小説・文芸 - 幻冬舎メディアコンサルティング作品一覧
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-「金満家」はどうしたって金が増えていく。ほっといても不条理に、ガン細胞みたいに金が増える。そのせいで、静かに普通の生活をしたくたって、簡単にはできないのだ。あふれ出る金をどうやって減らすか、毎日毎日来る日も来る日も頭を悩ませ、仕事の後に夜中まで汗水たらして金を減らす……。はたして、お金に苦しめられた金満家の運命やいかに―――
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5.0考古学少女明日実が、先祖の姫と出会い繰り広げる魔王との闘いがはじまる 1700年の長い眠りから目覚めようとしていた古代女王の墳墓。社会科の教師である父、佳津彦とともに墓の発掘作業にあたっていたのが、予知能力と高度の戦闘能力を秘めた考古学少女、天見明日美である。父、母、愛猫レオとで平穏な暮らしをしていたのだが、ある日、魂の覚醒を果たした古代女王のサイコキネシスによって呼び寄せられ、子孫である自分たち一族に受け継がれた伝承を知ることとなる。現代の定説を覆す古代史の真相と、宿敵である魔王の存在が明らかとなり、その魔王の正体が解き明かされていく <著者紹介> 半田貞二(はんだ ていじ) 昭和35年12月9日、宮城県生まれ。 長距離トラック業務(約30年間)を定年退職し、 現在は捕鯨会社でクジラの解体作業に従事。
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-うら若き乙女なわたしは、ひょんなことからとあるクラスメイトと知り合いになる。 これはとある少年と少女のボーイミーツガール ありきたりな出会いの物語のはずだった………… <著者紹介> 名奈瀬優作(ななせゆうさく) 神奈川県在住。某小説投稿サイトにて他作品掲載中。処女作短編『今日も僕は静かに眠る』、長編連載『学園ラブコメの主人公なんかになりたくない』などがある。登場人物の主観による心情描写を表現した作風が特徴。好きなものは肉とラーメンとブラックコーヒーと摩訶不思議。 <目次> ボーイミーツガール その男 薄幸少女 たまにはいいことがあってもいいよね? 想い 決意 過去、そして真実…… そして、再び繰り返す 神と悪魔 堕天使とともに
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5.02歳で叔母夫婦に養子として引き取られた。 それが私の激動の人生の始まりだった。 傍から見れば幸せそうな親子。その裏で日常的な虐待、育児放棄が行われていることには誰も気づかず、 自分の育った家庭が「普通とは違う」ことを理解したのは大人になってからだった。 今なお心に潜む虐待の影と闘いながら、それでも私は生きている。
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-右足と脳機能を失っても、挑戦し続ければ道は開ける。 人生の目標を実現していく、夫婦の起死回生ストーリー。 突然の事故、右足切断、記憶障害、脳機能の低下。 途方もない試練を乗り越える裏には、小さな気づきと大きな愛情があった。 パラスポーツ挑戦、CM 出演を果たし、義足タレントとして羽ばたいていく――。 夢を見つけ夢を掴む姿を描いた、試行錯誤の記録。
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-ジャーナリストの道へ進み、政治家になることを夢見たある青年の軌跡。 1973年、オイルショックの影響を受けて父の店が廃業し、残されたのは膨大な借金であった。その後一家離散となり、高校2年生にして一人暮らしを余儀なくされた主人公・徹平。彼は、ひとり過酷な人生を歩んでいくこととなった。大学受験をすることもできないまま浪人となり、東大進学を目指すも不合格。2度目の東大受験にも失敗してしまう。進学したのは早稲田大学であった。そこで雄弁会へと入部し、政治家や記者たちと関係を築いていく。そこから人生の転機が訪れる。 いくつもの挫折を乗り越えながら人生を突き進んでいく男のポジティブ・ストーリー。
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-人には誰しも、オモテとウラの顔がある。 敏腕外科医と評されながら実はヤクザの竜二。看護師として勤める大病院で理事長でもある紗津季。裁判官の傍ら人気漫画家の武田。実直な警察官ながら漫才で頭角を現す畑山。 ウラの顔を周囲に隠す4人だったが、ある事件に巻き込まれたことをきっかけにそれぞれの運命が交錯して……。 4人で合計8つの職業をもつ「ギャッパー」たちが大活躍する、痛快エンタメ小説! 【目次】 第一章 ギャッパーたち (一)畑山耕作 (二)天地紗津季 (三)武田賢治 (四)北島竜二 第二章 事件 (一)再会 (二)抗争 (三)内紛 (四)逮捕 (五)捜査開始…畑山と武田 (六)太刀恭治 (七)潜入 (八)解散 第三章 その後 (一)武田賢治 (二)畑山耕作 (三)北島竜二と天地紗津季 あとがき
