裳華房作品一覧

  • バイオ研究の舞台裏 細胞バンクと研究倫理
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    1巻1,760円 (税込)
    日本のバイオ研究の発展を支えている細胞バンク(JCRB).研究者からは培養細胞技術の信頼性と迅速性を常に期待されている.培養細胞の歴史や苦労話などを通して,細胞バンクの現状と将来の姿を探る.
  • 放射線の遺伝影響
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    1巻1,870円 (税込)
    放射線の被ばくによって体細胞に起きた突然変異は、被ばく者本人が白血病やがんなどの疾患になることがあります(遺伝的影響)。一方、放射線によって突然変異が生殖細胞に生じるとすると、子どもや未来の人類への影響が懸念されますが(遺伝性影響)、現在のところ、それを示す確実な証拠は見つかっていません。本書では、放射線の遺伝性影響のリスクを、その基礎から詳しく考察します。
  • エントロピーから読み解く 生物学 めぐりめぐむわきあがる生命
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    1巻2,970円 (税込)
    本書は、大学生を主な対象として、専門的な前提知識なしに、生物や生命について、新たな観点から考えなおす題材を提供することを目的としている。副題の「めぐる circulating」というのは、生命や人間社会の活動がサイクルをなしていることを指し、「めぐむ coupled」とは、それらのサイクルが、相互にエネルギーやものを供給しあっていることを示している。そして、無生物から、分子、細胞、個体、生態系、進化、あるいは人間社会などと、生命活動を構成する多数の階層のそれぞれにおいて、下の階層の勢いをもらって上位の階層が「わきあがる emergent」という「生命の勢い」の連鎖に思い至る。 本書は、こうした生命の基本的かつ統合的な理解を目指し、生命の理解の仕方や生命科学の教育に、エントロピーという尺度を導入することで、生命のつながりのすべてを理解する新しい風を吹き込むことを期待している。
  • 人類進化論 霊長類学からの展開
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    1巻2,090円 (税込)
    本書は、日本と欧米における視点の違いを考慮しながら、これまで霊長類学が扱ってきた人類進化のテーマと発見をわかりやすく紹介する入門書。野生霊長類のフィールドワークの成果に基づいて人類の進化史の解明を試みた。 はじめに霊長類学の発想とは何かを紹介し、日本と欧米の考え方の違いを解説する。続いて、人類の誕生の舞台になった熱帯雨林と、そこに適応してきた霊長類の進化史を概観し、他の哺乳類と異なる生活史を進化させたサル、類人猿、人類のそれぞれの特徴をまとめた。また、性の進化、オスの子殺しと暴力、和解行動・道具行動や種々のコミュニケーション能力について、それぞれ章を割いて解説した。最後に、霊長類学の知見から描いたヒトの進化について総括し、まだ解明されていない人類進化の謎について述べた。 本書を通して、(霊長類学によって)人類の過去を遡り、現在の人間を見つめなおす視線を養い、その探求の楽しさが味わえるであろう。
  • イチョウの自然誌と文化史
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    1巻2,640円 (税込)
    古来から日本人にとって親しみ深いイチョウは、ギンナン料理はもとより、街路樹として植えられ、シンボルマークや文学作品にも数多く登場してきた。明治時代、平瀬作五郎と池野成一郎によるイチョウやソテツの精子発見は、日本人が世界に先駆けて行った独創的な研究であるが、本書では、その舞台背景を当時の貴重な資料とともに紹介する。また、絶滅しかけたイチョウが、人間活動により世界中に「生きている化石」として分布を拡げてきた事実を知ることは、生物種の多様性を保全する見地からも大変重要である。イチョウの植物学的側面や、その文化史に興味のある方にぜひ一読をお勧めしたい。
  • ヒトを理解するための 生物学
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    1巻1,210円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。  大学、短期大学、専門学校で生物学を学ぶ学生のための入門書。本書の前半では生物に共通する細胞や分子のことについて学び、後半では主としてヒトの体や病気との闘い、そしてヒトの特性について考える。  化学構造式をできるだけ用いず説明をするので、高等学校で生物を未履修の学生にとっても、中学校の知識があれば一人で読み進めるのにそれほど困難はない。また多くの大学、短期大学、専門学校で、この内容を1学期で学習することを考え、全体は授業数に合わせて15章からなっている。さらに、各章の最後には、やや発展的な内容を付け加えたので、それぞれの章に関心をもった読者が、発展の節を勉強できるようになっている。 ※本書の改訂版(紙書籍)が2021年に刊行され、改訂版の電子書籍も配信されています。それに伴い、本書の価格を値下げいたしました。
  • 医療・看護系のための 生物学
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    1巻1,485円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。  生物学が扱う幅広い領域の中でも、医療系に必須の「生物の原則」基礎生物学と「ヒトに関する基本」基礎医学を大きな柱として解説し、延べ200校以上の学校でご採用いただいている教科書。図表を豊富に用意し、コラム、解説、疾患ノート等の囲み記事で生物学や医療・疾患にかかわる事項を説明する。 ※本書の改訂版(紙書籍)が2016年に刊行され、改訂版の電子書籍も配信されています。それに伴い、本書の価格を値下げいたしました。
