福井市作品一覧

  • ヒポクラテスの暗号
    -
    1巻770円 (税込)
    政府要人の寿命が一ヵ月単位で予測されている!? 謎の怪文書をめぐって政財界が揺れ動く 「さっき演壇で挨拶した室縄通産大臣だけどな。今月いっぱいもたないだろう。三年前からわかっているんだ」  健康長寿科学シンポジウムにふらりと現れた五十過ぎの汚い男は、不敵にもそう宣言した。製薬会社に勤める西畑は、酔っ払いの戯れ言だと思っていたが…。やがて、全閣僚の寿命を一ヵ月単位で予測した“ヒポテーブル”なる怪文書を目にして、西畑は男の行方を探し始める。一方、細胞手術(セル・サージェリー)という世界初の手法で執刀された肝臓移植手術の経過報告に、永田町は耳をそばだてていた。肝機能障害を噂される首相の緊急入院、その裏では政財界を巻き込んだ陰謀が蠢いていた…。先端医学情報が国政を揺さぶった六ヵ月を描く、驚異の医学サスペンス。 ●山崎光夫(やまざき・みつお) 1947年福井市生まれ。作家。早稲田大学教育学部卒業。テレビ番組の構成、雑誌記者などを経て、1985年「安楽処方箋」で小説現代新人賞を受賞、同年短編「サイレント・サウスポー」で直木賞候補、1986年「詐病」「ジェンナーの遺言」が連続して直木賞候補となる。1998年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で新田次郎文学賞受賞。医学を題材にした作品が多い。
  • 赤い王国
    -
    1巻495円 (税込)
    都心で発生した謎の病原体! 戦慄の医療パニック・サスペンス!  そびえる都庁、瞬くネオン。雑多な人々が行き交う国際都市新宿…。その地下を突如ネズミが跋扈(ばっこ)し始めた。赤子をかじり、停電を引き起こし、都市機能を蝕むネズミの異常繁殖。時同じくしてネズミが原因とみられる致死性の奇病が流行、医療チームの必死の努力にもかかわらず、犠牲者だけが増えていく。なぜ新宿だけが…。  欲望渦巻く大都会の病理か、国際的な陰謀か。そして“赤いカミュ”とは…? 緊迫のサスペンス巨編。 ●山崎光夫(やまざき・みつお) 1947年福井市生まれ。作家。早稲田大学教育学部卒業。テレビ番組の構成、雑誌記者などを経て、1985年「安楽処方箋」で小説現代新人賞を受賞、同年短編「サイレント・サウスポー」で直木賞候補、1986年「詐病」「ジェンナーの遺言」が連続して直木賞候補となる。1998年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で新田次郎文学賞受賞。医学を題材にした作品が多い。
  • 安楽処方箋
    -
    1巻495円 (税込)
    医学雑誌に掲載された「医師に見破られず自殺する方法」の謎は解明できるのか 「医師に見破られず自殺する方法ありや」医家向け専門雑誌に掲載されたこの質問に対し、謎の投書が寄せられた。「有リ。但シ、影響多大ト思ワレルニ付、茲ニハ記サズ」……編集部の塩谷は、昨年から頭にこびりついて離れない自分の母親の経緯を考えると、その内容はとても人ごととは考えられなかった。彼は、その手紙に使用されている横罫便箋に小さく印刷されていた「東京養成院」の活字を手掛かりに、差出人を探すことを決意する。(「安楽処方箋」より)  現代における生と死の意味を鋭くえぐる小説現代新人賞受賞作「安楽処方箋」、直木賞候補作「サイレント・サウスポー」「詐病」他を併録した医療ミステリ短篇集の名作。 *安楽処方箋 *サイレント・サウスポー *詐病 *カルテの軌跡 ●山崎光夫(やまざき・みつお) 1947年福井市生まれ。作家。早稲田大学教育学部卒業。テレビ番組の構成、雑誌記者などを経て、1985年「安楽処方箋」で小説現代新人賞を受賞、同年短編「サイレント・サウスポー」で直木賞候補、1986年「詐病」「ジェンナーの遺言」が連続して直木賞候補となる。1998年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で新田次郎文学賞受賞。医学を題材にした作品が多い。
  • 生命(いのち)のサイレン 救急女医・五條史子
    -
    1巻495円 (税込)
    生と死がせめぎあう救急医療の現場に、若き女医が挑む  孤独な老人、虐待された幼子、ヴィザ切れの外国人労働者、犯罪者、あるいは政府要人……。救急病棟に運び込まれた人々の群れ、その過去、そして現在が、女医・五條史子の前に立ちふさがる。  サイレンが鳴り響く、赤いランプが回る、ストレッチャーが音をたてて運び込まれる。「生命徴候(バイタルサイン)チェック!」オペ室で、集中治療室で、現代社会に病み、傷ついた者を救うべく、彼女の闘いが始まった。  現代医療の原点を問う、衝撃の医学小説。連作短篇集。 ●山崎光夫(やまざき・みつお) 1947年福井市生まれ。作家。早稲田大学教育学部卒業。テレビ番組の構成、雑誌記者などを経て、1985年「安楽処方箋」で小説現代新人賞を受賞、同年短編「サイレント・サウスポー」で直木賞候補、1986年「詐病」「ジェンナーの遺言」が連続して直木賞候補となる。1998年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で新田次郎文学賞受賞。医学を題材にした作品が多い。
  • 海の隼 <下> 参謀・三浦按針(ウイリアム・アダムス)
    -
    家康を天下人にした〝戦国最強の助っ人〟~24年ぶり、待望の復刊~ 1600年に流れ着いた一隻の船──命からがら漂着した乗組員の一人がウイリアム・アダムスだった。日本に足を踏み入れた最初のイギリス人となった彼を待ち受けていたのは、戦国の世。それは「関ヶ原の戦い」の半年前のことだった!徳川家康との運命的な出会いをきっかけに、アダムスは日本の行く末を大きく変える時代の大波に呑み込まれていく。家康の天下獲りと新しい国づくり、旧教と新教の戦い、そして世界戦略・・・。〝三浦按針〟として異国で生き抜いた男の波乱の人生を活き活きと描いた大島昌宏の傑作歴史小説、24年ぶり待望の復刊! 【目次】 第七章 平戸オランダ商館 第八章 ノバ・イスパニア 第九章 祖国との絆 第十章 大坂の陣 第十一章 落日 終章 残照 参考文献 初版あとがき 【著者】 大島昌宏 1934(昭和9)年、福井市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。広告会社に勤務し、数多くのテレビCMの企画制作を手掛ける。1992(平成4)年『九頭竜川』(現在「つり人社」から刊行)で第11回新田次郎文学賞を受賞。1994(平成6)年には『罪なくして斬らる 小栗上野介』で第3回中山義秀文学賞を受賞。主な著書に『北の海鳴り 小説・中島三郎助』『幕末写真師 下岡蓮杖』『そろばん武士道』『結城秀康』『炎の如く 由利公正』などがある。1999年12月没。生誕90年・没後25年に向けて、電子書籍による復刊が進んでいる。
  • 海の隼 <上> 参謀・三浦按針(ウイリアム・アダムス)
    -
    家康を天下人にした〝戦国最強の助っ人〟~24年ぶり、待望の復刊~ 1600年に流れ着いた一隻の船──命からがら漂着した乗組員の一人がウイリアム・アダムスだった。日本に足を踏み入れた最初のイギリス人となった彼を待ち受けていたのは、戦国の世。それは「関ヶ原の戦い」の半年前のことだった!徳川家康との運命的な出会いをきっかけに、アダムスは日本の行く末を大きく変える時代の大波に呑み込まれていく。家康の天下獲りと新しい国づくり、旧教と新教の戦い、そして世界戦略・・・。〝三浦按針〟として異国で生き抜いた男の波乱の人生を活き活きと描いた大島昌宏の傑作歴史小説、24年ぶり待望の復刊! 【目次】 序章 第一章 漂着 第二章 その前夜 第三章 関ヶ原決戦 第四章 旗本・三浦按針 第五章 海隼丸 第六章 パタニ 【著者】 大島昌宏 1934(昭和9)年、福井市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。広告会社に勤務し、数多くのテレビCMの企画制作を手掛ける。1992(平成4)年『九頭竜川』(現在「つり人社」から刊行)で第11回新田次郎文学賞を受賞。1994(平成6)年には『罪なくして斬らる 小栗上野介』で第3回中山義秀文学賞を受賞。主な著書に『北の海鳴り 小説・中島三郎助』『幕末写真師 下岡蓮杖』『そろばん武士道』『結城秀康』『炎の如く 由利公正』などがある。1999年12月没。生誕90年・没後25年に向けて、電子書籍による復刊が進んでいる。
  • 越前おろしそば文化
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 越前のそばは、やや太めで歯ごたえのある麺に大根おろしと醤油出汁、鰹節で食べる。江戸時代初め、このおろしそばが始まり、歴史と風土の中でおいしく育ってきた。福井県玄そば協会会長で、全国にさきがけて福井市内で30年前そば道場を開き、全日本素人そば打ち名人大会の審査員もつとめていた中山重成さんが書き上げた一冊。越前そばの歴史、栄養と味の秘密、おいしい打ち方、育て方、地域に残る味わいある食べ方など「おろしそばの伝道師」中山さんが人生を傾けて得たそばのおいしさと魅力が詰まっている。幻の名著の復刊。

