秀吉 ねね作品一覧

  • 戦国武将の手紙
    4.0
    秀吉の妻ねねの愚痴をたしなめる信長、孫娘の病気を見舞う家康、本能寺の変の後、親友に助力を請う明智光秀――。下克上の時代、歴史の裏に隠された、武将たちの心情や意外な素顔が手紙を通して見えてくる!
  • 王者の妻 上 豊臣秀吉の正室おねねの生涯
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    一介の草履とりから天下人に出世した豊臣秀吉。その秀吉に14歳で嫁いだ妻おねね。仲睦まじい夫婦だったが、地位があがるにつれ、秀吉の浮気の虫と権力欲が頭をもたげ、おねねを苦しめるのだった。戦国の女性を描いた傑作歴史小説。
  • 王者の妻(上)
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    日本の歴史上最も出世した男として名高い、秀吉。一介の草履とりから、一人前の侍、ついには天下人にまでのぼりつめた秀吉を陰で支え続けた妻おねね。平凡な夫婦生活から一変、権力に巻き込まれていく中で、おねねが真に望んだものとは? 激動の時代を生きた女性が抱えずにはいられなかった苦悩を直木賞作家永井路子が描く、歴史長編。 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
  • 京都 ぶらり歴史探訪ガイド 今昔ウォーキング
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 京都の歴史をテーマでめぐる充実の25コース! ★ 各時代の偉人ゆかりの神社仏閣。 ★ 都の文化・産業を支えた町衆の暮らし。 ★ 平安歌人の恋物語と和歌の旧跡など…。 ★ 千年の都を紐解く歴史ロマンの旅へ! ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 1200年の歴史に育まれた京都には 多くの寺社、史跡、旧跡などがあります。 金閣寺や龍安寺といった世界的に有名な寺院から、 町の一画にある寺社や史跡まで、 それこそ京都市中のいたるところに点在しています。 そうした寺社や史跡は、それぞれが京都の歴史を 脈々と今に伝えている貴重なものなのです。 歴史が好きな人にはたまらない町といえます。 それこそ、ちょっと歩くだけで寺社や史跡、 旧跡に出合える町は、日本中探しても おそらく京都だけといっても過言ではないでしょう。 そして150万人近い人が暮らす大都市でありながら 京都はとてもコンパクトにまとまった町。 中心地から車で30分も走れば、 もう郊外と呼べる場所に行き着いてしまうほどです。 言い方を変えれば、狭いエリアに 「歴史」がギュっと凝縮されているのです。 ですから、京都ほど歴史散策に向いた都市はないのです。 本書はテーマを絞って、25コースの 京都歴史散策コースを紹介しています。 各スポットの紹介は他のガイドブックと異なり、 歴史好きの人に合わせやや踏み込んだ解説をしています。 ですから、いわゆる定説とは若干異なっている 記述もあります。 読者の皆様も本書を参考に京都の 歴史スポットをめぐり、ぜひご自分の視点で歴史に 思いを馳せていただけたらと思います。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ≪東山≫ ☆ 豊国廟と太閤ゆかりの史跡 秀吉が眠る豊国廟、豊国神社とその界隈で、 太閤が残した史跡をめぐる ☆ ねねと高台寺と東山の社寺 秀吉の正室北政所(ねね)ゆかりの高台寺から 東山の社寺をめぐる ☆ 京都の守護神が創建した清水寺 清水の舞台で有名な清水寺。