頂きたいと思います作品一覧

  • 月刊Gun Professionals2024年7月号
    NEW
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Gun Professionals 7月号は、現在世界最大の銃器メーカーとなったSIG SAUERのピストル新旧2挺とクラシックな傑作ライフルをご紹介します。ピストルのひとつは現代のSIG SAUERが形作られる母体となったスイスのシュバイツイッシュ・インデュストリー・ゲゼルシャフト(SIG)が作り上げ、1949年にスイス軍にP49として採用された傑作P210です。現代でもアメリカで製造が続くP210ですが、味わい深い初期のスイス製P210を詳しくご紹介します。  そしてもうひとつのピストルは、SIG SAUER最新モデルです。コンパクトピストルとしてスタートしながらそのバリエーションを拡大し、大型ピストルサイズとなったP365 AXGリージョンのレポートをお届けします。75年もの時間差のある新旧のピストルですが、どちらも魅力的であることを感じて頂きたいと思います。  クラシックなSIGのライフルはスイス軍用ライフルStgw57の民間バージョンであるSIG SG510です。現代のアサルトライフルとは明らかに違う7.5×55mmのヘビーライフルをスイスで取材しました。その他、CZ の現代ポリマーピストルP10Cやエンフォースタックレポートの2回目などをお届けします。 【実射レポート】 SIG P210 Classic SIG SAUER P365-AXG LEGION SIG SG510 (Stgw57民間バージョン) CZ P10 C Ruger LCR 22 Magnum エンフォースタック ライフル編 その他
  • 伊勢白山道写真集 太陽と神々の奇蹟の聖域 伊勢篇
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    太陽神、根源神の息吹 大自然と精霊と人が共生する姿。  大らかな「母性の聖地」には神気と精霊が満ちあふれています。観るだけで、読者の心に「祓いと禊」が起こることでしょう。 神に選ばれし地、「日本人の魂のふるさと」。ここは今でも、神話が続いています。 はじめに 平成二十二年五月に『太陽と大自然の神々の地、伊勢』を刊行しました。完売絶版後も再版への根強い要望を頂き、このたび二割ほどの写真を刷新して、新版を刊行することになりました。 伊勢神宮と伊勢地方の大自然を中心として写真を見直したのですが、伊勢は「神社と大自然との共生」というテーマが完成して継続している奇蹟の地だと改めて感じました。 伊勢神宮では、神様にお供えするお米、野菜・果物、干した鯛やアワビ、そして神事に最重要である御塩(みしお)も作っています。さらには、神事に使われるすべての土器は、神宮の土器調製所で製造。神様の衣である神御衣(かんみそ)も八尋殿(やひろでん)で機織りしています。 つまり伊勢神宮とは、人間が生きる生活そのもの、衣食住の暮らし全体を、神事として成り立っています。 写真集を再編集するにあたり、この点がやはり凄いことだと、心から深く感じ入りました。このことは、「生活の基本行為=最重要の神事」という大切な基本を私たちに教えてくれています。 伊勢神宮は外界との交流を断ったとしても、神宮内で生活ができる自給自足の原点の型を示しています。これは、これからも日本が継続するための、重要なヒントを神様が示してくださっていると思えてなりません。 前回の写真集と今回の写真集の間には、神宮において二十年間に一度の式年遷宮(しきねんせんぐう)(建て替え立て直し)がおこなわれています。神宮の御宮と伝統習慣が淡々と更新されていくのですが、そこには、いつもと同じ神宮が何事もなかったかのように淡々と継続されている姿がありました。「継続こそは力なり」、これを伊勢神宮と、これを支える伊勢地方に感じます。これからも、自給自足、地産地食の型をこのまま維持して、これが日本全体へ転写する原版となって欲しいものです。 この写真集を通して、伊勢の太陽、海、森林、川、巨石、自給自足の現場、太古から続く自然崇拝の姿を見て頂きたいと思います。 平成三十年 盛夏に記す  伊勢白山道
  • 一生使える話し方の教科書
    5.0
