ユリシーズ作品一覧
-
4.8全編書き下ろし! 大人気シリーズのスピンオフ過去編、始動!! 舞台は300年前のナーヴ王国。 強大な癒しの力を持つ、幼い最強聖女のお話。 ナーヴ王国の王女、セラフィーナは生まれつき目が見えず、隠れるように森で暮らしていた。 幼い精霊たちとともに、穏やかな日々を送っていた6歳のセラフィーナのもとに、一人の訪問者が現れる。 「君がセラフィーナだな。シリウス・ユリシーズ、君の従兄だ」 若き騎士団副総長、シリウスは王都への帰還を無理強いすることなく、セラフィーナに寄り添うように森で過ごすが、ある事件をきっかけに、彼女の能力が覚醒し── 小さな聖女と最強騎士の、楽しくにぎやかな物語。
-
4.4グレンフィル王国の後宮で、ユリシーズ王太子の第一側室として暮らしているローズマリー。 ある理由から側室をやめたいと思っていたけれど…そんな矢先、側室の義務である『閨の儀』を果たすよう命じられてしまって…!? 後宮歴10年の最古参にもかかわらず、年齢的な問題から正式な側室としては認められていなかったローズマリー。もし『閨の儀』を果たしてしまえば、本当に後宮から出られなくなってしまう…!回避するべくあの手この手で奮闘するローズマリーだけれど、ユリシーズはそれを許さなくて…!? 第一回comic Berry’sマンガシナリオ大賞入賞作、期待のコミカライズ! (この作品は電子コミック誌Berry’s Fantasy Vol. 14・15・16・19・20に収録されています。重複購入にご注意ください)
-
4.8リーセル・クロウは、恋人だったはずの王太子――ユリシーズによって処刑された。 それもこれも、性悪聖女に嵌められたせい。 どこで、何を間違えたのだろう? こんな人生は二度とごめんだ。 薄れゆく意識の中でそう考えるリーセルだが、気がついたら6歳の自分に戻っていた! 私、今度こそ間違えたりしない。平穏な人生を送るんだ! そう決意し、前回と違う道を選び続けるが―― 聖女の幼なじみである公爵家のギディオンがなぜか関わってくる。 あなたとは距離を保ちたいんですが! 「リーセル、早く助けて!」 「助けないとダメ……?」 「な、何を言って……。当たり前じゃないか!! 早くして!」 でもなんだか彼の性格が変わってるようで――?
-
---もう負け組なんて言わせない。やり直しの能力で幸せになってみせます! 幸せになれるはずの婚約披露パーティーで、最悪な形で第二王子から婚約破棄されてしまったヴァイオレット。なんの才能もなく、家柄しか誇れるものがなかったヴァイオレットは「負け組」と蔑まれ、プライドをズタズタにされてしまう。 日頃の行いが悪かったヴァイオレットは婚約破棄をきっかけに友人を失い、家族からも捨てられてしまう。誰からも信用されず、全てを失くしたヴァイオレットは幽閉された屋敷で火事に巻き込まれ、孤独に死のうとしていた…。 それまでの行いを反省し、人生をやり直したいと強く願った時、ヴァイオレットに『やり直し』という加護が発現。目覚めると婚約披露パーティーの1年前に戻っていた。 ヴァイオレットは心を入れ替え、『やり直し』を使いこなしながら、今度こそ幸せになるため歩み出す。 そんなヴァイオレットが出会ったのは、王宮の筆頭魔術師でありながら『化け物魔術師』と呼ばれ周囲から忌避されているユリシーズだった。 しかしユリシーズは紳士的で優しく、かつての婚約者とは正反対。ヴァイオレットは段々とユリシーズに惹かれていく。ユリシーズは触れる人を傷付けてしまう呪いのような体質だったが、なぜかヴァイオレットはユリシーズに触れることが出来るようで… さらにヴァイオレットは『やり直し』の能力で王太子妃の暗殺を防いだことから、何者かが暗躍するキナ臭い事件に巻き込まれていくのだった。
-
4.3第一王子の婚約者である公爵ユリシーズは、ここがBLゲームの世界であり、自分は第一王子ルートで処刑される悪役であると、処刑七日前に思い出す。気質までは変わらなかった彼は、自身の今までの所業が、悪行ではあるがこの世界の価値観では刑に問われる程ではない、ということを利用し、悔い改めるのではなく、「処刑する程の罪ではない」と周囲に思わせることで処罰を軽減しようと動き始める。その過程で、ゲームでは自分を裏切るポジションだった、幼少期からの従者トリスタンが、変わらぬ忠誠と執着を向けていると気づいたユリシーズは、彼を逃がさないため、ある提案を持ち掛け…… ※電子版は単行本をもとに編集しています。
-
4.0グレンフィル王国の後宮で、ユリシーズ王太子の第一側室として暮らしているローズマリー。 ある理由から側室をやめたいと思っていたけれど…そんな矢先、側室の義務である『閨の儀』を果たすよう命じられてしまって…!? 後宮歴10年の最古参にもかかわらず、年齢的な問題から正式な側室としては認められていなかったローズマリー。もし『閨の儀』を果たしてしまえば、本当に後宮から出られなくなってしまう…!回避するべくあの手この手で奮闘するローズマリーだけれど、ユリシーズはそれを許さなくて…!? 第一回comic Berry’sマンガシナリオ大賞入賞作、期待のコミカライズ! (この作品は電子コミック誌Berry’s Fantasy Vol.14に収録されています。重複購入にご注意ください)
-
4.3両親は失踪、借金取りに追われながらもめげないフリーター・天野凛々は、ある朝目覚めると牢の中だった!? 異世界の"悪女"アマリリスとなった彼女だが、罪を着せられた牢獄生活も、ドン底の日々に比べれば快適な天国暮らし! しかし、アマリリスが苦手とする美青年・ユリシーズとの出会いで運命は動き始め…!? スカッと笑えて最後は胸キュン、新世代の異世界転生ヒロインがここに誕生!
