TL - Ai digital publishing一覧
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妹の出産祝いに訪れた王城で出会った王太子の従兄弟ルーカス・ターナーから、唐突に求婚されるソフィア。子の産めない身体だと噂されるも、実際はわからないと抱き伏せられ、外でも家でも構わず交わっていくことに。そして噂を覆すように懐妊するも、今度はルーカスに愛人疑惑が出始めて……?「俺に似合う女性は、ソフィアだけだ。君だから、俺は――」。権謀術数蠢く王城で絡まる悪噂の中、つかみ取るのは真実の愛か否か……?!
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アパレルメーカー勤務の志穂はイケメン弁護士であり幼馴染の健太と「ごっこ遊び」としての恋人付き合いをする事になった。『やるか、大人の「恋人ごっこ」――やるからには中途半端なやり方はしないぞ』。スタート早々、健太に身も心も蕩かされる志穂は、いつしか本気で彼を好きになってしまう。そんなある日、後輩で裕福な美人OLが健太をターゲットに婚活をすると宣言! 動揺する志穂だが、自分と健太では釣り合わないと思い悩み……。
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公爵令嬢マルガリータは、生前奔放だった母の為、父に疎まれ継母や異母妹には貶められて不遇な毎日を送っていた。その公爵家を占拠したのは漆黒の、底知れぬ瞳の新王レオン。幼い頃彼女の母がきっかけで父を失った彼は復讐に燃え、母生き写しのマルガリータに憎しみを向ける。必死に領民を守ろうとする彼女に、レオンは愛のない結婚とその前の行為を強いる。そして二人は意外にも熱く求め合うが、あることでレオンは怒り、彼女を更に淫らな陵辱の婚礼へと…!?
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魔法薬作成エキスパートの魔女アリエル。ふと躓き、誤って作成中の媚薬を爆発させる彼女は、助けてくれた護衛騎士ルシアンを強制発情させ、初めてを奪われてしまう。その後も会うたび犯されるアリエルは、持続する効果を消そうと奔走するが……!?
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ベルナンロッド王国の主、獅子王ヴィクトルのもと臨時メイドとして王城へとあがるオフィーリアは職務中、突如現れた彼に抱かれてしまう。王の求めを断ってはいけない――課された命を守り、抱かれ続けるオフィーリア。その最中、仄かな恋心を抱き始めた彼女に懐妊が発覚する。しかし、貴族社会で王の子を庶民が懐妊するのは認められない。子を守るため、王城を出たオフィーリアは一人で子を産み育てていく。だが数年後、彼女の前にフードを被った巨躯の男が現れて……?
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「高田さおり、21歳、独身。彼氏なし。将来の夢はエリート男子と結婚すること!」と夢見る女子を演じている。素の自分は、機能性重視の眼鏡にダサい赤ジャージを着て、落ち着く女だ。TL漫画さえあれば生きていける……はずだったのに。合コンで女性を食いまくる節操なし男に素顔がバレたうえに脅されて、仮恋人になっちゃった?
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大正十年。十八歳の子爵令嬢、東原廸子は困窮する実家を救うため、望まぬ縁談を承諾する。廸子を見初めたのは美丈夫で、裕福な実業家の深山恒輔。しかし夫となるのは彼ではなく、弟の倫太郎だった。廸子に求められたのは、深山家の跡継ぎを生むこと。ところがまだ若く病弱な倫太郎は静養中のため、首尾よくことが運ぶよう、恒輔が廸子の身体を拓いていく。はじめは彼を拒んでいた廸子だが、やがて身も心も義兄に惹かれ始めて――!!
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毎日のように夫の神宮寺吉良と、朝も夜も求め合う恋人のような関係に満足する明日香は、その裏で彼が行う日々の撮影や録音に辟易していた。五年前の事故をきっかけに極まる愛情行動。それは、いずれ周囲への嫉妬や束縛へ変化していく。さらには子作りも上手くいかず、意思疎通もすれ違うばかり。妊娠を諦めかけたその時、女性と密会する吉良を見つけてしまう明日香。裏切られた衝撃に離婚を決意するが、しかし強引に押し倒され……!?
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和菓子屋の販売員である保坂珠美は、ひょんな事から資産家の父親を持つお嬢さまとして「帝都百貨店」の御曹司・葛城諒一と付き合いはじめた。嘘を吐いたまま彼に抱かれ、恋心と罪悪感に苛まれる珠美。早く本当の事を言って、諒一と別れなければ……そう思うものの、彼への想いは募るばかりだし、身体はもう彼の愛撫を覚えてしまっていて……!?
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ある伯爵に見初められ、婚約まで済まされた子爵令嬢のジュリアは、自由を求めて屋敷を飛び出す。その道中、盗賊に襲われ旅銭を失うが、通りかかったドリアン侯爵のもとで彼の姪の乳母兼家庭教師として勤めることになるジュリア。ある真夜中、不意に唇を奪われて彼への想いが強まるものの、当の本人は花嫁探しに躍起になっていた。困惑する想いに犯された体が熱を持つ最中、ジュリアは花嫁候補に選ばれ、子作りすることになり……!?
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実業家のリチャードは、下町で人買いに売られそうになっている娘・クレアを助ける。リチャードはクレアに性の快楽を教え込み、じっくりと自分好みに変えていく。クレアは震えながらもリチャードの行為を次第に受け入れていくが……
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大好きだった祖父母が営んでいた和菓子屋『菊露』で働く咲李。経営が傾いた店をなんとかしたいと思っていた咲李の元を、環希という青年が訪れる。大企業『志津野商事』の御曹司である環希は、余命短い祖父を安心させるため、自分と結婚してほしいと咲李に告げる。実家の立て直しを条件に彼と結婚することになった咲李。期間限定の契約結婚だったはずが、咲李のことを優しく包みこんでくれる彼に心はどんどん惹かれていき――?