その隠れた 歴史を探りながら、周辺の参道をめぐる ≪祇園≫ ☆ 花街祇園は、芸能・文化発祥の地 日本を代表する花街祇園をめぐり、 芸能・文化の礎に触れる ≪木屋町通周辺≫ ☆ 龍馬と志士ゆかりの幕末史跡 木屋町通周辺に集中する、坂本龍馬や 勤王の志士達の足跡をめぐる ≪寺町・新京極≫ ☆ 都市計画で整備された寺町 秀吉が戦乱の荒廃から復興させた、 桃山時代の京都に出合う ≪洛中・鉾町≫ ☆ 京都を支えた町衆が暮らす町 京都を支え続けた町衆。彼らの力がみなぎる 鉾町にある京町家と史跡をめぐる ≪御所・黒谷≫ ☆ 幕末の京都を守護した会津藩 幕末の京都で国家のために働いた、 松平容保と会津藩士達の足跡を追う ≪哲学の道≫ ☆ あまたの歴史を秘めた鹿ヶ谷 哲学の道にある寺院や神社の、 隠れた歴史をおもしろ視点で再発見 ≪一乗寺≫ ☆ 京と叡山を結ぶ宗教と政治の道 雲母坂沿いの寺社や史跡を訪ね、 この地を往来した古人の思いを考える ≪上賀茂・下鴨≫ ☆ 古い歴史を持つ王城鎮護の賀茂社 朝廷の崇敬厚い、京都最古級の神社、 上賀茂神社と下鴨神社ゆかりの史跡をめぐる ≪西陣≫ ☆ 伝統工芸西陣織を育んだ街 西陣織に関わった織元の旦那衆と、 職人達の残した足跡をめぐる ☆ 不思議な伝承に彩られた西陣 数々の伝承に彩られた西陣の、 庶民信仰の寺社をめぐる ≪壬生・二条≫ ☆ 激動の幕末を生きた新選組 新選組の誕生から、 鳥羽伏見の戦いまでの軌跡を訪ねる ≪紫野≫ ☆ 戦国大名ゆかりの大徳寺 戦国大名達が競って塔頭を建立した大徳寺と、 紫野の古社をめぐる ・・・など ※本書は2016年発行の 『京都 ぶらり歴史探訪ウォーキング』 を元に情報更新・一部必要な修正を行い、 書名・装丁を変更して新たに発行したものです。
  • 新書太閤記 一
    -
    吉川英治の長編の歴史小説。若き日の豊臣秀吉。貧しい家に生まれ、その容貌から「猿」と蔑まれた秀吉が己の才覚だけを武器に出世を重ね戦乱の世にはばたく。現代の処世術にも通じるピンチをチャンスに変える考え方とは。ひたすら母のため家族のためにと思い、働く姿は日本人そのもの。一巻は日吉の生い立ちから信長に仕え、ねねとの出会い。
  • 日本名婦伝
    -
    歴史上の偉人の妻たちの短編集。英雄たちの偉業には必ず内助の功があった。楠木正成の妻、久子。夫を始め我が子を次々に戦で失うが、涙を見せずに気丈に振る舞う。その姿に心を打たれずにはいられない「大楠公夫人」。豊臣秀吉の正室寧子(ねね)。猿と言われ当時は身分も低く貧しかった藤吉郎。しかしそんな藤吉郎に惹かれ嫁ぐ。やがて藤吉郎は頭角を現わし出世する。秀吉は浮気をするがねねは生涯秀吉に尽くす。ねねの人柄がしのばれるエピソード「太閤夫人」。その他「谷干城夫人」「小野寺十内の妻」「細川ガラシャ夫人」「静御前」「田崎草雲の妻」「山陽の母」全八話収録。
  • ふたりごと
    完結
    3.8
    全1巻792円 (税込)
    武将には、妻だけに見せる笑顔がある。歴女に熱烈に支持されている戦国漫画「ふたりじめ」シリーズ第2弾! ●信長夫婦と秀吉夫婦――浮気がおさまらない秀吉のことを信長に愚痴ったねねは、信長から心のこもった手紙をもらう。信長は、ねねと同じく、正室なのに子どもを授かることができなかった自分の妻・濃姫のことを思いやって「大切にしてやれ」と秀吉を叱ったのだ。しかし、後継ぎがいない秀吉は……。 ●武田信玄とふたりの妻――実家を信玄に滅ぼされ、側室となった蓉(諏訪御料人)は、信玄の正室・孝(三条の方)に「あなたは甘えている。私はあなたを哀れんでなどさしあげませぬ」と厳しい言葉を投げかけられ、ライバル心をむきだしにする。正室と側室の確執と、ほのかな友情の物語。 ●織田信忠と松姫――信長と側室の間に生まれた長男・信忠に、武田信玄の娘・松との縁談がもちあがる。最初はとまどっていた信忠だが、手紙を交わすうちに、顔もしらない松への愛情が芽生え始める。