人形を作りたいと頼み、その代わりに彼女の求める「永遠の少女」のモデルを引き受けました。ラストに起こる、ささやかだけれど、確かな奇跡が起こることを知らずに。
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-「リオ、俺と番って」 予想していた懇願だが、オレは困ったように微笑った。子を成して群れを作りたいのならばオレではできないだろう。オレを見下ろしていた青い瞳が白く光った。 狼獣人は発情期を迎えて魔獣人化して魔力を得る。あえて魔法を受けながら「なるほど」とオレはうなずいた。 「ノラン……おまえ、獣人だと思ってたけど……」 そう言った時にはもう、オレの声は、肉体は、かわっていた。 男から女へと。
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-女子大生の奈々はサークルで出会ったイケメンの淳一に憧れ、ずっと恋心を抱いている。けれど、内気で恥ずかしがり屋の奈々はその想いを告白できずにいた。クラスメイトで仲良しの留美子に「自分から告っちゃいなよ」とアドバイスを受けた奈々は、思い切って淳一に自分の気持ちを伝える。
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-王子の恋に振り回されたり振り回したり。 王子様に愛されれば、身分だって生い立ちだって関係なく、お姫様になれる。 そんな恋の短編集。 ・『惚れ薬と王子様』 森に隠れ住む魔女と、彼女に頻繁に会いに来る王子を繋いだのは……惚れ薬と魔法の本? ・『針子はオネエサマに愛される』 劇団の針子が抜擢されたのは、訳あり王族の話し相手。その人は女装しているけれど、実は……。 ・『男装従者は夜伽の世話はしない』 駆け落ちした兄に替わって出仕する男装女子は、第二王子に気に入られ……。
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4.5婚約者が突然消えた上に住んでいたマンションから追い出されてしまった羽村葵。未経験可の『銀行窓口』に安定を見出して就職するものの、向いていないと営業アシスタントに業務変更する。その配属先にはエースと有名なエリート課長の成嶋炯がいた。連続で頭取表彰も受けるほどのエリートな彼は包み込むように傷ついた葵を癒す。「恋ができるようになるまで待つ」そう言ったはずなのにどんどん心の中に入り込んでくる彼に葵は戸惑いつつも、幸せを感じるようになり……。
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-日本では、セックスは男の勝手次第と流れて来た。だが、西欧の潮流は、「男女平等」、「LGBTQ」性差別の廃止に向かって走る。だが、男の身勝手なセックスは、家庭に入った妻・家事・子育ての家政婦にはセックスから回避される。彼女たちにもセックスの欲望はある。だが、男たちはそれを許さず、彼女たちはセックスと言う欲望の原点まで取り上げられる。時は流れ、女権向上の社会を背景に、そんなセックス拒否・回避された女性にセックス回帰を・・・と、ロボットが研究される。セックス漂流させられた女性たちの怒りはロボットによって慰められる。セックスにロボットは、生身の男女の感触に近づき、もうすぐ、女たちは生身のセックスをオトコに迫るだろう!
