ビジネス・実用 - 農文協プロダクション作品一覧

  • 鹿の道・唐の道・故郷の道-三街道を拓く-
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    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 70年余りにわたる獣医師人生を振り返り、自らのバックボーンである丹治一族や故郷(福島県旧東和町木幡)の歴史を掘り起こし、隣国・中国との養豚・養鹿を通じた技術交流の歩み、トップランナーとして歩んできた養鹿・シカ資源利用の実践と今後の方向性などについて、既著5冊のなかで触れてこなかった内容も含めて書き起こす。 著者について 丹治藤治  畜産・養鹿の実績として、哺乳子豚の人工哺育技術の確立及び代用乳「ミルクパワー」の開発、中国から梅山豚・金華豚の導入、シカ幼角酒(リキュール類)の開発、麝香鹿調査交流及び技術協力協定書への調印、日本鹿革のエコレザー認定、金唐革製品の開発、「鹿瑠丹印伝」製品の開発・商標登録など多数
  • 目からウロコ 「コメ」って こんなに誤解されているんだ!
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    1巻1,100円 (税込)
    コメを食べると肥満になる、糖尿病になりやすいなど、まるで避けるべき食品であるかのように扱われるコメの現状を憂う著者による、「ほんとうのコメとはなにか?」の解説書。「コメは産地と品種で選ぶべき?」「ほかの食品にはない特別な栄養素がある?」など、これまで知らなかった「本当のコメ」の姿を知り、その恩恵に浴して健康を取り戻すための基礎知識を、33の項目で解説する。 著者 雜賀慶二(さいか・けいじ) 1934年和歌山県生まれ。中学卒業後、家業の精米機ディーラーに就く。 1961年、コメの中から石粒を取り除く石抜選穀機を開発。それを機に(株)東洋精米機製作所を設立。60年以上に亘り、精米機器及びコメやその加工に関する研究など技術発明に従事し、その他の代表的な発明品には、トーヨー味度メーター、BG無洗米、金芽米、金芽ロウカット玄米など。2021年4月、生薬として重宝されてきた農作物や水産物によって人々を元気にし、年をとっても元気溌剌で働ける世に変える、いわゆる「医食同源」の社会実装による新たな社会の構築を目指し、一般財団法人医食同源生薬研究財団を設立、名誉会長に就任(翌年4月に公益財団法人に認定)。88歳の現在も東洋ライス(株)代表取締役、東京農業大学客員教授、一般社団法人日本SDGs協会名誉会長として活躍中。 目次 ◎はじめに ◎誤解1 「コメは加工の仕方で、人の健康に重大な影響を与える」なんて考えられない!? ◎誤解2 我が国の財政危機の主要原因はコメにある!? ◎誤解3 「コメには、ほかの食品にはない特別な栄養素がある」ってホント!? ◎誤解4 「栄養素は、副食(おかず)から摂れば十分」って思っていた! ◎誤解5 「未知の栄養素」なんてあり得ない、コメの栄養成分はすべて『七訂』に表示されている ◎誤解6 コメは炊き方で、人の健康に影響を与えるとは思えない ◎誤解7 コメの栄養素は「胚芽」にあるはず! ◎誤解8 「発芽玄米」についての誤解 ◎誤解9 「胚芽米」についての誤解 ◎誤解10 コメに虫が入っているのは、とんでもないことだ! ◎誤解11 コメにカビが生えるとは、とんでもないことだ! ◎誤解12 市販のコメよりも、農家から直接入手したコメの方が良い? ◎誤解13 米粒が小さいのは、美味しくないコメだ ◎誤解14 ブレンド米は、高級なコメではない ◎誤解15 糯米のような白い米粒入りのコメは、下級品である ◎誤解16 コメに石粒が混入していないのは当たり前だ ◎誤解17 臼と杵は、古代から精米をする道具だった ◎誤解18 古代人は玄米食をしていた ◎誤解19 玄米食とは、籾殻を剥いだだけの玄米を食べるものである ◎誤解20 玄米にはアブシジン酸があるので、玄米食は体に良くない ◎誤解21 玄米食は胃腸を傷めるから、玄米食は体に良くない ◎誤解22 玄米には農薬が残留しているから、玄米食は体に良くない ◎誤解23 コメを食べると肥満や糖尿病、高血糖になる!? ◎誤解24 コメは産地と品種で選ぶべきである ◎誤解25 精米した日付の新しいコメを選ぶべきである ◎誤解26 無洗米は、多忙な主婦を助けるために生まれた!? ◎誤解27 無洗米は美味しくない? ◎誤解28 コメの研ぎ汁の価値について ◎誤解29 「玄米」や「分つき米」よりも、「白米」の方が美味しい ◎誤解30 コメの健康効果を示すのに、エビデンスが必要!? ◎誤解31 コメのカロリーについて ◎誤解32 土壌菌とコメについて ◎誤解33 運動量と食べる量について ◎おわりに
  • 水田稲作が日本を創った―米づくりから見る日本と東南・南アジアの文化
    12/12入荷
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    田んぼから見える、日本社会の原風景 四季のうつろいとともに水を湛える田んぼ―。  この美しい風景の裏に、二千年にわたる日本社会の成り立ちがある。  本書は、著者がタイにJICA専門家として滞在した経験をもとに、同じ稲作社会でありな がら異なる発展を遂げた日本と東南・南アジアを比較し、「日本らしさ」の起源を探る試みである。 ●一期作の日本、二~三期作のアジア  タイやスリランカでは、豊かな日射と水を生かして年に二度も三度も稲を収穫できる。  自然の恵みの中で人々は祈りとともに暮らし、仕事にも時間にもおおらかだ。  一方、日本は厳しい寒暖差のもと、年に一度しか稲を育てられない。そのため、限られた季 節に労働を集中させ、互いに協力して用水を管理する必要があった。  この自然条件こそが、勤勉さ、正確さ、協調性といった日本社会の基盤を形づくったのである。 ●稲作が映す文化と信仰の違い  日本では「いただきます」「ごちそうさま」と命に感謝する所作が日常に根づき、神に供えた 米を共に食べる行為が共同体の絆を深めてきた。  他方、東南・南アジアの仏教社会では、輪廻と喜捨の思想が生活を支え、僧侶は修行に没頭 し労働をせず、施しによって生をつなぐ。  同じ仏教国でも、大乗仏教の日本と上座部仏教のアジアでは、自然や労働、信仰に対する姿 勢がまったく異なる。  水田は単なる農地ではなく、人の暮らしと心を映す鏡である。  本書は、稲作の歴史を軸に、日本人の勤労観・信仰・社会秩序の深層を解き明かす。  田んぼという身近な風景から、私たち自身の社会と文化を見つめ直す一冊。 【著者】 齋藤 晴美(さいとう はるみ) 1952(昭和27)年 兵庫県生まれ。 1976(昭和51)年 京都大学農学部農業工学科卒業後、農林水産省に入省。 農林水産省、外務省、岡山県に勤務。農村振興局次長を務め2011(平成23)年に退職。 元(一財)日本水土総合研究所理事長。農学博士。 監修に「アフリカ農業と地球環境」(家の光協会)。

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