    試し読み

    フォロー
  • 鷗外青春診療録控 千住に吹く風
    3.8
    橘井堂(きっせいどう)医院には今日も子細ありげな患者が訪れる――。東大医学部を卒業後、父の診療所を手伝う森林太郎(鷗外)。ドイツ留学を熱望し、みずからの進路について煩悶しつつも、市井の一医者である父に「理想の生」のあり方を見出してゆく。明治14年、「青年医」の人間的成長を描く連作短篇集。 著者紹介 山崎光夫(やまざき・みつお) 1947年、福井市生まれ。早稲田大学教育学部卒業。85年『安楽処方箋』で小説現代新人賞、98年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で第17回新田次郎文学賞を受賞。小説に『北里柴三郎 雷(ドンネル)と呼ばれた男』『殿、それでは戦国武将のお話をいたしましょう 貝原益軒の歴史夜話』など。医学・薬学関係に造詣が深い。
  • 岡田啓介 開戦に抗し、終戦を実現させた海軍大将のリアリズム [電子改訂版]
    -
    良質な保守思想、現実的な軍事思想、平和を求めるリアリズムを体現した岡田の生涯を詳解。 海軍軍人(最終階級は海軍大将)、連合艦隊司令長官、海軍大臣、逓信大臣、拓務大臣、内閣総理大臣(在1934‐36年)を歴任した岡田啓介(1868‐1952)。現福井市に生まれ、海軍軍人として日清・日露戦争に従軍。首相在任中の天皇機関説事件では美濃部説支持を示したことで軍や右翼から攻撃される。二・二六事件で義弟が殺害され、事件後には被害者である岡田のほうが引責辞任。退任後は重臣として日米開戦回避に尽力、開戦後は東條打倒を画策し、鈴木貫太郎と協力しながら和平を実現した男であった。 【目次】 岡田、松尾、迫水関係 二・二六事件系譜 まえがき 第一章 襲撃 第二章 総理官邸 第三章 脱出 第四章 海軍 第五章 戦争 第六章 軍縮 第七章 大命降下 第八章 対決 あとがき 引用および参考文献 岡田啓介年表 【著者】 山田邦紀 1945年、福井県敦賀市生まれ。早稲田大学文学部仏文卒。夕刊紙『日刊ゲンダイ』編集部記者として三十年に亘って活躍。現在はフリー。著書に『ポーランド孤児・「桜咲く国」がつないだ765人の命』『軍が警察に勝った日』『岡田啓介』(いずれも現代書館)、共著に『東の太陽、西の新月─日本・トルコ友好秘話「エルトゥールル号」事件』『明治の快男児トルコへ跳ぶ─山田寅次郎伝』(いずれも現代書館)他。
  • 川 生命の水脈
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 3万本の川が流れているという「川の国」ニッポン。水に恵まれ豊かな暮らしが生まれてきたがそれは危険との背中合わせの暮らしでもある。治水への意識と取り組みは高まってはいても、地球温暖化で狂った気象が想定外の豪雨をもたらし、各地に洪水を引き起こす。2004年夏、福井県は福井市を中心に豪雨の大きな被害を受けた。この福井豪雨をきっかけに福井新聞取材班が各地を飛び回り「川」を考えた。被害防止だけでなく、川の存在する意味を地域の視点から、地球環境へと広げていのちの源をあらためて見つめ直した。

