ハーレクイン・ロマンス小説 - ミランダ・リー - ハーレクイン作品一覧

  • 王子様は、ある日突然
    3.0
    社長令嬢のオードリーは、自分に自信がまったくない。だから不誠実な恋人に別れを告げたとたん相手が豹変し、“家柄しか取り柄のない退屈な女”と口汚く罵ってきたときも、ショックのあまり青ざめ、身を震わせるしかなかった。たしかに私は不器量だしつまらない女だけど、でも……。オードリーの前に一人の男が颯爽と現れたのは、そのときだ。容姿端麗で裕福そうな彼は、オードリーとの甘い関係を匂わせ、わめき立てる元恋人を見事なまでにやりこめてくれた。いったい、このセクシーな男性は誰? 本物の白馬の騎士?
  • 情熱の報い(再編集版)
    -
    アンジェリーナは16歳で未婚の母となった。息子の父親は、彼女の家が経営するワイナリーで更生のために働いていた不良少年のジェイク。危険な魅力にあふれる彼に心奪われてバージンを捧げたものの、すぐに周囲に引き裂かれ、妊娠がわかっても彼に知らせることはなかった。ある日、敏腕弁護士となったジェイクが偶然ワイナリーを訪れ、ふたりは16年ぶりに再会を果たすが……。しょっぱい青春の続きを描いた、ピュアな恋愛小説!■本書は、2005年4月に小社より刊行された作品を再編集したものです。
  • 週末だけの誘惑
    -
    レイチェルはこの四年間で変わり果ててしまった。やせすぎの体に地味な黒のスーツ。化粧気のない顔は老けて悲しげだ。たび重なる不運で男性不信に陥り、プライドすらもずたずただった。仕事で訪れた高級ホテルで、いつも消極的なレイチェルに、上司のジャスティンはこう提案する。「美容院に行ったらどうだい。髪も化粧もすべて変えてみればいい」数時間後、バーのダンスフロアで待っていた彼は、現れた美女に息をのんだ。「今、きみと踊るのは賢明ではないな」レイチェルは大胆にも上司の首に腕をからめ、きっぱりと言った。「黙って、ボス。ただ足を動かして」
  • 運命の夜に
    -
    一年前、仕事でオーストラリアを訪れたマイルズは、パーティーで出会ったマディーという女性の魅力にとりつかれてしまった。彼女を抱きたい……狂おしい思いはつのるばかりだった。そんな気持を振り切ろうと、彼は愛のない結婚さえしようとした。だがセクシーなマディーは魔性の女。どうしても忘れられない。ついにマイルズは婚約を解消し、再び彼女の住む国へ向かった。そのころ、マディーは親友キャロリンが産んだ赤ちゃんを見て母性本能を呼び覚まされ、たまらなく子供が欲しくなっていた。でも、自由奔放に生きる彼女は結婚はしたくなかった。結婚せずに子供を産む――それには適当な精子提供者がいればいい。もちろん優秀な頭脳と容貌と血統を持った男性が最高だ。そして子供は一人で育てていこう。マディーの決意は固まった。
  • 噂の花嫁 スキャンダル! I
    -
    ★前の夫を殺したうえにボスと不倫を・・・・・・。私はなんてひどい中傷の的になっているの!★オリビアとネイサンは、お互いの過去をほとんど知らないまま、劇的な出会いから三週間後に結婚した。ところがある夜、ナイトクラブで二人はとんでもない中傷を耳にする。オリビアは最初の夫を殺し、そのあとすぐボスの愛人になったのだと。悪辣な噂を振りまいているのは、オリビアの雇い主の弟ヒューだった。ヒューは、かつてオリビアに言い寄って拒絶されたことを恨み、また、兄が仕事で成功を収めたことにお嫉妬していた。ネイサンはヒューを告訴しようというが、オリビアは反対する。彼女は前夫の死に対してある罪悪感にとらわれていた。絶対人に言えない罪の意識に・・・・・・。そんなオリビアに不信をいだいたネイサンは、不倫の噂は本当ではないのか、仕事もすぐに辞めろと迫ってきた。
