ビジネス・経済 - 完結作品一覧
-
-
-
-平成31年10月1日の消費税率10%への引上げに伴い導入される軽減税率制度の概要及び事業者における対応の実務上のポイントを、図表を交えて簡潔明瞭に解説します。 軽減税率制度導入により、消費者はもとより、小売サービス業・飲食業を含めて全ての事業者が対応を迫られ、事業者側の運営も大きく変わることになります。軽減税率制度の下では消費税率が2つになるため、事業者では、適用税率ごとに区分した消費税額の計算や、商品ごとの適用税率及びその合計額を記載した請求書等の発行といった新たな事務作業も必要となります。また、事業者側では、従業員教育やシステムの準備など、軽減税率制度開始前の事前準備も必要になってきます。十分な準備ができていなければ、制度開始後に混乱を招いたり、売上げや消費税計算の間違い等のトラブルへも発展しかねません。本小冊子では、事業者が知っておかなければならない軽減税率制度の基本的なポイントをわかりやすく解説するとともに、事業者が軽減税率制度実施までの間に、取り扱う商品の適用税率の把握、レジやシステムの対応状況の確認、従業員研修などで準備しなければならない事項について解説します。 法人会等の団体研修や事業経営者の方々への研修、各事業者における従業員研修に活用して頂けるコンパクトな軽減税率スタートガイドです。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-困った部下(=指示待ち族、指示に従わない、手を抜く)にお困りのリーダーは経営者や管理職を問わず非常に多いようです。 管理職に向けた2017年のアンケートによれば、中間管理職の悩みは第1位「上と下との板挟み」に次いで第2位「思い通りにならない部下についての悩み」でした。 部下のマネジメントというリーダー共通の悩みを解決するのが本書です。 著者の中田仁之氏は、関西大学時代に関西大学野球リーグでベストナインを獲得、大学野球選抜メンバーにも選ばれました。その後一部上場企業で管理職を経験し結果を出せるチームワークに精通しています。 現在は経営コンサルタントとして活躍中の著者がオリジナルメソッド「共感マネジメント」によって、売上が劇的に改善した例を挙げながら、「困った部下」を最高の戦力に変えていく方法をお伝えします。 チーム力を高めるために著者がもっとも大事にしているもの、それは「共感力」です。共感力とは、文字通り他人に共感する力のことです。他人の気持ちが分かる力ということであり、他人に自分の気持ちを分かってもらう力ということでもあります。 さらに一番重要なことは人と人が本当に共感しあった時に想像もできないような大きな力を生み出すということです。 人間1人の力というのは、よほど才能に溢れた人でなければたかが知れています。しかし共感力を駆使することによって、何十人分の力、何百人分の力を1つにすることができます。 その時に人は、その集団の一員として、才能あふれた人でもかなわないほどの力を発揮できるのです。100人の1歩が1人の100歩を軽々と上回るのです。 本書で記しているのは組織の共感力を高めるための5つのメソッドです。このメソッドを実行するこにより、部下が変わり、お客様が変わり、何よりリーダー本人が最も変わっていきます。 リーダーがとるべき姿勢とその手順がこちらの5つのメソッドです。 (1) 感謝を伝える (2) 可能性を信じる (3) 誤った行為を叱る (4) 感情を共有する (5) チーム心を養う もう少し噛み砕いて書くと、 (1) 感謝を伝える=大切な人に、きちんと言葉で感謝を伝えること。 (2) 可能性を信じる=大切な人の可能性を最後まで信じ、相手の自信をあなたが育ててあげること。 (3) 誤った行為を叱る=叱る時は人格を否定せず、誤った行いを短い言葉で叱ること。 (4) 感情を共有する=恥ずかしがらず、喜怒哀楽を一緒に表現すること。 (5) チーム心を養う=チームのために自分には何ができるのか? を全員が自問自答できる雰囲気を作ること。 この5つのメソッドを念頭に、リーダーとしての「姿勢」をもう一度見直してみてみることによりあなたのチームがみるみる間に生まれ変わります。 今日思い通りに動かないと嘆いていたチームが面白いほど売上が上がるチームに変貌するためのノウハウが詰まった本書は全てのリーダーの方にお勧めの1冊です。
-
-相続税の基礎控除額が減額されたことにより、いわゆる大金持ちではなくても、相続税の申告をしなければならないケースが多々見受けられるようになりました。また、相続税を納めるほどではないにしても、亡くなった方の財産を引き継ぐための「相続手続」は必要です。相続手続をするためには、必ず誰が引き継ぐのかを決定しなければなりません。遺言書の指定がなければ、遺された相続人で話し合って決めなければなりません。この話し合いがスムーズであるとは限りません。どちらかというと、揉めるケースが多いのです。最近では、相続税の申告の際に、エンディングノートを相続人から見せていただくことがあります。しかし、税理士目線で見ると、もう少しポイントを押さえて作成していれば、相続税の申告でも正確な情報が得られるのに、あるいは相続人が揉めないような内容にできるのに、と思うこともしばしばあります。 本書は、エンディングノートを通じて、揉めない相続が実現し、また相続税申告等の手順や留意事項などの記載内容により、苦労も失敗もない申告が実現するよう配慮しました。 被相続人となる貴方や、貴方の財産を承継する相続人、そしてこれらの方々と関わる税理士必携の書です。
-
-働き方改革や人手不足を背景に、働き方はますます多様化している。雇用形態の多様化は、雇用主における源泉徴収・年末調整・給与計算業務を煩雑化させており、税・社会保険制度の正確な理解が一層求められていることから、本書では実務上多く発生する疑問点をQ&A形式で解説。また、平成29年度税制改正における配偶者控除等の改正及び平成28年以降の社会保険の適用拡大を踏まえ、家計全体の手取り額が、改正前後でどの程度変動するか初版よりも精緻なシミュレーションを収録。103万円の壁、130万円の壁など、国税・地方税・社会保険の関連制度を横断的に分かり易く解説。
-
-近年我が国企業においては、企業の機動的な事業再編を促進するため企業内の事業部門(特定事業)を分離して独立した企業とする、スピンオフの必要性が増していると考えられていました。このような状況の下、平成29年度の税制改正において、スピンオフに係る制度の創設が行われました。これらの税制改正事項を踏まえて、「スピンオフ(単独新設分割型分割)」、「スピンオフ(株式分配)」、「スクイーズアウト(株式交換等)」、「現物分配」及び「事業譲渡(営業譲渡)」の5章に分類整理した新制度活用のための重要事例80問により、法人税法等の取扱いを事例回答形式により詳細に解説するとともに、会社法等における法務についても解説をした、法人企業の実務担当者や税理士等職業会計人の日常の税務実務のための必携書です。
-
-
-
-日常業務でよく取り扱われている取引について、難しい問題点は見当たらないが、条件が少しだけ異なることにより税務上の取扱いの大きな違いに結びつく取引に着目。相続税・贈与税の事例について、そのような実務に役立つ事例を集めて解説。併せて、その根拠となる条文や通達の規定も掲載。
-
-土地の貸借については、①通常の借地権設定契約による場合、②借地権を無償で返還することを約して賃貸借契約を締結する場合、③定期借地権設定契約による場合、さらには、④親子間で見られるように使用貸借により土地を貸付ける場合、⑤資材置のための土地の賃貸借の場合など様々である。一般的に賃借権や借地権であれば、評価通達で定められている賃借権割合及び借地権割合により評価することができるが、それとは異なる特殊な形態により土地の貸借を行った場合の評価(貸地及び借地)については、明確な規定がなく、あっても非常に分かり難いと考えられている。さらに、昨今の改正により相続税の課税対象者の範囲が拡大され、特に地価の高い都心部を中心に借地権は多く活用されていることなどから、今まで、無関心だった者も借地権について関心を寄せている。また、関連士業はもちろん、土地オーナーや借主・地主の双方において借地権・貸地の評価の仕方を理解しておくことは非常に重要となっている。本書では、まず、借地権の存否についての税法上の考え方を記述し、土地の貸借に応じた借地権・貸地の評価実務の取扱いについて、Q&A形式で様々なモデルケースを例示しながら多角的に解説している。
-