    職場で人間関係がぎくしゃくしたり、 トラブルに遭遇することがあります。 思ったことが十分に言えない。 正確に伝えられない。 相手の本音(真意)を正しく受け止められない。 思い当たることはありませんか? 著者は話し方の理論、実践について 講座で伝える社団法人の理事長を務め、 30年以上の指導実績があり、 多くの企業、話すことを仕事とする専門家からも 講座内容が評価されています。 本書では、話し方における原則ともいえる、 著者が提唱する「話力理論」の3つの柱、 内容力、対応力、心格力を高める方法についてまとめています。 些細なものも含め、職場での問題は そのほとんどがコミュニケーションの問題です。 「上手に話す方法」を知るために ノウハウを学んでも生かすことは難しく、 様々な場面で応用できません。 基本となる考え方を知り、実践することが大切なのです。 本書の内容を実践していくことで、 話す力は確実に高まります。 明日からあなたの仕事に本書の内容を生かし、 「成果の上がる話し方」を身につけて頂きたいと思います。
  • 遺品整理士が教える 遺す技術と片付けの極意 家族の負担を減らす生前整理のすすめ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 後悔しない&させないための「上手な遺し方」。 ★ 「自由に処分してもらってかまわない」よりも 「こうしてほしい」を伝える。 ★ すっきり身軽に、豊かに生きるために 「体力」と「気力」、「判断力」があるうちにはじめたい! ★ 急なライフスタイルの変化による家の片づけは、 誰にとっても負担が大きいもの。 日ごろのコミュニケーションと早目の着手を。 ★ 生前整理に役立つ 相談や断捨離の知識も紹介! ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 「処分してもらってかまわない」。 本人はそう思っていても、 家族を亡くしたご遺族は、 喪失感からなかなか手がつけられず、 結果、処分や片づけが長引いて負担になる、 といったことが、遺品整理の現場ではよくみられます。 あるいは、兄弟姉妹のなかで、 その言葉の受け取り方や遺されたモノに対して温度差があって、 遺品整理をきっかけに仲が良かった関係がぎくしゃくしてしまう、 といったケースもあります。 仕分けや片づけがされないまま、 持ち主/権利者がいなくなった家やモノの整理というのは、 それだけ大変なものなのです。 家族にそうした思わぬ負担をかけず、 遺品整理を「思い出と向き合う最後の時間」 としてもらうために大切なのは、 「こうしてほしい」を明確に伝えること。 そして、自分自身で片づけを進めておくこと。 整理の中で重要なのは、「仕分け」です。 すぐに「処分」することは抵抗があるなら 「仕分け」からはじめてはいかがでしょうか。 本書では、「仕分け」の具体的なコツも 多く紹介しています。 何より、片づけや生前整理には、 体力と気力、そして判断力が必要ですし、 家族・親族のコミュニケーションも欠かせません。 どんな「生前整理」が家族の負担を 減らすことにつながるのか。 喜んでもらえるのか。 ぜひ本書をきっかけに考えてみてください。 ◆◇◆ 著者からのコメント ◆◇◆ 私たちは、生きていく上であらゆる人間関係のもとに 人生が構築されていきます。 その中で、切っても切れないのが親子の縁、 兄弟の絆です。 いつかはくる別れの時に、 あなた自身も子供や親族に遺品整理を 託さなければならないという状況になるでしょう。 その前にまず、親、兄弟の遺品整理を する方が先かもしれません。 そんな時、いったいどのような気持ちで、 どのように対処していけばいいのでしょうか。 そこにはさまざまな難しい現実問題が 発生していきます。 人間一人がくらしていた生活のすべてを 整理するということはとても大変なことです。 決して頑張りすぎないこと。 プロのコツを知り、そして実際に整理業者を 上手に活用することで、 「いい準備、いい生前整理ができた」 といえるような方法を選んで頂きたいと思います。 この本がお役に立ちますことを願っております。 一般社団法人遺品整理認定協会理事長 木村 榮治 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 序 章 今できる「遺す技術・片づけ」 * いま、なぜ「遺す技術」なのか * 「遺す技術」とは * 突然の遺品整理は苦労も多い ・・・など ☆ 第1章 身近な人が亡くなったとき 何が起きるか、どうすれば良いか 遺される側からcheck! * 遺される側から見た「実家の片づけ」 * いつ、誰がやるのかスケジュールを立てる * 相続について決める * 不用品の処分、ゴミ出しの実際 * 廃棄物処分やリサイクル家電の処分 * 遺品整理の現場から ・・・など ☆ 第2章 身内が困らないように遺すための 片づけの極意 * 生前整理の大切さをお互いに確認する * まずは受け取る側とのコミュニケーション * エンディングノートを活用してみる * 葬儀・墓をどうするか * 「贈与契約書」で意思表示をする * 