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-私が五十歳を過ぎて知り合った彼氏とはラブラブではあるけれど、寄る年波SEXに自信をなくしている。そこに極上のSEXを教えてくれる先生と出会った。 先生はリモートでソフトなタッチで体を喜ばせるテクニックを教えていたが、私はついにそのモデルとなる。 私は触るか触らないかのタッチでとろける快感に溺れる。 それを彼氏に試してみた。 それは、自分がして欲しいことをしてみるということを先生から教わったからだ。それは、終わりのない快感の連続であった。
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4.0休日出勤のある日、幸哉は高校時代の彼女・千尋と再会する。 十年前、家の事情で千尋は突然町を去り、以来まったくの音信不通だった。 今までの年月、彼女はいったいどうしていたのか── 心の底に眠らせていた想いが、再会をきっかけにふたたび目覚めていく。
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-入社して三年目の新井真央は仕事も覚え、プライベートを充実させたいと婚活を始めていた。ところが知り合った男に初めてのデートでラブホテルへと連れ込まれ、躰をオモチャにされてしまう。 そんな真央に先輩社員の佐和子は占いで運命の人と出会い、結婚まで漕ぎ着けたのだと自慢してくる。 興味の湧いた真央も同じ占い師に占って貰う。半信半疑だったけれど、やがて、真央も運命の人との出会いを果たす。
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-今しがた、店に入ってきたのは屈強な冒険者の男三人と、その腕の中で大事そうに横抱きにされている意識のない褐色肌のエルフ美少女だった。 俺はうちの宿を利用している唯一の宿泊客を思い浮かべる。砂漠出身と言っていたそのエルフの肌は確かに褐色で、冒険者登録をしている魔道士だったが…… 一八歳ぐらいの美青年だったはず……
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-占い師と偽り、顧客と体を重ねることで日々の糧を得る溝西むめ。華奢でありながら妖艶な肉体を持つ彼女は多くの顧客から人気を集めていたが、その経歴から自分に自信を持てないでいた。そんな彼女は顧客の甥である奈口キセキと出会い、はじめての恋をする。キセキの快活さに魅せられたむめは、彼を失いたくない一心でハメ撮りやカメラを前にしての手淫など、さまざまなプレイに応じていく。そのかいあってかキセキにプロポーズされたむめだったが、それは新たな苦難の始まりだった――
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-賀茂神社に奉仕する斎院と左大臣家の貴公子との禁断の恋。退下した前斎院は、思い人である貴公子の元に降嫁することとなった。その恋が実ろうとする時、前斎院が何者かの手引きにより行方知れずとなってしまう。前斎院にずっとお仕えしている古参の女房、少納言の君より貴公子宛に手紙が届く……。
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-好きな料理はおいしい。 大切な人と食べる食事はもっとおいしい。 つくったりつくってもらったりしながら、少しずつ恋を育んでいく短編集。 ・「食ドウラク恋ドウラク」 仕事帰りのライターが行き倒れたお隣さんに餌付けしたことからはじまる、恋の物語。 ・「ジャム、瓶、私の恋」 人見知りなジャム屋に声をかけてくる甘党バイヤーとの、じれじれな甘い恋。 ・「限界女子は食事でエロくなる」 限界が過ぎて彼氏と別れてしまった女子と同級生料理研究家の、再会からの恋。
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-「俺に、任せてみない?」 世が世ならお姫様だけれど今は貧乏OLの神菜(かんな)。そんな神菜は歯並びがコンプレックスで男性と向き合うことなく気がつけば三十路手前になっていた。ある日仕事でミスをした神菜は上司から歯並びについて罵倒され深く傷つく。そんな時に高校の同級生だった健(たける)と再会。矯正歯科医をやっている彼に愛を告げられた神菜は彼の治療を受けることになり!?
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-大学の友達の絵里に誘われ、地方にやって来た末森文乃は夜に遊ぶ場所が見つからず退屈で欲求不満を抱えていた。おまけに同部屋の絵里は部屋に男を呼び込んでセックスしている始末。 そんな文乃も年下のイケメン彼氏をゲットするものの、思わぬ展開が待ち受けている。
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-自分の声に聞こえない声で幼なじみへと叫び、再び迫りくる触手と俺は対峙する。 遠くに、転がっている俺の長剣が見える。それさえ……! 拾えれば……と動くも、どうにも上手くいかなかった。 体のサイズが本当の俺と違いすぎるからか、上手く体が動かない。あと、やたらと揺れる胸が……おっぱいが邪魔だし! 触手が、俺を再びからめ取る。俺の体を女にしてどうするつもりなのか。 いや、愚問だ。古来から触手のすることは決まっているのだから。 捕まえた人間に、ドスケベなことをする!