  • 冷たいプロポーズ
    3.0
    ★強要された結婚・・・・・・。ペイジは真実を知らぬまま彼を受け入れた。★アントニオはテレビ番組制作会社のヨーロッパ支局長。ある日、社長のコンラッドに呼ばれ、とんでもない話を切り出された。十七歳のころから家出を繰り返す娘のペイジを落ち着かせるために、結婚させたいというのだ。そして彼の選んだ相手が、アントニオだった。「娘と結婚すれば、私の地位は君に譲る。もし拒否すれば、君のライバルに同じ提案をする」アントニオはまるで脅迫だと憤ったが、ライバルに負けるのは耐えられず、結局申し出を受け入れた。地位を譲られたのち、離婚する手もあると自分に言い聞かせて。ペイジにとっても、その話は意外だった。十七歳のとき、冷たく拒絶されてからも、ずっと彼を忘れられずにはいたけれど。でも、今になっていったいどうして・・・・・・?再会は、どちらにとっても苦く、心ときめくものではなかった。
  • 愛を試す一週間 億万長者に恋して
    2.0
    シドニーの高級宝石店に勤める美貌の販売員タラは、ホテル王のマックスに見そめられベッドをともにした。一年がたち、二人は関係を続けているものの、最近のタラは恋人というより愛人に近い。仕事で世界じゅうを飛び回るマックスはあまりシドニーに戻らず、たまに会ってもホテルのベッドで過ごすだけだ。彼は将来の約束も口にしない。二人の関係はこれからどうなるのかしら。胸に不安がめばえ始めたのと時を同じくして、タラは彼の子を身ごもっていることに気づいた。■セクシーで情熱的な作風が読者を魅了してやまないミランダ・リーの作品をお届けします。来日経験もある彼女が描く今回のヒロインは、母国語並みに日本語を操るという女性です。
  • 結婚という名のビジネス 求む、妻 III
    4.0
    結婚相手紹介会社〈求む、妻〉を営むナタリーのもとに、ある日、新しい客が訪れた。会社経営者なのに兵士のように見えるその男性マイクは、一カ月後には結婚していたいという。仕事に必要な便宜上の結婚であり、すぐに離婚するつもりだとも。偽りの結婚に相手は紹介できない。ナタリーは断ったが、マイクは、花嫁への報酬として二百万ドルを提示してきた。そんな大金があったら、両親の借金を返済してあげられるのに……。ナタリーは気がつくと、自分でも信じられないことを口走っていた。「わたしではどうかしら?」
  • 情熱だけの関係 求む、妻 II
    3.5
    結婚披露宴で、アラナは夫リースの友人とダンスを踊っていた。すると驚いたことに、リースが嫉妬に満ちた視線を向けてきた。変ね、彼が嫉妬なんてするはずがないのに。結婚紹介所〈求む、妻〉を通じて愛情抜きの結婚をしたアラナは、リースにとって、飾り物の妻でしかなかった。二人が喜びとするのは、ベッドのなかでの行為だけ。だがその夜交わした愛は、今までとは何かが違っていた。もしかしたら、私たちの関係が変化し始めているの?それを確かめることはできなかった。翌日、アラナは交通事故に遭い、夫の記憶を失ってしまったからだ。
  • 夫に片思い
    4.0
    フローリストのホリーは、銀行の最高経営責任者であるリチャードと交際を始めた。平凡なだけの女になぜ興味があるのか疑問に思いつつも、彼の目に宿る情熱に賭けてみることにした。それでも、自分は本気の相手ではないと心のどこかで感じていた。リチャードは亡き妻を愛し続けていると聞いたこともあるし……。悪い予感は的中した。ある日、彼と訪れたパーティで、リチャードの友人の妻が教えてくれたのだ。彼は、結婚紹介所に登録して妻を探していると。やっぱりわたしは、遊び相手にすぎなかったの?★形だけの妻が欲しい三人のリッチな男性が、理想の花嫁を探しに結婚紹介所に登録します。さて、どんな出会いが待っているのでしょうか。★