生前贈与で相続問題を軽減 ・・・など ☆ 第3章 生前整理を進めるには何をすれば * まずは動線を確認 * 衣類の整理もグルーピングで仕分けを * 使わない宝飾品や貴金属は、査定に * パソコンは法律に基づいてリサイクル * 車やバイクは相続か廃車か決める * 本やCDは新古書店に問い合わせてみよう ・・・など ☆ 第4章 プロの業者の上手な活用 * 上手くプロに依頼する方法 * 家事代行業者の上手な活用 * 不用品回収業者の上手な活用 * 家屋の修繕やリフォーム業者の活用 * 遺品整理のプロは生前整理のプロ * 生前の財産整理は計画的に行う ・・・など ※本書は2016年発行の 『遺品整理士が教える「遺す技術」豊かに生きるための“備えと片づけ″』 を元に加筆修正・再編集をし、 書名・装丁を変更して再発行したものです。
  • 家庭の人体力学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 薬を飲む前に、できることがある――。不調を感じた場合、症状に対する対処療法が基本となる西洋医学と、症状が現れる原因を探る井本整体の処方の違いを症状ごとに対比して紹介。カラダにあらわれる不調の原因と、家庭でできる症状の改善法がわかります。症状に良いと思って飲んでいる薬が、実は症状の治りを遅くさせていた、というケースがあります。なぜそこが痛むのか、なぜそこが不快なのか。根本的な原因がわからないまま、患部の痛みや不快感を和らげる薬を飲んでいる、という方も多いのではないでしょうか。しかしながら、どこかに痛みや不快感がある場合は、明らかに身体のサインです。患部の痛みを和らげることも大切ですが、その痛みがなぜ発生したのか、その本当の原因を、ご自身の生活習慣にまで遡って考えることが大切です。本書では、症状別に西洋医学と、井本整体による人体力学の処方の違いを解説します。そのうえで、ご家庭ですぐに実践できる、人体力学による症状を改善させる方法も紹介していきます。薬を飲んでもなかなかよくならない、とお悩みの方は、ぜひお手に取って頂きたいと思います。
  • 高校生のための受験地理の遊び方 地理が嫌いで仕方ない受験生の君に大学生の僕が教えるおもしろさ。10分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量13,000文字以上 14,000文字未満(10分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 初めに、この本は地理を受験用に学ぶ高校生、特にその中で地理が好きではない高校生の皆さんへ宛てたものです。 ですがはっきり言って、タイトルに「遊び方」と入れた以上、地理のテストで良い点が取れたり、受験に受かる戦略を知れたりするような類のものではありません。 純粋に地理を楽しんでほしい。そしてもしできることなら、地理を好きになってほしい。それがこの本のゴールです。 その結果地理の模試などの成績が上がろうが下がろうが、僕には関係ありません。 地理に限らず、どんな受験科目でも目に見える数字は二の次です。 僕は受験を終えて大学に進学し、半年ほど経ちましたが、それでも地理が好きです。 そんな科目を一つでも多く作れたら、人生楽しくなる気がします。 ぜひこの先書いてある「地理を学ぶメリット」と「地理の学び方」を知って、地理の勉強を楽しむことを実感して頂きたいと思います。 【目次】 1部 地理を学ぶメリット  一章 モテる  二章 新しい学問を拓ける  三章 データ分析力、情報収集能力がつく  四章 未来を予測できる 2部 地理の学び方  一章 「パターン」を見つける  二章 物語を知る  三章 映画・ドラマ・本・YouTubeを使う  四章 ヲタクになる  五章 旅に出る 【著者紹介】 はまこう(ハマコウ) 国際系の学部で学ぶ大学1年生です。 受験勉強の経験や大学での学修について発信出来たら良いなと思っています。文章を書くことは好きです。
  • ここまでわかった! 「コロナワクチン後遺症」
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2023年3月から、「マスクの着用」の判断が原則私たち国民に委ねられ、5月からは、新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行しました。私たちは「日常」を取り戻しつつある一方、2021年に始まった新型コロナワクチンの接種には、様々な疑念がつきまとっています。コロナワクチンを接種した後に原因不明の体調不良に悩まされている方々、接種直後に家族を亡くされ、悲しまれていらっしゃる方々は、確かに存在します。その事実からは決して目を背けることはできません。 本誌では、一般に「ワクチン後遺症」と呼ばれる事象に真剣に向き合い、コロナやワクチンに精通した5人の医師に徹底取材。それぞれの異なる見解や説、先生方の臨床・研究の成果を惜しまず公開しています。今なお原因不明の体調不良に悩まされている方々には、是非この本を手に取って頂きたいと思います。快方に向かう糸口が見つかるかもしれません。これからのワクチン追加接種を悩まれている方々にも、選択のための有益な情報をお届けします。