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大手住宅営業部に勤める高木夏恋は、同僚の近藤鼓に「秘密の作戦会議」を持ちかけられる。仕事の話のはずが、彼の手料理を一緒に食べたり、デートをしたりまるで恋人みたい。そして、ついに高級ホテルで一線を越えると、彼から衝撃の告白が。なんと彼は近藤財閥の御曹司で、経験を積む武者修行のために一会社員として働いているらしい。二人だけの秘密、身分違いの恋、仕事と恋のすれ違い。はたして二人は幸せになれるのか…!?
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婚約者からの贈りものを壊してしまった――同時にふたりの間のなにかも壊れた。信頼する神官ヨアンに誘われた夜、王女ジュリエッタは薬を盛られ、初心な体を高められる。そんなジュリエッタを犯したのは、隣国の王子で婚約者のティエリだった。なぜわたしをこのような目に遭わせるの? 四肢を鎖でつながれ、監禁される。こうしてティエリとヨアンの、ジュリエッタに対するあまりに淫らな陵辱、逃れられない調教の日々がはじまった――!
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伯爵令嬢ユリアナは、16歳から一年間の記憶を失っていた。義父が亡くなり、欲深な親族たちに襲われた彼女を救ったのは、漆黒の髪に黒曜石の瞳のフォイエルバッハ公爵ミヒャエル。だが記憶について知っているという彼の館を訪れた時、ミヒャエルは態度を一変する。「いつまで芝居を続けるつもりだ」ミヒャエルはユリアナが彼を裏切り、さらに彼の兄を殺して逃げたと告げる。愕然とし、必死に思い出せないと言う彼女をミヒャエルは耐えかねたように寝台に押し倒し…!?
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就職に失敗した大川愛依21歳は、父のコネで警察の非常勤職員となった。片思いしている生活安全課の岡本部長と合コンをしたのだが……酔って記憶を飛ばしたら、女嫌いで有名な刑事一課の黒崎部長とベッドを共にしていて……。
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ヨーロッパにある小さな国、バラリュード王国の場末のバー「ローレライ」の舞台で歌う歌姫・アリゼの楽屋に3日続けて花が贈られる。送り主は毎日歌を聴きに来ていたマリユスだった。マリユスに請われてバラティエ家の舞踏会で歌い、アリゼは舞踏会の客からの拍手を受ける。マリユスは薔薇園で愛をささやかれ、キスされる。夢見心地のアリゼはしだいにマリユスとのセックスに溺れていき、道具を使って調教されていく!?
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理想的な相手であるビクターと結婚して侯爵夫人として日々暮らすダイアナ。けれど、ビクターはダイアナを愛そうともせず初夜の睦み合いも拒むほどの草食系男子だった!それどころかダイアナに浮気を推奨してきて!?
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大手百貨店「丸和」の靴売り場に勤務する詩織は、29歳彼氏なし。思い立って婚活に励むもことごとく撃沈。大柄で足のサイズも大きな自分のところには、王子様なんか現れないのかも……。そんなある日、参加した同窓会でかつての同級生・賢人に再会する。当時ポッチャリ体型でいじめられていた彼が超絶イケメン社長に変身を遂げている!驚く詩織に、賢人は「今の自分があるのは君のおかげ」と、いきなりプロポーズをしてきて!?
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出版社に勤める宮原亜佐美は、『制服が似合う女子社員コンテスト』で優勝したことで上司の杉浦悠斗に目をつけられてしまう。会社にいるときだけ、俺のものにならないか――終業後、強要される残業は甘く乱れて……!?
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「ねえ、これを外してやっちゃおうよ。そしたらすごいよ、君が見たことのない景色を見せてあげる」。友人の代理で高級マンションの管理人をしている真璃香はある事情からオーナー御曹司の壬涼と同居している。その事情とは、壬涼が祖父の決めた許嫁以外と関係を持たないためのラブドール役。貞操帯を身に着け、本番禁止の契約を守ろうとする真璃香。だが壬涼の性欲は留まるところを知らず、ついには本番に及ぶため、駆け落ちまで持ちかけられて……?
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人気キャスターの井村大輝と事実婚をしていた水瀬加奈は、あるとき大輝の父親から子作りを催促される。それを機に、二人は正式に結婚。それでも世間には秘密にしていたが、かつて加奈に想いを寄せていたカメラマンに子作りの様子を隠し撮りされ、スキャンダルとなってしまう。自宅謹慎を命じられる中、これまで仕事に奔走していた二人は、思いがけない二人きりの時間にむしろ情欲を募らせていき……。
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広瀬琴音は三年間暮らしたNYで失職後、帰国して大手不動産会社に再就職を果たす。しかし、同社社長は五年前、突然訳も言わず琴音を捨てた元カレ・森本誠也だった! 生活のために過去を封印して仕事に集中しようとする琴音に、キスをして復縁を迫る誠也。今さらそんな事を言うなんてどうかしている! ぜったいに元の鞘に納まったりしない――そう決心する琴音だったが、いまだくすぶり続けている恋心が再燃してしまい……⁉
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ウェブスター伯爵家次女で未来を視る力を持つクリスタルは、成年の披露目を機に母から護衛の騎士を与えられる。褐色の肌の騎士アレクシス。不思議な美しさを持つ彼の機微に触れるうちに心を開いていくクリスタルは敬遠していた舞踏会に出始め、人見知りだった自分の殻を破っていく。銀髪の姫と褐色の騎士はそこに居るだけで目立つ。それまで舞踏会の主役であった姉・キャロラインは、その座を奪ったクリスタルに黒い感情を抱き始め……!
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両親にメイドとしてこき使われていたミシュリーアは、通りがかったセザール王子に見初められる。しかし、身分が違いすぎて妃にはなれない。「では、おまえは猫だ。私の愛玩動物になれ」首輪をはめられ猫としての生活が始まった。情事の際は言葉を話すことは許されず「にゃあ」と鳴き、彼に求められるままに快楽を貪る。最初は戸惑っていたが、次第に彼の猫であるという誇りが芽生えてくる。そんな折、彼の正式な婚約者が姿を現し……!?
