MFブックス - 新刊(1ヶ月以内)作品一覧
-
3.8ラビウス侯爵家の令嬢フェリシアは、父の再婚に伴って、まだ七歳にもかかわらず家を出ることになる。 新たに暮らすことになったのは、領地の辺境にある、森の中の屋敷。しかし、彼女が屋敷に到着してしばらくしても、侍女も誰もやってこない。冒険者ギルドを通じて侯爵家に問い合わせると、「もう面倒を見ないから、あとは勝手に生きろ」という返答が届く。フェリシアは、自分が一人屋敷で忘れられる運命にあることを知る。 ただ、彼女が暮らし始めた森の中の屋敷は、とても変わったものだった。何代か前の侯爵家当主の弟が住んでいたというそこには、自作らしき魔道具やおかしな畑、気になる地下室も。彼女は心機一転、謎の屋敷で、気ままな一人暮らしを満喫することにする。
-
5.0誰でも訓練さえすれば、スキルを習得できる世界。辺境の村の三男坊クラウスは、自分だけが見えるステータスとぼんやりとした前世の知識を活用して、3歳という若さで次々とスキルを習得していく。 新しいスキルの開発にも成功すると、スキルの一部は村全体に広がっていき、村の暮らしは豊かになった。そんなある日のこと、噂を聞きつけた宮廷魔術師が王都からやって来る。数か月村で過ごした彼は、クラウスを養子として王都の屋敷へ連れていくことを決めるが……。 「錬金術のスキルが生えました」 「「なんだって!?」」 クラウスは、持ち前の好奇心で国家機密級のスキルを生やしまくり、周囲の人を振り回しながら自由気ままに生きていく。 スキルコレクターのにぎやかな日常を描く、異世界ドタバタ生活録!
-
4.7自分には才能があると信じ怠惰な人生を過ごしていた男は、ある日病気で命を落としてしまう。何者にもなれなかった人生に後悔しつつ次に目が覚めたとき、辺境の錬金術師一家であるレッドスクロール家長男・アイザックとして異世界に転生していた! 「第二の人生、今度こそ無為にするものか」そう決意したアイザックは、赤ちゃんのころから言語を学び、発現した魔眼の力を活かして魔力を少しずつ鍛え、錬金術師としてモノ作りを習得していく。 愛情を注いでくれる両親と姉妹に囲まれ充実した日々を過ごしていたが、都市からやってきた魔術師と獣人族のモフモフな女の子が村に現れ、アイザックの才能が見抜かれてしまい――!? 努力好きの天才錬金術師による人生やり直しの物語、開幕!
-
3.0武力至上主義のエオニス侯爵家で養子となったクラインは、生産職(クラフター)スキルを授かったことで酷い扱いを受けていた。そして、15歳の誕生日の日、とうとう未開の森へ追放されてしまう。 鬱蒼と茂る森を前にしたクラインは、この森が前世でやり込んだゲームに出てくるスケアグロウ大森林だと突然思い出し、散々ゴミスキルだと罵られ虐げられてきたスキルが、実はなんでも作れてしまうS級スキルであることも思い出す。クラインはゲーム知識とスキルを使ってこの場所に理想の国を作ることを決意し、意気揚々と森の中へ入っていく。 森で出会った猫竜のモチと共に着々と開拓を進めていくクラインだが、味気ない食事を何とかすべく近くの街へ買い出しに向かう。そこで知り合ったソロ冒険者のイリスと共に買い物を終え拠点へ戻ると――!?
-
-現代で命を落とした男は、死神と契約した少女ブルームとして転生した。 ブルームは鬱展開で有名な漫画「Souls light nobly」の登場人物で、死神の力を使い過ぎたことで非業の死を遂げるはずだった。 “死を扱う者はやがて死に魅入られ、最後には自ら死を選ぶ――” 「けれど、一度死んだ俺は知っている。死とは単なる虚無だ」 死を経験したことで、ノーリスクで死神の力を扱えることになったブルームは歓喜に震えた。 「――これなら、存分に推しカプを眺めることができるぞ」 (え、推しカプ……?)という死神の戸惑いもなんのその、チート能力を活用したブルームの推しキャラへのストーキングもとい楽しい観察の日々が始まる!