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-日々の小さな変化の気配を大切に綴られたエッセイ集。 なんとなく好き、気になる、そしてなぜか切ない・・・・・・。そんな見過ごしてしまいそうな日常のひとコマをやわらかな視点で鋭くとらえた随想録。著者は、呼吸をするかのように、日々興味をもったことについて考え、気付いたことをメモし、文章にする。例えば、ハレの日の酒やふくらみ始めた梅のつぼみのこと、仕事先で出会った若者や年老いた母のことなどを感慨深く振り返る。そして日常とは、昨日と今日と明日の単なる繰り返しではないと認識する。だから、「慣れ」とか「それらしく見える」ことに安心していては、日々はちゃんと積み重なっていかないのではないだろうかと考える。著者にとって、生きることは感じて考え続けることであり、表現することだった。「ありふれた日々こそ愛しいのだ」と気付かせてくれる一冊。
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-大丈夫。誰だって、きっと変われる 愛に飢えた幼少期、手が付けられなかった中高時代…… 24歳、医師を志した瞬間から、私の人生は変わった。 ヒトに傷つけられた痛み、ヒトを傷つけた痛み、すべてを背負って、人を救う。Doctor FUKO怒涛の半生記。 「どんなにつらい思春期を過ごしたとしても、大人になれば自らの意思で歩むことができます。周りのせいにして自分の人生を歩まないことはやめてください。……価値がない子どもなんていないし、生きている意味がない人なんていない。人には必ず光り輝ける場所や役割があり、生涯をかけてそれを見つけるものなのです。」(本文より)
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-散歩道にて、俳句と出会う 高校時代の友人仲間と、月一度古街道歩きの会を始めてから十数年経つ。(中略)ここで私は度々期待してはいなかったある出会いをした。あちらこちらで目にする句碑である。公園の片隅に、城跡に、建物の陰に、山道の大樹の下に、寺や神社の境内に、田舎道の道祖神の隣に……。日本中の場所に人の詩心がばら撒かれている。世界中のどこに他にこんな国があるだろうか。様々な人々の、様々な年代の句碑と出会い、それぞれの一句の背景に想いを馳せるのも、歩きながらの私の楽しみの一つになった。(本文より) 全国津々浦々に散りばめられた詩心。 土地、自然、そして人。 詩歌の背景に想いを馳せる「町歩きエッセイ」。 【目次】 芭蕉と三角むすび 江ノ島 遠野物語 松原庵星布 北国街道海野宿 他 【著者紹介】 松下与志子(まつした よしこ) 早稲田大学教育学部卒業 元国語教師
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-蜘蛛の巣編みの達人である独身中年蜘蛛の藤兵衛の下に、ある日伝助と名乗る若蜘蛛が訪ねてきた。弟子入りを志願する伝助は、実は藤兵衛の奥義である「六角亀甲紋」の編み方を盗みに来たスパイだった。縄張りを移動し生計を立てる二匹は、旅の途中で様々なトラブルに見舞われる。カマキリ、キイロスズメバチ、セアカコケグモと次々と強力な敵達が藤兵衛と伝助の前に立ちふさがるが、二匹は知恵を使い、トラブルを乗り越えていった。旅を続けるにつれ二匹の絆は深まっていった。別れた妻と娘の情報を手に入れた藤兵衛と、スパイであり弟子である立場の狭間で悩む伝助。旅の末に二匹に待ち受ける結末とは?
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-日常から離れて、自分自身の内面を覗き込んでみませんか? 突如畳に生えた腕と暮らし始める女、 宝の林の中で「狩猟」する者、網棚に住める男——。 そこは、確かに私の知っている現実。しかしどこか嚙み合わない。 日常と乖離した奇妙な現実が独創的に語られる詩集作品。 <目次> 前ぶれ 福笑い 比較 沼 狩り 高枝切りバサミ 腕 神の言葉 なりすまし 河川敷 網棚の男 ライオンバーム そねみマシーン 糸電話 景色 東南アジアの坂道で 繭 春の小川 カメムシおばさん 尾行 きれい好きな女 肉欲 声 私と歩く 蔦 闇夜の草むら <著者略歴> 苦楽園(くらくえん) 本名、武内紀子。 故・千賀ゆう子氏の公演にいくつかの作品を提供。 また女優の北村青子氏がサイトで作品の朗読を配信中。
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3.0暮らしの中から言葉を紡ぎ出す「趣味の俳句」の入門書。 何気なく目にする風景に、ふと季節の移り変わりを感じる――。そんな瞬間を切り取って五・七・五音にのせてみよう! 趣味の俳句とは、今日からひとりでも始められる、自由な句づくりのこと。30年に渡り独学で俳句を学んだ著者が、日々の暮らしの中に俳句の素材がどれだけ眠っているか、優しく伝えてくれる。第一章から第二章では、俳句とは何かといった基本的な概念から、俳句のつくり方までを丁寧に解説。第三章では、著者が詠みためた俳句を紹介しながら、「趣味の俳句」のつくり方を説明している。既存のルールに捕われることなく、季節の言葉で遊んでみませんか。
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-健康優良児としてこの世に誕生した「私」だが、5歳で「若年性多関節リウマチ」と診断され、突然歩けなくなってしまう。でも、それがどうしたっていうんだろう? 行きたい学校、入りたい部活、やりたいことは全部やる! そしていつしか、身体障がい者の心のケアをしたいという思いからある夢を抱くようになって…。決して強かったわけじゃない。気弱で優しい女の子の、たったひとつの物語。