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娼婦の子爵令嬢。クリスティーナ=モーガンはそう噂されていた。その噂を聞いたイーサン=エヴァンス侯爵は彼女を塔に招待する。そこは「愛玩道具」と呼ばれる女性たちがイーサンの寵愛を受ける快楽の園。戸惑いつつも、次第に快楽に溺れていく。イーサンに対する恋心が芽生え始めた時。行方不明になっていた親友のアイリーンと塔で再開する。彼女から「三人で愛し合いましょう?」と誘われて、イケナイ快楽へとのめり込んでき…。
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花屋で働く林(はやし)塚(づか)佳織(かおり)のもとへフランスのホテルグループ、ヴィネーの次期総帥との縁談が舞い込む。経営難に陥った実家の老舗旅館を救う代わりに出された条件だった。会食に現れた美貌の実業家、ルカ・アルジャン・ヴィネーは、なんと幼い頃にともに遊んだ本城(ほんじょう)琉珂(るか)だった。食事の後、琉珂は嬉しそうに笑うと無邪気な様子でキスを迫り、自身が泊まっているホテルの一室に彼女を招く。
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証券会社に勤める滝嶋七瀬は、ある日父が贈賄の容疑をかけられていることを報道で知る。誠実な父がそんなことをするわけがないと確信する。けれど、会社経営に携わってこなかった七瀬は真実を知る術がない。そこで彼女は、父の後妻の連れ子であった義兄・日羽奨悟に連絡を取ることに。憧れの兄だった奨悟は子供の時と変わらずに優しかったが、父の潔白を証明する条件に、七瀬に自分の恋人になれと言ってきて――。
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地元の書店に勤める橘智花は読書好きの27歳。出逢いもなく、独身生活を謳歌する最中、大ファンの作家・田村一心が客として訪れ、しかもデートに誘ってきた!? 初デートでは別れ際、自らキスしてしまい――気まずくなって逃げる間際、智花は一心に学生時代の恩人の面影を見ていて。「僕のこと、憶えてる?」ベッドを共にし、激しく求める智花に、一心は抱える秘密を打ち明ける。胸に秘める想いは蜜の味。青い春に隠した秘密は――甘くて苦い、恋の味。
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二十九歳の穂花には、御曹司の幼馴染社長の晃がいる。ずっと一緒にいるせいで結婚予定だと噂されているが、よく口喧嘩もする「ただの世話係」……だったはずなのに、ぐでんぐでんに飲んで愚痴りまくっていたら、なぜか本人がいてベッドに強制連行されて!?
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ブランシュ国の姫・アデルは初めて恋をした。墓石に一心に祈りを捧げる青年は息を呑むほど美しく、胸が苦しくなるほどの悲しみをたたえていた。数年後。ロシュフコー国への使いを頼まれ、アデルはローランド国王に謁見する。なんと彼はあの初恋相手だった。胸躍るのも束の間、献上品が汚れていたため彼は激怒する。アデルは塔に監禁され純潔を奪われてしまう。両親に持たされた手紙には、アデル自身が献上品だと記されていた……。
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「かわいいクレア」「いとしいクレア」甘い囁きは、クレアの理性を繋ぐ楔となる。高貴で優美なインドの王族・チャンドラ。端正で一途なイギリス士官・エヴァン。どちらかを選ぶなんて、できない。「僕らが欲しいの、クレア?」二人の男と同時に愛を交わすなど…。クレアの意識は、彼らの愛撫で蕩かされていく。「欲しいの…あなたたちを、ちょうだい」没落貴族のクレアは、仕事でインドへ渡る。そこで二人の青年に愛を囁かれ……。
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三嶋佳奈は引っ込み思案で自分に自信がなく、顔を上げることも苦手だった。そんな佳奈に声をかけたのはカリスマウェディングプランナー・神野眞守。なんと神野は佳奈に、ウェディングドレスを着る専属モデルになってほしいと持ちかける!! 「君は理想のモデルだ。だから君には完璧なレディになってもらわなければ」そんな神野の言葉とともに厳しいレッスンが開始されて…!?
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美声の子爵令嬢アリアは川の畔で歌を奏でていた。するとそこにアドニスと名乗る青年が現れ、二人は共に似通った境遇ですぐに打ち解け、たびたび会うようになる。ある日、川の畔で二人は甘く淫らな時を過ごし愛し合う。だが、アリアはいとこのシャロンから、アドニスが残忍かつ冷酷と噂される『黒侯爵』なのでは、という話を聞かされ……!!
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濡れ衣によってマクベス邸のメイドを解雇されたディアナは、偶然にもグラバー子爵に拾われる。平穏な日々を取り戻したのもつかの間、グラバー子爵の急死をきっかけに秘密を暴露すると脅す子爵の息子アルフォンス・グラバーに夜毎抱かれることに。「俺はディアナを独占したいんだよ」彼の気持ちに次第に惹かれていくものの、身分の差を頑なに固持するディアナ。そんな彼女にアルフォンスは身分を捨てて二人で逃げようと提案し……!?
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亜麻色の髪とグリーンの瞳で小柄なアイリーンは婚前から自慰にふけり、没落とともに娼婦として性に目覚め、愛玩道具になった。その後未亡人として振舞うのだが、性癖は治らない。男爵のクリフと出会い様々な道具を試されて観察される日々に溺れそうになるが、ひとりの男性を愛すのが怖くなっていた。そんな時、イーサンとクリスティーナの子が産まれると知り動揺してしまう。しかも、クリフは結婚には難色を示し、子種がないかもしれないと打ち明けられるが……!?
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大学2年生の奥沢英奈は、ある日留学生のエイドリアンと出会う。日本に慣れない彼の世話を何かとやく英奈にエイドリアンも懐き、良好な日々を過ごしていった。時は流れ7年後――広告代理店で働く英奈は突然インターンの教育係に任命される。やってきたアードリアンと名乗る青年、彼が美男子へと成長したエイドリアンだと気づいた時、「英奈に会うためにやってきた」と告白される。アードリアンの求愛に喜ぶ英奈だが、彼が本物の王子だということを聞かされ……
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宮廷貴族の長女・アンジェは、父の後妻に命を狙われ、預けられた宮廷画家の元で育てられた。自分が女性だという認識がなく、ある夜、湖で裸になり泳いでいるとき、ベルトラン王子に裸身をさらしてしまう。王子に濃厚な愛撫をされ、その快楽に溺れてしまうが……!