  • 動物行動の分子生物学
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    遺伝子組換え技術が動物行動の解析手段として用いられるようになったのは1990年代半ば頃であるが、現在、分子レベルではどのような研究が進み、今後どのような発展が期待されているのだろうか。本書は線虫、ショウジョウバエ、小型魚類、マウス、ミツバチを題材に、それぞれの動物の行動を生み出す脳や神経系ではたらく分子(遺伝子やRNA、タンパク質)が調べられた研究成果に焦点を当てて解説した。また、近年発達したオプトジェネティクス(光遺伝学)手法についても詳説する。行動分子生物学をこれから勉強する方、また理解をさらに深めたい方にお薦めしたい。
  • ワークブックで学ぶ ヒトの生化学 構造・酵素・代謝
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    1巻1,760円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 生化学をきちんと習得するには、教科書を読んだり電子的資料を眺めたりするという受け身の作業だけでは不十分であり、問題を解き自己採点する能動的な活動が深い理解を助ける。本書は、取り扱う項目やその内容・構成などを親本の『イラスト 基礎からわかる生化学』に合わせたワークブックである。計算問題や記述式問題などの応用問題を多数用意した。また解答例を漏れなくつけ、詳しい解説も充実させ、親本の対応ページも付して、学習者に親切な工夫を満載した。薬剤師と管理栄養士の国家試験のうち、「生化学」分野にあたる問題に合わて「チャレンジ問題」も設けたので、国試対策にもなるだろう。
  • 医薬系のための 生物学
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    1巻3,300円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 医学系、薬学系、看護系など医療系に必須な生物学の基礎知識と応用力の習得を目的とし、豊富な図表とともに具体的な薬の名称や働きを織り交ぜながら、平易に解説した教科書。取り上げた項目は著者の経験をもとに選択し、とくに薬物と生物(細胞)とを常に意識しながら解説した。学生の意欲を喚起するために、最先端の「薬学ノート」「コラム」「トピックス」など適宜織り込み、さらに章の最後に演習問題と、巻末にその解答を掲載した。本書のみで必須項目のすべてをカバーできているわけではないが、本書の知識があれば、さらに“巨大な”生物学教科書や専門論文の原著等も容易に理解するための応用力が身につくであろう。
  • イラスト 基礎からわかる生化学 構造・酵素・代謝
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    1巻3,520円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 難解になりがちな生化学を、かゆいところに手が届く説明で指南する入門書。目に見えずイメージがわきにくい生命分子を多数のイラストで表現し、色刷りの感覚的なさし絵で日常経験に結びつける。なじみにくい学術用語も、ことばの由来や相互関係からていねいに解説し、とくに詳しく解説すべき概念などはコラムとして独立させて詳述。また、生化学の主役ともいうべき「酵素」に重点を置いて解説しているのも本書の大きな特徴である。いのちのしくみを自習でマスターできる新タイプの教科書。
  • 図解 分子細胞生物学
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    1巻5,720円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 生命科学を学ぶ学生の方々は、数多くの研究者たちによって蓄積された知識を効率よく理解することが求められ、やがてはその分野で活躍する研究者や知識人を目指さねばならない。そのためには、たとえば、研究者たちが100年間かけて築いた知識を、数か月から数年間で理解する必要がある。そうしなければ、急速な勢いで進んでいるこの分野の研究に追いつくことはとても不可能であると思われる。このような点を踏まえて、本書は模式図を中心にして解説をすることで、最近の分子細胞生物学全般の知識をできるだけ効率よく理解することを目標にしている。本書を読んだ後、細胞の分子構造や、それらが果たす機能、さまざまな生命現象の制御のしくみなどについて、頭の中にはっきりとしたイメージが構築されるであろう。
  • フリーソフトで作る バーチャルスライドと3Dモデルの作成法【カラー版】
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    1巻2,530円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1章では、組織全体を高精細に撮影した巨大なサイズの写真を、コンピューターを用いて自由自在に観察することができるバーチャルスライドについて解説した。2章では、動物の胚や組織など連続切片の写真を用いて、リアルな立体モデルを再構築し、それを詳細に観察する方法を解説した。3章では、一般に公開されているフリーソフトと、タンパク質や糖・アミノ酸など分子の数値データを用いて、誰でも簡単に分子の立体モデル作成できる方法について紹介した。 図版をカラーで収録。

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