株式会社ボイジャー作品一覧

  • デジタル生存競争 誰が生き残るのか
    5.0
    何のための、誰のための、デジタルなのか? 環境破壊、社会不安、まん延するウィルス、すべてを停止させるコンピューター侵入。世界の億万長者は、自分で起こした現実からひたすら逃れることを考えます。技術開発は、集団的な繁栄を目指すものでしたが、富の蓄積は個人的な生き残りを図るものになりました。批判的であるはずのメディアは、市場感覚に圧倒されて屈服しています。自分だけが生き残る十分な資金を稼ぐ......うまく稼げたら勝利か? それは自分の排ガスから逃れるために高速で走る自動車をつくっているようなものです。このような勝手な考え・思いこみを『マインドセット』といいます。 闘わなければなりません。どうすればいいのか? 何もわからないほどに、私たちはデジタルにまみれ、自分自身を失っています。 ダグラス・ラシュコフは語ります——利己的な世界を超えて、コミュニティ、人間の相互扶助を取り戻せ、と。 この本を読み、今の自分と照らし合わせてみてください。すべて消耗品とされた私たち自身の防御がそこから始まります。 【目次】 はじめに マインドセットとの出会い 1.隔離の方程式 億万長者の防空壕戦略 2.合併と買収 彼らは出口戦略を必要としている 3.母の子宮に戻りたい テクノバブルに包まれた安全 4.ダムウェイター効果 見えないものは忘れられる 5.利己的な遺伝子 道徳よりも科学主義 6.全速力で前進 非人間化と支配と収奪 7.指数関数的成長 行き詰まれば別次元のメタへ 8.説得的技術 ボタン1つで彼らを消せるなら 9.バーニングマン からの展望 私たちは神のように 10.グレートリセット 世界を救うために資本主義を救う 11.鏡に映ったマインドセット 抵抗してもムダだ 12.コンピューター的因果応報 自業自得 13.パターン認識 全ては元に戻る 【著者】 ダグラス・ラシュコフ 1961年生まれ。米国ニューヨーク州在住。 第1回「公共的な知的活動における貢献に対するニール・ポストマン賞」を受賞。『Cyberia』/『サイベリア』、『MEDIA VIRUS!』/『ブレイク・ウイルスが来た‼︎』、『Throwing Rocks at the Google Bus』(グーグルバスに石を投げろ)、『Program or be Programmed』/『ネット社会を生きる10ヵ条』、『チームヒューマン』など多数執筆。『「デジタル分散主義」の時代へ』という論考が翻訳されている。 堺屋七左衛門 大阪市生まれ、神戸市在住。大阪大学大学院工学研究科電子工学専攻博士前期課程修了。日本翻訳者協会(JAT)会員、HON.jp(日本独立作家同盟)正会員。訳書『リスクコミュニケーション 標準マニュアル』(福村出版)、『チームヒューマン』『ネット社会を生きる10ヵ条』(ボイジャー)、『ケヴィン・ケリー著作選集 1』(ポット出版、達人出版会)、『マニフェスト 本の未来』共訳(ボイジャー)など。
  • 国語の授業、最前線! デジタル出版ツール活用事例に見るICT
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    1~4巻1,100~1,540円 (税込)
    デジタル出版を活用すれば、国語の授業が“深化”する! 教育ICTを導入した教育現場へのインタビュー集 教育現場へのICT(情報通信技術)導入が進んでいる。プロジェクターやデジタル教科書の採用、生徒や学生一人1台の情報端末利用などにより、紙中心だった従来の学校教育が大きく変わろうとしている。このような中、ボイジャーのデジタル出版ツール「ロマンサー」や「ロマンサークラスルーム」を国語の授業に導入し、「学びの質」を向上させる取り組みを始めた大学や小中学校がある。本書ではこうした学校現場での電子書籍の活用事例を、インタビューを通じて紹介する。これからのデジタル教育や学校図書館のあり方についても考察する。 【目次】 はじめに 第1章 ロマンサーがデジタル教育を支援する デジタル出版を活用した国語教育の広がり デジタル出版ツール、ロマンサーを使ってみよう 第2章 教育現場でのデジタル出版最前線! 中学から大学まで、デジタル出版で学ぶ学生たち ケーススタディ1 15歳でデジタル出版に挑戦、国語の授業を通じて知的探究を推進する ~都立大泉高等学校国語科 石鍋雄大先生に聞く~ ケーススタディ2 グーグル教育ツールや電子出版で、さまざまなアウトプットに挑戦する ~公立都留文科大学文学部国文学科 野中潤先生に聞く ケーススタディ3 子ども園から大学まで「図書館中心の学校」コンセプトを進める ~追手門学院大学国際教養学部教授 湯浅俊彦先生に聞く 第3章 どうなる?これからのデジタル出版 デジタル出版で市場や教育現場はどう変わるか インタビュー1 専修大学文学部教授 植村八潮生に聞く インタビュー2 滋賀文教短期大学国文学科講師 有山裕美子先生に聞く 第4章 学校現場でのロマンサー活用事例 第5章 ロマンサー導入校に使用感をアンケート おわりに 【著者】 大塚 葉 1984年早稲田大学法学部卒業後、技術評論社に入社。パソコン関連の雑誌、書籍の編集に携わる。1996年、日本初の女性向けパソコン誌「パソコンスタイルブックfor Women」を創刊。現在は日経BP総合研究所上席研究員シニアコンサルタント。人的資本経営、ダイバーシティ、働き方改革に関する講演や執筆多数。主な著書に『人材マネジメント革命~会社を変えるカリスマ人事たち~』『ミリオネーゼのコミュニケーション術』(ディスカヴァートゥウェンティワン)など。裏千家茶道助教授として茶道教室も展開する。
  • 電子出版とは何かを問い続けて 高木利弘スペシャルインタビュー