-
5.0少女と錬金術師の愛が救国の〈乙女〉を生んだ! 十五世紀、フランス王国は王位継承権を巡り、イングランド王国と苛烈な戦いを繰り広げていた。 そんな中、貴族の息子でありながら魔術や錬金術の研究に没頭する少年モンモランシは、パリの王立騎士養成学校でブルターニュ公の妹リッシュモンら、多くの騎士・姫騎士候補に囲まれ、慌ただしくも充実した日々を送っていた。 だがアザンクールの戦いでの大敗によって、フランスと彼らの運命は一変する。パリが陥落し、騎士養成学校も閉鎖され、すべてを失いお尋ね者の流れ錬金術師となったモンモランシは、逃亡先の村で不思議な少女ジャンヌと出会う……。 混沌の百年戦争を描き尽くす歴史戦記+能力バトル+伝奇ファンタジーの三位一体巨編(トリニティサガ)!!
-
4.0『罪と罰』『ユリシーズ』『百年の孤独』――世界中の人々に愛され、日本でも著名な文学作品は数多い。しかし、ストーリーのあらましを理解し、簡潔に説明できる人はどれほどいるだろうか。本書は、古今東西から50の名著を厳選し、作品発表当時の時代背景などを織り交ぜながら、その内容を平易に解説している。“現実のアポロ計画を100年前に先取りしていたSF小説のパイオニア”(『月世界旅行』)、“「吐き気」という生理現象を通じて哲学と文学の融合を試みた実存主義の聖典”(『嘔吐』)、“戦争を通じて恋愛悲劇を描いたハードボイルド文学の原点”(『武器よさらば』)、“平凡な家庭に訪れた突然の悲劇――現代人の孤独と不安を描く不条理文学の金字塔”(『変身』)など、大長編・難解作品でも、1作3分で早わかり! 「名作文学ワールド」への格好のガイドブック。
-
-1919年。在りし日の広島。物産陳列館にまつわる失われし物語。 作家米田淳一の舞台はSFと鉄道だけではない。凝縮された膨大な薀蓄、魅力的なキャラクターによる軽妙な掛け合いは、歴史浪漫にもその才を発揮するのだ(ノベルジャム・チームH担当編集波野發作談)。 1919年。大正8年の頃はあまり後世で注目をされている年代ではない。しかし、変わらず人は営み、世は移り変わっていく。広島がまだHIROSHIMAではなかった頃の、あったかもしれない、いや、あったはずの物語がそこにはあったのだ。 改造社社主・山本実彦、小説家谷崎潤一郎、同じく芥川龍之介は、取材と称して訪れた広島で、林芙美子と珠子の二人の女学生と出会う。そして、若干の下心もあったその会合で、三人は思わぬ展開に肝を冷やす。触らぬ神に祟りなし。触ってしまえば災い転じて福となす。アインシュタインもユーハイムもヤン・レツルもヴィトゲンシュタインも伊藤博文も知らないワンデイエピソード。それは切り取られた広島のユリシーズ。 NovelJam 2017 米光一成賞作品
-
4.5
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『ユリシーズ』に続いて死の間際まで書き継がれ、20世紀最大の文学的事件とされる奇書の画期的全訳。ダブリン西郊の居酒屋を営む一家と、現実・歴史・神話が絡みあう重層的物語。
-
4.0
-
-
-
4.3
-
-
-
5.0騎士養成学校で殺害事件発生……くっ、殺せ!! 百年戦争の最中、馬上槍(ジョスト)試合を間近に控えたパリの騎士養成学校で、シャトー修道姫騎士団団長が殺された! 死体の周りには、なぜか盃(さかずき)で象(かたど)られた五芒星の紋様が……何者かの陰謀を感じたモンモランシは、錬金術の知識を駆使し、その謎に迫ろうとする。その一方、モンモランシとは別に調査を進めていたリッシュモンに正体不明の追跡者が……。 表題作をはじめ、ドンレミ村でのジャンヌと妖精たちの交流とモンモランシたちの学園生活、そしてフランス軍に壊滅的な被害を与えたアザンクールの戦いの真相など、本編の前日譚を含む四編を収録。 混沌の百年戦争を描き尽くす歴史戦記+能力バトル+伝奇ファンタジーの三位一体巨編(トリニティサガ)、シリーズ初の短編集!!
-
-
-
-ジョイスの若き日を描いたとみられる自伝的要素の強い作品。主人公スティーヴン・ディーダラスが自分の周囲、肉親、恋人、友人、先生とたもとを分かち、アイルランドの郷土、民族、宗教、政治から決定的に訣別して、芸術に奉仕するコスモポリタンな人間として生きることを選び取るまでの息苦しい苦闘を描く青春文学の力作。この作品の中の多くの要素はすぐあとに続く「ユリシーズ」へと引き継がれた。