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-細菌の犯人は分かった!そう言わなかったか?だから、気持ちがもやもやしていったい何をしているのだよ、たくさんの医師が集結していながらさ(怒っているよ、私は!)いったいどれほどの検査をしたら、これがこうなって結課がでました。。 ハッキリとした、結果報告を言ってほしい。 命がけの手術をした人には何か特権でもあるの?助けて、助けてって私のような体の人間に、追いすがって来ても全部はしてあげられない。ここまでの準備を最低限、何故しておかなかったのかと、腹立たしくなった。元気な体だったら、これしきのことぐらい引き受けるよ。 もう、いい加減分かってほしかった。 私は胸の中にたまりに溜まっていた気持ちを、声に出して一気に彼に言ってしまった。
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-女好きの父のせいで大迷惑をかけられた上、魔法学校で王都男子の不貞まで知らしめられたエリシュカは、故郷に戻っても男嫌いなまま女領主として生活し、持ち込まれる婚約の話を蹴り続けている。 視察の際、盗賊をした青年を気まぐれで拾い、彼を自分付きの執事として教育を施すことになった。 男嫌いが過ぎるエリシュカも、自分の執事のマレクにだけは甘くなる。 愛を否定する女領主と、愛を知らない青年の恋と赦しの物語。
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-人柄と仕事振りを買われ、晴れて正社員となった高橋杏。病気がきっかけで終業後に坂口とちょっとしたLINEや通話をする仲に。 そんな彼女は、社内の既婚者に狙われたりもするが、同僚の坂口や上司谷の機転で救出されたりと、周りに恵まれる。 そんな彼女のこれまでの様子から、谷も坂口もてっきり杏に恋人はいないものと思っていたのに、なんとそんな高橋杏に降って湧いたようなニュースが飛び込んできて困惑する二人。 ハートマークが一方通行だらけ?の混戦模様オフィスLOVE。
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-「結婚したい」 その一言が言えない。 二十八歳で大手百貨店のバイヤー、春宮雪奈。仕事は順調、彼氏と同棲していて仲もいい。だけど、どこか本音では話せない。どうにか結婚の話をしようとする雪奈だが、仕事が忙しくなり、さらには海外勤務の話も出てきてしまう。 疲労が溜まっていく雪奈に、彼が告げる。 「旅に行こう」 果たして雪奈は結婚できるのか。 誰にでも起こりうる悩みを描いた、恋の物語。
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-主人公の金城汐梨は、名家のお嬢様で金持ち学校に通う高校2年生で恋に恋する女の子。ある日、大学生のお姉ちゃんにお見合いの話が上がる。どんな人なんだろうなぁと考えていたのにお姉ちゃんがいなくなってしまって家は大慌てになる。 だが、お姉ちゃんの代わりにお見合いを受けてほしいと両親に懇願されてしまいお見合いをすることに。 お見合い会場に行くと、そこには学校で不良と噂されている同級生・桜橋くんがいた。
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-名家の令嬢リルヴェラ・ハイワードは、その美貌から社交界の花形だった。しかし、唯一の身内である伯父が亡くなり、遺産を相続するための条件として「ミィッド・バートビル卿に処女を捧げること」を余儀なくされてしまう。 悪名高いバートビル卿に凌辱され、はじめこそ屈辱を感じていたリルヴェラだったが、激しく体を求められるうちに彼に惹かれていく。 しかし、そんなバートビル卿の出生に秘密があることを知ったリルヴェラは、思いもよらぬ苦難に見舞われることに――
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-貴族が気まぐれで遊んだ娼館の娼婦の娘だが魔力があるために、貴族邸の物置で暮らしていたダーシャ。 そんな中、娶った女性娶った女性が死んでいると噂される公爵家が新しい妻を募集していると言われている。 この家の愛娘を嫁に出したくないダーシャの継母は、物置のダーシャを青髭公爵の元に嫁がせる決断をする。 どこで生きていてもいずれ死ぬならばと思ったダーシャは、青髭公爵と呼ばれている孤独な青年、コンラートと過ごしていく。
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-ティナ、二十五歳、都会で失業したばかり。そんな時に、地元に住む母から雲職人にならないかという連絡がくる。国一番の雲職人で、何よりも幼い頃、ティナの遊び相手だったラウドという老人が、ティナに己の技術を継がせたいのだという。 国一番の弟子という重圧、衰退していく雲産業、将来への不安。ティナは全てを乗り越え、最高の雲をつくることができるのか。どこにでもいる人間ティナの、雲を切り裂くような人生が始まる!