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    みんな電子出版を馬鹿にしてきた 2014年、Pamlinkが企画製作した『出版の未来』シリーズ第3回〝電子書籍を問い続けて〟の音声インタビューです。ナビケーターとして「MACLIFE」の編集長だった高木利弘さんが担当しました。音声は、Apple Musicで公開されています。このデータをテキスト化し、関係情報などのリンクを施しました。音声から発した小さな〝本〟が成り立つことを明らかにしています。テキスト情報を読み、戻り、咀嚼してご覧いただきたいとおもいます。 【目次】 電子出版とは何かを問い続けて 1章 ボイジャーを設立するまで 2章 初期作品『A Hard Day’s Night』 3章 エキスパンドブックから 4章 ガラケーからスマホへ 5章 インターネット・アーカイブとの出会い 6章 青空文庫 富田倫生の思い出 7章 浜野保樹が伝えた新しいメディア 8章 貧しいけれども〝自由〟 付録1 出版人・広告人 100号 インタビュー 付録2 チャレンジすることを忘れてはいけない あとがき 【著者】 萩野正昭 株式会社ボイジャー創業者。1946年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒。1969年港湾建設会社に就職、埋立造成工事に従事。1970年から東映教育映画部で契約演出職として働く。1981年レーザーディスク制作・企画、1990年パイオニアLDC取締役映画製作部長として映画のビジネス展開に従事する。1992年ボイジャー・ジャパンを設立。デジタル出版事業を開始。2013年ボイジャー代表取締役を退任、現在は取締役。著書に、『電子書籍奮戦記』『木で軍艦をつくった男』『これからの本の話をしよう』などがある。 高木利弘 1955年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。『MACLIFE』など、コンピュータ関連雑誌の編集長を歴任。 株式会社カシスで企画・開発したナレッジプロセッサKacis Publisher/Kacis Writerは、「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2001」を受賞する。近著は、『The History of Jobs&Apple』、『ジョブズ伝説』、 『iPhone・iPadヒットアプリ調査報告書2012』など。 株式会社クリエイシオン代表取締役。
  • 遠く永い夢(上巻)−本能寺 信長謀殺の真実−
    完結
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    明智光秀は本当に小栗栖の竹藪で果てたのか? もし生き延びていたのなら……戦国末期の大事件。隠された真実を解き明かす長編歴史小説。 NHK大河ドラマ『麒麟がくる』で一躍注目の明智光秀。『天上の麒麟 光秀に啼く』で本能寺の変の真犯人像を解き明かす歴史ミステリーを書き上げた茶屋二郎。その原点は本書にあり! 100人を超える登場人物の生きざまをリアルに描き切った渾身の作品。明智光秀は本当に死んだのか? 生き延びて、天下分け目の関ヶ原を戦い抜いた影の男だとの真相はいかに。 【目次】 主な登場人物 起の巻 侍 庵 / 阿弥陀ケ峰 / 奔 流/ 佐和山 無 道 / 江戸へ / 決 意 / 東 進 /上 坂 人 質 /覚 悟 / 火 災 承の巻 米 俵 / 上月城 / 鬼ケ嶽城 / 摂津の国 バテレン / 対 決 / 海 戦 / 春の恋 逃 亡 / 長 浜 / 狂 気 / 嫉 妬 馬ぞろえ / 中国攻め / 鳥取城 御幸の間 / 年賀の会 / 武田自刃 高松攻め / 焦 燥 / 上 洛 / 謀 反 思 案 / 本能寺前夜 / 連歌興行 本 心 / 人生五十年 【著者】 茶屋二郎 本名は山科誠。1945(昭和20)年、石川県金沢市生まれ。慶応大学卒業、小学館入社。その後バンダイに転じ、35歳で社長に就任する。日本玩具協会会長、デジタルメディア協会理事長、日本商品化権協会会長などを歴任。現在日本おもちゃ図書館財団代表理事。平成29年旭日中綬章を受賞。著書に「遠く永い夢」(日新報道)「青渕の竜」(廣済堂)「1868年終わりの始まり」(講談社)「アメージング グレース」「こげなお人ではなか」(ボイジャー)「天上の麒麟 光秀に啼く」(ボイジャー)などがある。
  • わたしが歩んだ医師の道 ——夢・努力・父母の愛——
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    人は誰でも来た道をふりかえる。嬉しくもない。美しくもない。けれどそのメモリーにこそ人の誇りが生きている。一人の医師の歩んだ道を、ふと見る尊さがここにある。 一人の医師の歩んだ道。北海道の小さな町に生まれ、父母は農園を営み身内に医療の関係者もないなかで医師になりたい、人のためになりたいという夢を実現した。75歳を迎えてすべてをふりかえり自分史を書き記す。故郷へそして父母への深い愛の数々が語られる。 【目次】 はじめに 第1章 私の生い立ち 第2章 古里増毛の四季と医師への夢 第3章 医師への夢を目指して 第4章 医師への夢とクラブ活動 第5章 医師への夢と志望する医師像 第6章 医師として 臨床医・研究者・教育者 第7章 大学を定年退職後の私 おわりに 後輩への一言を添えて 【著者】 富野康日己 1949年生まれ、1974年順天堂大学医学部卒業、1984年東海大学医学部内科講師、1994年順天堂大学医学部内科学講座教授、1999年ハノイ医科大学客員教授、2000年香港大学客員教授、2001年高雄医学大学客員教授、2003年インドネシア大学客員教授、2004年順天堂大学医学部附属順天堂医院副院長を経て、2006年同大学医学部長、2008年同大学大学院医学研究科長を歴任。現在、順天堂大学名誉教授、医療法人社団松和会理事長。

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