-平成28年度改正によって、空き家譲渡の3,000万円控除の特例が創設された。国土交通省によれば、周辺の生活環境に悪影響を及ぼしうる空き家の数は、毎年平均して約6.4万戸のペースで増加し、そのうち約4分の3は昭和56年5月31日以前のいわゆる旧耐震基準の下で建築されており、また、旧耐震基準の家屋の約半数は耐震性がないものと推計されている。居住用家屋が空き家となる最大の契機が相続時であるといわれ、こうした空き家の発生を抑止することで、地域住民の生活環境への悪影響を未然に防ぐことが求められている。こうした状況から、相続に由来する古い空き家とその敷地の有効利用を促進するとして、被相続人の居住用財産に係る譲渡所得の特別控除の特例(いわゆる空き家譲渡の3,000万円控除の特例)が創設された。この特例に対する潜在的なニーズは相当あると思われる一方で、この特例は、被相続人居住用家屋の範囲、相続後の利用状況制限、譲渡対価の縛りなど、一般の居住用財産の3,000万円控除の特例に比べてその適用要件が厳格に定められている。本書は、様々な実際の照会を基に、この特例のあらましやその適用に当たって注意する点を実務の側面からQ&A方式でコンパクトに整理・集約して解説。税務に携わる実務家の方々はもちろん、一般の納税者にも役立つ1冊。
-
-不動産税務は、経済に及ぼす影響から購入・保有・売却・リフォームとそれぞれのシーンで優遇税制があります。それらの優遇税制については、毎年改正が行われ適用関係等が変化するとともに、社会情勢の背景から新たな制度が創設されるなど、全体像の把握も難しい分野です。本書は、住宅税制について、開業以来不動産税務を専門としてきた著者が実務上の経験を交えて、住宅税制の全体像について解説します。住宅の購入や売却等を検討している方はもちろん、相談を受ける税理士や住宅販売業者の方が「できるだけ簡単に、要所を抑えて手軽に学べる」というニーズに応える一冊です。
-
-マイクロファイナンス、今がまさにそうした庶民向け、零細企業向けの金融が必要な時なのです。 「日本のマイクロファイナンス」を電子本で再度世に問います。フィンテックよりも重要で、本来は銀行が取り組むべき零細金融について一緒に考えませんか。 【目次】 一章 日本の個人金融の実態 二章 日本の庶民金融とマイクロファイナンス 三章 先進国にもあるマイクロファイナンス 四章 開発途上国におけるマイクロファイナンス再考 五章 日本におけるマイクロファイナンス、ソーシャルレンディング 六章 新たなビジネスモデルを探る 【著者】 津田倫男 企業アドバイザー。銀行に20年勤務、新興企業投資を2年行った後、独立。M&A助言やグローバル人材育成などに取り組む。著作に「地方銀行消滅」「老後に本当はいくら必要か」など。 ミンディ・ヤマモト 企業アドバイザー。独立系の投資会社に勤務。M&A、企業防衛、事業価値向上支援などに長年の経験を有す。ベンチャー他への投資に加えて、海外市場開拓、人材育成などの助言も行う。日本と海外を往復して仕事をしている。
-
-本書は、「第1部 宗教法人の設立と管理運営」、「第2部 宗教法人をめぐる会計」、「第3部 宗教法人をめぐる税務実務」、「巻末資料」で構成。 ● 第1部において、宗教法人法に基づいて宗教法人の設立及び管理運営について解説。 ● 第2部において、宗教法人法及び宗教法人会計の指針に基づいて、宗教法人会計に求められる適正・明瞭な会計の考え方、会計処理の方法及び計算書類の作成方法の概略を解説。 ● 第3部において、「法人税」、「源泉所得税」、「消費税」、「措置法40条」、「税務調査」、「地方税」等に分類したうえで宗教法人における税務実務の取扱いをQ&A形式で解説。今般の改訂にあたっては、税務調査に関する解説をはじめとして更に内容を充実。その他、法人税申告書の記載例や実務に即した具体例なケース事例を織り込んで幅広い視点から解説。 参考資料において、宗教法人の税務実務をめぐる重要裁決例・裁判例を多数収録。その他、宗教法人における会計処理及び計算書類作成の指針を示した「宗教法人会計の指針」を収録。
-
-
-
-「60歳からの熟年起業」から7年、「65歳で爽快起業」と改題して内容も簡素化して電子本に仕上げました 起業本を何冊か書いてきましたが、熟年にこそ日本では起業にチャレンジして欲しいと思います。若者と違い、経験と知恵があります。これを活かせばむしろ成功確率は上がるのではないか、とシニア起業を応援するものです。 【目次】 第一章 起業環境も変わった二〇〇〇年代後半 第二章 こんな人に熟年起業はお勧め 第三章 熟年起業は実は低リスク 第四章 しかし、起業を思いつきで行ってはならない 第五章 一端始めたビジネスを成功させるために 第六章 熟年起業 事例研究 第七章 ICT(情報通信)に精通していることの陥穽 【著者】 津田倫男 企業アドバイザー。銀行に20年勤務、新興企業投資を2年行った後、独立。M&A助言やグローバル人材育成などに取り組む。著作に「地方銀行消滅」「老後に本当はいくら必要か」など。
-
-誤解されがちな銀行員の等身大の「出向後」の人生をつづりつつ、満足できる第二の人生を探ります。 12のストーリーから明も暗もある50歳以降の職業人の生き方を考えます。たまたま銀行員を取り上げていますが、他の職業にも共通する生き方、選択のヒントがあります。紙の書籍「銀行員の分岐点」をベースに初の電子書籍として世に問います。 【目次】 まえがき 「半沢」ブームが及ぼした銀行員への影響 序章 出向先はキャリアの墓場か? 一章 銀行員は第二の人生で輝く? 二章 銀行から世話された場で活躍 三章 紆余曲折があっても人生を楽しむ 四章 銀行とは無縁の世界で生きる 五章 例外に見える銀行後の世界だが 六章 出向・転籍を再考する 終章 銀行員と第二の人生 【著者】 津田倫男 企業アドバイザー。銀行に20年勤務、新興企業投資を2年行った後、独立。M&A助言やグローバル人材育成などに取り組む。著作に「地方銀行消滅」「老後に本当はいくら必要か」など。
-
-
-
-政府の成長戦略(日本再興戦略)において、株式報酬、業績連動型報酬の柔軟な活用に向けた仕組みの整備の必要性が謳われ、昨年6月より上場企業に対して適用が開始されたコーポレートガバナンス・コードにおいても、経営陣の報酬について、中長期的な会社の業績等を反映させたインセンティブ付けを行うべきとされ、株式報酬について、実務的に簡易な手法である「金銭報酬債権を現物出資する方法」を用いて「いわゆるリストリクテッド・ストック」等を導入するための手続の整理・明確化が行われたため、今後は、「特定譲渡制限付株式(いわゆるリストリクテッド・ストック)による給与」の支給が見込まれることとなりました。そのため、平成28年度の税制改正において「特定譲渡制限付株式」に関する法人税及び所得税の取扱いが措置されました。本書は、この「特定譲渡制限付株式」について、「株式報酬(リストリクテッド・ストック)」など7章に分類整理した重要実務事例80問により、法人税法及び所得税法上の取扱いを事例回答形式により詳細に解説するとともに、会社法等における法務についても解説をした、法人企業の実務担当者や税理士等職業会計人の日常の税務実務のための必携書です。
-
-
-
-平成28年度の税制改正において、減価償却資産の償却方法の改正が行われましたが、法人企業が有する土地や建物をはじめとする固定資産をめぐる法人税務は、圧縮記帳や減価償却はもとよりグループ法人税制における取扱いなど多岐にわたる法人税制度の適用に関する理解が求められます。本書は、「法人税に関する固定資産」に係る重要実務事例140問を9章の項目に分類整理し、事例回答形式により法人税法上の取扱いを詳細に解説するとともに、土地収用法や会社法等に係る法務についても解説をした、法人企業の実務担当者や税理士等職業会計人の日常の税務実務のための必携書です。
-
-
-
-
-
-
-
-法人税法は、激しく変動する社会経済情勢に対応して毎年のように見直しが行われ、法人企業の日常取引で発生する貸倒れをはじめとする金銭債権などの債権の税務上の取扱いについても、貸倒引当金制度はもとより詳細に規定され、制度の見直しも幾度となく行われています。 本書は、「税務と法務」シリーズ第3作目として、貸倒損失や外貨建債権など「法人税に関する債権」の法人税法上の取扱いを、重要実務事例をもとに事例回答形式により詳細に解説するとともに、会社法、会社更生法や民法等における法務についても解説をした、法人企業の実務担当者や税理士等職業会計人のための実務必携書です。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-法人税法は、激しく変動する社会経済情勢に対応して毎年のように見直しが行われていますが、法人税法上の有価証券の取扱いについても、経済取引の目覚ましい多様化や国際化が進む中で、企業会計における金融商品の評価方法に時価評価法が導入されたことに伴い改正され、また、会社法の制定及び企業会計基準の変更等により既存制度の取扱いが大幅に見直されるなど、法人税法上の取扱いと会社法を中心とする法務は密接な関係にあります。そこで、本書では、法人税法上の取扱いについての理解が重要な有価証券および隣接する重要実務事例を取り上げ、事例回答形式により法人税法における取扱いを詳細に解説するとともに、会社法を中心に金融商品取引法等における法務についても解説をした、法人企業の実務担当者や税理士等職業会計人のための実務必携書です。