  • 詰碁基本問題集
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 定石や布石で間違えた、といっても(プロならともかく)一局を致命的にダメにするほどのケースは少ないでしょう。「さあ、どうやって逆転しようか」程度が大半です。しかし、死活のミスはそれだけで好局を台無しにします。終盤で「ハネツギを打ったらダメヅマリになって死んでしまった」と言うケースは一度や二度ではないでしょう。 本書は実戦に頻出する形を中心に取り上げました。そのため「問題集」よりもむしろ「死活辞典」に近い構成となっています。単純な形で、どの辺りまでが活きることができ、どの辺りまでが死ぬ危険性があるか…その「死活の境目」を感じ取って頂きたいと思います。
  • 手でさわれるような幼児のこころ
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    小さな子ども達は、言葉では、自分の気持を表現することができません。ところが「色や形という造形要素を使って、こんなにも深いこころを、訴えている」という真実を(勿論仮説ではありますが)いくつかの事例を見て頂きながら、知って頂きたいと思います。
  • DX時代に成長する製造業のIT戦略
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    ****************************************************** 中小企業がDXを進めるにあたって、 経営者が押さえておくべき 戦略・プロセス・予算がよく分かる! ****************************************************** 中小企業の経営者の皆さん、 苦手だからといって、ITから目をそらしていませんか? 中小企業の経営においても、 DX(デジタル・トランスフォーメーション)が不可欠な時代となりました。 著者の太田記生氏は 「DXにおける最優先課題は、基幹系業務システム(基幹システム)の導入・更改」 であると言います。 DXというと、ドローンの活用など、見た目に派手な部分に目が行きがちですが、 経営資源の宝庫というべき基幹システムに手を入れなければ、 DXが本来、目指すべき経営改革や業務効率化は実現できません。 太田氏は外資系の大手ITベンダーでSE(システムエンジニア)として、 ITプロジェクトに関わった後、中小企業診断士の資格を取得。 経営的視点とITの実務の両面から、 数多くの中小企業のDX推進のサポートを行ってきました。 本書では、ITの知識に疎い、多くの中小企業経営者に向けて、 DXの根幹を占める 「基幹システムの導入・更改にあたっての戦略・プロセス・予算」 を平易な言葉で解説しています。 本書を読んで、1社でも多くの中小企業がITを有効に活用し、 DX新時代を勝ち抜いて頂きたいと思います。
  • デザイン経営の実行
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    昨今、世界的企業であるアップル、ダイソンなどの名だたる企業が 「デザイン経営」を導入することで業績を伸ばしています。 一方で日本企業においては、「デザイン経営」を 導入している企業は約15%とまだ少ない現状です。 経済産業省は、2018年5月に「デザイン経営宣言」を発表し、 日本の経営者に対して、早急にデザイン経営を 事業の中核に導入することを促す動きを見せています。 このような未曾有の変革期において、 なぜ「デザイン経営」が注目されるでしょうか? 本書ではその背景について解説していくとともに、 他社に先駆けていち早く「デザイン経営」に取り組み、 認知度アップ、生産性の向上、メディア掲載件数の激増などと 確実に成果を上げている著者の会社での 取り組みを明らかにしていきます。 不動産業界だけではなく、様々な業種、業界で実践できる 「デザイン経営」に関する方法を知り、 読者のビジネスの現場において活用して頂きたいと思います。
  • パステル画 技法と表現力を磨く50のポイント 新版 この一冊でステップアップ!