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王が亡くなり存亡の危機にある中欧の王国エルシノア。第二王女・アナスタシアは、隣国の大国、クールランドの新国王・ミハイルへの人身御供にされる。ミハイルはある因縁からアナスタシアを憎みつつも、その体に夢中になり……。
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没落した貴族の娘、シャルロットは王女の家庭教師として静かな日々を送っていた。ある日、王太子のオリヴィエから偽の恋人役を頼まれる。次々と縁談が持ち込まれて、政務に差し支えていたのだ。本物の恋人らしく振る舞うために、キスやそれ以上の恋のレッスンが始まる。偽りの関係だったはずなのに、優しいオリヴィエと過ごすうちにシャルロットの心に芽生えたのは「本物の恋」だった。
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母に溺愛され、宮殿の奥深くに隠されていた嫁き遅れの王女サラ。母の死をきっかけとした遺産目当ての縁談がいくつも持ち上がり、心を許していた従兄にまで無理やり求婚されて傷つく彼女に救いの手を差し伸べたのは、留学中の若き王太子ウリセスだった。王宮で華やかな歌劇が催されるさなか、サラを連れ出したウリセスは遺産を守る約束と引き換えに自分の花嫁になることを求める。年齢と身分の差にためらうも、独占欲に濡れた愛撫にサラの体はいつしか甘く蕩けてゆき……。
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王女レイナは、隣国の国王スティーヴンに嫁ぐための旅の途中で謎の集団に襲われる。助けに入ったのは幼馴染で騎士団師団長を勤めるディードリクだった。りりしく成長した彼に恋心を抱くレイナ。だが二人の中を察知したスティーヴンは、レイナが気持ちよくなれるよう、トライアングルラヴをもちかけて……
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ダンフォード侯爵令嬢リリーは、国では忌み嫌われる双子として生まれた。姉のローズしかいないように育てられ、やがては唯一秘密を知る幼馴染みの騎士ジェフリーの元に嫁ぐことが決まっていた。一方、サザーランド王家に入る予定だったローズは、狼王子と呼ばれるフィリップを嫌悪して、リリーに身代わりを頼んでくる。生贄として王家に差し出されることになったリリーだったが、フィリップはなぜか昼間には会ってくれずに……!?
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侯爵令嬢のダフネは、実の兄・ケネスを人知れず愛していた。兄の婚約に打ちひしがれたダフネは、幼馴染みの軍人・ジェラルドに慰めと称して強引に抱かれてしまう。それをきっかけに二人は淫らな関係に。ある時、兄の婚約が陰謀によるものではないかと疑いを持ったダフネは真相を突き止めるために情報を集めはじめる。だが、ジェラルドと不仲な彼の兄がダフネに縁談を持ちかけてきて――!
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立花財閥の令嬢・結里花(ユリカ)は、ある日から凌辱される夢を見始める。毎夜見る淫らな夢に不安な日々を送りつつも誕生日を迎え、親が決めた婚約者・俊尚(トシヒサ)と初対面するが、俊尚の手が淫らな夢の中でいつも結里花を助け出そうとしてくれる手だと気づき……!
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おっとりな大山すずめと、コワモテだけど実は優しい鬼山龍太郎は新婚ほやほや。でも二人の関係は職場には絶対秘密!真面目一筋鬼上司な龍太郎が、実は後輩女子のすずめに手を出してるなんて知られるわけにはいかない。家では甘々の夫、会社では鬼上司。真面目に仕事に打ち込む龍太郎の姿に見惚れてしまうものの、会社でも甘えたいなんて思ったり。そんなとき、龍太郎から驚きの提案をされる。「仮眠室で、しないか?」秘密結婚ストーリー開幕!
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大手スーパーのパート職員、山崎結愛は年下鬼上司の冴島奏太課長に絶賛片思い中。仕事中は少し怖いけど、テキパキと仕事をこなし、自分の意見をしっかり述べる。物おじしてしまう結愛は、彼を尊敬していた。妹の身代わりとしてお見合いに出ることになった結愛。なんとお見合い相手は、冴島課長だった。見合いの席なのに、いきなりキスされて、ホテルへ直行。そして仕事中にイケないことをする関係に……!?
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生理不順に悩み通院中のかおり。上司のセクハラとパワハラを受けつつも係長として設計の仕事を頑張っていた。そんなとき、輝と偶然再会、子作りがしたいと言われて酔った勢いでセックスを。けれど、輝はかおりに対して結婚まで本気で考えていて、真剣に子作りをして欲しいと口説かれ、何度も身体を求められる。しかし仕事では駅前開発の長期プロジェクトを強引に任され、妊娠、育児どころではない。しかも輝との結婚も周りは許していないようで。
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ソフィア・コーンフィールドは舞踏会で美男貴族、ジョシュア・スペンサーに出逢う。二人は結婚を誓うが、彼からの連絡は途絶える。数年後、仮面舞踏でジョシュアと再会する。互いの素性を隠して交わり……!
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旅行雑誌の編集者である水瀬加奈は、人気キャスターの井村大輝と付き合っていた。しかし彼の職業柄、それを公にすることはできず、また二人の時間も持てずにいた。焦った加奈は、仕事に集中しつつ彼との関係を進展させるため、事実婚を提案する。そうして新生活が始まると思った矢先、彼女はTL小説の編集部へと異動を命じられてしまう。慣れない職場に悩む加奈に対し、大輝の仕事は順調、さらに子作りにも積極的になりだして……!?
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他人の心の声が聞こえる引きこもりの子爵令嬢・ヘデラは、唯一心の声が聞こえない文通相手の伯爵嫡男・ノアの誘いで夜会に出ることに。姉などの協力もあり美人へと変貌するが、その甲斐あって襲われそうになるヘデラ。危機一髪、ノアに助けられ、その夜のうちにプロポーズ。だけどなぜか彼に誘拐され、事態は急変。それでも段階を重ね、甘い夜に激しく抱かれ――そうして現れた、彼の心を知る機会。ヘデラは思わず手を出して……?