-
-
-
-
-
-
-
-波乱の教育を受けた会社員が街の発明家として、お店を開業し、成功してゆく実話 石巻出身の少年がトキメキを重ねながら成長し、学生時代に発明を目指すと決め、転職多い苦難のサラリーマンを経て、遂にアイデア売り込みに成功し、お店を開いて、教育等、地域貢献しながら、発明人生を楽しんでる実話です。 【目次】 幼年期〜大学4年生 社会人/改善提案/日曜発明学校/人物占いカードゲーム/ペットならべ/公害防止管理者/自動陳列容器の出願/着磁機の開発/職務発明は開発者か会社のものか/セールスエンジニアリング/転職/住宅営業/クルクルハンドヘルス&トイ/跳んで点取りゲーム/商品化/ユニバーサルデザイン絵本/ヒラメキ工房誕生/ゲームマーケット/詐欺にあう/ぶらり途中下車の旅/TV生出演/グランドワーク三島/発明家ショップトキメキ/ダチョウ倶楽部の肥後さんと上島さんが来店/NPOアイデアツリーヒラメキ/商工会議所/学校支援ネットワーク事業/文部科学省での出前授業/反転はさみゲーム「遊宝」サークルリバーシ「UFO」/若大将ゆうゆう散歩/さまぁ〜ずのジマング/渡波小学校/発明家二世/ノージーのひらめき工房…等 【著者】 関場純 68歳石巻生まれ、会社員から起業し、浅草近くにショップ持つ街の発明家です。
-
-債権回収は、緊急性を要するために迅速な対応が必要であり、回収が実現できない事態を避けるためには、日頃の債権管理や、より速やかな債権保全が重要となる。そして、債権回収については、事業者などの債権者にとって最も身近な法律家である税理士が、日常的に、あるいは問題が生じそうな1番最初の段階で助言や対策を求められることが多い。 本書は、主にそのような相談を受けた税理士の方のために、知っておいていただきたいこと、あるいは相談を受けたときの簡単な手引きとして利用していただくことを念頭に編纂。債権回収についての基本的な知識、債権回収の手段、そのための事前準備として必要なことなどを解説。 本書の活用により、少しでも債権者の債権の貸倒れを防ぐための50のポイントとして、実務に役立つ項目で構成。平成27年に債権編について予定される民法改正についても、関連部分において適宜、改正法案に基づいて言及。
-
-
-
-
-
-
-
-租税の徴収処分に関する不服申立てには、不服申立人の「当事者適格」の有無、不服申立てを遂行する「利益」の存否、不服申立ての対象の「処分性」の有無等課税処分の不服申立てにはあまりみられない特有の問題が多く、かつ租税の徴収処分は納付に関する処分から納税義務の拡張に関する処分まで範囲がきわめて広いため、それぞれの処分の成立要件を整理し、いかなる事由が不服申立てにおいて違法事由となり得るかの理解は困難です。そこで本書は、租税の徴収処分について、多くの判例・裁決例に基づき処分の成立要件などを整理するとともに、その処分に対する不服申立ての違法事由を明らかにすることにより、租税の徴収処分に関する手引として、徴収処分により権利利益に影響を受けた方々はもとより、不服申立ての審査事務に携わる方々の実務に必携の書です。
-
-
-
-平成22年度の税制改正以前は連結納税を始める場合、対象となる子会社(連結子法人)の繰越欠損金が切り捨てられており、これが連結納税導入の大きな障害となっていた。 しかし、平成22年度の税制改正によって、連結子法人の繰越欠損金の持ち込み要件が緩和され、連結納税制度の適用に前向きな企業も増えてきている。 本書では、連結納税制度の導入を検討している中小企業を前提に、グループ法人税制との関係並びに連結納税制度導入のメリット・デメリット等、導入における手続き上の留意点や実務において必要な申告書類等の記載例を示してストーリー仕立てでわかりやすく解説。 連結納税導入を検討している会社オーナーとその職員並びにそのような会社をクライアントに持つ士業の方にも連結納税導入の手引きとして最適な一冊。
-
-「事前の準備がより大切」な源泉所得税に関する事務について、よく扱われている取引のうち、わずかな条件の違いが税務の判断の違いにつながるような100事例を厳選。 見開き2ページにQ&A方式と、その根拠となる条文や通達の要約も掲載し、より読みやすく構成。
-
-
-
-会計基準の世界標準となる国際会計基準(以下「IFRS」)は、欧州をはじめとして世界各国で導入が進められており、すでにIFRSによる早期適用を済ませている日本企業も存在している。 しかし、震災の影響や米国の対応の遅れなどからIFRS強制適用の時期は依然不透明なままとなっており予断を許さない状況が続いている。 また、IFRSの対象とする企業は上場会社等の大企業を前提としており、直接的に関与している税理士は未だ少数派ではあるが、中小企業の国際的事業統合が進むなか、税理士にとってもIFRSの理解と知識は無視できないものとなっている。 そこで本書では、今後のIFRS今後の動向を含め、日本の会計基準とIFRSの異同及びIFRSにおける会社法・税法の取扱い等をテーマに50のポイントに絞ってわかりやすく解説。
-
-
-
-
-
-変化の激しい今日の金融先物市場において、トレーダーは不確実で矛盾に満ち、しかもほとんどランダムともいえるマーケットのノイズに直面している。そして、そうしたノイズのなかから有望なバイアスを選別し、それをトレーディングシステムに取り込もうとしているトレーダーの90%以上がその試みに失敗し、大きな損失を余儀なくされている。一方、こうした複雑なマーケットでその試みに成功した数少ないトレーダーはとてつもない報酬を手にしている。そうした有効なトレーディングシステムを開発し、金融先物市場で飯を食っていけるわずか5~10%の成功するトレーダーとなるには何をすればよいのだろうか。 本書にはマーケットのそうしたノイズとチャンスを見極めながら、有望なバイアスだけをトレーディングシステムに取り込んで利益につなげるため、ヒストリカルなデータで検証されたいろいろなトレーディングアイデアが提示されている。ベテラントレーダー兼システム開発者、講演者兼著述家として多方面で活躍しているアート・コリンズは、本書のなかで次のようなテーマについて論じている。 ・裁量トレードのいろいろな問題点を指摘しながら、ヒストリカルデータで検証済みのメカニカルトレードのメリットとその正しい実行法 ・トレーディングシステムに取り入れる最高のパラメーターを見つけるため、適正な最適化に向けた4つの原則 ・マーケットのバイアスを利用し、そこから利益を上げるための多岐にわたるトレーディングルール ・マーケットの多様な環境に適したトレードルールをうまく使い分けながら、ヒストリカルな統計データで裏付けられた信頼性の高いトレード手法 ・有効なコンセプトとそうでないものを選別し、損失を回避しながら利益の極大化を図るためのトレードステーションの効果的な活用法 金融先物市場には、有望でありながらその複雑なマーケットの前に力尽きた多くのトレーダーの死臭が漂っている。本書にはそうしたトレーダーにならないためのサバイバル戦略、すなわちメカニカルなトレードを100%実行できるようなシンプルで有効なトレーディングルールが数多く提示されている。本書で検証し尽くされたことと規律あるスタンスでメカニカルトレードを淡々と実行していけば、トレーディングでのいろいろな難しい問題は解消し、勝率が飛躍的に高まり、読者を勝ち組に導いてくれるであろう! 【本書の結論】 ・メカニカルトレードと裁量トレードの両方を採用すれば、双方の悪いところが増幅される ・シンプルがベスト ・小さな基本が積み上がって大きな全体となる ・優れたトレードとは退屈なものである ・自分がよく理解できないことを実行してはならない ・魔法の情報源などはないし、耳寄り情報をうのみにしてはならない ・トレーディングシステムの違反者を神は罰する ・「トレーディングシステムが間違っている」と思ったら、それはあなたが間違っている証拠
-