    試し読み

    フォロー
  • 逆転検死官
    -
    迷宮入りを許さない名検死官との克明な対話  迷宮入りもやむなしと思われた事件が幾度、彼の手で解決されただろうか。3000体もの変死を扱った空前絶後の検死官・芹沢常行。鍛えられた勘と技術は「自殺」を「他殺」に変え、意外な真犯人を暴き出す。人呼んで「逆転検死官」。ワトソン役の作家・山崎光夫がその奥義に迫り、難事件の真相解明に挑んだ。  好評『東京検死官 三千の変死体と語った男』の続編にあたるノンフィクション長編。 ●山崎光夫(やまざき・みつお) 1947年福井市生まれ。作家。早稲田大学教育学部卒業。テレビ番組の構成、雑誌記者などを経て、1985年「安楽処方箋」で小説現代新人賞を受賞、同年短編「サイレント・サウスポー」で直木賞候補、1986年「詐病」「ジェンナーの遺言」が連続して直木賞候補となる。1998年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で新田次郎文学賞受賞。医学を題材にした作品が多い。
  • 15歳の機関助士 戦火をくぐり抜けた汽車と少年
    -
    幼い頃から蒸気機関車にあこがれていた著者は、戦時中の昭和18年、14歳で国鉄(当時は鉄道省)に就職。名古屋機関区の一員となり、機関車掃除をする「庫内手」に。全身が真っ黒になる辛い機関車磨きの日々を乗り越え、鉄道教習所での訓練を終えると、晴れて機関助士に。やがて、花形の東海道線に乗務する。機関士と機関助士の固い絆、乗務する機関車と客車が間一髪で空襲を免れたこと、空襲による仲間の殉職。終戦の日、敗戦のショックで茫然自失の中、機関士に励まされていつも通り汽車を走らせた・・・・・・。機関車乗務員の青春の記録。 川端 新二(かわばたしんじ) 昭和4年(1929)1月、福井県福井市生まれ。昭和18年3月国民学校高等科卒業。18年4月国鉄に就職し、名古屋機関区庫内手となる。19年6月機関助士となり、関西本線や東海道本線の蒸気機関車に乗務。28年からは電気機関車で機関助士を務めた後、32年7月蒸気機関車に戻り、機関士に。名古屋地区最後の蒸気機関車に乗務。その後は電気機関士として、東海道線のブルートレインなどに乗務。指導機関士として3年間、後進の指導をした後、59年3月退職。著書に「ある機関士の回想(イカロス出版刊)」がある。 ※電子書籍の仕様による紙版と異なる図版・表・写真の移動、本文中の参照指示の変更、ほか一部修正・訂正を行っている箇所があります。予めご了承ください。
  • 精神外科医
    -
    1巻495円 (税込)
    盲目の医師がショックという精神外傷を「心」というメスで治す  視力を冒かされた内科医師・唐沢善之は、一度は死を思ったが、友人医師の強い励ましで医業を続行する。「精神外科医」として新たにスタートを切った唐沢は、身体の不調を訴えながらも何も異常のない患者に対して優しく接し、カウンセリングを施す。そして、背後に潜む精神的な傷を見つけ出し、懸命に「心のメス」を振るうのだった…。  医師と患者の心の触れ合いを描く、ヒューマニティー溢れる医学小説。 ●山崎光夫(やまざき・みつお) 1947年福井市生まれ。作家。早稲田大学教育学部卒業。テレビ番組の構成、雑誌記者などを経て、1985年「安楽処方箋」で小説現代新人賞を受賞、同年短編「サイレント・サウスポー」で直木賞候補、1986年「詐病」「ジェンナーの遺言」が連続して直木賞候補となる。1998年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で新田次郎文学賞受賞。医学を題材にした作品が多い。
  • 戦国朝倉 史跡からのリポート
    -
    戦国時代に越前一国を統治した朝倉氏が滅んでから、440年余が経過する。本書は平成24年5月から半年間にわたって、中日新聞と日刊県民福井に連載された「戦国朝倉~史跡からのリポート~」を一冊にまとめ上げたものである。  今に残る一乗谷朝倉氏遺跡(福井市)には視覚に訴える壮大な遺構こそ皆無だが、内在するポテンシャルは高く、研究者からは「そろそろ世界文化遺産の候補に」との声も上がる。  「我が国で唯一残る戦国城下町跡」としての評価は揺るぎない。そこには歴代の殿様や家臣団の足跡がしっかりと残されており、単なる遺跡見学とは様相を異にして、実に味わい深く、決して涸れない井戸のように、にじみ出る魅力は尽きることがない。 本書を一読した上で遺跡を散策すれば、これまでとは違った、より魅力的な「戦国時代の朝倉氏」の姿が見えてくるのではないだろうか。
  • 全訳註独楽吟 橘曙覧 ひとりたのしめるうた
    -
    1巻330円 (税込)
    福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧。「独楽吟」は「たのしみは~とき」の形で詠まれた52首の連作の短歌で、まるで「こま」を回しながら遊ぶように曙覧の楽しみが詠み込まれており、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた彼の生き様を窺い知ることができます。天皇皇后両陛下御訪米の際、米大統領が歓迎スピーチで「独楽吟」の1首を引用したことでも有名です。「独楽吟」の世界に触れやすいよう、1首ごとに註・歌意・解説を付けました。親交があった福井藩第16代藩主松平春嶽の「たのしめる歌」も掲載。自治体発行としては異例のロングセラーとなった書籍を電子化。福井市などが募集している「平成独楽吟」作品集も配信中。
  • 旅と鉄道 2020年11月号 秘境駅入門
    -
    1巻1,056円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 駅を降りても何もない、そして誰もいない、もちろん密もない、それなのに何故か人をひきつけてやまない駅……。『旅と鉄道』の人気企画のひとつでもある“秘境駅”の魅力を、あらためて分かりやすくお伝えする「秘境駅入門」を特集。今回は北海道の秘境駅を空から撮影。広大な原野の中に、ポツンと駅がある壮大な風景は必見です。そのほか現地に行かなくてもおうちで楽しめる秘境駅や、近場で楽しむ秘境駅として47都道府県のおすすめ秘境駅を選定するなど、秘境駅ファンにも、これから秘境駅を楽しみたいという秘境駅初心者でも楽しめる特集です。さらに特別付録として、秘境駅ランキング200位までの駅が地図上でわかる小冊子「秘境駅地図帖」が付いています。 北海道の駅をドローン撮影。感動モノの絶景秘境駅をとらえました! 表紙にも採用した、写真家・林明輝氏撮影による秘境駅ランキング第1位のJR室蘭本線小幌駅を筆頭に、12の秘境駅をドローン撮影。これぞ北海道ならでは! という果てしなく広がる大地の美しさの中に秘境駅があり、列車が走るシーンを空からとらえました。風景の広がりが感じられる写真の数々は感動モノです。 47都道府県それぞれにイチオシ秘境駅を選定しています! 遠距離で時間をかけた旅になかなか出られない今、県内移動や、近場のおでかけでも楽しめる秘境駅として、全47都道府県からひとつずつ、編集部イチオシの秘境駅を選定し、紹介しています。 春風亭昇太師匠が、福井県一乗谷城の謎に迫ります! 大河ドラマ「麒麟がくる」の舞台にもなった、越前朝倉氏の居城があった福井市の一乗谷。大のお城ファンとして知られる春風亭昇太師匠と、「福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館」をリモートで結んでクイズ形式の対談を実施。現地の学芸員・文化財調査員の案内のもとでクイズに答えながら、一乗谷城の謎に迫っています。 連載企画「鉄道愛を語る」には、鉄道BIG4としてもお馴染みの南田裕介さんが登場! 連載のインタビュー企画「鉄道愛を語る」には、ホリプロのマネージャーでありながら、日本テレビ系列のバラエティ番組「笑神様は突然に…」の鉄道BIG4のメンバーとしても活躍する南田裕介さんが満を持して登場。鉄道への情熱とともに、上梓したばかりの『南田裕介の鉄道ミステリー 謎を求めて日本全国乗り鉄の旅』(天夢人刊)に込めた熱い思いも語ってくれています。
  • 第九回平成独楽吟
    -
    1巻110円 (税込)
     福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧が「たのしみは~とき」の形で詠んだ「独楽吟」。福井市では、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた郷土の歌人、橘曙覧の世界に学び、生活の中で感じた身近な楽しみを詠んだ歌を「平成独楽吟」として募集しています。また、「万葉集や実朝以来の歌人」と正岡子規に絶賛された曙覧にちなみ、一般短歌もあわせて募集しています。  この作品集は、平成15年度(第9回)の入賞作品と審査委員長による総評を掲載。表彰式で行われた銅版画家の山本容子氏の講演詳細も紹介しています。  【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 第十一回平成独楽吟
    -
    1巻110円 (税込)
     福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧が「たのしみは~とき」の形で詠んだ「独楽吟」。福井市では、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた郷土の歌人、橘曙覧の世界に学び、生活の中で感じた身近な楽しみを詠んだ歌を「平成独楽吟」として募集しています。また、「万葉集や実朝以来の歌人」と正岡子規に絶賛された曙覧にちなみ、一般短歌もあわせて募集しています。  この作品集は、平成17年度(第11回)の入賞作品と、審査員長による評を掲載。入賞者の日常に訪れた「たのしみ」について触れることができる内容となっています。  曙覧の「独楽吟」に註・歌意・解説を付けた解説本『全訳註 独楽吟』や過去の平成独楽吟も配信中です。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】