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東北地方の旧家・鹿目家の一人娘、鹿目沙弥子は、父が倒れたことにより次期当主として未来の夫候補を選ぶことになる。推薦されたのは、分家の長男・弦木惣介と政治家の息子・安齋景吾だった。世話係の弦木貴臣に恋する沙弥子は内心複雑な思いを抱えつつも親族の決定に従う。そして、二人のうちどちらかを選ぶために、家の離れで同居生活を送ることになったのだが、惣介も景吾も沙弥子にセックスを仕かけてきて……。沙弥子は、未来の夫選びの真っ最中。二人のうちどちらかを選ばなければならないのだが、沙弥子の気持ちは世話係の弦木貴臣に。すでに貴臣と結ばれているのに、婿候補の二人のアプローチに沙弥子は翻弄される。そしていよいよ婿選び決定の日、沙弥子が下した決断とは・・・
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ピアノが大好きなローレンはその腕を見込まれ、王宮での御前演奏を依頼される。無事に弾き終えるとアンドレアに労いの茶会に招待された。その席で媚薬を飲まされ、関係を迫られる。蕩かされながらも「好きな人とでなければ」と抵抗する彼女にアンドレアは興味を持つ。今まで誘いを拒む者などいなかったからだ。ローレンは王宮に軟禁され、夜ごとにアンドレアに抱かれてしまう。最初は反発していたが、次第に気持ちが変化して……。ローレンは、アンドレア王子との婚礼を前に、離宮でアンドレアとアンドレアのいとこであるアメリアと休養を過ごすことになる。ところが、その夜から寝室を訪れるアンドレアは人が変わったようにローレンを魔女だと罵り、凌辱し始めるが!
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王宮で出会った、青い髪の宮廷占術師ルーク・グリフィスに弟子入りしたロゼ。占術で政治をも動かすルークを尊敬し、ますます占術に磨きをかけるロゼ。実家の貧乏侯爵家を復興できるだけの占術を身につけるだけのはずが、ロゼを恋人のように扱うルークに振り回される日々に流されてしまう。しかし、自分を大切にしてくれるルークに、いつしかロゼも今まで感じたことのない感情に支配されて!?
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24歳の森野綾香は、学生時代から付き合っている26歳の志賀啓二と結婚を控えていた。家庭的で心優しい啓二と、仲睦まじい家庭を築けそうではあったが、一つだけ、二人の間には問題があった。啓二の父親は他界しており、その事業を継いだ母親、艶子には、新しい夫でミステリー作家の玲司がいた。綾香は、謎めいた義父、玲司に惹かれ、禁断の扉に手をかけてしまい……!?
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「皇后として大国レマンツェに嫁いできたセラフィーナ。しかしその心は激しく揺れていた。夫である皇帝シルベストルは狼の血を引く獣人で、もともと心惹かれていた相手だった。ところが大好きな従姉が狼になった彼に殺されたと知り、その復讐を果たすため妻になったのだ。初夜の床で刃を振るうも、取り押さえられ、離宮に監禁されてしまうセラフィーナ。新妻に裏切られ、怒りに震えるシルベストルに夜昼なく蹂躙されてしまうが――。」
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生まれたときからずっと塔の中で生活してきたジョーン。アルバ王国との同盟のため、ジョーンはアルバ王の息子であるウエールズ国の王カイト4世との結婚を決意する。無知なジョーンにカイトはどんな些細なことも優しく教えてくれた。結婚はブルタニア王となった兄を思っての行動だったのだが、その兄から戦の宣戦布告を受けて……。
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小説家、赤羽萌音は親の薦めで仕方なく行ったお見合いの相手、有名服飾メーカー課長の神田甚之助と二回目のデートで旅行に行くことに。滞在先ホテルで一週間、昼夜問わずに抱き尽くされる萌音は快楽の虜になり、勢いで彼との結婚を前提とした同棲を承諾する。それからというもの、アブノーマルなプレイに耽る萌音。しかし迫る原稿の〆切に、甚之助がある提案を出す。書き終わるまでお預け――だが、“待て”をされた身体は次第に火照っていき……!?
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イラストレーターの智花は、ある日うっかり所持金もないのにデリバリーを頼んでしまう。なじみの年下イケメンドライバー・啓太に助けられ事なきを得るも、彼はその代償としてイチャラブな関係を要求してきた。いったいなぜ、彼ほどのイケメンが私なんかを相手にするの? 密かに啓太を想っていた智花は、戸惑いつつも月に一度、彼と甘い時を過ごすようになる。しかし、ある時仕事で訪れた出版社で啓太とバッタリ会ってしまい……!?
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失恋によって泥酔した高野三依は、素性不明の男・利賀健太朗の部屋で目を覚ます。初対面で告白する彼に困惑する三依はその夜、彼の家を再訪する。昨夜の礼のためが、元カレへの愚痴大会になるその場で、温もりの代役を買って出る健太朗。酒の勢いで一夜を共にする三依は告白を受け入れて同棲を開始するが、すれ違う生活と再び現れる元カレに心が揺れてしまう。「代わりじゃなくて、やっぱり君が欲しい」強引な温もりに氷解する心はやがて……?
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治安の悪い下町で逞しく生きる少女・ルージュは、金づるになりそうな青年貴族・アランに近づく。彼は名門貴族ロンズデール家の嫡男であり、自分の荷物を盗んだ犯人すら庇うほどの超お人よし。そんなアランを色仕掛けで籠絡しようと思っていたが、彼と体を重ねるたびに胸の高鳴りを抑えられなくなっていく。自分は彼を利用しているだけ。そう自分に言い聞かせていたのだが……。
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人形職人のミシェルは、路頭に迷っていたところをヴァンサン侯爵に救われる。彼の妻シェリーの介添え役になるが、実は彼女は陶器の人形で仮初の妻だった。ある日、事故でシェリーが壊れてしまい、新しい人形を制作することになる。だが、完成までの間、身代わりで“妻の役目”も担うことに。「実に初々しい反応をする……君は本当に清らかな乙女だ」。想いを寄せるヴァンサンに開かれていく体。さらには跡取りを生むようにと頼まれ――!
