法律 - 朝日新聞出版作品一覧
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-NHKスペシャル「憲法と日本人」では放送できなかった証言なども含め、膨大な一次資料を基にした、これからの憲法論議に必読の一冊。「押しつけ憲法」への批判、再軍備を迫る米国や経済界の思惑。戦後一度だけあった国民的大議論。新たに発掘された歴史的事実から、知られざる「15年」の足跡をたどる。
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-2015年より始まる相続増税は一般庶民にとっても切実な問題となる。しかも更なる相続ショックが起こりうると著者は警鐘を鳴らす。相続税が払えない事例が急増している。さらに今後は「相続税節税対策アパート経営の失敗」の激増、民法改定で「婚外子への遺産分配」が合法となり、「婚外子による遺産の食いつぶし」などのケースの増加が想定される。“相続で破産”は一般庶民にとっても決して他人事ではないのだ。また、「均等に分けることが困難な不動産/共有名義の不動産」「ニート・引きこもりの親族の存在」など、相続新税法や、不動産価値、家族形態の変化による今日的トラブルとその解決策を、事例をまじえてわかりやすく解説。また、相続によって大金を手にしたことで思わぬトラブルに遭遇するケースなども説く。
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3.021世紀に入りコンテンツのデジタル化は音楽、動画、新聞、書籍にまで広がっていった。そして現在「法制度や商習慣」と「現実のインターネット社会」との間には大きなギャップが生まれ、根本的な改変が不可避となっている。このような時代において、著作権者は「デジタルコンテンツ」とどのように関わるべきか。その法制がどのように成り立ち、今後どうなるのか。新進気鋭の若手弁護士・研究者がデジタルコンテンツ法制のこれまでの10年の発展(情報化社会に対応した法制度の整備、司法制度改革と知的財産立国、コンテンツ法制・通信法制のリフォーム)と今後10年の変化の見通し(オンライン・プライバシー、フェアユースなど)を、分かりやすく解説。
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3.03.11の原発事故は、国会事故調査委員会でも「明らかに人災」とされた。2014年7月、検察審査会は、東京電力元幹部について「起訴相当」としたが、東京地検が一度、「想定外なので責任はない」としたことは重く受け止めないといけない。「人災」を「想定外」で終わらせてしまっていいのだろうか……。◆京都地検・検事正や内閣法制局参事官などを歴任した元検事である古川元晴と、正義の刑法学者・船山泰範は、過去の判例を克明に調べ、「想定外」だったとしても過失責任が認定された「森永ヒ素ミルク事件」や「カネミ油症事件」などを例に出しながら、「危惧感説(合理的危険説)」という学説ならば、国や東京電力の過失責任を確実に問えるということを、論理的に分かりやすく説明していく。