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-謎に包まれたゆうれい船。『くれない艦隊』の正体とは――。 大日本帝国海軍連合艦隊とアメリカ太平洋艦隊の激戦中、突如として謎の艦隊が出現した。人影の見当たらないその船は、姿を現すやいなや周囲の戦艦を次々と沈め、いずこともなく消えたという。わずかに生き残った者たちは、この信じがたい怪奇現象を目の前に、ただ茫然としていた――。幾度ともなく目撃され、しかし未だ正体不明のゆうれい船を科学的視点から分析。ミステリー事例や昨今の社会情勢を織り交ぜながら、「くれない艦隊」の謎に迫った超短編SF小説。 松島正欣(まつしま まさよし)1962年生まれ。広島県崇徳高校卒。農林水産省水産大学校漁業学科卒。東京商船大学大学院修了(商船学修士)。平成3年国土交通省(旧運輸省)造船職採用、船舶検査官、船舶測度官、海上技術安全研究所企画室専門官、科学技術庁原子力安全局放射線安全課係長、港湾局技術課係長など国家公務員として23年間勤務。その後、民間会社を2つ経て、現在は無職。「人生に一度は本を書いてみたい」と言う夢を持って幻冬舎に応募。現在に至る。広島市在住。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本作品は全編フランス語で構成されています “ Le temps du démon ” Un moment où le cœur s’écroule--- Les yeux de cette femme, la poitrine de cette femme ―Cela m’égare Le poème délicat et la peinture à l’huile luisante tissent un bijou de l’ensemble 【目次】 01 Au toi de ce jour - là 02 Par la chaleur caniculaire 03 Après l’averse 04 À la montagne en automne 05 L’après - midi de mai 06 L’hortensia 07 Avant Enma ( Le roi de l’enfer ) 1 08 Avant Enma ( Le roi de l’enfer ) 2 09 Un jour d’été 10 Un homme et une femme solitaires 11 Dans la montagne d’été 1 12 Désirer l’invariabilité 13 En un soir solitaire 14 Il pleut 15 Le soir de neige 16 Le coeur troublé en automne 17 Cette ville 18 Dans le sanctuaire shinto 19 À la lumière des jeunes feuilles 20 Le même qu’autrefois 21 Avant Enma ( Le roi de l’enfer ) 3 22 Le vent, dis donc 23 Le chardon 24 Au crachin 25 L’embrasement resté 26 L’été vient 27 L’été vient 28 Les jeunes feuilles et l’arbore mort 29 Pendant la saison des pluies 30 Un soir 31 La randonnée en voiture sur la même route 32 L’affaire que je recherche ---- 33 En le temps nuageux d’hiver 34 Dans la montagne calme 35 Le signe du printemps 36 Le vert du début de l’été 37 La revanche 38 La randonnée automobile étrange 39 Dans la montagne d’été2 40 Le regret 41 Subir un examen médical 42 Mon cadeau pour toi 43 La montagne du vent d’automne 44 La chose d’hier 45 La garôta 46 L’affaire de cette femme 47 L’esclave noir 48 La femme qui ne peut pas deviner
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本作品は全編フランス語で構成されています “ La femme fatale” Son pouvoir magique joue avec moi, c'est ma joie infinité. La mariage des œuvres composant par la couleur vivante dans la peinture à l’huile et les mots délicats dans le poème. 