    完結
    3.0
    全1巻2,035円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 作品づくりで差がつくコツを、豊富な作品例でわかりやすく紹介します! ★ 画材の選び方やパステルの表現手法、魅せる構図・彩色のテクニックまで。 ★ 静物・風景・動物・人間など各モチーフの、手順を追いながら詳しく解説! ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ パステルの箱を開けると、そこに並ぶのは色とりどりの美しい粒子の塊です。 目を奪われそうな数々のパステルからたった一つを選んで 自分の感情の赴くままに手と指を直接画面を作り上げていく行程は、 ほかの画材では体験したことのない楽しさを感じます。 それはパステル画が持つ最大の魅力だと思います。 ですが、美しい粒子の塊であるパステルで描き進めていくうちに 色々な問題に直面しそれ以上描き進めなくなることがあります。 それは画面への定着の問題であったり、粒子の粉が混ざりすぎて濁ってしまったり、 最後にバックの描き方に悩んだり、バックとモチーフの境の描き方であったり、 もっとハイレベルな問題として画面の空気感が出ない、 美しい光が画面に出ないなど人それぞれの問題が出てきます。 本書ではそのようなパステルの悩みを解決するテクニックと、 パステルの選び方、下地の作り方などをレクチャーしたいと思います。 また、パステルの種類と特徴、パステル画に合う紙の種類、 色々な道具のよりよい使い方、などをご紹介しながら、 描く対象によって選ぶパステルなどを細かくレクチャーします。 そして構図の入れ方、空間と光の作り方なども参考にして頂きたいと思います。 パステルの起源はイタリアルネッサンス期にさかのぼります。 先人の画家たちもパステルと紙の接着などに悩んでいたと考えています。 いかにパステルの持ち味を活かす生き生きとしたパステル画を描いていくか、 みなさまも先人の画家たちのように色々な下地作りを楽しんで、 バラエティーに富んだパステル画を描いて頂きたく本書を書かせて頂きました。 私の技法が少しでもみなさまのお役に立てば幸いです。 高木 匡子 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆第1章 ワンランク上を目指すための基本のおさらい *ポイント1 パステルの使い分けとパステル画に使える画材を知る *ポイント2 紙の種類と使い分け方を知る *ポイント3 点描画はパステル本来の美しい発色が活きる ・・・など全9ポイント ☆第2章 仕上がりに差が出るバック作りのコツ *ポイント10 ローラーは何回も転がさずむらになるように塗ると空気感が出る *ポイント11 ジェッソをかけてパステルを流すと面白い効果が出る *ポイント12 描きづらい紙はジェッソで下地を作ると改善されデザインも楽しめる ・・・など全10項目 *コラム パステル画の下地について ☆第3章 もっと上手に静物画を描くコツ *ポイント20 余分なパステルの粒子を洗い流すことで絵が濁らず複雑な色が出る *ポイント21 いったんモチーフを取り外すことで隠れて見えない部分を正確に捉える *ポイント22 吊るされたモチーフは紐に吊るされた部分を中心に描く ・・・など全14項目 *コラム パステル画で静物画を描くこと ☆第4章 もっと上手に風景画を描くコツ *ポイント34 下地作りでは表現したい空気をイメージしながら大気の流動を描く *ポイント35 空に緑色を入れることで自然との一体感を出す *ポイント36 木炭で構図を決めたらフィキサチーフをかけてデザインを定着させる ・・・など全7項目 *コラム パステル画で風景画を描くこと ☆第5章 もっと上手に動物画を描くコツ *ポイント41 全身を描くときは骨格を意識する *ポイント42 重ねた色が濁らないように強く擦りすぎない *ポイント43 同じ動物でも頭の形や顔の長さなどの違いを描き分ける ・・・など全5項目 *コラム パステルの特質と定着と保存 ※ 本書は2018年発行の『この一冊でステップアップ! パステル画 技法と表現力を磨く50のポイント』を 新版として発売するにあたり、 内容を確認し一部必要な修正を行ったものです。