-ありとあらゆるものを機械的にトレードする! 過去30年以上にわたり、ブル相場でもベア相場でも伝統的な戦略を常にアウトパフォームし、高いパフォーマンスを上げてきたヘッジファンドとプロのアセットマネジャーグループがいる。彼らは2008年のベア相場のときでも素晴らしいリターンを上げた。彼らは自分たちのトレーディングアルゴリズムはけっして人に明かさず、トップレベルの博士号修得者を雇い入れて大きなリサーチチームを組む。しかし、彼らのリターンは、比較的単純なモデルを使って複製可能だ。彼らはトレンドフォロー戦略によるクロスアセット先物マネジャー、またの名をCTAという。彼らについて書かれた本は多いが、読者が彼らの成功をまねて、自らトレンドフォロートレードによるビジネスを立ち上げることができるほど彼らの戦略を詳細に説明している本はない。 本書は、買いと売りのルールのように間違ったことに重きを置けばなぜ失敗するのかを示すと同時に、トレンドフォローで最も重要なことは何なのかを教えてくれるものだ。ナスダックやTビルから通貨ペア、白金、畜産まで、ありとあらゆるものをトレードすることで、経済状況や株式市場の相場つきによらずに大金を儲けることができる。トレンドフォローの年ごとのパフォーマンスを分析し、パフォーマンスに寄与するものを見つけだすことで、先物を大規模にトレードするということはどういうことなのかや、本当の問題や機会がどこにあるのかを深く理解できるようになるはずだ。 経験豊富なヘッジファンドマネジャーによって書かれた本書は、市場参加者の視点から活況を呈するトレンドフォロー先物業界の背景にある戦略を読み解こうとするものだ。成功したヘッジファンドのパフォーマンスを複製するトレードルールや方法など、この業界の成功の裏にある戦略が細かく説明されている。
-
-ギャップ、押し目、トレンドフォロー、ボリンジャーバンドを利用した目からウロコの売買法 “驚異の新オシレーター”コナーズRSIと短期売買の魅力! あふれ出る新トレード戦略と新オシレーターとシステム開発の世界的権威! ロングセラーで今なお多くのトレーダーにとってバイブル的な存在として輝き続けている『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』(パンローリング)の共著者であるローレンス・コナーズは、システムや戦略や新しいオシレーターを次々と考案する天才である。 本書は、コナーズがPDFで発売している7戦略を1冊にまとめたものである。ギャップを利用した株式トレード法をはじめ、短期での押し目買い戦略、これから日本でもますます増えるETF(上場投信)を利用したトレード手法、ナンピンではない買い下がり戦略の奥義伝授、人気の指標であるボリンジャーバンドを利用した売買法、そして新しいオシレーターであるコナーズRSIに基づくトレードなど、初心者のホームトレーダーにも理解しやすい戦略が満載されている。 本書には、高度な数学的知識もPC技術も必要のない。本書を参考にして、自分の性格に合ったもので、自分にできることに特化してシステムを作り、トレード技能を磨けば、心理的な負担も裁量トレードで必ず経験する迷いも大幅に軽減されるだろう。 止めどもなくあふれる戦略と新オシレーター考案とシステム開発で「生ける伝説」となったコナーズは、あなたを「欲しいものを手に入れる」(エド・スィコータ)人にさせてくれる!
-
-売買システム分析で業界随一のフューチャーズ・トゥルース誌の人気コーナーが本になった! システムトレーダーのお悩み解消します! 検証の正しい方法と近道を伝授! トレーダーは検証の正しい方法を知り、その省力化をどのようにすればよいのか 最近のトレーダーは百パーセント裁量でトレードすることに後ろめたさを感じるほど、トレードする前は自前のPCで検証を繰り返す。そのなかには、高度なPC技術と数学的・統計的な知見を持ち合わせている人や、もっとも初歩的な知識しか持ち合わせていない人もいる。しかし、知識や技術の多寡にかかわらず、トレーダーとしての根本的な悩みや苦悩は同じである。 パラメーターはどう設定すればいいのか、現在の高ボラティリティの市場ではどんな損切りがうまくいくのか、先物のトレードシステムは株式で転用できるのか、ある先物のシステム(S&P500)はほかの先物市場(ナスダック100)でも機能するのか、単純・指数・加重の移動平均線には違いがあるのか、長期システムにおける利益目標とは、オーバーナイトトレードで翌朝の寄り付きの重要性は減少したのか、イージーランゲージの落とし穴とは、トレーリングストップはトレンドフォロワーの友だちか、オープンレンジブレイクアウトは今でも通用するのか、資産曲線でトレードすべきときとすべきでないときを見極めることができるのか、ギャップは利益を予言するものなのか、長期トレンドフォローシステムの強みとは、トレンドフォローはまだ機能し続けているのか――。 われわれトレーダーが検証に向かうとき、何を重視し、何を省略し、何に注意すればいいのか――それらを知ることによって、検証を省力化して競争相手に一歩先んじて、正しい近道を見つけることができる!
-
-「自分自身を理解すること」こそがトレードを上達させる! トレーディングは、20%の知的な要素と80%の心理的な要素から成り立っている。 成功への第一歩は、古代ギリシャの格言である「汝自身を知れ」から始まる。素晴らしいトレーディングモデルを開発しても失敗に終わるのは、自分自身を理解していないからだ。最終的に成功を収めるためには、あなたのトレーディングシステムとあなたの感情を調和させなければならない。そのためには、自分の内面を見つめて、自分の本当の姿を理解し、自分に自信を持つことが絶対に必要になる。そうすることによって、トレーディングにおけてより良い判断につながり、それが高い収益をもたらしてくれるのだ。 本書は、トレーダーにとっての内なる声(インナーボイス)を聞く手助けをしてくれるだろう。それさえできれば、システムの指示に従って、勝つための戦略をためらうことなく即座に実行に移すことができるようになる。 マーティンは、通常のトレードでの判断を、感情という視点から検証し、行動の元となる「自分の思いを感じ取る」手助けをしてくれる。ちなみに、トレーディングの行動の元となる思いといっても、それはお金とはまったく関係がない場合がよくある。本書は、エド・スィコータやマイケル・マーカスといった伝説のトレーダーとのインタビューを通して、彼らがそのトレードを行った理由と自身の感情を統合して、日々、より良いトレードを行っていることを明らかにしている。また、本書を熟読すれば、読者にも必ずそういうことができるようになるということを教えてくれている。
-
-『投資苑3』の理解を深め、マーケットを征服するための101問 資金をリスクにさらす前にトレード知識の穴を見つけ、それを埋めよう! もっともっとトレードスキルを磨きたい方必携の書 トレーディング知識が実際の売買を通して得ることができる! トレードで成功するために必須の条件をマスターするため、25のケーススタディを含む101問の問題にまず挑戦してほしい。あなたの資金をマーケットでリスクにさらす前に、『投資苑3』の副読本である本書に取り組めば、無駄に授業料を払う必要がなくなるだろう。 本書は、トレードの準備、心理、マーケット、トレード戦略、マネーマネジメントと記録管理、ケーススタディ、トレーダーの教えといったトレードに必要な7つの分野をカバーしている。各章は点数で評価されるようになっており、現時点での自分の能力を知ることができる。こうすることで、資金をリスクにさらす前にトレーディング知識の穴を見つけ、埋めることができるのだ。 本書の後半では、問題の正解と間違いについて、それがなぜ正解で、なぜ間違いなのかを初心者にも分かるように詳しく解説している。本書に掲載した問題やケーススタディの多くは『投資苑3』に登場したトレーダーが提供してくれているため、『投資苑3』のインタビューと本書を突き合わせることで、効果的なトレーディングスキルが身につき、実際のトレードでの強力な武器となるだろう。 『投資苑3』と本書を熟読すれば、マーケットのチャンスを最大限に生かすことができるようになるだろう。
-
-「究極のトレーダーを目指す皆さまへ」 この『究極のトレーディングガイド』は多くのトレーダーが望むものの、なかなか実現できないもの、すなわち適切なロジックをベースとし、安定した利益の出るトレーディングシステムの正しい開発・活用法を教えてくれる。現在最も注目されているアナリストとそのパートナーは本書のなかで、トレーダーにとって本当に役に立つコンピューター・トレーディングシステムの開発ノウハウをあますところなく公開している! 短期トレンドのとらえ方とは? 使えるトレーディングシステムとは? マネーマネジメントのテクニックとは? 利益につながる数々のパターンとは? 最近のトレードの爆発的な人気を背景に、多くのトレーダー(投資家)はメカニカル・トレーディングシステムを使いたいと思っている。トレーダーがその正しい使い方をマスターすれば、これほど便利なツールはほかにない。しかし残念なことに、トレーディングシステムの正しい使い方を知っているトレーダーはほとんどいない。今投資界で最も注目されているアナリストのひとりであるジョン・ヒル氏とそのパートナーであるジョージ・プルート、ランディ・ヒルの両氏は本書のなかで、トレードで利益を上げ続けられるトレーディングシステムのオリジナルな開発・活用法を公開している。トレーディングシステムの有効さは、そのベースとなるロジックと取り入れるデータの信頼性によって決まる。3人の著者は以下の点について詳しく説明し、正しいロジックに基づくトレーディングシステムの開発に必要なツールとテクニックを紹介している。 トレーディングシステムの基本原則 1~100万ドルなどあらゆるレベルの投資金を運用できるトレーディングシステムの導入法 ヒストリカルデータをバックテストし、実際のトレードでも利益の出せるコンピューター化されたトレーディングシステムの開発の条件 すべての市場で使える短期トレンドのタイミングのとらえ方 株式、先物、オプションなどすべてのマーケットでトレードしたいという個人トレーダーにとって、本書は本当に使えるトレーディングシステムを開発・活用するうえで、まさに「究極」という名に値する素晴らしい実践的な指導書である。