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エステル・ブライトマンは容姿端麗でありながら、正直すぎる性格のおかげで行き遅れとして有名な子爵令嬢。ひそかに想い続けていたローランド・オルブライト侯爵の邸宅に招かれたのはいいものの、突然ベッドに押し倒される。「泣いていると、酷くしてしまいそうだ」そう囁かれ、弄ばれるうちに身体は快楽を求め始めてしまう。
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調香師であるレベッカは、王室に古くから伝わる香水《ロマンティック・パフューム》から新作のヒントを得ようと、公爵家主催の舞踏会に乗じて調合表と実物を盗みに入る。ところが公爵家の次男であるオスヴァールに捕まってしまう。無実かどうか身体検査をしてみないとわからないと《ロマンティック・パフューム》をレベッカにその香水を吹き掛けて効果を試させる。香水の効能と執拗な身体検査(指技・舌技)で蕩けたレベッカは、初めての絶頂で気を失ってしまうが……!?
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父を亡くした公爵令嬢ソフィアは義母の計略で叔父に関係を迫られ、外に逃げ出す。雪の中倒れたソフィアを救ったのは王弟宰相・アレクサンドルだった。身体を温めるため口移しでお酒をもらい、身体を重ね合わせ……!
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仙女の紫珠は逃げた霊猫を追って、仙境から下界へ迷い込む。運悪く賊に捕まり霊猫を人質に取られてしまった。斉里国の皇太子・斉陽亮の暗殺を命じられた紫珠は、夜伽を装い宮殿に潜入する。しかし陽亮に見破られ失敗に終わる。「誰の命令だ? 話すまで何度でも犯してやる」両腕を縛られた紫珠は抵抗できない。夜着を脱がされ、たわわな乳房を弄られる。「乱暴にはしないが、容赦もしない」そう語り、陽亮は紫珠の秘所へ手を伸ばす。
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八重歯にコンプレックスを持つ、子爵の娘のクリスティーナ。高校三年生になった今も容姿に自信が持てず、口元を扇子で隠している。ツェツィーリア学園に君臨するイケメン五人組『ツェツィーリアV』の最推し、次期国王のレオンハルトへうちわを振る時すら、木の陰に隠れたまま。それがある日、レオンハルトの小さな妹に気に入られて、王城で暮らし始めることに。「えっ! 私がレオンハルト様の許嫁だなんて、ご冗談を……!?」
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フィアレン皇国から大国バルトシェク王国の後宮に入った皇女マリエ。ところが後宮が廃止。密かに想い続けていた将軍フェルディナントとめでたく結婚するが、初夜のすれ違いから夫婦になれないまま時間が過ぎてゆく。自分に触れようとしない夫に浮気を疑うマリエだが、近衛兵とのトラブルをきっかけに秘密が明らかになる。なんとフェルディナントが童貞で、夫婦生活を成功させるために閨での主導権をマリエがとることになり……。
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零落した子爵令嬢ユリアナは美声の持ち主。ある日、泣きじゃくる赤ん坊に子守歌を聞かせたことがきっかけで、王子の子守歌係に選ばれる。赤ん坊を連れた青年は、なんと甥を育てている国王ヨハネスだった。ユリアナは男らしく優しいヨハネスに惹かれていくが、ある重大な秘密を知ってしまい――。
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兄として育てられたコンラートを一途に恋い慕う王女ローデリカ。国のために望まぬ婚約をしたものの、その心は揺れ続けていた。そんな折、コンラートが暴漢に襲われて、一切の記憶を失ってしまう。ローデリカは離宮で懸命に看病をするが、日ごとに思いが募っていき、ついには彼を励まそうとして嘘をついてしまう。「私たちは婚約していて、愛し合っているのよ」。結果、コンラートも応えてくれるが、そこへ本物の婚約者が現れて――!?
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リストラで職も家も失った藤井楓。懊悩する彼女の前に突然「俺の子供を産んでほしい」と結婚を申し込む男・逢坂隆司が現れる。衣食住の安定に婚約を決める楓だが、子が欲しい彼からの夜のアプローチはない。むしろ拒絶され、婚前交渉は一切禁止されてしまう。それでも溺愛するように抱きしめられ、愛の言葉を囁かれれば、自然と気持ちは揺れ動く。想いを交わし、キスを許され、流れるように婚前交渉も解禁――かと思いきや、元カレが現れて……!?
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ある理由で制服キャバクラで働く乙女は、人生を謳歌していた。そこへ突然現れた、社内の冷徹上司の碇。すぐに乙女だとバレてしまい、口封じの為に身体の関係を持つ。碇はその後も来店。乙女の上客になってしまい、身体の関係も深くなりコスプレエッチに。けれど会社では全く距離があるふたり。碇がなぜ制服キャバクラに来るのか乙女も気になりだして。碇はコスプレ好きなのか、女子高生が好きなのか、それとも自分かと悩みだす。
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衰退した古い王国イリリアの侯爵令嬢フランチェスカは、謀略によって砂漠の国、タルスクの若き新国王アシュラフの元に貢ぎ物の性奴隷として送り込まれる。全裸でその前に引き出されながらも、家族や国民を助けてほしいと懸命に請うフランチェスカが気に入ったアシュラフは、濃密な愛撫と淫らな行為でその身も心もとろかせる。それでも凜として優しいフランチェスカにアシュラフも魅了されていくが、さらなる卑劣な罠が彼女を襲い…!?
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類稀なる美貌を持つ、由緒正しき歴史を持つシルヴァ王国の第一王女、エスメラルダ。その長髪は黄金の輝きを放ち、翡翠色の瞳は本物の宝石よりもなお美しく、その美しさは佇まいから「宝石姫」とも称されていた。しかし、彼女は政略結婚の道具となることが決められていた。隣国の王ベネディクトの元に嫁ぎ、純潔を捧げるエスメラルダ。そこで、彼女に秘められた淫らな才覚が花開く……。
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子爵令嬢のクラウディア・アルペンハイムは没落した子爵家の救済のためにバッハシュタイン伯爵家のメイドとなる。そこで執事のエドウィン・バルツァーに心惹かれるも、伯爵に一方的に想われてしまう。ある夜、ついには伯爵に襲われてしまうが、その窮地にエドウィンが現れ、助け出される。「……お前をいとおしく思うから、救い出したんだ」避難した彼の部屋で互いに想いを伝えあい結ばれた。その後も伯爵に想われる中、二人は逢瀬を重ねていき……!