    試し読み

    フォロー
  • 第十九回平成独楽吟
    -
    1巻110円 (税込)
    福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧が「たのしみは~とき」の形で詠んだ「独楽吟」。福井市では、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた郷土の歌人、橘曙覧の世界に学び、生活の中で感じた身近な楽しみを詠んだ歌を「平成独楽吟」として募集しています。また、「万葉集や実朝以来の歌人」と正岡子規に絶賛された曙覧にちなみ、一般短歌もあわせて募集しています。この作品集は、平成25年度の入賞作品と、審査員長による評を掲載、入賞者の日常に訪れた「たのしみ」について触れることができる内容となっています。曙覧の「独楽吟」に註・歌意・解説を付けた解説本『全訳註 独楽吟』も配信中。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 第十二回平成独楽吟
    -
    1巻110円 (税込)
     福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧が「たのしみは~とき」の形で詠んだ「独楽吟」。福井市では、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた郷土の歌人、橘曙覧の世界に学び、生活の中で感じた身近な楽しみを詠んだ歌を「平成独楽吟」として募集しています。また、「万葉集や実朝以来の歌人」と正岡子規に絶賛された曙覧にちなみ、一般短歌もあわせて募集しています。  この作品集は、平成18年度(第12回)の入賞作品と、審査員長による評を掲載。入賞者の日常に訪れた「たのしみ」について触れることができる内容となっています。  曙覧の「独楽吟」に註・歌意・解説を付けた解説本『全訳註 独楽吟』や過去の平成独楽吟も配信中です。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】