01 Parler avec toi 02 Un rendez-vous amoureux 03 À une femme 04 La montagne en mai 05 T’attendre 06 À une jolie femme 07 Voler ton coeur 08 À toi que j’adore 09 Le fragment 10 La montagne de pluie 11 Son coeur 12 Pour oublier 13 Un beau soir 14 Un soir avec toi 15 À un jour 16 Le voyage 17 Un soir en hiver 18 Le chemin de ce moment-là 19 La fleur de marron 20 La montagne d’avril 21 Le monde d’ici 22 Ma jeunesse 23 Le rêve 24 À un moment ---- 25 Vous hardie 26 Dans un parc ---- 27 En montagne 28 Sur le lac 29 L’adepte d’une autre religion 30 La montagne de cette femme 31 L’inquiétude 32 La plante parasite 33 La pensée lointaine 34 Le cadeau de Dieu 35 La chanson qui m’inspire de la nostalgie 36 Un lecture 37 L’hortensia 38 La femme méfiante 39 La prophétesse triste 40 La femme sage 41 La femme qui n’aime pas 42 Dans l’obscurité 43 Le corbeau 44 Les feuilles mortes 45 La vallée du printemps 46 Sur un col de vent 47 Le clair de lune et les tournesols 48 La soirée bleue
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-話し上手なドイツのおばさんがつくりだした愛すべきメルヘン集 髪が黒くて、いつも黒い服を着ていた。 「黒おばさん」は子どもたちが聞きたいような おもしろいお話をいろいろしてくれたので 子どもたちはおばさんが大好きでした。 19世紀にお話上手なドイツのおばさんがつくりだした愛すべきメルヘン集 待望の日本語初翻訳。 考えてみれば、民間メルヘンも、お話好きな女性が子ども――自分の子どもであれ、孫であれ――を楽しませるために考えだしたもののうち、すぐれたものが世代をこえて語りつがれて定着したものといえるでしょう。じっさい、子どもたちの喜ぶ顔を想像しながら書かれただろう『黒おばさん』を読んでいると、民間メルヘンが誕生する現場に立ち会っているような気がしてきます。(まえがきより)
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-極北の冷たい海に囲まれた隔絶の地、トゥーレに5頭のホッキョクギツネが生まれた。やがて子ギツネ達は自分で狩りをするようになるが、ソルだけはどうしても狩りができなかった。「ボクのために何かを新たに殺すのはダメなんだよ」そういってソルが食べるのは既に死んでいる生き物ばかり。ホッキョクギツネは生まれて約3カ月で親離れをする。はたしてソルは極北の冬という長い試練を耐え抜き、トゥーレの地で生きて行けるのか。「生きるってことは、食うってこった」――雄大な自然と命のつながりを、極北の島に住む生き物たちの目線で描いたファンタジー小説。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『「自己肯定感が高い子に育ってほしい」親ならだれしもそう願うもの。 物事をポジティブにとらえ、考え方を変えると人生そのものがハッピーになる。 主人公のくーたんが心に寄り添って教えてくれる本です』 シンプルライフ研究家/マキ 【あらすじ】 日曜日の午後、くまのくーたんと男の子が2人でお話をしています。 「夕ごはんが楽しみ!」というくーたんの横で、男の子は少ししょんぼり。 「ぼくは夜になってほしくないよ。だってすぐ月曜日になって、学校に行かなくちゃいけないよ…」 そんな男の子を、ほんわか明るいくーたんはにっこにこにしてくれます。 子どもたちの明日が楽しくなる!「元気をくれる絵本」。
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-“おかん”の生き様にパワーをもらえる一冊 妻であり一女一男の母であるおかん(著者)は、身体を動かすことが大好きで、子育てにおいても「たくましく育てる」というモットーを持っていた。息子は小学1年生の時に地元のサッカチームに所属してサッカーを始めた。息子の応援をしているうちに、所属クラブにサッカーの審判が不足していることを知る。「おせっかいおばさん」で「親バカ一番」を自認するおかんは、サッカー経験は皆無だったが、息子をサポートしたい一心で審判講習を受けることを決めた。この講習をきっかけに、おかんは徐々にサッカーの虜になっていく。講習・実践を積み重ね、ついにはD級コーチライセンスを取得。現在は大学で教育技術員として働きながらサッカーのコーチを続け、コーチライセンスのさらなる昇級を目指している。
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-幸か不幸か、真実は誰にも証明できない。 「エアリー」を除いては―― 容疑者の心を読み、現場の空気から真犯人につながる臭いを感知する―― そんな携帯を手に入れた捜査一課の刑事。 辿り着いた先は事件の真相か、それとも……?『携帯エアリー』 人生に行き詰まり、あてもなく訪れた某県の山中。 偶然出会った女性とともに古いつり橋を渡った元也だが、 渡りきると彼女の姿はおろか、橋さえもが消えていた――!『運命橋』 ゲストの思い出の人を探す番組の司会者に抜擢された元アイドルの柴田。実は彼自身も、幼い頃に唯一愛情をくれた“あしながおじさん”を探していて――。『救世主の逃亡』
