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3.01982年9月、著者は戦後三十七年にして初めて現地を訪れ、“悪魔の部隊”の痕跡を辿った。日本陸軍が生んだ世界最大規模の細菌戦部隊の本拠地「平房」に生々しく残っていた悪魔の爪痕!!マルタは本当に全員殺されていたのか? その遺族は? 特設監獄のあとはどうなったのか?第一部、第二部が加害者の証言の上に成っているのに対し、本書は徹底した現地取材に基づく被害者の側からの衝撃の告発の書である。
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-初文庫化! 解説 篠田節子 棟居刑事は出張先の四国霊場・遍路宿で元区役所吏員の野田と相部屋になる。 彼は現役時代に世話した行路病者やホームレスの遺書を、遺族に届ける旅をしていた。 その日、所持していた遺書の主は、新宿中央公園で就眠中を襲われ死亡したホームレスだった。 娘のために買い、身につけていたネックレスが死亡時に紛失していたという。 そのネックレスが、東京で起きたコンビニ強盗事件の防犯カメラに映っていたのだ(表題作より)。 切ない余韻が美しい、ロマンティック・ミステリーの最高到達点! 全9篇。 初文庫化! 解説 篠田節子 ケルンの一石 遺書配達人 不倫車 花びらの残る席 青春の破片(かけら) 戦場の音楽祭 異国の風 迷惑屋 人生の駐輪場
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3.7人間老いれば病気もするし悩み苦しむ。老人性うつ病を告白し克服した作家の壮絶な闘いの日々。老後は勇気をなくして乗り切れない。今までの人生の経験を凝縮して明日に立ち向かうのだ。老後の生き方の意味を提言する森村誠一渾身の話題作。
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