-
-動物が教えてくれる“生きるヒント” 動物たちを「精霊の仮の姿」とする神話や言い伝えは世界各国に存在します。 例えば、精霊界の使者が動物の姿を借りて、コミュニケーションの取れる存在として人間の前に現れてアドバイスをくれたり、守り神として動物の姿の精霊たちを崇めることもあります。 現代社会ではそうした考えを迷信だとか、古くさいといってただのおとぎ話と思い込んでいますが、「動物はパワーをもっている」という考え方がこれほど古今東西に浸透しているのなら、ある程度の信憑性があると思うほうが自然ではないでしょうか。 本書では、「動物」という自然が、目に見える世界と見えない世界をどうつないでいるのかを考え、動物が私たちに伝えようとしていることが何なのかを解き明かしていきます。 本書のテーマは次のとおり。 1.自分のトーテムアニマルを特定する 2.トーテムアニマルのパワーに感謝、共鳴し、自分の人生に生かす 3.トーテムアニマルをとおして自分の潜在能力や存在意義を知る 4.トーテムアニマルの適応力やサバイバル技術を日常に応用する 5.自然界から自分に向けて日々発信される(現象や兆候として表れる)メッセージを聞き取り、読み解き、生かす。その過程で命に対する畏敬の念や自分に対する自信をはぐくむ まずは自分のトーテムとなる動物=トーテムアニマルを見つけましょう。「トーテム」とは、自然界に存在するもののなかで個人的に縁を感じるもののこと。動物のトーテムにはさまざまな呼び名があります。「パワーアニマル」「メディスンアニマル」「アニマルスピリットガイド」ともいいます。彼らがどんな力をもち、何を伝えようとしているかは、その動物の行動や習性に表れます。 そして動物と対話し、彼らに学ぶには、今までとは違う目で動物を見なければいけません。トーテムアニマルへの理解が深まれば、そのぶん自分自身への理解も深まっていきます。今まで眠っていたあなたの野性を呼び覚ましてください。 そうすれば、トーテムとなる動物の個性や行動が私たちの潜在能力を教えてくれます。彼らのパワーを味方につけて、新しいアイデアや人生をもっと豊かにするためのヒントが得られるでしょう。
-
-(指令)3年間で収益を2倍にせよ A値下げ攻勢戦略 B高品質化戦略 ――AとBを比較して正しい戦略を選べ ビジネスのスピードは加速度的に速まり、数カ月であっという間に状況が変わる時代になった。大衆の興味と合致し、いきなりのメガヒットが生まれたと思えば、数ヵ月後にはその存在すら忘れられる。商品・製品だけにとどまらず、個人を取り巻く環境ですら1・2年先にはどうなっているか分からない。だからこそ、スピード感のある意思決定が必要なのだ。しかし、先を見とおし、必要以上の不確定要素まで検討材料にふくめれば、頭も目的も混乱し、スピードが鈍ってしまう。適切で早急な意思決定を下すには、目的をクリアにし、かつ構造をシンプルにすることが重要だ。本書で目的までの自然な意思決定へのプロセスを見つける術を体得してほしい。 ――著者コメント―― ビジネスにおいてもプライベートにおいても、人生には意思決定がつきものだ。確信を持って下した決断によって起こしたアクションが成功したときには、さらなる自信へとつなげてくれる。 しかし常に英断を下せるほど、目の前の課題は簡単ではない。いろいろな要素を組み入れ、さまざまなシチュエーションを検討したうえで決断を下したときには、ものごとは既に動きだして新たな局面を見せているかもしれない。より成功確率の高い意思決定を…と逡巡している時間は少ないのだ。さらに、一度下した決断ですら、時がたてば状況は変わり、軌道修正を余儀なくされ、新たな意思決定を必要とする。 変化の早いビジネスシーンでは、クリアにそして、スピーディーにかつ確実な意思決定を下すことが求められる。なぜなら、実際のアクションは常に意思決定の次に生じるもの。本書では、自ら考え、自ら意思決定し、自ら最高の結果を手に入れるアクションを起こすための術を、具体的な例を数多く使って紹介している。 また、人間の心理には本人にも気がつかないうちに働く『無意識のワナ(バイアス)』が存在する。バイアスの影響を認識しなければ、いくらロジカルな意思決定を下したとしても成功には到達できない。本書では、それらも併せて解説している。
-
-ビジネスインパクトを創出する思考パターンを20の事例で体得! 顧客の信用を失う大失態が明るみに! 今後の“体質改善”も含め、どう対応すべきか? トラブルや課題が生じないビジネスなどない。日々の業務のなかで、個人としての業務効率を上げることも重要だが、組織として現状を分析し、戦略を考え、迅速に決断を下すには、経験だけでは太刀打ちできない判断力が必要になる。業務改善策やトラブルシューティングですら、選択を間違えればビジネスの結果を大きく変えてしまうのだ。本書はケーススタディをとおして、コンサルティング力を鍛え、実務で生かせる思考パターンを実践的に学べるように例題と選択肢で解説している。実際に起きた事例をもとに、あなたのビジネス力をさらに鍛え上げてほしい。
-
-『MBA』と“課長”がなぜ結びつくのか? ――世界標準の中間管理職になるために “ブレークスルー”に導く「使える考え方」を21の事例で体得! 日々の業務に加え、上司から求められる結果や部下からの報連相。スキルアップは常に意識しているが、日本の課長さんはとかく時間が足りない。しかし、本当にそうなのだろうか。ビジネスパーソンとしての基礎力をあげるには、「脳みその使い方」をちょっとだけ意識して考えてみれば、身近な事柄ですらトレーニングの題材になるのだ。本書では読書法やテレビの見方など、すぐに取り組める事柄のケーススタディをとおして“頭のトレーニング法”を分かりやすく解説。21の設問でMBA的発想力を身につけ、ぜひとも“世界標準の課長”に近づいてほしい。 ――著者コメント―― 社会は急速に変化を起こし、昨日までの常識は次々不用な情報として風化していきます。経験だけで課長ができる幸せな時代は終わりました。結果を出すためには新しいアイデアや今までとは違うアプローチが求められます。さらに、まったく経験のない部署に着任することになったり、外資系企業と合併して上司が外国人に代わってしまうというのも、珍しいことではなくなりました。変化に素早く対応し、今までの経験をもとにさらなる飛躍を遂げるためには、一体どうすればよいのでしょうか。 専門外の業務でも結果を出し、部下や上司からの信頼も得て、自分自身の付加価値を高め、さらにプライベートも充実させる。そんな“世界標準の課長”になるためにはMBAの発想力が役立ちます。最も有益な結果を導き出す最短のルートを瞬時に見つけ出し、かつ実行していくMBAホルダーの脳みその使い方。 通勤時間や寝る前に、1章だけでもよいので目をとおして「自分で試して」みてください。そうすれば、あなたの「課長力」もさらにパワーアップされるでしょう。
-
-源泉所得税は、給与所得や退職所得など対象分野が多岐にわたり、その全体像を理解することは容易ではありません。その中で、弁護士や税理士などのように一定の資格を有する人に支払う業務の対価、またプロスポーツ選手やファッションモデルなどのように一定の業務に従事する人に支払う業務の対価など個別的に定められている報酬・料金等の所得があり、これらの報酬・料金等については、一定の税率によって源泉徴収を行うこととされています。また、報酬・料金等の源泉所得税は、税務調査においても常に重点的に適否を検討される分野でもあります。本書は、報酬・料金等の源泉所得税に関する実務的な取扱いに焦点をあて、源泉徴収義務者が的確に課税の要否を検討し源泉徴収義務を正しく履行できるようわかりやすく解説しています。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-日常、よく取り扱われている取引に関する事務のうち、わずかな条件の違いが、税務の判断の違いにつながるような取引について、Q&A形式でまとめた、税理士等の必携書。 研修会のテキストなどにも最適の一冊です。
