国内小説 - 廣済堂出版作品一覧
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3.5貧乏のひもじさもわびしさも蹴散らす林芙美子の生の文学! 物故作家の名作を現代に通じるテーマでくくり、再編成するシリーズの第一弾。 自らの貧乏生活を題材にした小説『放浪記』でベストセラー作家となった林芙美子の名作選。「貧乏」をテーマに、初期作品「風琴と魚の町」「清貧の書」「耳輪のついた馬」、山田五十鈴、三船敏郎主演の映画『下町』の原作、などを収録。「貧乏とは何か」を問う。 行商人の子として九州各地を転々としてきた著者が、母と養父とともに広島県の尾道に辿りつき、そこで暮らし始めたときの体験を綴った処女短編「風琴と魚の町」をはじめとする初期短編五編、戦後の代表作「晩菊」、戦争にうちのめされた市井の人々の姿を描いた短編四編、ベストセラー『放浪記』の原型ともいわれる詩十編を収録。
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-涙と笑いとゲーム愛あふれるその内容に、有野課長も大絶賛! 人気ゲームバラエティ番組「ゲームセンターCX」の放送作家・岐部昌幸がお届けする待望の小説第2弾! 80~90年代にかけて、社会現象となったファミリーコンピュータ。 あのころ夢中でプレイしたソフトをモチーフに、岐部昌幸が新たに紡ぎ出す、 ゲームキャラクターたちの「世にもふしぎな」アナザーストーリー全4編! 1『商人の息子』 商人の息子に生まれた主人公・ユウスケは、悪魔王討伐の旅に参加するも、 戦闘に向かない自分の能力に自己嫌悪する毎日。 ついに耐え切れず、パーティを飛び出してしまい――。 2『とある村からやってきた、パンツ一丁の男』 ある日、デパートの屋上でアルバイトをしていたマキノは、 ヒゲモジャでパンツ一丁の怪しい男と出会う。 彼は悪魔にさらわれた婚約者を救出に向かう途中だというが――。 3『リストラ会議』 長年愛されているパズルゲーム<ミノリス>。 同部署に所属する7人の社員にまさかのリストラ通告が。 いらない社員は一体誰だ! ? 白熱のリストラ会議はやがて思わぬ方向に――。 4『兄弟の確執』 兄のクリオばかりが活躍し、なかなか目立つ機会に恵まれない弟・二テール。 「オレだってやればできると証明してやる! 」と、 たったひとりでプラム姫の救出に向かうが――。