  • 涙から生まれた恋
    5.0
    シャーロットは空港で呆然と立ちつくしていた。明日、挙式の予定なのに、婚約者が現れなかったのだ。あまりのことに、人目もはばからずにしゃくり上げていると、ダニエルと名乗る男性に声をかけられた。彼はシャーロットの話をひとしきり聞いたあと、食事に誘ってきた。不誠実な男性とは、二度と関わりたくないわ!シャーロットは彼に渡された名刺を突き返すと、くるりと背を向けて歩き去った。翌日、ダニエルと結婚式を挙げることになるとは夢にも思わずに。★ハーレクイン・ロマンスはおかげさまで2100号を迎えました。読者の皆さまに心より感謝いたします。2003年に来日したときのミランダ・リーのコメントもあわせてお楽しみください。★
  • 憂鬱な花嫁
    -
    ついにこの日がきてしまった。今日は私の結婚式……。だが、ソフィアは幸せどころか憂鬱でしかたがなかった。なぜなら、おなかの子の父であるゴドフリーと結婚するのではなく、その弟のジョナサンと結婚しなくてはならないからだ。しかも彼は、兄の死の床で交わした約束を守ろうとしているにすぎない。ゴドフリーの子供に幸せな生活を与えるための便宜的な結婚だ。ゴドフリーはあんなに穏やかで優しかったのに、ジョナサンは無愛想で、ただ威圧的なだけ。彼の前に出ると心臓は不安に速くなり、何を言うにも口ごもってしまう。でも彼は約束してくれた。結婚は形だけで、落ち着いたら離婚すると。それなのに誓いのキスは長いし、瞳の奥には情熱を秘めたきらめきが……。★大人気作家ミランダ・リーが、便宜上の結婚を強いられた花嫁の苦悩を描きます。★
  • タンゴは踊れない
    -
    ルシールは横暴だった前夫のせいで極度の男性不信に陥っていた。つい最近結婚した友達がしきりにデートを勧めてくるが、その気にはなれない。でも、一生独りでいるのも寂しい気がする。ある日、そんな彼女の前にとびきりゴージャスな男性が現れた。敏腕興行プロデューサーのヴァル・シーモア――悪名高いプレイボーイだが、抗しがたい魅力の持ち主だ。そのヴァルがルシールをディナーに誘ってきた。こんな人に恋をしたら、傷つくのは目に見えているけれど……。離婚して以来はじめて、ルシールの心は揺れた。
  • 恋より情熱的に
    -
    小さな田舎町でパブとホテルの経営を手伝っているタニアは、懸命に働きながらも、退屈な毎日に時折うんざりしていた。そんなある日、高級車がタイヤをきしませて店の前に停まり、見るからにプレイボーイ風なスーツ姿の男が降り立った。見知らぬ男はまっすぐタニアに近づき、まばゆい笑みを浮かべた。あまりにハンサムな顔立ちにタニアの胸は激しく高鳴ったが、冷静を装っていぶかしげに見つめ返すと、彼は唐突にこう言った。「タニア、君の力が必要だ。今すぐ僕とシドニーに来てほしい」あなたは誰? どうして私の名前を知っているの?
  • ミスターXをさがせ
    4.0
    25歳の誕生日を迎えて、モリーは深いため息をついた。幼なじみのリアムに恋して、いったい何年たったのかしら。地味で野暮ったい図書館司書の私を、彼は“親友”と呼び、女性として見てはくれない。あきらめようとしても、彼への思いは募る一方……。悩んだあげく、モリーはついに大きな決断をした。消極的な自分とは、今日かぎりでさよならしよう。髪型も服装も変え、リアム好みの華やかな女に変身して、なんとか彼を振り向かせるのよ!