    試し読み

    フォロー
  • 第十八回平成独楽吟
    -
    1巻110円 (税込)
    福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧が「たのしみは~とき」の形で詠んだ「独楽吟」。福井市では、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた郷土の歌人、橘曙覧の世界に学び、生活の中で感じた身近な楽しみを詠んだ歌を「平成独楽吟」として募集しています。また、「万葉集や実朝以来の歌人」と正岡子規に絶賛された曙覧にちなみ、一般短歌もあわせて募集しています。この作品集は、平成24年度の入賞作品と、審査員長による評を掲載、入賞者の日常に訪れた「たのしみ」について触れることができる内容となっています。曙覧の「独楽吟」に註・歌意・解説を付けた解説本『全訳註 独楽吟』も配信中。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 第十回平成独楽吟
    -
    1巻110円 (税込)
     福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧が「たのしみは~とき」の形で詠んだ「独楽吟」。福井市では、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた郷土の歌人、橘曙覧の世界に学び、生活の中で感じた身近な楽しみを詠んだ歌を「平成独楽吟」として募集しています。また、「万葉集や実朝以来の歌人」と正岡子規に絶賛された曙覧にちなみ、一般短歌もあわせて募集しています。  この作品集は、平成16年度(第10回)の入賞作品と審査員長による総評を掲載。表彰式で行われた白川静氏(立命館大学名誉教授)の講演詳細も紹介しています。  【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 第七回平成独楽吟
    -
    1巻110円 (税込)
     福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧が「たのしみは~とき」の形で詠んだ「独楽吟」。福井市では、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた郷土の歌人、橘曙覧の世界に学び、生活の中で感じた身近な楽しみを詠んだ歌を「平成独楽吟」として募集しています。また、「万葉集や実朝以来の歌人」と正岡子規に絶賛された曙覧にちなみ、一般短歌もあわせて募集しています。  この作品集は、平成13年度(第7回)の入賞作品と選考公開審査の様子などを掲載しています。  【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 第二回・第三回平成独楽吟
    完結
    -
    全1巻110円 (税込)
    福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧が「たのしみは~とき」の形で詠んだ「独楽吟」。福井市では、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた郷土の歌人、橘曙覧の世界に学び、生活の中で感じた身近な楽しみを詠んだ歌を「平成独楽吟」として募集しています。この作品集は、第二回・第三回(平成八・九年度)の入賞作品を掲載した合併版(平成十年発行)を電子書籍として復刻したものです。第二回橘曙覧賞の「楽しみは 我だけが知る 胎動の 生命のいぶき 感じいる時」、第三回橘曙覧賞「たのしみは 吾子を抱いて 胸あわせ あたたかい命 感じいるとき」を始め、100作品以上を収録しています。
  • 第二十一回平成独楽吟
    -
    1巻110円 (税込)
     福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧が「たのしみは~とき」の形で詠んだ「独楽吟」。福井市では、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた郷土の歌人、橘曙覧の世界に学び、生活の中で感じた身近な楽しみを詠んだ歌を「平成独楽吟」として募集しています。また、「万葉集や実朝以来の歌人」と正岡子規に絶賛された曙覧にちなみ、一般短歌もあわせて募集しています。  この作品集は、平成27年度(第21回)の入賞作品と、審査員長による評を掲載。入賞者の日常に訪れた「たのしみ」について触れることができる内容となっています。  曙覧の「独楽吟」に註・歌意・解説を付けた解説本『全訳註 独楽吟』や過去の平成独楽吟も配信中です。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】

    試し読み

    フォロー
  • 第二十二回平成独楽吟
    -
    1巻110円 (税込)
     福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧が「たのしみは~とき」の形で詠んだ「独楽吟」。福井市では、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた郷土の歌人、橘曙覧の世界に学び、生活の中で感じた身近な楽しみを詠んだ歌を「平成独楽吟」として募集しています。また、「万葉集や実朝以来の歌人」と正岡子規に絶賛された曙覧にちなみ、一般短歌もあわせて募集しています。  この作品集は、平成28年度(第22回)の入賞作品と、審査員長による評を掲載。入賞者の日常に訪れた「たのしみ」について触れることができる内容となっています。  曙覧の「独楽吟」に註・歌意・解説を付けた解説本『全訳註 独楽吟』や過去の平成独楽吟も配信中です。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 第二十回平成独楽吟
    -
    1巻110円 (税込)
     福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧が「たのしみは~とき」の形で詠んだ「独楽吟」。福井市では、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた郷土の歌人、橘曙覧の世界に学び、生活の中で感じた身近な楽しみを詠んだ歌を「平成独楽吟」として募集しています。また、「万葉集や実朝以来の歌人」と正岡子規に絶賛された曙覧にちなみ、一般短歌もあわせて募集しています。  この作品集は、平成26年度(第20回)の入賞作品と、審査員長による評を掲載。入賞者の日常に訪れた「たのしみ」について触れることができる内容となっています。  曙覧の「独楽吟」に註・歌意・解説を付けた解説本『全訳註 独楽吟』や過去の平成独楽吟も配信中です。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 第八回平成独楽吟
    -
    1巻110円 (税込)
     福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧が「たのしみは~とき」の形で詠んだ「独楽吟」。福井市では、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた郷土の歌人、橘曙覧の世界に学び、生活の中で感じた身近な楽しみを詠んだ歌を「平成独楽吟」として募集しています。また、「万葉集や実朝以来の歌人」と正岡子規に絶賛された曙覧にちなみ、一般短歌もあわせて募集しています。  この作品集は、平成14年度(第8回)の入賞作品と審査委員長による総評を掲載。表彰式で行われた作家の立松和平氏の講演の詳細も紹介しています。  【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 第四回平成独楽吟
    -
    1巻110円 (税込)
    福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧が「たのしみは~とき」の形で詠んだ「独楽吟」。福井市では、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた郷土の歌人、橘曙覧の世界に学び、生活の中で感じた身近な楽しみを詠んだ歌を「平成独楽吟」として募集しています。この作品集は、第四回(平成十年度)の入賞作品集(平成十一年発行)を電子書籍として復刻したものです。橘曙覧賞の「たのしみは 枝打ち終えて 天に伸ぶ 直ぐなる杉を 仰ぎ見るとき」など70作品以上を収録しています。
  • 第六回平成独楽吟
    -
    1巻110円 (税込)
     福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧が「たのしみは~とき」の形で詠んだ「独楽吟」。福井市では、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた郷土の歌人、橘曙覧の世界に学び、生活の中で感じた身近な楽しみを詠んだ歌を「平成独楽吟」として募集しています。また、「万葉集や実朝以来の歌人」と正岡子規に絶賛された曙覧にちなみ、一般短歌もあわせて募集しています。  この作品集は、平成12年度(第6回)の入賞作品と選考公開審査の様子などを掲載しています。  曙覧の「独楽吟」に註・歌意・解説を付けた解説本『全訳註 独楽吟』や過去の平成独楽吟も配信中です。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 罪なくして斬らる —小栗上野介—
    5/24入荷
    -
    のちに〝日本近代化の父〟と賞される破天荒な幕臣は、なぜ斬首されなければならなかったのか?——第3回中山義秀文学賞を受賞し、NHKドラマの原作にもなった大島昌宏の傑作歴史小説が30年ぶり待望の復刊! 〝日本近代化の父〟と評価されることになる小栗上野介。 富国強兵の基礎となった横須賀製鉄所創設の立役者になっただけでなく、幕府財政の立て直しに取り組み、タフネゴシエーターとして複雑な外交交渉を切り盛りし、さらには商社の設立に関わるなど、その才覚は外交や経済、軍事などにいかんなく発揮された。 しかし——彼は多彩な能力を持ちながらも、短期間で重要な役職を15以上も渡り歩き、最短で20日で辞めてしまうという破天荒な人物だった! 未来を見据え、家康以来の「祖法」と闘いながら外国と渡り合い、組織を変革し、誰よりも〝義〟を重んじた彼が残したものはいったい何だったのだろうか。 〝上司〟である徳川慶喜との対決、ライバル・勝海舟との見えざる絆、破天荒な夫を支える妻への愛情。激動の幕末、さまざまな人間関係の中で彼が成し遂げたかったことは?そして——《罪なくして》斬首されたのはいったいなぜだったのか? 1995年に「第3回 中山義秀文学賞」を受賞し、2003年1月にはNHK正月時代劇「またも辞めたか亭主殿〜幕末の名奉行・小栗上野介〜」(岸谷五朗主演)としてドラマ化された傑作歴史小説が、30年ぶりに復刊! 【目次】 序章 第一章 露寇 第二章 又一どの 第三章 歩兵奉行 第四章 三度目の勘定奉行 第五章 建設の地は横須賀に 第六章 ヴェルニー来たる 第七章 征長再び 第八章 建設すすむ 第九章 慶喜、将軍に 第十章 フランス人たち 第十一章 大政奉還 第十二章 閑適の日々 第十三章 烏川畔に散る 終章 海戦勝利 あとがき 文庫版あとがき 【著者】 大島昌宏 1934(昭和9)年福井市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。広告会社に勤務し、数多くのテレビCMの企画制作を手掛ける。1992(平成4)年『九頭竜川』(現在「つり人社」から刊行)で第11回新田次郎文学賞を受賞。1994(平成6)年には『罪なくして斬らる 小栗上野介』で第3回中山義秀文学賞を受賞。主な著書に『北の海鳴り 小説・中島三郎助』『幕末写真師 下岡蓮杖』『そろばん武士道』『結城秀康』『炎の如く 由利公正』『海の隼 参謀・三浦按針』などがある。1999年12月没。生誕90年・没後25年に向けて、電子書籍による復刊が進んでいる。