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-「生きる事」を決して諦めず、がんと正面からぶつかり、懸命に戦い余命を延ばした一人の男の闘病ブログをまとめた一冊。ガンになるということの「現実」と、生きることへの「勇気」を教えてくれる。
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-警備会社に勤める主人公・日高猛は国立科学研究所での夜勤中、天女のような男性に遭遇する。彼の名前は天音美月。研究員の一人だ。月の光を浴びながら、天に向かって両手を広げている美月を見て猛は感情に突き動かされるままに、思わず背後から抱き寄せてしまう。最初は驚いた美月だが、純粋でまっすぐな猛と接しているうちに徐々に心を開いていく。猛もまた、儚げな見た目とは裏腹に男勝りな性格の美月に惹かれていった。いつしか二人は、互いを名前で呼び合うほどの親密な関係となる。ある日、猛はひょんなことから美月に想いを寄せる男・田嶋の存在を知る。田嶋は美月に振られた逆恨みから、美月へのストーカー行為を続けているそうだ。そんな矢先に、猛は田嶋が美月の手を引き暗闇に消えていくところを目撃してしまい―
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3.7月と現世の住人が織りなす異色のSFミステリー 突然の地方赴任、作者不明の詩との出会い、謎めいた美女の出現――。 幾重にも重なる偶然が、必然へと変貌する。現在と過去、生と死が交錯し、照らしだされる真実とは。 夏も終わりかけた8 月下旬。東京で順調にキャリアを積んでいた佐伯俊夫は、 I 県・月ノ石町に異動を言い渡される。この地には「月待池」という池があり、赤いトパーズが採れる伝説があった。しかし、採取した者の不吉な末路から、かつてより「憑き魔血池」と忌諱されてきたのだった。この伝説を知った佐伯は、事業で計画中の記念碑に何としても赤いトパーズを使用したいという衝動に駆られ、現在は立ち入り禁止となっている「月待池」に向かう。 少しずつ、しかし確実に崩壊していく日常の向こうにあるものは一体――。
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-橘司はふと目覚めると真っ暗な部屋の中にいた。手足を拘束され、身じろぎすると体に激痛が走る。そこは精神科の保護室だった。十九歳という最年少で公認会計士の資格を取得、以後、会計事務所や監査法人で実務経験を積み重ねてきた。時に人間関係に悩みつつも真っ当に歩んできたはずが、勤務先が反社会的勢力と繋がっているのではと強い疑念を抱いたことから精神の均衡が破れ、奇矯な行動に走って警察に捕らえられた挙句、「統合失調症」と診断されて入院となったのだった。心を病む他の患者たちとの交流の中、正とは、悪とは何か、自分には何か特別な力があるのだろうか、などなど、千々に思い乱れる日々が続く。現実と妄想の狭間で揺れ動きつつ、自身の病と向き合った一人の青年の貴重な記録。 <目次> 混乱と静寂の狭間 疑念と焦燥の狭間 安静と試験の狭間 精神と神々の狭間 あとがき <著者紹介> 1988年11月4日埼玉県生まれ。 高等学校は商業系の学科に進学し簿記を学び、公認会計士を志し専門学校へ進学する。 19歳の最年少で公認会計士試験に合格。 税理士法人で税務業務、監査法人で監査業務、事業会社で会計業務を経験。 26歳の時に統合失調症を発症。 月に一度、通院し筋肉注射治療を行っている。
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-源氏物語を原文で読むことは、日本人であっても至難の業だ。源氏物語原文54帖の量は膨大で、複雑で慣れない古語は外国語にさえ思える。著者は、源氏物語原文を、18の項目に分解し読み進めていく独自の手法を編み出した。この手法で読み進めると、源氏物語54帖の全体を俯瞰して見ることができ、紫式部がこの壮大な物語に込めた思いを感じとることができる。これまで源氏物語といえば、主人公光源氏の美しい外見や、女性たちとの華やかな恋愛ばかりがクローズアップされがちだったが、紫式部が読む者に問うているのは「人間は目に見える外見と、目に見えない内心の2つをあわせもって生きている。その違いを見極め、人間の本質(真実)を追求することの大切さ」である。源氏物語の新境地を開いた、注目の一書。
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3.0千年前の物語は、すでにこの世の真実を語っていた 複雑に絡み合う人間心理、繊細な自然描写、内裏での政(まつりごと)や神事。 目に映るすべてが緻密に描かれた物語世界を分析し、 「原文分解分類法」を確立した著者による、原文に沿い本質に迫った現代語訳。 紫式部にとって、「物語」は、「物事の真実を語ること」。 後世の我々に、人間として「生きる意味」を、伝えたかったのだと思います。 (「おわりに」より) 光源氏誕生から、のちに妻となる紫の上との出会いまでを綴った、 「源氏物語」はじまりの全5 帖を収録。 理解がより深まる、著者作成の五十四帖人物相関図付き まえがき 源氏物語原文五十四帖構成分類 源氏物語原文分解分類法1〜18 桐壺 帚木 空蟬 夕顔 若紫 あとがき 参考文献