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-夫との関係は、妻が妊娠できない身体と診断されるまでは良好だった。子どもを強く望んでいた保は、妻の奈美子が妊娠できないことを知り、不貞行為を繰り返すようになる。 しかし、自身に原因があると引け目を感じている奈美子は何も言えなかった。 気分転換のため、夏の間だけ海の家のバイトをすることに。海に遊びに来ていた複数の男達から迫られ、困っているところを同じアルバイトの司に助けられ、次第に二人の関係は深くなっていく。 しかし、それは夏の過ちの始まりだった。
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-夫に先立たれ、生まれたばかりの子を抱えて困り果てた月子。そこで舞い込んできたのは、陰陽師の弓削家の乳母の仕事だった。 そこに入って子と一緒に仕事に励んでいるところで、妻に先立たれたばかりの当主、義行に惹かれていく。 しかし乳母が当主に惹かれるのは前代未聞と、気持ちに蓋するつもりだった月子だが。 子が結ぶ不思議な縁の物語。
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-様々な女同士の感情を描く百合小説を六編収録 ~~~ ・後宮にいる下妃、アイリーンは侍女のクロエと誰にも秘密の恋をしている。 ・二人の少女は雁字搦めの世界から飛び出して宇宙にて居場所を探す。 ・苦しい現代社会を生きる二人は生き延びるため魔法をかける。 ・二人の姫君は互いを愛し合いながら決断する。 ・父から貰ったアンドロイドのユアを嫌っているお嬢様のリサは今の医学では治せない難病に罹り、コールドスリープで眠ることを決断する。 ・出会い系アプリで知り合った二人は初対面で墓参りをする。
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-ロマンス小説に憧れ、作家を目指しているチェルシーは、ある日思いついた小説をロマンス小説を馬鹿にしてくるクラスメイトにこき下ろされてしまう。 売り言葉に買い言葉で、今度の夜会で婚約者をクラスメイトに見せなくてはいけなくなってしまい意気消沈しているチェルシーは、出版社で出会ったベストセラーロマンス作家のベネディクトに、その場の勢いでプロポーズしてしまう。 それぞれの理由で婚約者をつくらなければいけないふたりは、思い立って結婚してしまったが。 ロマンス小説が繋ぐ、おかしな契約結婚の行く末は。
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-放課後の誰もいない音楽室で、艶めかしいキスをみた。それはまだ幼さが抜けない少年と今にも壊れてしまいそうなボロボロの頭蓋骨のキス。微笑む少年のその姿は正気の沙汰ではない、けれどその添えられる優しい手に、まるでその遺骨が生きているかのように頬染め話しかけるその瞳に、官能的な生々しいキスに魅入られ、憑りつかれたように音楽室へと通うようになる。
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-主人公の木下心夏は、結婚前提で付き合っていた彼氏に振られ傷心していた。 だが心夏を心配した友人・桃代の紹介で高校の先輩で和菓子屋の御曹司・天野碧斗と再会して……。
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-主人公の安田徹は幼稚園児の頃から既に算数の九九を理解していた。そんな徹は中学生になるとその才能を開花させる。そして、数学の教師から「数学オリンピック」を紹介される。高校生になった徹は数学英才セミナーに通い、そこで自分と同じように数学の才能のある高校生たちと出会う。そして、徹はセミナーで知り合った島田祥子と生まれて初めての恋に落ちる。数学オリンピックを舞台にした青春恋愛小説!
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-イった振りをするのは、別に悪いことじゃないと思う。 カラダはイクって反応をしてなくても、満たされて満足することだってある。 逆に、カラダはイってても、満たされないことだってあるのは知ってる? 色々言うのも、聞くのも、勇気がいる。 言わない方が、聞かない方が平和かもしれない。 でも、せっかく最初に話をしちゃったんなら、今更知らない振りするのはプレイだよね。 どうせなら、試してみようよ。 引かない。 だから、話して。 引かないで。 それなら、話すから。
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-代々聖女を輩出している家系で生まれたアレットは、この国では忌み嫌われている銀髪を持ち、亡霊を大量に引き寄せ続け、亡霊聖女の悪名で知られている。 おまけに正真正銘聖女な平民の少女と婚約者が仲良くなってしまい、立つ瀬がなくなってしまっている。 そんな彼女が出会ったのは、「死霊騎士」の名で畏怖の対象となっているエルネスト。 ふたりでこっそりと死霊を引き寄せる力のコントロールの練習をはじめるが。 忌み嫌われてしまった令嬢が幸せになるまでの物語。
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-主人公の桜橋妃菜は、百年以上続く旅館・櫻庵の若女将。高校卒業と同時に婚約した婚約者から婚約破棄される。傷心した妃菜は、祖父の友人の孫息子とお見合いすることになる。そこには高校時代の同級生で御曹司の加賀美がいて……!?