-
-比較的簡単と思われがちだが、難しい問題も内包されている消費税の取扱い。 本書では、日頃、消費税の実務で取扱いを注意したい100事例を厳選し、見開き2ページのQ&A形式に読みやすくまとめた。 また、回答の根拠となる条文、通達の要約も掲載。
-
-税理士業務を遂行する上で、知っておくべき規定が多く定められている、国税通則法・国税徴収法。申告のやり直しや、滞納となる案件が増加する場合など、これら法律の知識が、大変重要な役割を果たすことになります。 実務に則した100題のQ&Aに、その根拠となる条文や通達の規定を掲載。 シリーズ第5弾。
-
-日頃、法人税の実務で取扱いを注意したい100事例を厳選。見開き2ページのQ&A形式に読みやすくまとめた。 また、回答の根拠となる条文、通達の要約も掲載。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-トレーダブルな戦略とは自分のリスク・リワード目標に一致し、リアルタイムでもバックテストと同様のパフォーマンスが得られる戦略のことを言う。しかし、カーブフィッティングから貪欲まで、さまざまな落とし穴が待ち受けているため、トレーダブルな戦略を開発するのは容易なことではない。しかし、正しい方法で行えば、トレーダブルな戦略を開発することは可能である。 このことをだれよりも理解しているのは、トレードシステム開発の第一人者であるキース・フィッチェンだ。彼が開発した不動の人気を誇るアベレイションシステムは、『フューチャーズ・トゥルース』誌の「史上最高のトレードシステムトップ10」の常連だ。25年以上にわたり実績のあるシステムを開発し、彼自身それらのシステムを使って活発にトレードしてきたフィッチェンは、トレードの豊富な経験を読者のみなさんと共有したいという思いで本書を執筆した。 本書は、トレード戦略によってどういったことが達成可能かという現実的な話から始まる。世界の最も優れたマネーマネジャーたちの過去5年にわたるパフォーマンスに始まり、トレード戦略のパフォーマンスを最もよく特徴づける統計量、個人的なリスク許容量に合った「トレーダブルな戦略」を構成するものは何かを定義するうえで手助けとなる一連の質問のほか、戦略開発における最大の問題の1つであるカーブフィッティングについても議論する。さらに、「Build,Rebuild,andCompare」(構築、再構築、比較)、またの名をBRACテストとも言う独特の手法も紹介する。BRACテストは戦略開発におけるカーブフィッティングの度合いを知るための方法だ。 本書の後半では2つのトレーダブルなシステムを開発する。1つは株式用の短期スキャルピングシステム、もう1つは商品用の中期トレンドフォローシステムだ。これらのシステムを開発しながら、仕掛け、手仕舞い、トレードフィルターについても議論する。これら2つのシステムは両方とも現状のままでも「トレーダブル」だが、株式や商品の大口口座から小口口座まで、さまざまなリスク・リワード特性に合わせて調整するためにはあるテクニックが必要になる。それがマネーマネジメントテクニックだ。また、株式戦略や商品戦略を単独でトレードするよりも一緒にトレードしたほうが効果的であるため、両方の戦略を一緒にトレードするためのマネーマネジメントも開発する。本書の戦略についてもっと詳しく知りたい人は、両方のシステムのトレードをウェブサイトで閲覧できる。 真剣なトレーダー向けに書かれた本書は、BRACテストからバースコアリングまで、ほかでは入手不可能な情報が満載だ。本書を読めば優れたリターンを達成するうえで優位な立場に立つことができるはずだ。
-
-著者リチャード・D・ワイコフは、19世紀末から20世紀初めのアメリカで活躍した株式トレーダーで、ダウ、リバモアなどの理論に通じ、独自の投資システムを確立したテクニカル分析の先駆者だ。 本書では資金の準備から始まって、本格トレードに入る前の練習法、銘柄選び、仕掛け方、ストップ注文の出し方、相場展開の読み、利益確保の方法、手仕舞い方、心のコントロールに至るまで、株式トレードに必要な基礎を網羅する。 特に中心的なテーマは「テープリーディング」で、これは稀代の相場師ジェシー・リバモアも用いた投資手法として知られる。ワイコフによると、テープリーディングとはテープに基づいて株価の当面のトレンドを確定する科学であり、現在のテープ情報から将来起こりそうな出来事を予測することである。 また、マーケットの魔術師リンダ・ブラッドフォード・ラシュキは「スイングを解釈するためには、より大きなトレンドのなかにある個々の値動きを研究し、分析することが重要」と述べる。それはまさに「リチャード・ワイコフ、ジェシー・リバモア、ジョージ・ダグラス・テイラーなどの初期のテープリーダーが活躍した、100年以上前の純粋な市場分析のルーツに戻ること」なのだ。 本書は100年以上前に書かれたものであるが、株式売買の仕組みは基本的に現在と変わりがない。今日の株式投資家にとっても計り知れない価値のある基本図書である。
-
-音楽ライターとして活動しているニール・ストラウスは、身長165センチ、体型は貧弱で、頭も薄くなりかけており、女にモテることを夢見ながら、ほとんど諦めていた。だがあるとき、スゴ腕のナンパ師たちが世界中のクラブ、ストリート、ホテルで得た情報や体験談、ナンパの傾向と対策などの情報を交換し合うウェブサイトを発見。なかばヤケクソでこの世界に仲間入りした彼だったが、次々とナンパのテクニックをマスターしていき、やがて世界最高のナンパ師“スタイル”として名をとどろかせるようになった。当時の生活を記録した『ザ・ゲーム』(パンローリング)は全米で大ヒットし、ニューヨーク・タイムズ誌のベストセラーリストに5週にわたりランクインした。 出版後、二度とこのときのことには触れまいと考えてきた彼だったが、そのまま放っておくにはあまりにも反響が大きすぎた。ティーンエイジャーや30歳の童貞、離婚して間もないビジネスマン、ロックスターや大金持ちの人々など、あらゆる非モテ男から、助けを求める声が日に日に増大していったのだ。そこで世界中の男たちを救うため、とうとう再び立ち上がる決心をした“スタイル”が著したのが本書である。 本書は大きく三部に分けられる。 30日間であらゆるレベルの男が社会性と社交性を学んでナンパ師になることを目的とした「ザ・スタイルライフチャレンジ」。女に話しかけるきっかけや、話を盛り上げるための21例を収録した「ルーティーンコレクション」。そして「スタイルダイアリー」は『ザ・ゲーム』本編続編、あるいはディレクターズカット部分と言ってもいいかもしれない。 本書が読者に与える課題はいたってシンプル。“三十日以内に女とデートせよ!”現在の経験値がどのくらいであれ、ゴールに至る過程で、ナンパの技術、道具、自信、知識を習得し、最終的にどんな女とも自由に会って惚れさせ、思うままの時間を過ごせるようになるはずだ。
-
-チャンスはやってくるものではありません。すでにあなたの目の間にあって、発見されるのを待っているのです。 著者ラッセル・コンウェルの言葉は時代をこえて読みつがれ、多くの人に感銘を与え続けてきました。本書の内容を一部ご紹介します。 中東の砂漠で、年老いたアラブ人がひとつの物語を語る。昔むかし、ある男がダイヤモンドを探しに出かけるが、徒労に終わり異国の地に果てる。しかし実は、自分の所有する土地にダイヤモンドがぎっしり埋まっていた。男はすぐそこにある富みに気づかなかった。 この話は遠い砂漠に限られた話ではありません。私たちも同じことをするかもしれません。著者は、適切なやり方をしていれば、誰でもお金持ちになれるということをこの本で伝えています。では、適切なやり方とは何でしょうか。 世の中、人々のニーズを把握し、それに応える ↓ 家族や隣人などまわりの人を観察し、彼らの要望に耳を傾ける ↓ 些細に見えるものほど、大きな成功をもたらす 著者が多くの実例を交えて語るアドバイスには強い説得力があります。たとえ、世の中が不景気でも、自分次第で富は生み出せるのです。さらに、お金儲けに加えて人生にとって大切なことにふれています。地位や権力を求めるのではなく、実際に人々に役立つことをしなさい。それが人間として偉大さにつながるのです、と。 本書を何度も読み返してください。自分の望むとおりの夢の人生を築くためのすべての教えが、この本には詰まっています。本書を手にし、読みはじめた瞬間から、あなたの人生は今よりも輝かしい未来が開けます。 時代や社会について不平不満をいうよりも、自分の力で何かを全力で成し遂げてやろう。そんな勇気が沸いてくる一冊です。 人生にとって大切なことは、「地位や権力を求めるのではなく、実際に人々に役立つことをしなさい」それが人間として偉大さにつながるのです。
-