しかし信長の命令により、織田は武田を滅ぼすことになってしまう。 ●真田信幸と稲姫――真田幸村の兄・信幸と、鬼嫁と名高い(?)稲姫の物語。関ヶ原の役直前、東軍と西軍に分かれて戦うことになった真田家。仲の悪い舅・昌幸に「信幸はお前のことを火のような女といっていた」といわれて落ち込む稲姫だったが……。 ●豊臣秀頼と千姫――秀吉の息子・秀頼と、家康の孫娘・千姫。豊臣と徳川をつなぐための政略結婚をした幼い千姫は、自分の置かれている状況もわからずに秀頼を慕う。 ●伊達政宗と愛姫――病床についた晩年の政宗は「死ぬ前に、ひとめお顔を見たい」という愛姫の願いを頑なに拒否しつづける。「天下一いい男のまま、おまえの中で死にたい」という政宗に、あきれる愛姫だが…。遅れてきた英傑・伊達政宗の一生をたどる、切ない愛の回想録。
  • 前田利家と妻まつ 「加賀百万石」を築いた二人三脚
    3.0
    戦国時代の夫婦の物語といえば、豊臣秀吉とねねの話が有名だが、秀吉夫妻と終生の親交を結んだ前田利家と妻まつの歩みも、「ミニ太閤記」とでもいうべき輝かしい出世譚である。若気の至りで主君・織田信長の勘気をこうむり、足軽長屋に暮らしはじめた利家とまつ。まさにゼロからの出発だったが、実直・律儀に忠義を尽くす利家は、やがて帰参を許され、信長の計らいで前田の当主となる。その後、戦場往来の日々に生きる利家を、妻まつはしっかりと支え、二男九女を育て上げていく。信長の横死、秀吉の台頭と天下統一という激変のなか、利家は「加賀百万石」の大名として豊臣政権の屋台骨を支えるようになる。だが秀吉が没し、利家も後を追うように病没すると、加賀前田家の存続をかけたまつの闘いが始まるのだった。2002年のNHK大河ドラマは「利家とまつ」に決まった。女流作家ならではの繊細な筆づかいで、テレビに先駆けて戦国の夫婦の物語を描く力作。

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  • 令和太閤記 寧々の戦国日記<電子特別版>
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    <電子特別版> 紙書籍未収録! ニュースクランチ掲載時の挿絵をまとめた、ウッケツハルコさんイラスト集を追加した電子特別版です。 大河に決まった徳川家康に負けたくない! 秀吉の妻・寧々の視点で描かれる戦国時代がここに爆誕! 最新の歴史検証と考察に基づき、戦国という時代を、思う存分に夢を見ながら生きた秀吉夫婦と、それをとりまく人たちを「北政所寧々の回想」というかたちで、秀吉の生涯とその時代を等身大で描く新感覚歴史物語。 「夫の秀吉がこのところ不人気なのが残念でございます。 江戸時代でも『太閤記』は人気でしたし、明治になると帝を大事にした忠臣と誉められ、戦後も出世をめざすサラリーマンの理想だったのです。 NHKの大河ドラマでも、初めて城主になった長浜時代のころなどは、私だけでなく、義母の『なか(のちの大政所)』や義弟の小一郎(のちの秀長)、二人の姉妹など血縁者の情愛や協力で秀吉を支えたことを、ホームドラマ的に描いていただいてます。 由緒ある戦国武将の家と違って、普通の家族に近かったのが現代の人たちにも共感を持っていただけるのでしょう。 ところが、秀吉の役は、出世するにつれて、品がなくてがさつで、好色で好戦的で陰謀好きとか、ひどい扱われ方でございます。 でも、考えてもみてください。 もし、秀吉がそんな人間なら天下を取るなどできるはずがございません。 そういう風潮を残念に思っていたところ、本書の執筆という願ったりかなったりの申し込みを受けました。」(寧々より)

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