吉川氏作品一覧

  • 「価格」を疑え なぜビールは値上がり続けるのか
    4.7
    ビール、バター、地下鉄料金。需要と供給の関係なく決まる価格が日本には存在する。なかでも「0円端末販売禁止」などで印象が強く、生活と密接な関係にあるのが「携帯電話料金」だ。多くの消費者が「高止まりしている」と感じるその裏に、大きな力が関与している実態があると吉川氏は主張する。それはつまり「官製価格」だ。10年代の日本を占うキーワードとして「ガラパゴス化」を提唱、総務省有識者会議で委員を務める氏は、官製価格化こそが市場からダイナミクスを奪い、経済の停滞を招く元凶と警鐘を鳴らす。官製価格化で私たちの生活はどんな影響を受けているのか? 官製相場や官製春闘はいい結果につながっているのか? そして歪められる価格の裏にはいったい何が? 今すぐ「官製価格化」から脱却しないかぎり、日本に成長は無い!
  • サムスンを変えた吉川氏が語る ものづくり維新 世界で勝つための10箇条
    3.0
    日本のものづくりが苦境に立っている。その原因は、新興国市場の興隆に伴うグローバル化(グローバリゼーション)の進展に対応できなかったことである。しかし、これを正面から受け止めず、「円高」や「高い法人税」などのせいにする論調があまりにも多い。 筆者は1994年から約10年間、サムスン電子常務として日本を外側から見ることにより、日本の弱点も強みも客観的に理解できる立場にあった。 グローバル化は日本にとって、江戸時代末期の黒船来航にも比すべき大事件である。日本の本来の強さを生かすためには、ものづくりの考え方とプロセスを根本から変えなければならない。「高品質なものを安く造りさえすれば売れる」という単純な思い込みと誤った戦略を改め、次の日本のものづくりの繁栄に向けた維新をぜひとも成功させたい。
  • 装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ
    -
    大河の、熱砂の、雪原での地獄(ドラマ)が蘇る。 今なお根強い人気を誇る「装甲騎兵ボトムズ」。その最新映像作品「ペールゼン・ファイルズ」が、脚本を担当した吉川惣司氏の手による“小説版”として登場。あの世界観からキャラクターの心理描写まで、映像では一瞬の描写だった場面も、小説だからこそ、吉川氏だからこそ表現可能な説得力と奥の深さで描かれた、読み応え無限の物語です。
  • 超常識! プレーが変わる体の鍛え方 自分でつくる バスケ筋力
    -
    バスケットボールは、スポーツにおける基本動作とされる「走る、投げる、跳ぶ」のすべてが要求され、その動きが非常に高い強度で展開される競技です。コート上のプレーヤーとコートの面積比率からして、1人あたりのプレーイングスペースは他の競技と比較してもとても狭いため、素早い反応・判断が必要とされ、フィジカルコンタクト(身体接触)の強さと激しいトランジション(攻防)があり、持久力も求められます。バスケットボールに必要な体力面の要素を整理すると、次のようになります。●フィジカルコンタクトで負けない体格●加速、減速、停止、方向転換能力●高い強度の運動を長時間継続する持久力トレーニングを指導する中で監修の吉川氏が特に強調しているのは、「体重(筋肉量)を増やしながら、パフォーマンス(走れる、跳べる、持久力)を上げる」こと。なぜならフィジカルコンタクトで負けず、平面の運動量を上げることによって世界で戦えるプレーヤー、およびチームが作られると考えているからです。吉川氏が主に指導しているのは、日本代表やプロプレーヤーを目指す大学生年代の男子選手です。なので、本書には小・中・高校生や女子選手にとっては負荷が高いトレーニングも含まれます。ただ、基本的な考え方は、年齢や性別を超えて共通です。トレーニングにはもう一つ大事な目的があります。それは「ケガ予防」です。ケガをしない体作りを進めているつもりが、負荷が高すぎたり、回数が多すぎたり、また練習メニューがそれぞれの選手に見合っていないとケガにつながる恐れがあります。そこで本書では、みなさんが安全にトレーニングを進められるように、各トレーニングに見合った対象レベルの選手についても記しています。バスケットボールプレーヤーのためのストレッチ、トレーニング方法が、具体的にかつ総合的に解説された一冊です!
  • 不動産投資で資産倍々!会社バイバイ!
    3.5
    「サラリーマン=安全」「借金=危険」という概念を打ち破り、不動産投資と夢のリタイア生活の実現を、著者の実体験を通じて説明。経済的に自立する手法と、セミリタイア生活のよさも伝えます。超リッチなリタイア生活というよりも、庶民の手が届きそうな吉川氏のプチリッチ・リタイア生活であるのが特徴で、多くの読者は「自分でもできる」と共感できる。

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