    試し読み

    フォロー
  • 津村節子 私の歩んだ道
    -
    80歳を過ぎても輝き続ける作家津村節子。芥川賞、女流文学賞、日本藝術院賞など数々の受賞歴に2011年新たに川端康成賞と菊池寛賞が加わった。中でも菊池寛賞の対象となった「紅梅」は夫で歴史作家の吉村昭氏のがんとの闘病生活と壮絶な死を、冷静で強い筆致で描き話題作となった。昭和初期に福井市で生まれ、若くして両親をなくし上京。.小説家を目指した学生時代に吉村氏と結婚、作家夫妻として競い合い、助けあってきた。この「津村節子私の歩んだ道」は故郷福井の思い、作家を目指したこと、吉村昭氏への思いつづった福井新聞での連載を電子書籍化した。津村さんにとって初めての電子書籍。幼いころからの写真や夫妻の歩みなど写真編として掲載した。

    試し読み

    フォロー
  • 東京検死官 三千の変死体と語った男
    -
    指先で死体に訊く“検死の鬼”があの事件を語る  腐爛死体、焼死体、溺死体……目を背けたくなる凄惨な死体は、何よりも真実を語る。生涯で3000体もの変死体と向き合った空前絶後の検死官・芹沢常行。六〇年安保闘争で死亡した樺美智子さんをはじめ、誘拐・殺害された雅樹ちゃん、永山則夫の連続ピストル射殺事件で犠牲者となったガードマンなどの検死を行い、浅沼稲次郎や力道山の検死にも立ち会っている。また、三億円事件など昭和を揺るがした事件を冷徹に見つめてきた。  検死官として数々の変死体と向き合ってきた男・芹沢常行と戦後日本の「業」を描くノンフィクション長編。 ●山崎光夫(やまざき・みつお) 1947年福井市生まれ。作家。早稲田大学教育学部卒業。テレビ番組の構成、雑誌記者などを経て、1985年「安楽処方箋」で小説現代新人賞を受賞、同年短編「サイレント・サウスポー」で直木賞候補、1986年「詐病」「ジェンナーの遺言」が連続して直木賞候補となる。1998年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で新田次郎文学賞受賞。医学を題材にした作品が多い。
  • 東京ビー玉くらぶ
    -
    1巻495円 (税込)
    タイヤ公園で作戦会議、あくどい大人たちを知恵を使ってこらしめろ!  武蔵野の面影を残す東京の西はずれの街で、小学生の仲よし4人組がビー玉くらぶを結成した。のどかに見えるこの街にも、ずるい大人がたくさんいる。病気でもないのに入院して居座る猫患者、難癖をつけてはお金を払わぬごね屋、悪徳塾の経営者。街のダニはぼくたちが退治する!  ビー玉くらぶの面々は、ユーモアいっぱいの作戦で悪い大人をこらしめてゆく。正義感あふれる小学生の愉快な活躍を描く連作短篇小説。 ●山崎光夫(やまざき・みつお) 1947年福井市生まれ。作家。早稲田大学教育学部卒業。テレビ番組の構成、雑誌記者などを経て、1985年「安楽処方箋」で小説現代新人賞を受賞、同年短編「サイレント・サウスポー」で直木賞候補、1986年「詐病」「ジェンナーの遺言」が連続して直木賞候補となる。1998年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で新田次郎文学賞受賞。医学を題材にした作品が多い。
  • 遠い波紋
    -
    1巻495円 (税込)
    鮮やかに繰り広げられるミステリアスな七つのドラマ  時を経て、人から人へと伝えられる想い。秘められた過去への扉は、七つの鍵で開かれる…。  旅行のついでに頼まれたたずね人を探す「白い再会」、掘り出し物の古時計の中から歯が出てきた「古い時間」など、ハートフルな物語を7本収録。 ・白い再会 ・古い時間 ・黒い革鞄 ・長い化粧 ・淡い風景 ・甘い約束 ・遠い波紋 ●山崎光夫(やまざき・みつお) 1947年福井市生まれ。作家。早稲田大学教育学部卒業。テレビ番組の構成、雑誌記者などを経て、1985年「安楽処方箋」で小説現代新人賞を受賞、同年短編「サイレント・サウスポー」で直木賞候補、1986年「詐病」「ジェンナーの遺言」が連続して直木賞候補となる。1998年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で新田次郎文学賞受賞。医学を題材にした作品が多い。
  • 遠の眠りの
    3.6
    大正末期、貧しい農家に生まれた少女・絵子は、農作業の合間に本を読むのが生きがいだったが、女学校に進むことは到底叶わず、家を追い出されて女工として働いていた。ある日、市内に初めて開業した百貨店「えびす屋」に足を踏み入れ、ひょんなことから支配人と出会う。えびす屋では付属の劇場のため「少女歌劇団」の団員を募集していて、絵子は「お話係」として雇ってもらうことになった。ひときわ輝くキヨという娘役と仲良くなるが、実は、彼女は男の子であることを隠していて――。福井市にかつて実在した百貨店の「少女歌劇部」に着想を得て、一途に生きる少女の自我の目覚めと、戦争に傾く時代を描く長編小説。
  • 日本アレルギー倶楽部
    -
    1巻495円 (税込)
    アレルギーに悩む者たちの情熱、好奇心、友情、そして恋愛の行方は?  花粉症、ジンマシン、脱毛症etc……日本人の五人に一人はアレルギーだという。出版社に勤める内山憲一も、原因不明の突発性ジンマシンに悩まされており、四年前に『日本アレルギー倶楽部』という親睦団体を立ち上げた。全国のアレルギー者にとって、情報交換の場となっているのだ。個性的な会員たちに囲まれながら、自身のアレルゲン(原因物質)が何であるか、主治医の美人女医・三輪恭子とともに探っていく憲一だったが、一向に正体が見えない。どうやら彼の中にある“辛い思い出”にも原因がありそうで……。  世界初(?)の“アレルギー小説”にして、心温まるハートフル医療小説。 ●山崎光夫(やまざき・みつお) 1947年福井市生まれ。作家。早稲田大学教育学部卒業。テレビ番組の構成、雑誌記者などを経て、1985年「安楽処方箋」で小説現代新人賞を受賞、同年短編「サイレント・サウスポー」で直木賞候補、1986年「詐病」「ジェンナーの遺言」が連続して直木賞候補となる。1998年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で新田次郎文学賞受賞。医学を題材にした作品が多い。
  • 福井怪談
    4.0
    北陸一怖い話! 福井最凶の憑き物筋“牛蒡種”の呪。 (「髪を舐める」より) 【福井豪雨】浸水で現れた幻の錦鯉 【足羽山】味覚に異常が出る墓地 【三方五胡】甘美な悪夢に誘う花 【東尋坊】救いの電話の怪 …ほか、北陸の戦慄怪談38話+福井心霊スポット5選! 福井県出身在住の著者が地元の恐怖譚、怪奇事件を総力取材したご当地実話怪談集。平成16年、嶺北地方を襲った豪雨災害。床上浸水した部屋を泳ぐ幻の錦鯉の正体は…「福井豪雨」、福井市の足羽山に行った帰りに感じた味覚の異常。息をしているだけで妙な味がするというのだが…「グルメ」、越前市の中学校で連続する謎の飛び降り自殺未遂。事件発生にはある法則が…「そういう日」、祖母からあの家とは関わってはいけないと言われている血筋の同級生。ある日恐ろしい事件が…福井最凶の憑き物筋・牛蒡種の呪「髪を舐める」ほか、北陸最恐との呼び声も高い福井の本当にあった怖い話38話!