  • 情熱の報い
    4.0
    アンジェリーナは十六歳で未婚の母となり、一人で息子を育ててきた。息子の父親はジェイク・ウィンターズ。現在アンジェリーナが運営するワイナリーで、以前働いていた青年だ。危険な魅力にあふれる不良少年だったジェイクに、アンジェリーナはひと目で心を奪われてバージンを捧げた。だがすぐに周囲に仲を引き裂かれ、ジェイクには息子の存在さえ知らせていなかった。ある日偶然ジェイクがワイナリーを訪れ、二人は十五年ぶりに再会する。今や敏腕弁護士となった彼に胸をときめかせつつも、アンジェリーナはどうしても過去の傷を忘れることができなかった。そんな彼女に、ジェイクは二人だけで夜を過ごそうと提案した。
  • カサノヴァの素顔
    3.5
    ミッシェルのもとに、結婚式の招待状が送られてきた。差出人はなんと、彼女の10年来の恋人ではないか。ひどいわ、いきなりほかの女と結婚するなんて!泣き崩れる彼女を慰めてくれたのは、友人のタイラーだった。お金持ちで有能でハンサムで、あまりにも完璧すぎる彼に、かえって反発を感じて、昔から喧嘩ばかりしていたのに。彼のやさしさに触れたミッシェルは、ある計画を思いつく。タイラーに頼んで、一緒に式に出席してもらおう――とびきりすてきな、私の新しい恋人のふりをして。
  • 愛の記憶が戻ったら
    -
    ずっと私を愛してて。 結婚披露宴で、夫リースの友人とダンスを踊っていたアラナ。すると驚いたことに、リースが嫉妬に満ちた視線を向けてきた。変ね、彼が嫉妬なんてするはずがないのに。結婚紹介所を通じて愛情抜きの結婚をした彼にとって、私はお飾りの妻なのに。二人が喜びとするのは、ベッドのなかでの行為だけ。だがその夜交わした愛は、今までとは何かが違っていた。もしかしたら、私たちの関係が変化し始めているの?それを確かめることはできなかった。翌日アラナは事故に遭い、すべての記憶を失ってしまったから――。
  • 忘れ得ぬキス【ハーレクインSP文庫版】
    -
    キスを盗んだ御曹司との9年後の再会は―― アンジーは、24歳の今も、誰とも付き合ったことがなかった。15歳のときにした、触れただけの、羽根のようなキス。理想の王子様のような、大資産家の跡取り息子ランスと交わしたたった一度の戯れのキスに、永遠に囚われてしまったのだ。ただ彼は、幼すぎるアンジーに見向きもしなかったけれど……こんな想いを抱えて、年老いていくなんてばかげている。淡い未練を断ち切るために、パーティ会場に向かった彼女を待ち受けていたのは、だが、皮肉な運命だった。アンジーの前に大人になって魅力を増した、ランスが現れたのだ。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 本気で愛して【ハーレクインSP文庫版】
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    夢の一夜のあと、傷心の秘書に訪れた、想定外の再会劇。 旅先で、しかも名前しか知らない人と一夜を共にするなんて!我に返ったゾーイは自分の行いに愕然とした。隣では昨日出会ったばかりのエイダンが静かな寝息をたてている。乱れた金髪と小麦色の肌が罪深いほどセクシーな彼は静かな海辺の町に住む、都会のせわしさとは無縁の自由人。すばらしい夜だったけど、二度と彼に会うことはないわ。パニックに陥ったゾーイはその場を逃げ出し、街へ飛んで帰った。だが数日後、あるパーティで思いがけず彼に再会してしまう。困惑してキッチンへ逃げこんだ彼女をエイダンが追ってきて……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 憂鬱な花嫁【ハーレクインSP文庫版】
    -
    この結婚は、愛ではなく庇護のため。19歳の無力な若妻は、誓いのキスに目を閉じ―― 今日は結婚式。新婦なのだから幸せいっぱいでなければ。そう思うのに、ソフィアの気は重くなるいっぽうだった。時間だと告げる声に振り返ると、新郎のジョナサンが――ハンサムで裕福で近寄りがたい、彼女の夫となる男性がいた。初めて会ったときからソフィアに冷たかった彼は、臨終の兄に頼まれたからという理由だけで彼女と結婚する。そんな彼に、私の秘めた想いを気取られるわけにはいかない……。だが、なぜか結婚式での彼のキスは激しく、ソフィアは戸惑いながらも、その情熱に熱く応えていた――。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 王子様は、ある日突然【ハーレクインSP文庫版】
    3.0
    醜いあひるを白鳥に変えたのは、ハンサムで裕福な、大人の男性。 意地悪な継母のせいで、オードリーは自分に自信がない。浮気をした恋人を喫茶店に呼び出して別れを告げたが、“取り柄のない退屈な女”と逆に口汚く罵られてしまう。たしかに私は不器量だし、つまらない女だけど、でも……。そこへ、一人の男性が颯爽と現れた。容姿端麗で裕福そうな彼は白馬の騎士さながら、わめき立てる元恋人を見事なまでにやりこめてくれた。彼はエリオットと名乗り、オードリーを自宅まで送ると、絶世の美女を見つめるようなまなざしで、熱烈なキスをした! *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • タンゴは踊れない【ハーレクインSP文庫版】