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-神殿に仕える神士となるための学舎で育った元孤児のウトゥスラは、兄弟子の度を越えた愛情に耐え兼ねケガを負わせてしまったことから放校となる。 神士であった養父の「貴き父に罪を償え」という遺言により、遺品である滑石を携え、ケス湖に沈んだとされる貴き父の御座のあるケストラントを目指す――。 表題作『霧の向こう』の他、駆け出しの運搬史であるイズィルカフが手に入れた護符にまつわる呪いと厄災『メリメスの護符』、勇猛な海戦隊「コライオの青鮫(コライオン・イッシュ)」と海賊王ゴアナンの激闘『コライオの青鮫』の全3篇を収録。 <著者紹介> 高橋 利行(たかはし としゆき) 高3のとき、同級生の紹介でメルニボネのエルリックと出会ったことをきっかけに幻想世界に足を踏み入れる。その果てにランクマ―の都にたどり着いた。目がしょぼついた今でも、さまざまな『異世界地図』を前にすると食い入るようにながめてしまう。
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-なぜ日本に60基もの原発が立地できたのか。 日本原発都市開発に隠された衝撃の真相を解明し、3.11後に始まった自治体主体の廃炉への動きや、外国の取り組みを紹介しながら、原発依存からの脱却と地域の自立を展望する。
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-ある日を境に、夢で“視点”を共有しはじめた玲人と奏空。 その不思議な現象が、古来伝わる「恋姫伝説」と関係しているらしいと知った二人は――。 短冊への願いが巻き起こす、一途で無謀な七夕ロマン。 【神映湖の恋姫伝説】 およそ千年も昔、とある村に愛し合う男と女がいた。しかしイジワルな天の神様がお告げをする。 『男は別の娘と結ばれるのが相応しい』と。奇しくもその日は七月七日――七夕の日だった。 愛する人と引き裂かれた娘は、このような運命の者は自分で最後だと、人々の恋を助けるようになる。 そして娘はいつしか恋の神様、「恋姫」と呼ばれるようになっていったのであった。
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-政治力学への要諦と現今世界情勢の完璧な予測。『CKOYする世界 男心と秋の空』に続く、シリーズ第2弾。 ■巫山戯 瑠奈/フザケ ルナ 慶應義塾大学法学部政治学科卒業
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-「ひびき」 私が 話したことで 私が 書いたことで どれだけの人が ほほえんでくれたんだろう。だけど 私が しゃべったことで 私が 記したことで どれだけの人を 傷つけてしまったんだろう。それを思うと 誰とも 会えなくなり 何も 書けなくなってしまう。話す必要のない所へ 行って 何もしないで 自然と向きあっていると 少しずつ 少しずつだけど 話したい とか 書きたい とか 思えるように なってくる。
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5.0人はいつだって幸せになれる― 切なさと温かさが織りなす珠玉の恋愛ストーリー 僕はこのままでいいのだろうか。 冴えない日々の中で、思い出したのは14年前に別れた恋人との輝く日々。 彼女から預かったままになっていた「切符」から運命が再び動き出す。 母の病気を機に画家になることを諦めた池本光一は、保険会社のサラリーマンとして働いているものの、 絵への情熱を捨てきれないでいた。 不思議なことに何もかもが順調だった高校生以降、絵だけではなく恋愛もうまくいかない。 「あの頃に戻りたい」そう思った時に目にはいったのは、かつての恋人・亜沙美から預かったままになっていた「幸福行きの切符」。 この切符が自分を幸福へと導いてくれるかもしれない―。 夢と現実の狭間で葛藤しながらも、「幸せ」の意味を問う純愛小説。
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-「老い」とどう向き合うか……、高齢化時代のいま、誰にでも訪れうる問題である。本書は、古稀を迎えた著者が、法然上人、夏目漱石、内村鑑三、小林秀雄ら先人たちの遺した言葉や自身の経験もとに、生と死を見つめ直したもの。人生の晩年を健やかに過ごすための徒然の書。 死に関連する諸相についての体験・見聞録を述べたI「死想」(メメント・モリ)、死の受容に係る実践的な等身大の領解の表白したII「宗教」、生命と直結する食と農の問題を取り上げたIII「生命」、健康と医療に関するIV「人体」、直面する老人問題に言及したV「人生」の全5章60篇を収録する。◎おもな内容:I、「死想」余命、天寿、最期、永眠、覚悟、茶番、意識、自己、体験、歎息、他/II、「宗教」仏教、質問、遺訓、他/III、「生命」所与、震災、参禅、他/IV「人体」宮司、根元、芸術、他/V、「人生」兼好、富貴、日記、他
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5.0遥か虚空(宇宙)から遣って来た『七福神』と地上で会話をしました。 それは2001年3月中旬の穏やかな休日でした。どうやら、私はこの短い昼寝の間に夢を見ていたようです。これがなんと、あまりにも「現実的」な出来事であるかのような「不思議な夢」でした。この体験により、今まで持っていた七福神へのイメージ、常識が根底から大きく変わることになります。この時の私の気持ちは、神々に会えたことへの嬉しさと感謝で一杯でした。そして大変驚き、深く感動していました。神々は上空より真白き横長の帆に一列に並んで現われました。あの夢は私の摩訶不思議な思い出の一つです。私の「宝の夢」として一生大切にしていきたいと思っております。皆さんも「素敵な夢」お持ちでしょうか。もしお持ちとすれば、それは「とても、とても素敵なもの」なのでしょう。