-トレードで生計を立てるための必携書! 日々の急激な値動きや、数日から数週間にわたる値動きを発生させる要素はたくさんある。これらの動きは表面上はランダムに見え、突然発生したかに見える。ほとんどのトレーダーはこうした価格の爆発的な動きや内部崩壊的な動きの間違った側にいるか、これらを見逃すことが多く、そのため長期的に見ると損をする。一方、生き残っていける少数の精鋭たちはこのランダムさをただ受け入れることはなく、しっかりと理解しようと試みる。市場から長期にわたって一貫してお金を儲けられるのが彼らだ。 本書は、個人トレーダーのバイブルとして長年ロングセラーを誇ってきた『フルタイムトレーダー完全マニュアル』を全面改定したものである。今最も注目を浴びるトレーダーの1人であるジョン・F・カーターがトレーダーに贈る最高傑作に仕上がっている。本書が早くも古典と言われるゆえんはその内容にある。人気を博した第1版では、市場全体のメカニズム、チャートのセットアップ、トレード手法・戦略、マネーマネジメント、心理的なガイドラインなど多岐にわたるテーマが取り上げられたが、本改訂版ではそれらに以下の点が新たに加えられた。 ●実証されたセットアップとそれを使う最適な市場、明確なトレードルール ●スイングトレードとデイトレードのための明確な仕掛け、手仕舞い、損切り水準 ●スキューやVIXなど7つの主要な内部要因 ●最近の市場の振る舞いを分析するための取引時間前チェックリスト ●高確率のセットアップを見つけるためのスキャニングテクニック ●効果的なリスクコントロールテクニック ●コンピューターを最大速度で動かすための方法 ●市場の調整局面を予測するためのテクニック トレードに用いるハードウェアやソフトウェアから、市場のメカニズム、仕掛けと手仕舞いパラメーター、ポジションサイジングなど、競争に打ち勝つためのツール一式が本書にはぎっしり詰まっている。本書を読めば、あなたにとってうまくいくもの、いかないものを選別する能力が身につき、株式トレードであろうが、オプション、先物、FX、あるいは仮想通貨のトレードであろうが、あなたに合った堅実なポートフォリオを作成できるはずだ。読者がプロとしてトレードの最前線で活躍でき、トレードで生計を立てられる近道を伝授するのが本書の最大の目的である!
-
-元祖!場帳トレーダー “マーケットの魔術師”リンダ・ラシュキ激賞! ウィザードたちが競って読み漁った短期売買手法の奥義書 3日サイクルの全貌がついに明らかになる! 3日サイクルの短期売買手法! 伝説の「テイラーの手法」が半世紀以上の時空を超えて日本初上陸! 私のトレーディング手法やトレーディング哲学はジョージ・ダグラス・テイラーが考案した短期売買技術を基礎にしたものが多い。そのため私は短期売買の参考書として彼の著書『ザ・テイラー・トレーディング・テクニック』を読むことを多くの人に勧めてきた。まず、第15章の「アドバイス」を2~3回じっくりと読むこと。そうすれば、テイラーの言おうとしている主題を理解するうえで役立つと思う。――“マーケットの魔術師”のリンダ・ブラッドフォード・ラシュキ(『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』の著者) 1950年代、シカゴ商品取引所の穀物トレーダーが「場帳による手法(ブックメソッド)」という手引書を出版した。そのトレーダーこそが、本書の著者であり、今や伝説となっているジョージ・ダグラス・テイラー、その人である。テイラーは、穀物市場が3日サイクル(「買いの日」「売りの日」「空売りの日)で動き、そのサイクルは価格の上昇と下落を測定することで追跡可能だという確信を基に、穀物価格の個々の上下動を克明に記録し、その場帳(ブック)を常に持っていた。彼の手法のネーミングはこのブック(場帳)に由来する。穀物価格の上下動を場帳に記入するだけというこの単純な手法が現代の市場でも十分通用することは驚くべきことである。――ジョージ・エンジェル(『ウィニング・イン・ザ・フューチャーズ・マーケット』の著者) ジョージ・D・テイラー(GeorgeD.Taylor) 1950年代に活躍した穀物を中心とした伝説のフロアトレーダー。リチャード・ワイコフ、ジェシー・リバモアとほぼ同時代に活躍し、場帳によるブックメソッドで当時としては珍しい短期売買を行っていた。「買いの日」「売りの日」「空売りの日」の3日をひとつのサイクルとする「3デイトレーディング手法」を開発した。この手法は、「マーケットの魔術師」のひとりであるリンダ・ブラッドフォード・ラシュキやジョージ・エンジェルなどをはじめ、多くのウィザードやトレーダーに大きな影響を及ぼし、彼らの戦略や戦術の開発に貢献した。
-
-トレーディングも人生と同様、計画が必要である! 本書では、トレーディングの専門家であるマーク・フィッシャーが20年以上にわたって成功を収めてきたトレード計画とその手法を公開している。その手法とは、フィッシャーが取引所のフロアトレーダーからパソコンでトレードする個人投資家までの何千人もの人たちに伝授してきたACDシステムである。フィッシャーはその革新的で勝率の高いACDシステムを使って、株や商品や通貨など、あらゆるマーケットでトレードする方法を教えてきたのだ。本書では、そのACDシステムの全貌を明らかにするとともに、ACDシステムを利用したより効率的で利益率の高いトレード方法を紹介している。 本書ではまず、ACDシステムの概要を詳しく説明していく。オープンレンジの値幅で決まってくる基準点には、仕掛けのためのA点とC点、ストップを置くB点とD点がある。またこれらの基準点と組み合わせて、最大の枚数や株数で最小のリスクのトレードにするためのピボットレンジも学んでいく。 フィッシャーは本書でトレーダー心理という非常に重要な課題についても述べている。エゴを捨てる、ギャンブル理論、「次!」などの概念を組み合わせれば、ACDシステムはあらゆるトレードスタイルや理論にも応用できる。第4章のあとの「中間試験」でそれまで学んだ知識を確認したあとは、ACDシステムをほかのトレードツールと組み合わせた使い方を紹介していく。 ピボット移動平均線を使ったトレード戦略――移動平均線へのダマシのトレード、移動平均線ダイバージェンスなど 最適なタイミングで手仕舞うためのさまざまなトレード戦略 リスク管理戦略に関するエピソード 本書ではACDシステムを使い、上回ったら買うべき価格や下回ったら売るべき価格の算出方法を説明する。また、ACDシステムを基礎にそれ以外の指標を重ね合わせ、それまでの価格や動きに基づいたトレード戦略の構築の仕方も明らかにしている。 また、トレードしているマーケットに十分なボラティリティと流動性さえあれば、ACDシステムは超短期のトレードやスキャルピングでも、長期のポジショントレードでも利用できる。初心者であれ経験豊富なトレーダーであれ、ACDシステムをひとたび習得すれば、トレーダー自身はもちろん、そのトレードスタイルも好い方向へと変化させることができるだろう。最後は実話に基づいたエピソードや身近なことを例に挙げながら、この手法で成功したトレーダーの逸話などを紹介し、ACDシステムのすべてとそれを最大限活用する方法を伝授している。
-
-トレーダーはだれでも企業家である。創業間もない企業が創業者の力量に頼らざるを得ないのと同様、マーケットでのキャリアもそのトレーダーだけが持っている資産、すなわち性格をはじめとした個人的資質と当初資金に大きく依存する。自身もアグレッシブなトレーダーであり、ヘッジファンドやプロップファーム(自己売買取引の専門業者)、投資銀行のトレーダーたちの指導にも当たっている著者のブレット・スティーンバーガーは、トレーダーが生まれつき持っている個人の資質、つまり生涯にわたって配当を払ってくれることになる自分自身について理解するのを長年にわたって支援してきた。本書では、読者のトレードの目標だけでなく、人生の目標にも焦点を合わせ、自分のトレード心理をコントロールするのに役立つ手段をあらゆる角度から示してくれている。 本書は101のレッスンを収録しているが、どれも同じ形式で、数ページ程度にまとめており、トレーダーが直面する日々の難題や悩み、その難題や悩みに立ち向かい解決するための方法、そしてその方法を実践するためには具体的に何をどうすればいいかなどの提案を盛り込んでいる。レッスンでは、精神力動療法、認知療法、行動療法といった短期療法の手法を用い、問題ある行動パターンを確信の持てる新たな行動パターンに変えていくときの具体的な指示を含め、トレード心理学やトレードの成績に関する幅広い話題を取り上げている。各章はそれぞれ独立しているので、最初から順番に読んでも構わないし、そのときどきのトレードに最も適したレッスンやそのときに抱え込んでしまった悩みを目次から探し出して読んでも構わない。また本書では、インターネット上に成績を公表している18人の成功したプロのトレーダーのセルフコーチングに関する見識あふれる見解も紹介している。 本書の狙いは皆さんが自分のトレードのセルフコーチになるのをお手伝いすることだが、それはひいては皆さんが自分の人生のセルフコーチになるのをお手伝いすることでもある。トレードするとき、つまりリスクと向き合いながらリターンを追求するときに直面する難問や不確実性や悩みや不安は、トレードというビジネス以外の職場でも夫婦・親子・恋人関係でも、同じように直面するものである。本書では、読者自身も知らない、無限の可能性を秘めた潜在能力を最大限に引き出すとともに、それを十二分に発揮するための道筋を示し、明日から適用できる実用的な見識や手段をさまざなま角度から紹介している。 著者/ブレット・N・スティーンバーガー(BrettN.Steenbarger) ニューヨーク州シラキュースにあるSUNYアップステート医科大学で精神医学と行動科学を教える准教授。自らもアグレッシブなトレーダーであり、「トレーダーフィード(TraderFeed)」という人気ブログを執筆している。ヘッジファンド、プロップファーム(自己売買取引の専門業者)、投資銀行のトレーダーの指導も行っている。