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    ルシールは横暴だった前夫のせいで極度の男性不信に陥っていた。つい最近結婚した友達がしきりにデートを勧めてくるが、その気にはなれない。でも、一生独りでいるのも寂しい気がする。ある日、そんな彼女の前にとびきりゴージャスな男性が現れた。敏腕興行プロデューサーのヴァル・シーモア――悪名高いプレイボーイだが、抗しがたい魅力の持ち主だ。そのヴァルがルシールをディナーに誘ってきた。こんな人に恋をしたら、傷つくのは目に見えているけれど……。離婚して以来はじめて、ルシールの心は揺れた。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • この夜を永遠に【ハーレクインSP文庫版】
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    男性の目を引くセクシーな容姿が、セリーナには悩みの種。軽い女に見られるが本当は奥手で、目立たないように生きてきた。ある日、彼女が働くレストランに、ビジネスマン風の客が訪れた。ハイスクール時代の憧れの先輩、アーロン・キングズリー!17歳の頃、酔った少年たちに絡まれ、助けてもらったことがある。あれからずいぶん経つけれど、私をまだ覚えているかしら?昔どおりの魅力の上に、成功した者特有の雰囲気をまとった彼は、セリーナに気づくと興味深そうに彼女の全身を眺めまわした。彼も他の人と同じね――セリーナは失望を隠して接客するが……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 傷だらけの結婚指輪
    -
    ローラは、弁護士の夫ダークと別居中だ。ある法廷で偶然出会い、すぐに恋に落ちた二人は、ローラの母親の反対を押し切って強引に結婚した。ところがなかなか子宝に恵まれず、夫婦関係は悪化。ローラも体調を崩し、結局離れて暮らさざるをえなかったのだ。ところがダークは別居早々から女性たちと遊び歩き、もはや二人の関係を修復する気などさらさらないように見えた。ついに離婚を申し出たローラに、夫は衝撃のひと言を浴びせた。「君に僕の愛人になってもらいたい」
  • 恋より情熱的に【ハーレクインSP文庫版】
    -
    小さな田舎町でパブとホテルの経営を手伝っているタニアは、懸命に働きながらも、退屈な毎日に時折うんざりしていた。そんなある日、高級車がタイヤをきしませて店の前に停まり、見るからにプレイボーイ風なスーツ姿の男が降り立った。見知らぬ男はまっすぐタニアに近づき、まばゆい笑みを浮かべた。あまりにハンサムな顔立ちにタニアの胸は激しく高鳴ったが、冷静を装っていぶかしげに見つめ返すと、彼は唐突にこう言った。「タニア、君の力が必要だ。今すぐ僕とシドニーに来てほしい」あなたは誰? どうして私の名前を知っているの? *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 秘密の恋人
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    黒いドレスを着て、ファッションショーの舞台を歩くエボニー。最前列で彼女を見守るアランは心の中でつぶやいた。彼女に欲望を感じない男などいないに違いない。アランはエボニーの後見人という立場でありながら、その魅力に抗えず、一線を越えてしまった。あれは、1年前のエボニーの21歳の誕生日の夜――プールで裸になって泳ぐ彼女は女神のようだった。エボニーは噂どおり奔放に僕を陥落させた……。アランは断ち切れない関係に溺れさせた彼女を憎んでさえいた。18歳のときから変わらない、彼女の一途な愛に気づかぬままに。

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  • この愛はぜったい秘密
    4.0
    サマンサは、とびきりハンサムでセクシーな社長ガイの秘書。胸に秘めた切ない思いがいつか報われる日を夢見てきたけれど、ボスは他の女性たちとの戯れの恋にうつつを抜かしてばかり。ついに耐えきれなくなって、彼女は辞職を願い出た。数日後、父親の入院騒ぎに動揺したガイが妙なことを口走った。結婚する気はさらさらないが、経済的な援助以外の要求をせず、僕の子供を産み育ててくれる女性を探してくれないか、と。サマンサの頭に、最高にエキサイティングな考えがひらめいた。彼女は努めてさりげなく言った。「だったら……私ではどう?」●本書は、1996年4月に小社より刊行された作品を文庫化したものです。
  • 借りもののハート
    1.0
    アシュリーは幼なじみのジェイムズとの結婚式を数時間後に控えていた。だが身支度を整えながらも、悲劇的な結末を迎えた十代の頃のロマンスの相手、ジェイムズの双子の兄ジェイクの姿を心から消せずにいた。そのときアシュリーのもとに、音信不通だったジェイクから、かつて彼女が愛の証として渡したハート形のロケットが届けられる。

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