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-樫山実樹は30歳になったばかりの社会人。 同僚や友達の中では結婚の話題が増えてきたが、実樹個人にその気はない。 高校時代のあるトラウマが原因で「自分は結婚できない、一生独りでいるのだろう」と、数年前から思っているのだ。 そんな閉塞した状況に風穴を開けたのは、幼なじみである井原悠二郎からの、突然の告白。 果たして実樹は「普通の交際」を続けることができるのか……?
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-いつも部活に励み、その日も疲れて眠ってしまった清音は、気付けば見知らぬ少女に押し倒されていた。 聞けば相手はサキュバスで、怖くない男の人を探してさまよっていたところ、見つけたのが清音らしい。 ……私、女ですけれど? なし崩し的に関係を持ってしまったふたりは、互いに振り回し振り回されながら関係を深めていく。 へっぽこサキュバスと王子様系女子のちょっとエッチなラブコメディー。
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-田舎育ちのジョゼは歌姫を目指して王都にやってきたものの、資金繰りに喘ぎ、サロンで出資を募ってばかりいる。 そんな彼女のサロンにやってきたのは、謎めいた美丈夫の公爵子息エリクだが、地元の教会にいた歌の上手かった男の子に似ているような……。 彼の契約恋人となり、歌姫として活動を続けていたが、初恋の思い出と礼儀正しいエリクのギャップでだんだん離れがたくなり……。 歌姫と公爵子息の、身分違いの恋の行方は。
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-わたしには友達なんて一人もいない。 いつの間にか体育着が投げ捨てられていたり、鞄の中にゴミが詰め込まれていたり、そんな出来事が続くようになった。特に困ったのは、下駄箱の靴を隠されてしまい、その日は靴下のまま帰るはめになったこと。部室棟のトイレに呼び出されて殴られたりもしたけど、なんというか、彼女の暴力には痛みを感じなかった。 これは、記憶を失くしたわたしと、わたしを虐める彼女の切ない百合のお話し……。
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-大学二年生の千鶴の夢は税理士になることだ。けれど、実家は貧しく、奨学金で大学に通っている。その返済の為に、千鶴はソープランドで働く道を選んだ。見ず知らずの赤の他人に抱かれ、辛い毎日を送っている中、千鶴は思いも寄らなかった客と出くわしてしまう。非常な現代社会が生み出した悲しい物語。
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-同僚の希美と付き合っているまりな27歳のOL。 23歳の希美に対して、本心とうずまく欲情をうまく伝えられずに悩んでいる。 ある夜。まりなは酒に酔った勢いに任せ、ネットショッピングでとある商品を購入するのだが。
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5.0父が役員をする会社で突然社長秘書に任命された白石凛。未経験ながらも秘書として奮闘中!そんな中パーティで凛にワインをこぼしたのは強引で俺様な御曹司、榊原貴広だった。そんな彼の強引なアプローチに凛はどんどん抵抗できなくなっていく。気づいたら心も身体も乱されて……?
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-一八九〇年、パリ。二人の音楽家が世間を賑わせていた。稀代の変人エリック・サティ。鬼才の若手クロード・アシル・ドビュッシー。かたや自由奔放だが奇行の目立つ男、かたや才能はあるが傲慢が定評の二人は、「音楽家」の肩書に隠れある活動に従事していた。聖杯の薔薇十字団に属す諜報員の一員で… 時はフランス孤立全盛期。ドイツ宰相の罷免を機に再び陽の目を期待する時代。だが、そんな折彼らはある情報を得る。ドイツが秘密裏に進めていた軍事開発。ビスマルクの失脚を機に、ついに皇帝が施設を動かす準備をしているという。幹部の指令は状況把握と施設の破壊――かくして無謀とも言える任務が幕を開けるのだが… 十九世紀ヨーロッパ舞台のアクション・ファンタジー第二弾。
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