  • 福井市食本
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 普段使いの地元メシ全135軒 最新!嶺北グルメここに大集結! 坂井・あわら・鯖江・越前市・永平寺町 【CONTENTS】 ●福井の駅前“丸の内”でお昼ごはん ●穴場的「駅前・片町」で1週間ランチ ●特別な甘味の誘い ほっこり、和スイーツにうっとり ●老舗ベーカリーのロングセラーパン ●「ちょっと、入りづらい」お店の気になる魅力 ●最強!極上ラーメン ●地元のソウルフード 越前中華を味わう [COLUMN] *満腹コラムCOLUMN 地元LOVERS Special Interview ●坪田真奈 ●川端茉名美 ●谷川優佳 ●三木杏奈
  • 「平成独楽吟」 みんなで楽しむ橘曙覧
    -
    1巻110円 (税込)
    福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧が「たのしみは~とき」の形で詠んだ「独楽吟」。福井市では、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた橘曙覧の世界に学び、生活の中で感じた身近な楽しみを詠んだ歌を「平成独楽吟」として募集しています。初めて公開審査を行った第五回(平成十一年度)の橘曙覧賞「楽しみは 時々校舎で すれちがう あなたにそっと あいさつするとき」など入賞作品を収録。公開審査会での講評、講演「橘曙覧とはこんな人」採録も掲載した書籍(平成十二年発行)を電子書籍として復刻したものです。
  • 菌株(ペニシリン)はよみがえる
    -
    1巻495円 (税込)
    第二次大戦の秘話を背負った「M179」と呼ばれる菌株を巡り医薬品業界の思惑が踊る  突然もちあがった抗生物質博物館設立プラン。展示の目玉にすべく、わが国初のペニシリン菌株を追い求める旅が始まった。ドイツと日本をまたいで忍びよる妨害の手、迫り来る危難……一体なぜ? 菌株に何かの因縁があるとでもいうのだろうか。戦後五十年を経て、医学界をわき立たせ、同時に震えあがらせるペニシリンの秘密とは何か。衝撃の医療サスペンス小説。 ●山崎光夫(やまざき・みつお) 1947年福井市生まれ。作家。早稲田大学教育学部卒業。テレビ番組の構成、雑誌記者などを経て、1985年「安楽処方箋」で小説現代新人賞を受賞、同年短編「サイレント・サウスポー」で直木賞候補、1986年「詐病」「ジェンナーの遺言」が連続して直木賞候補となる。1998年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で新田次郎文学賞受賞。医学を題材にした作品が多い。
  • 北陸新幹線レボリューション 新幹線がもたらす地方創生のソリューション
    -
    2015年3月、北陸新幹線の金沢延伸開業は日本中を席巻する大きな話題となった。テレビ・雑誌などの多くのマスメディアで北陸の特集が組まれ、観光客は飛躍的に増加した。しかし、開業効果はやがて剥落していく。一過性のブームに終わらせないためには、このインフラを今後どう活用していくべきなのか。北陸を知り尽くすシンクタンク・北陸経済研究所の主任研究員が、新幹線建設の経緯にはじまり、北陸の交通・観光・経済・他地域連携などを多角的に検証。他都市の事例を織り込みながら、北陸のみならず日本全体の観光産業の今後も見据えつつ、新幹線を活用した地域活性化策を提言する。 藤澤和弘(ふじさわ かずひろ) 一般財団法人北陸経済研究所主任研究員、中小企業診断士、ITコーディネータ。1964年福井市生まれ、1987年大阪府立大学卒業、同年4月株式会社北陸銀行に入行。福井支店・横浜支店・新宿支店・東京支店・東京調査部・総合事務部・北海道業務部・金融公金部、中央信託銀行・北陸経済連合会等に勤務・出向。2012年1月より現職。第1回地方シンクタンク協議会論文アワード優秀賞(災害関連死を防ぐために~地域版EHR設立の提言~:2013)、国際共同研究「北陸・韓国経済交流拡大のための共同調査・研究」(日本側:2015)、NHKTVニュース解説/視点・論点「シリーズ地方創生 北陸の観光産業 現状と課題」(2015)出演など。
  • メディカル人事室
    -
    1巻495円 (税込)
    優秀な社員かどうかは健康診断データからわかる? 医学を人事に活かす “帝王社員発掘システム”とは… 「掛け値なしの率先垂範型人物を見極める必要があります。一言でいいましょうか、身を粉にして働く社員の発見です」  新卒採用試験の準備中のQ電機人事部に、ある日、男が売り込みに来た。ある種のデータが手に入れば、コンピュータの分析で、有能な新入社員かどうかを判別できるという。その“帝王社員発掘システム”とは…?(「メディカル人事室」より)  表題作他4編収録の医学短篇小説集。 *メディカル人事室 *OL一円玉同盟 *最後の残像 *おんなの時計 *不老の湯 ●山崎光夫(やまざき・みつお) 1947年福井市生まれ。作家。早稲田大学教育学部卒業。テレビ番組の構成、雑誌記者などを経て、1985年「安楽処方箋」で小説現代新人賞を受賞、同年短編「サイレント・サウスポー」で直木賞候補、1986年「詐病」「ジェンナーの遺言」が連続して直木賞候補となる。1998年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で新田次郎文学賞受賞。医学を題材にした作品が多い。
  • 夜明けの霧の山
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 海外を含めて1300を超える登山経験のある福井市の山岳エッセイスト、増永迪男さんの山行記、エッセー、写真をまとめた12冊目の著作。登山歴60年の豊かな経験で培われた自然への深い洞察力が伝わる内容。四季折々の山の表情をとらえた写真も添えられ、見る人を静ひつな山の世界へと誘って福井新聞や詩誌「木立ち」などへの寄稿など56編が収録されている。 巻頭の早春の登頂記「経ヶ岳北岳、東尾根を登る」は登るほどに高くなる雪の壁や、谷間を流れる澄んだ渓流のきらめきに引き込まれ、枯れた山肌で出合ったイワウチワの小群落。濃い桃色のつぼみを膨らませるその姿に「すべてのものをよみがえらせる春の力が宿っている」と、自然への畏敬の念を書く。 山では感動ばかりではなく「遭難の危険も背負う中で、命とは何かを真剣に考えさせられる場でもある」と増永さん。後記には「どんな人生をたどったことだろうと、思考の実験をしてみますと、山に教えられた事柄のあまりの大きさに、ただ驚くばかり」と記している。