  • ブタだったらなんなのさ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大学卒業後、広告業に飛び込んだものの、毎日営業&制作に追われて終電帰り。そんな多忙な中、なぜかふと、年頃の女の子が「やせたい」「キレイになりたい」と思う純粋で赤裸裸な気持ちを描きたい衝動に駆られ…仕事から帰宅後、真夜中にコピー用紙にサインペンでせっせと仕上げた作品です。 そして、たまたま目にした高知新聞社主催の第6回黒潮マンガ大賞に応募してみたところ、珍しいマンガのスタイルだ。と取り上げて頂き、入賞させて頂きました。 今では、「エッセイ漫画」というスタイルは漫画のひとつの形として不動のものとなっていますが、あの頃はエッセイとイラストを組み合わせるスタイルはあまり見かけませんでした。 おかげさまで、黒潮漫画大賞入賞後、内容を大幅に加筆・改訂した形で『パラサイト・デブ』というタイトルで太田出版から1997年に出版して頂きました。 今回は、原作の入賞作品に副題『~やせたい女の子の気持ち~』を添え、本文中は彩色を施しました。主人公の女の子が、あーでもない、こーでもない。と悩む心の動きが、色を加えることでより、コミカルに楽しく表現できました。「やせたい」と一度は思ったことのある女性にぜひ手に取って頂きたいと思います。~作者まえがきより~
  • 息子へ。
    4.0
    福島第一原発の事故から数週間が経とうとしていた頃、 一人の男が愛する息子に向けて書いた、ごく個人的な文章が、 インターネット上で燎原の火のように広がり続けていた……。 「原子力発電」を全ての地球人に問いかける感動のメッセージ、緊急出版!! ※ この作品の印税の全額は、日本赤十字社を通して、義援金として東日本大震災の被災地に届けられます。 ここに流れる沈着な愛、深い哲学、もうなんといったらいいかわかりませんが、 原発に賛成とか反対とか言う前に、全ての方に読んで頂きたいと思います。 ――池田香代子(翻訳家・『世界がもし100人の村だったら』著者)
  • もっとエンジョイできる透析医療
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    ●透析をしていても90歳まで元気に生きられます。 「透析をしたら10年しか生きられない」。昔はそう言われていました。 ただ、今は透析の技術は確実に進歩しているので健康な人達と同じように長生き出来る時代になっています。 本書は従来の透析のイメージを刷新し、患者さん達の立場にたった「革命的透析医療」を実践している医師が、出来るだけ気持ちよく透析医療を受ける為の方法や心構え、そしてただ長生きするだけではなく、もっと人生をエンジョイ出来る方法を1冊にまとめた本です。 ●シャント管理が重要です。 「シャント」とは透析をする際に血液の出入り口になるもので、第2の心臓と呼ばれています。 その管理はとても大変で重要です。 シャントが狭窄や閉塞によってトラブルを起こして詰まってしまう事で、血液がうっ滞したり逆流したりして、最終的には透析自体が出来なくなってしまう恐れがあります。 悪化すると破裂する事もあります。 そうならない為には「シャント運動」を行い、綺麗に維持する事が必要です。 シャントの「観察」も欠かせません。 「見る」「聞く」「触る」「腕を持ちあげる」という4つを欠かさない事でトラブルを早めに発見出来ます。 ●「生きたリハビリ」と「チーム医療」によって患者さんは元気になります。 透析は1回4時間を週に3回行いますが、その間のリハビリを行っている医療機関は多くありません。 退屈を紛らわせるという事だけではなく、体を良い状態にする為には透析時間をただ単に過ごすよりもリハビリを行う事で格段に変わります。 そこで大切なのが「チーム医療」です。 患者さん本人だけではなく、ご家族や理学療法士、管理栄養士、臨床工学技士など医療スタッフとの「1つのチーム」としての医療がとても重要です。 患者さん自らが「良くなりたい!」という思いを持って頂けるような心のケアも大切です。 「人工透析」をする事で病気が完治するという事は残念ながらありません。 ただ、人生を笑顔でエンジョイして、ワクワクするような医療もある事を知って頂きたいと思います。

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