-
-ジャック・D・シュワッガー著『新マーケットの魔術師』(パンローリング)にも紹介されているトム・バッソは、プロのトレーダーとして世界屈指の人気を誇り、さまざまなメディアでも取り上げられることが多い。そのバッソが執筆した本書は、機知や英知に富んでいるだけでなく、実践的なアドバイスにも満ちている。そのなかでも特に「トレーダーのかがみ」と称されるトム・バッソが強調しているのは、パフォーマンスよりも自分に合った「バランスの取れた」投資法を選択するということだ。 また、投資の最中にストレスを感じたり、イライラすることのない「ミスター冷静沈着」が語る「投資とは大金を稼ぐことではない」という箴言に目からウロコが落ちる思いの投資家は多いだろう。 バッソは投資の成功のジャマになっている心の問題にも多くのページを割いている。成功するための一番の近道である「自分自身を知ること」の重要性について、本書で明確にその答えを示している。 同時に、どうしたら集中力を持続させられるのか、日常的なイライラをどう抑えるのか、そのイライラにどう対処すればよいのか、また下手な投資判断や失望するようなリターンの原因になる心理的落とし穴にはまらないようにするにはどうしたらよいのか――といったような問題について、業界用語を使わず、落ち着いた分かりやすい文章で解決法を示してくれている。 著者 トム・バッソ(ThomasF.Basso) トレンドスタット・キャピタル・マネジメントの株式と先物の元トレーダー。1980年から株式の運用を始めて年平均16%、1987年から先物の運用し始めて年平均20%の実績を残す。トレーディング業界のバイブルである『新マーケットの魔術師』で取り上げられ、どんな事態でも冷静沈着に対応する精神を持つ「トレーダーのかがみ」として尊敬を集めた。1998年には全米先物協会の役員に選出され、現在はヘッジファンドのブラックスター・ファンドのアドバイザーを務めている。
-
-日本のトレーディング業界に衝撃をもたらした『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』(パンローリング)の刊行から10年以上がたった。リンダ・ラシュキとローレンス・コナーズによるこの本は、当時進行していたネット環境の発展と相まって、日本の多くの個人投資家とホームトレーダーたちに経済的な自由をもたらした。裁量で売買することがすべてだった時代に終わりを告げ、システムトレードという概念を日本にもたらしたのも、この本とこの著者2人による大きな功績だった。この本の刊行の前と後では、「トレード」「投資」という言葉がまるっきり違うものになってしまったのだ。その後まもなく、デイトレード、スイングトレードなどの短期売買が日本で初めて全盛期を迎えた。 本書は、『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』や『コナーズの短期売買入門』と同様に、システムトレーディングを目指すトレーダーにとって、最高の教科書となるだろう。また、自分だけの戦略や戦術を考えるうえでも、本書を読まないということは許されない。トレーディングのパターンをはじめ、デイトレード、マーケットタイミングなどに分かれて解説された本書は、儲けることが難しくなったと言われる現在でも十分通用するヒントや考え方、システムトレーダーとしてのあなたの琴線に触れる金言にあふれている。 第1章ベストトレーディングパターン1 CBP戦略 ダブルボリューム・マーケットトップ戦略 ボトムリバーサル 長大線の日 モメンタムギャップ トリプルデイ・プルバック タートルスラスト 第2章ベストトレーディングパターン2 スペント・マーケット・トレーディング・パターン 1-2-3-4戦略 8日ハイ・ロー・リバーサル戦略 10%ウップス モメンタム移動平均線 ギプソン ワイドレンジ・エグゾースチョンギャップ・リバーサル戦略 第3章デイトレーディング 15分ADXブレイクアウト戦略 15分ADXブレイクアウト戦略の株式トレードへの応用 S&Pモメンタム・デイトレーディングシステム S&Pの先行指数 トーピード 第4章マーケットタイミング コナーズVIXリバーサル1 コナーズVIXリバーサル2 コナーズVIXリバーサル3 コナーズVIXリバーサル4 コナーズVIXリバーサル5 TRINリバーサル TRINスラスト 騰落率インディケーター 著者 ローレンス・A・コナーズ(LaurenceA.Connors) TradingMarkets.comの創設者兼CEO(最高経営責任者)。1982年、メリル・リンチからウォール街での経歴をスタートさせ、ドナルドソン・ラフキン・ジェンレットのバイスプレジデントを経て、トレーディングを開始すると同時に、情報会社を設立。著書には『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』『コナーズの短期売買入門』(パンローリング)などがある。
-
-一貫して成功するトレーダーになることは大変難しい。それはただ単に素晴らしいトレーディングチャンスを見つける能力や技術があるということだけでなく、相場に関して深く広範囲な知識を必要とされるからだ。さらに、相場の予想どおり動きに対してや、相場の予想外の動きに対して自分がどう感じて、どういう行動に出るのかについても対処しなければならない。 長年、トレーディング業界の第一線で活躍してきたピーター・ブラントほど、これらのことをよく理解している人もいないだろう。この分野で30年以上過ごしてきたなかで、彼は陥りやすい間違いはすべて犯し、その過程で重要な教訓のほとんどを学んできた。彼はまた、ファクター・トレーディング・プランと呼ぶ一組の指針とルールを独自に開発し、トレーディング自体を管理する方法を編み出している。 また、ブラントは本書で、長年にわたってチャートパターンに基づくトレーディングで得た経験と知識と勝つ秘訣を惜しげもなく公開している。そして、2009年12月から2010年4月までのリアルタイムで付けた21週間にわたる日記を通して、彼が典型的なチャートの原理と言われるものを用いて、商品先物市場やFX・外国為替市場でどうトレードに取り組んだかを示してくれている。 本書では、トレーディングにつきまとう不確実性とトレーダーの感情の起伏をありのままの形で明らかにして、トレードでエッジが得られる効果的方法を詳しく述べている。 ●ブラントのトレーディング――良いものも、悪いものも、見苦しいものも――を21週間にわたってリアルタイムで実況解説し、市場分析、トレード機会の確認と選択、リスク管理についての貴重な洞察を提供している。 ●ファクター・トレーディング・プランの基本的な要素に焦点を当て、このプランがどのように市場とともに進化し続けてきたかがよく分かるようになっている。 ●リスク管理が投機において果たす中心的な役割――市場分析やトレード機会の選択よりもはるかに重要な役割――を強調している。 ●トレーディングとは、人間にとって絶対に切り離せない感情という根源的なものとの闘いに打ち勝つことだということを明らかにしている。 ●トレーディングに関係する多くのことを実践者の立場から説明している。 トレーディング本の多くは、「いかにトレードするか(売買するか)」についてを伝えようとする。しかし本書は、この分野ではきわめてまれな現実を直視した本という性格から、本書を熟読すれば、あなたの運用成績を改善してくれる必要なものが何かについて理解させてくれるだろう。 ピーター・L・ブラント(PeterL.Brandt) 30年以上にわたる商品先物およびFX・外国為替の専任プロトレーダー。