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レドナップ子爵家の令嬢、アナスタシアは、貴族の責務に退屈していた。そんなアナスタシアに、縁談の話が上がる。縁談相手のライアンに心奪われ、婚約するアナスタシア。だが、ライアンはアナスタシアを連れ去り、辱める。彼の真の目的はレドナップ家に復讐することだった。ライアンの羞恥心をあおるような行為に苦しめられるアナスタシア。けれど、ライアンへの想いのためか、徐々にその行為に快楽を見出していき……?
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上海の富豪に嫁ぎ、二十歳で未亡人となった前嶋美耶は、義姉に誘われて男性が出品されるオークションに参加する。そこで美しいバイセクシャルのカップル、没落貴族の子息アレクセイと元京劇役者の玉祥に出会い、心を奪われる。彼らを金銭で買った罪悪感に苦しみながらも、三人での愛の行為に溺れていく美耶。第一次上海事変をきっかけに、美耶は彼らと別れる決意をするが……!?
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ビザリア王国の姫フロランスは従者エルマンと共に馬を駆る途中、立ち寄った森で雨に降られてしまう。雨宿りにと洞窟に入るが、フロランスは突如として愛を囁くエルマンに抱かれることに。少なからず好意のあった彼女はそれからエルマンを求めるようになり、逢瀬を越えるたび、欲を深めていく。しかし主従関係の変化を父王に悟られ、エルマンは処刑されることに。絶望するフロランス。けれども、エルマンは実は隣国の皇子で……!?
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クリスタ王国の王女アンナは結婚を間近に山賊のジョージにさらわれる。アンナを妻にしたいというジョージに、だんだんと魅かれやがて二人は恋人に。アンナの婚約者のいる王国でクーデターがおこり、アンナはジョージの正体に気がつく。
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クールランド国の王妹リュドミラは長らくフローリアン国の宮廷に留学している。エドアールはこの国の国王ギョームのただ一人の弟である。そんなある日、国王殺害事件が起こり、フローリアンは現場で意識を失っていたことで容疑をかけられる。潔白を主張するが、弟であり密かに思いを寄せるエドアールに、絶え間ない甘美で性的な快感を繰り返す淫靡な尋問を受け……!
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ラマ神聖王国は未曽有の大災害に見舞われ、第一王女のシェリナは、復興資金を得るためにハンルーザ商人同盟の首領、ルフト・アッカーマンと政略結婚させられることに。そのお見合いの席で、ルフトは結婚に乗り気ではないと宣言する。破談にされたら、国は滅びてしまう。シェリナは見合いの席でルフトに純潔を捧げる覚悟を告げる。するとルフトはシェリナをすぐさま抱きすくめ……!!
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婚約者が何人も不審死し、魔女と忌避される子爵令嬢・ロレッタ。辺境なら噂の手も届くまいと出席する夜会で侯爵・グラハムに見初められる。噂を知っても惑うことない彼と過ごす甘い夜。それも束の間、謎の人影と共に異変は突如として訪れ、日常を犯す。愛するほどに、殺してしまう。自らの呪いにグラハムから離れようとしても、彼は許してくれない。「――ロレッタよりも先に死ぬことはない」約束する言葉を信じるも、魔の手は迫り……
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元ジャズピアニストの門井新を追いかけて、一途な想いと偶然と勢いで妻になった華。今は門井喫茶をふたりで切り盛りしている。華のドジが多い中、新はそれを利用して『調教』をしている。その日も勤務中に遠隔操作式のローターを仕込まれても、仕事中に悦んでしまう華。さらには木原誠という同じく『調教好き』な音大生も加わる。そんな時、華の両親から電話がかかり、結婚について改めて考えさせられる――。
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父に疎まれ孤独な王女のマルガレーテは、隣国の王太子エルンストへ嫁がされる。しかし極度の男性不信で夫婦関係は結べないでいた。そんなある日、エルンストに似た女性に窮地を救われ仲良くなり、エルンストの双子の姉・テレジアだと名乗るその人物に夫婦間の悩みを打ち明けた。「では、こうしましょう。これからあなたが困らないよう、わたくしが手伝ってあげるわ」そうして淫靡で甘い愛の手管を教わることになり――!!
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アンドルシュ皇国の第一神官・アデーラは、隣国バルトシェク王国の枢機卿・レイスに拉致され、純潔を奪われる。密かに想い続けていたレイスとの情事に溺れていくアデーラ。だが、両国間の無為な戦争を避けるために皇国に戻った彼女は、『穢れた聖女』という不名誉な烙印を背負って辛い日々を過ごすことになる。自分を不遇に追いやったレイスを憎みはじめていたアデーラは、彼の求婚を受け入れることができずに苦しむのだが……。
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性欲旺盛を理由に元カレに振られてしまった派遣社員の一ノ瀬(いちのせ)愛(あい)。同棲先を追い出され、漫画喫茶暮らしとなってしまった彼女は、さっさと次の彼氏を見つけてその家に転がりこむことを決め、新たな派遣先へと向かう。そこで彼女は、課長の水無月大和(みなづきやまと)に狙いを定める。積極的なアピールの末に二人でホテルに行くが、そこで愛は思わぬ性的要求を突き付けられる。しかも、彼の要求は会社でもおかまいなしで!?
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生まれながらにして姫巫女として宿命づけられたリリーシュは、戦禍の中、隣国ゲルシュナー王国の王バルトハルトに命を救われる。戦犯として捕らえられた兄の命を救うべく、バルトハルトの妾となったリリーシュ。神殿という狭い世界しか知らなかったリリーシュは、世故に長けたバルトハルトに連れられ、民の生活や社交界など広い世界を知っていく。しかし将来を誓い合った二人の前に彼の許嫁が現れ、リリーシュは執拗に苛められ……!