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-豊かさは変質してきているとも言える。 豊かさは夢中になって追い求めるというよりは、すでに生活のあらゆる場面に入り込んでいるからだ。(本文抜粋) 無数の価値観が生まれ、それぞれを個性として尊重することが進む現代において、自分が何処にいるのか、これから何処にむかうべきなのか。 情報検索が容易になっているのに一向に答えが見つからない。 そんな世の中に、新聞社の中からメディアとして、また教育者として、複数の視座から切り込む本著。 表現の自由や労働の観点から、綻びが見え始めていると言われる民主主義を。 ネット問題、地域性を含めた経済、効率と利便性といった面から社会を。 教育現場での経験から、子供の表情さえ読み取れるようなリアルな目線で昨今の教育を。 それぞれの「日本の現在地」を自身の人生を通して、広く、深く培った知見をベースに独自の視点で提示する。自分自身と日本、ひいては世界のこれからを考える上で必携のエッセイ集。
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-いま、ここで語り継ぎ、残していくべきもの 昭和の戦火と復興の辛苦を生き抜いた市井の人々の姿と思い―― どのような時代背景にあっても、人は生活し、愛し、命をつないでいく。自分が、この社会が、どのような連鎖のもと存在しているのか、父の人生からたどるヒューマン・エッセイ。 「金銭的絶望の淵に立っている民を見放してしまう政治と金持ち達。 これが日本であっていいはずが無い。そんなんでは伝わらない。ここで伝えたいのは戦争で辛苦を舐めた、その時分の子供の「小さな心」、決して良くはなかった青春の「想い出」、成人を迎え自分に課する「使命感」なのである。」 (本文より)
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-絵と音楽と文学と。3つの要素で楽しむ 超訳 昔ばなし。「花咲か婆さん」「みなし芳一」「不思議の国の有栖篤郎」「裸の平民」など、さり気ない風刺で現代社会を映し出す愛とユーモアたっぷりの25編と4つの詩。
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-磨くほどに輝く宝石のような心を持った全盲の少女・珠輝。 人と分かり合えない孤独の中で、“未知”に指先で触れて見た世界を描き出した、自伝的小説。 ジュエリー作家・桐山勇三氏 推薦 「生まれながら一筋の明かりも無い事としっかり向き合い、このような素晴らしい自伝を書き上げた珠輝さんの勇気と行動力に敬意を表します」 昭和二十二年、夏。丸山家に生まれた元気な女の子・珠輝は、両の眼球のない子どもだった。 “人と違うこと”で周囲の人間や親族からも理不尽な扱いを受ける子ども時代は、彼女にとって苦難の日々だった。 しかし、輝きを決して失わない心を持つ珠輝は、いつしかかけがえのない存在に囲まれていき――。 強く、しなやかに生き抜く姿に心揺さぶられる、実話をもとにした物語。
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-この世のものではない存在との、どこか奇妙で温かな繋がりを描くホラー×ヒューマンドラマ短編集 大学1年の夏、訪れた田舎の祖父母の家で、唐突に告げられた俺の『婚礼』!当惑しつつも好奇心が勝る俺の前に現れた花嫁。綿帽子の下に隠されたその相貌は……。隔絶された村の一族に伝わる不思議な“力”の伝承。――『鬼の角』物心ついたときからずっと俺のそばで微笑んでいた、白いドレスを着た『おばちゃん』。ずっと昔から一族の男児についていたというその人は“守護霊”か“悪霊”か。俺は彼女との縁を断ち切るため、ある作戦を決行する。――『「ふみ」さん』幼馴染で親友の涼太が、バスケの試合中に俺をかばって死んだ。ショックで家にこもっていた俺だが、ある日突然涼太の声が聞こえるようになり……。姿の見えない親友とともに過ごした日々を描く感動の物語。――『心ふたつ』 《著者紹介》 1959年(昭和34年)2月24日生まれ。京都市出身。京都大学工学部卒業。 石油化学会社勤務を経て、現在は神奈川県秦野市に在住。趣味はゴルフ、囲碁、釣り、水彩画、カラオケなど。 小説執筆も昔から続けてきた趣味のひとつだったが、2020年出版社のコンテストに出品して良い評価を得たことから、2021年処女作『心ふたつ』(『鬼の角』『「ふみ」さん』『心ふたつ』の3編収録)で作家デビュー。
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-せっかくこの地球上に生を受けたのだから、旅してみないわけにはいかない 24歳のときに2年余り務めた会社を辞め、アメリカで働き始めた著者。その後、北米、中米、南米、欧州、中近東、アジアなど四十ヶ国・地域を旅した。それは、寄り道のない一直線の人生に疑問を感じたからであった。 インドとの国境から移動するときに寒いトラックの荷台から見た、幻想的なヒマラヤの夜明け。街中がサンバのリズムに包まれ、一晩中踊り明かすリオ・デ・ジャネイロのカーニバル。 日本を飛び出して、地球にはあまりに多様な人、文化に溢れていることを知った。地球に生まれたからには、知っておかなくてはもったいない。そんな体験をつめ込んだ一冊。 〈著者紹介〉 松原悟朗(まつばら・ごろう)一九四七年に鹿児島県に生まれる。都市計画コンサルタント。技術士(都市及び地方計画)。株式会社 国際開発コンサルタント代表取締役社長、 一般社団法人 都市計画コンサルタント協会会長、早稲田大学非常勤講師などを歴任。都市計画・まちづくりに係わる著書、論文、講演多数。二〇〇八年度土木学会デザイン賞優秀賞受賞。二〇一五年国土交通大臣表彰(建設事業関係功労都市計画事業関係)