    試し読み

    フォロー
  • レッドライン・カルテ
    -
    1巻495円 (税込)
    政府要人の健康管理のため、という名目で密かにカルテが出回っている!? 「概ね健康」と公式発表されているVIPの遊説先に何故医師団が随行するのか……胸中にくすぶる疑念が次第に膨れあがってゆく。専門医たちが集まる「極秘の会合」、その真の目的は何なのか。(レッドライン・カルテ)  花札一枚を看護婦に差し出して藤森医師に取り次ぎを頼んだ過去からの客人。男は何の礼を言いに現れたのか。一方、藤森の心の裡では苦い思い出が広がっていく。(第二外科時代の余罪)  八ケ岳の避難小屋で生死の境をさまよう登山者。猛吹雪のなか、急性の盲腸で一人の男が倒れた。麻酔も道具も満足にない状態。わずかな材料で手術に踏み切れるのか。(八ケ岳モルゲンロート)  人と医療の関係を改めて見つめ直す、医療サスペンスの中篇3本を収録。 ●山崎光夫(やまざき・みつお) 1947年福井市生まれ。作家。早稲田大学教育学部卒業。テレビ番組の構成、雑誌記者などを経て、1985年「安楽処方箋」で小説現代新人賞を受賞、同年短編「サイレント・サウスポー」で直木賞候補、1986年「詐病」「ジェンナーの遺言」が連続して直木賞候補となる。1998年『藪の中の家 芥川自死の謎を解く』で新田次郎文学賞受賞。医学を題材にした作品が多い。
  • わたしの橘曙覧論と平成独楽吟
    -
    1巻660円 (税込)
    福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧が「たのしみは~とき」の形で詠んだ「独楽吟」。福井市では、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた橘曙覧の世界に学び、生活の中で感じた身近な楽しみを詠んだ歌を「平成独楽吟」として募集しています。NHK福井放送局で開かれた地元研究者による「市民講座」5回分と第1回「平成独楽吟」の入賞、入選作を掲載。市民講座は曙覧の人柄や生き方、松平春嶽との人間関係などをテーマに語りの文体で採録したもので橘曙覧を深く知ることができます。20年前に福井県内ベストセラーとなった同名書籍(平成8年発行)をリフロー型電子書籍として復刻。

最近チェックした本