箱入りお嬢様が大人の階段を上っていく話。私も学生時代にこんな経験をしてみたかった~。禁断の関係、年上カレシ、秘密の恋愛。そんな要素が好きな方は読んでみるといいかも。
表紙はとても綺麗でしたし、中の挿絵も魅惑的なものが多かったですね。
個人的には「なぜこの先生にピアノのレッスンを?」という違和感がありましたが、それでもお嬢様が心身ともに喜びを覚えていくストーリーはとても素敵でした。
女子高一筋の筋金入り乙女が恋した相手は、やっぱり大学の准教授でした。現実でも、先生と生徒って、一番身近な存在の、大人と子供、男と女、なのではないでしょうか~。学校校内でありそうなラブロマンスを春原さんらしいタッチで描いていて、ストーリー的にも安定した内容で癒される作品です。