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-独り者の著者は、仲間とともに東北へ旅に出かけ、そこで一匹の子犬に出合う。手を舐めたり、小さな尾を振ったり、全身で喜びを表したりする子犬の仕草にぞっこん惚れ込んだ著者は、里親になることを決める。愛知県の自宅に連れて帰るやいなや、賑やかな生活に一変する。著者は子犬にゴン太と命名し、あれこれと細やかに世話を焼き始める。一緒に暮らし始めて気づいたことや経験したこと。ゴン太がつないでくれた人との縁。生活のペースが乱され、振りまわされることもあるけれど、かけがえのないパートナー・ゴン太との微笑ましい、ふれあいの日々を余すところなく伝える。
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-それぞれの「紆余曲折」と「転機」を 淡々と、静謐な筆致で描きだす、 短編小説5編を収録。 人生の岐路に立つ人々の選択と、その先にある未来 地方都市の豊かな自然に魅せられた男女が歩む険しい道のりを描く『脱サラ農業夫婦』。 証券会社をリストラされた内気な男が、良き伴侶となる女性と巡り合うまでの物語『健太郎の旅立ち』。 人知れず発達障害に悩む男の苦しみをテーマとした『隠れ精神障害』。 癌で愛妻を失った男と、ある女性との不思議な縁の巡りあわせを綴る『転生の愛』。 ある一族を救ったひとりの男の生い立ちとルーツを追った『大阪泉南のある一族』。 それぞれの「紆余曲折」と「転機」を淡々と、静謐な筆致で描きだす短編小説集。
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-「本書では、共働きをしながらキャリアを構築する実現性について、私個人の経験を参考にお伝えしたいと思います。結論からいうと、私のキャリアは共働きをする前から全く思い通りになっていません。……それなら自分のキャリアに納得がいかないかというと、そうでもありません」(本文より) 仕事に追われ、家庭を省みる余裕のない働き方、育児のあり方は、 社会的に成功したとしても、幸せだと言えるのだろうか。 共働きが主流となった現代、 自分だけでなく、パートナーの仕事に向き合えば 見えてくる新たな幸せの形――。 銀行員として働く著者が体験したエピソードを基に、 働き方やキャリア形成について問うビジネスエッセイ。
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-かつて、国内開発を目指したFSX(次期支援戦闘機)。日米共同開発のF-2となって実用化され、現在任務に就いている。 本書は、著者の戦災の思い出から、航空自衛隊の技術、航空産業、そして国防への思いなどが綴られている。航空自衛隊所属の技術者として歩んできた著者にしか書くことができない書であると言える。現実の社会情勢も踏まえ、武器開発のあり方を分析し、FSXなどの知見を広く企業や自衛官等に継承する一冊。 <著者紹介> 山田秀次郎(やまだひでじろう) 昭和11年12月24日 横浜市にて出生(本籍:愛媛県今治市) 昭和31年 今治西高校卒業 昭和36年 防衛大学校卒業(機械工学専攻) 航空自衛官 昭和46年 大阪大学大学院(精密工学科)修了 工学博士 平成 5年 航空自衛隊退職(自衛官退任) (社)日本航空宇宙工業会常務理事就任 平成15年 同上退任 相談役 平成18年 NPO都市型空港研究会理事長(平成27年解散) 公職 ・全日空機雫石衝突事故民事裁判 法務大臣法定代理人 ・第1一徳丸事件 鑑定人 海上保安庁委嘱 政府関係審議会委員等 ・通商産業省/経済産業省 産業技術審議会、工業標準調査会等(委員/専門委員) ・科学技術庁/文部科学省 航空・電子等技術審議会、科学技術・学術審議会等(委員/専門委員) その他 ・日本ガスタービン学会 学会賞(XF3-30の開発)
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3.0木村悠史、社会保険労務士。「年金や保険の専門家なんですから、これほど民生委員に適任の方はいませんよ」――地区長にそうおだてられ、長野県松野市の民生委員に委嘱された。民生委員は非常勤地方公務員であるが、給料はいっさいなし、あくまでボランティアであり、担当地区を見回っては「何でもポスト」として住民の様々な悩みを聞いては解決するのが仕事である。「生活費がなくて苦しい」、「借金が返せない」、「親父にボケが始まった」、「買いものに行きたいのにバスがない」、「子供が保育園に入れない」、「隣のじいさんが死んでいるみたいだ」、「高齢者施設に入りたいが、どこがいいのかわからない」……次々と舞い込む問題ごとを解決するために、悩める同僚とともに奔走する!「人は誰でも、誰かのためになっている。誰かを助け、誰かを支え、誰かを喜ばせているからこそ、私たちは生きてゆける」――知られざる民生委員の実態とその苦悩、やりがいと喜びを描く、心あたたまるヒューマンドラマ。
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