忘れな草作品一覧

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  • 忘れな草
    3.6
    山間の小さな町に住む高校2年の布悠子は、学校からの遺跡掘りの帰りに見知らぬ男を目撃した――。ところが、その日を境に身辺で微妙な異変が起き始め、ゆっくりと迫る「何か」に怯える布悠子はやがて誰も信じられなくなり、逃げ場を失ってゆく……。封じ込めたはずの、しかし拭い去れない“過去”が日常を脅かす恐怖を新感覚で描く。
  • 幼なじみの魔女について
    完結
    4.5
    全1巻528円 (税込)
    十和の幼なじみ、星川陽は、現代では珍しい“男の魔女”。女の肌に触れないと魔法が使えない“男の魔女”は17歳になると、魔女以外の身近な女性に誓いの指輪を渡さなければならない。陽はその相手に十和を選ぶが、一方的な話に十和はその誘いを断ってしまい……?「魔女くんと私」のスピンオフの表題作をはじめ、縞あさとが贈る珠玉の読切4編を収録した待望の読切集!収録作品:「幼なじみの魔女について」、「藍くんと忘れな草」、「波のはざまに」、「シザーリセット」
  • 風花の里
    3.5
    幼い頃に「あか」「あお」「あき」の名を持つ3人の子どもたちを目撃し、記憶に留めていた星玲子(れいこ)。愛猫“とら”と幼馴染・丈に守られ懸命に生きていたが、幼い日の記憶がつないだ縁と、祖父がのこした幻の遺産に翻弄される。星玲子の数奇な運命は――。『雪の断章』『忘れな草』『花嫁人形』に続く〈孤児〉4部作の第4弾。

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  • 神よ あなたも苦しまれるか
    -
    粕谷甲一神父の講話のシリーズ、第4弾。イエスの苦しみを黙想する四旬節にふさわしい内容です。わたしたちと同じように苦しまれた神の子であるイエスは、苦しむ人々のことを理解し、傍らに立ってなぐさめています。そこに神の愛があらわされています。わかりやすく神について教える粕谷神父のお話をとおして、神が招かれる苦しみの意味を深めてください。目次:神よ あなたも苦しまれるのか-神の愛し方の神秘/宴とささげ カーニバルの笑いと涙/かたすみの人、聖ヨセフ-教会の守護者、臨終の支え/試金石について-飛躍と転落のあいだ/ふっきれてつながること/忘れな草-キリストの思いとしるし/正しく生きれば幸せになるか-せみの願い。
  • 子爵と忘れな草の恋人
    -
    わたしを忘れないで――本当はそう言いたかった。英国貴族との恋から身を引いた踊り子。6年後、二人は運命に引きあわされ…。RITA賞受賞作家が贈る19世紀の叶わぬ恋。 カンザスの貧しい農家に生まれ、15歳で天涯孤独の身となったローラ。以来、生きるために踊り子に身をやつすが、海を渡ったパリで転機が訪れる。英国から来たソマートン子爵と激しい恋に落ちたのだ。しかし、貴族と踊り子に未来はない。悩み、苦しみ、ローラは彼の幸せのために身を引いた――それから6年後、運命は残酷にも二人を再会させる。温かだった子爵の瞳に浮かぶのは、今や憎しみだけで……。
  • 花嫁人形
    4.4
    本岡家には美しい4姉妹の陰に、社会とのつながりを断絶された娘・昭菜がいた。家族から虐げられ、読み書きすら知らぬまま成長した昭菜は、普段は冷酷な叔父・壮嗣が見せる密かな愛情だけを心の支えに生きるが……。企業の継承権争いに巻き込まれる少女達の切ない愛を描いた長編ロマン。『雪の断章』『忘れな草』に続く〈孤児〉4部作の第3弾。

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  • 萌えいづる
    3.8
    京おんなのエロスは業が深い――『女の庭』で話題騒然の団鬼六賞作家が贈る、現代版・愛欲の「平家物語」。京都にある平家物語ゆかりの小さな寺には、参拝客が想いを綴るノート「忘れな草」があった。悲しみを抱えて、ひとり訪れた女たちは、誰にも言えない秘密を書き残す。結婚前につきあっていた男との営みが忘れられない女(第一話 そこびえ――祇園女御塚)、年下の男とのフェティシュなセックスに溺れる女(第二話 滝口入道――滝口寺)、仲が良いはずの夫から突然離婚を切り出された女(第三話 想夫恋――清閑寺)、愛人の座を奪われ孤独に生きる女(第四話 萌えいづる――祇王寺)、子どもを亡くし離縁した夫と身体を重ねる女(第五話 忘れな草――長楽寺)……濃厚なエロスと、深い悲しみが心身に刻まれた女性たちの運命のゆくえを、古都を舞台に抒情豊かに描く、感動の官能小説。
  • 幽霊解放区
    -
    大人気「幽霊」シリーズ第27弾! 宇野警部と恋人の永井夕子が旅先のレストランで食事をしていると、 ”死んだはずの男”から「予約」の電話が入った。 この男は、かつて地元商店街会長の16歳の娘が遺体で発見された際に、 店の主人の証言によって、殺人容疑で逮捕され、 現場検証の直後に、トラックにはねられ、即死していた。 果たして、「死者からの予約」はホンモノなのか――。 そして少女は、いったい誰に殺されたのか。 不穏な雰囲気が漂う街の謎に、宇野と夕子が迫る。 表題作のほか、「ふさがれた窓」「忘れな草を私に」「悪夢の来た道」 「悪魔の美しさ」「行列に消えて」「手から手へ、今」の計七篇を収録。 ※この電子書籍は2019年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 忘れな草
    4.0
    葵と弥生。二人の少女が企業の継承権を巡る争いに巻き込まれた。 教育係の高杉青年を慕う二人の恋心は巧妙な策略に飲み込まれ、運命の糸はもつれていく。 少女の愛と成長を抒情的に描いた名作『雪の断章』に続く、孤児シリーズ第二弾。

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