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子爵家の未亡人であるマチルダに、名門出身の騎士団長・リカルドが再婚を申し込んできた。再婚先では穏やかな暮らしを送るマチルダだったが、リカルドは巷で「女嫌い」と呼ばれていた。優しく妻を愛するリカルドが抱える秘密は、誰にも打ち明けることができないもの――。それでもゆっくりと愛を深めていく二人だったが、マチルダの義弟である放蕩人・シモンが彼女の前に現れたことで、ある事件が明るみになっていく!?
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ひとり廃教会に住むシスターのコレットは、貴族のエルネストと知り合い、惹かれるも自身が抱えた“秘密”ゆえに近づけないでいた。そんなある日、魔女疑惑から捕えられ、凌辱での拷問によって自白を強要され、ついに屈してしまう。しかし、処刑の日にエルネストが現れ、助け出される。その後エルネストにより自身を縛っていた“秘密”の呪縛から解放され、彼の元で暮らし始めるが、病弱だったエルネストの容体が悪化してしまい……!
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ウォーリンゲン公国の公女・アシュリーは、兄である大公ヨアヒムの命令で隣国の王太子・メルキオールに嫁ぐことに。国を弱体化させるため悪女として振舞うアシュリーだったが、なぜか彼女の行いは隣国に利益をもたらしてしまう。しまいには「女神」と持て囃されるようになったアシュリーは、兄の命令とメルキオールへの愛の間で苦しむが、ある日アシュリーから受け取った葡萄酒を飲んだメルキオールがその場で昏倒してしまい……!!。
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新崎亜矢は小学校から高校までを女子校で過ごした筋金入りの乙女。恋にも臆病だ。そんな亜矢が大学構内で見つけたのが、理学部数学科の准教授である貴城誉明。亜矢をとろとろに溶かすようなセックスをする相手になっていき……!?
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『僕の遺伝子を残す協力をしてくれないか』――そんな言葉をきっかけに弁護士の武藤周五郎と結婚した愛花は、夫の子を孕むべく日夜妊活に励んでいる。愛する夫のために、ぜったいに妊娠してみせる!排卵日に意気込んでベッドインするも、妊娠には至らず思い悩む。そんなある日、周五郎に美人女将との浮気疑惑が浮上する。真面目な周五郎に限って、そんなはずはないと思う愛花だが、彼の本当の心がどこにあるのかわからなくなり!?
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文房具店の女店主として働く美田葵は、幼馴染の一ノ瀬竜と見合い結婚するが、竜はDT(童貞)だった。初夜はキスだけ終わってしまい、そのままセックスレスになる。そこで葵が懸命に練習して奉仕すると、今度は竜が自信に満ち絶倫になる。それでも見合い結婚なことが引け目になり、互いに本当の気持ちを伝えられないふたり。そんな中、竜が昔から葵を想っていたことが判明し、葵も同じように昔から竜が好きであったことを自覚する。
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不眠とアイデア不足に悩む作家の瑠衣は、添い寝屋の柿田を呼ぶ。見た目チャラ男の柿田からオプションとしてセックスが出来ると言われ戸惑う。寝る前にたっぷりリラックスするため、一緒にお風呂に入ることになるのだが、そのままイカされて、快感を知る。その代わりに深い睡眠を得て、仕事がはかどり、瑠衣は柿田を呼んでしまい、体の関係を持つ。しかし柿田は職場では仕事人間で、女子が苦手。瑠衣の為に他の客を断るように。
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カストラートに扮し、名を馳せるアンナローザは招かれた晩餐会後、クラウディオ公爵に女性だとバレてしまう。秘密にする代わりと抱かれ、捧げる純潔。そうして解放されるのを望む彼女だが、しかし彼の愛人となっていて……!?
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難病の母親と経営難のカフェを抱え、歳の離れた社長と契約結婚した歩梨。義理の息子・透真は、偶然にも十年前に出会い、密かに想い続けてきた人だった。 特殊な性癖を持つ夫の眼の前で透真に抱かれる日々を送るようになった歩梨は、わずか三カ月後に未亡人になる。「親父の一周忌が済んだら、俺と結婚してくれないか」 透真が夫を殺したのではないかという疑惑が浮上するなか、歩梨は激しく執拗な淫愛に、身も心も溺れていくが――
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ジゼル・コンラッドは17歳。かつてプリンストン王国を救った傭兵、英雄デュークの娘であったが、現在は森の端でひとり暮らしをしていた。ある日、山賊に追われた馬車を助けたところ、第一王子のクリストフと出会う。クリストフは身分を隠してジゼルの家に押しかけ、恩返しをすると言って一緒に生活し始める。次第に距離が近づくふたりだったが、ジゼルにはそれが恋なのかわからない。その頃、城ではクーデターが勃発し――!?
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土屋花音、20歳。保育科の短大生。ピアノの授業に苦戦している。お小遣いでピアノ教室に通っている。そこで刃物を持った男が乱入してきて、空手で鍛えた身体で花音は、怪我している男子講師を守った。男子講師だと思った人は、宝城律で天才ピアニストだった。助けた御礼にと自宅で個人レッスンを提案されて……。授業料は身体で、と。強い女はモテないと思っていた花音は……?
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三十歳目前の私は誰にも言えない秘密がある。過去のトラウマから自分を守るために「彼氏がいる」と嘘をついていた――。スマホも二台用意して完璧に、リア充の女を装っていたはずだった。 たった一杯の珈琲がきっかけで、八歳年下の金髪男子に嘘がバレてしまい……。彼の仕事を手伝い代わりに彼氏になってくれると言い出され……。
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バルシュミーデ王国下級貴族の娘・エミーリアは女癖の悪い父のせいで男に希望を抱いていない。一生結婚はしないと宣言する彼女のもとに隣国ブルグハルト皇国での仕事が入る。それはアレクシス・フォン・ブルグハルト皇子の家庭教師だった。しかし授業を受けるたび『ご褒美』を求める皇子にエミーリアの身体は弄ばれてしまう。男が嫌いだったはずなのに次第に彼女は快楽に溺れ、キスから始まった『ご褒美』はさらにエスカレートして……!?