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3.0田舎育ちの男爵令嬢セラフィナは十五歳の時に新国王の戴冠にて王都を訪ねる。そこで開かれた祝宴の場でデュラン王弟殿下からダンスの誘いを受ける。さらに続けて新国王ユージンからも。緊張から足を躓かせたセラフィナはユージンを巻き込んで転倒してしまう。このハプニングによってデュランに気に入られ、後日彼は、わざわざセラフィナの故郷まで出向いてきた。それから三年。定期的に訪ねてくるデュランと心を通わせ、ついにプロポーズされる。慣例に則って正式に婚姻通達の使者を送ると言われて待つこと数か月。ようやく待ちに待った王家からの使者がやってくる。喜ぶセラフィナだが、伝えられたのはデュランではなくユージンとの結婚だった。
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-父を亡くし、後見人となってくれた初恋の人ブライアンと三年前に結婚式を挙げた亜理紗。だがそれはブライアンの母を欺くためのもの。それでも亜理紗はブライアンを愛しているし、今の生活にも満足していた。ある日ブライアンから腹違いの弟がいるかもしれないと打ち明けられる。ブライアンのためならとその人物――ダグラスに会いにいくが、なんとダグラスは亜理紗に、DNA鑑定の結果が出るまで愛人契約を結び、ここに住むように告げる。なんという高慢! 憤る亜理紗だが、愛人として彼の腕の中で生活するうちに、次第にダグラスの人柄や才能に惹かれていくことを自覚する。ブライアンの妻なのに――揺れる亜理紗にダグラスがプロポーズを!
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3.5
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4.0身代わりの王女として仇の寝所に侍る、屈辱の蜜夜■シンシアは王女ディオンヌの乳姉妹であり、侍女として王宮に勤めている。久しぶりの里帰り中、実家の宿の食堂で給仕の手伝いをしていると、自分に熱い視線を向ける美貌の青年・テオフィルスがいた。行きずりの旅人の彼になぜか既視感を覚え、気になってしまうシンシア。そんな彼女に「お前とは結婚の約束をしただろう?」と幼い頃の約束を告げ、強引な求愛と淫らな愛撫を施してくる。身に覚えがないものの抗えず、シンシアは彼に純潔を奪われてしまう。ふしだらな自分の行いを恥じ悩んでいたシンシアだが、テオフィルスの「必ず迎えに来る」という言葉を信じ王宮に戻った。ある日、大国カーラル帝国が国境を破り攻めてくるという知らせが来た。シンシアは自分が身代わりとなり王女を逃がし、カーラル帝国の皇子を迎え入れた。すると現れたのはテオフィルスその人であり、彼は女王を処刑したことを宣言し、シンシアが身代わりと知りながら妻となることを要求してきた。彼の狙いは一体……?
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3.3
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3.0「帰国するまでの一ヶ月間、明良の代わりに抱かれなさい」ルクセンブルクに留学中の兄明良が失踪し、大輝は捜索のため夏休みを利用して渡欧する。そこで兄と交際していた実業家エルンストと出逢うが、彼は明良から金目当てに騙されたと言う。贖罪のため、兄の代わりに抱かれることになった大輝。最初は反感を覚えつつも、エルンストが心の底から兄を愛していたと知ると、大輝の心は揺らいでいく。
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-身寄りのない純矢は卒業後、一人暮らしの清次と暮らし始めるが一年半で死別。純矢は遺骨を持って上京し、息子である恭平の元へと届け、そのまま居候することに。ある晩、純矢は清次の遺品である玩具で自分を慰めていたところ、帰宅した恭平に見られる。恭平は純矢に自虐趣味があるのだと思い込み襲ってくる。清次との関係を話し、もう襲わないと約束してくれたものの、自分がいては恭平も遊べないのだと気づき、純矢は身体を差し出す。恭平との快楽に溺れていく純矢。しかし母親らしき女性と会い、恭平とは異母兄弟だと知る。恭平は女性と清次に身体の関係はなかったと確認したが、兄弟だと思わせ純矢を抱き、互いの想いを打ち明けた。
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-エクソシストのミアは、豊潤な退魔力と悪魔祓いの腕で巷で話題のエクソシスト。 彼女の退魔力を悪魔はよだれを垂らして狙っている。 彼女の退魔力を求めて淫魔が彼女の股間にブツを生やして吐き出させようとしたけれど。 「ごめんなさいね。生やされたの一度や二度じゃないの」 返り討ちにして淫魔をお仕置きしてしまい、「イライジャ」と名付けて使い魔契約を結ぶ。 外では凄腕エクソシストとその使い魔として、ベッドの上では淫欲に耽るパートナーとして過ごすこととなってしまった、歪んだ関係の行きつく先は……?
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2.8マリーナは亡き父が母に贈ったブローチと同じデザインのものがデューリンガー伯爵家にあることを知り、それが本物かどうか確かめるためメイドに扮してもぐり込むことにした。そこで出会った伯爵のクラウスは驚くばかりの美貌の貴人で、一目で惹かれてしまう。だが目的はブローチの確認だ。ときめく心を押し込め、ブローチを探すマリーナ。ところがその様子をメイド頭に見つかり激しく責められる。万事休すと思ったマリーナを救ったのは他ならぬクラウスだった。ホッとするマリーナにクラウスが目的を問うてくる。今は言えないと答えると、クラウスは言わないなら“お仕置き”だと告げ、深いキスを仕掛けてきた。甘美に痺れる“お仕置き”に、マリーナは抵抗できない。クラウスの“お仕置き”は次第に度が増してきて……。
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-「快感に溺れてしまうがいい。そして従いなさい。身も心もすべて私に捧げるんだ」 ■お仕置きと称し、初心な肢体を組み敷かれ、骨ばった手に柔らかな白肌を存分に蹂躙される感覚、ひそやかな花弁を愛でられるコルネリアはシーツの波を手繰り寄せて妖艶に踊る。初めて知る「女」としての悦びに今まさに花開こうとしていた。夜毎繰り広げられる甘い情事は、いつまでも終わらない――。祖国のためにも夫を虜にしなくてはならないのに身も心も彼に惹かれてしまい、はやる心臓の鼓動は隠せない。ベーレンス大公国世子に輿入れすることが決まったプレトリウス王国唯一の王女コルネリアだったが、大国の姫である自らの結婚相手は当然として身分の高い殿方と考えていたのに、生まれたときから定められた結婚相手はマリウス公子だと知らされ、身分が釣り合わないと不満を漏らすコルネリア。だが、国王である父からの密令を受け、嫁ぐ決意を改めるも、マリウスはコルネリアに冷ややかな態度を崩さない。内心憤慨しつつも婚姻の日に向けて準備を進めていたが、結婚当日にマリウスが元侍女と駆け落ちしてしまい大パニックに!? マリウスの父であるベーレンス大公国君主アルベルトが彼の代わりにコルネリアと結婚すると言いだして……。(ヴァニラ文庫うふ)※本作品にはイラストが収録されていません。
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3.0「強情な娘だ。だが、そういうタイプは意外と好みだ。屈服させてみたくなる」 ■成り上がり男爵令嬢であるヴァイオレットは父亡き後、男爵家と事業を相続し、奮闘してきた。吝嗇家なヴァイオレットは贅沢を好まないものの、贅沢好きな義姉たちに困り果てていた。早く嫁の貰い手を探さなくては――と。自らよりも、義姉の将来を案じるヴァイオレットのもとに、宮廷から舞踏会の招待状が届き、なりゆき上舞踏会に参加することになってしまう。地味で冴えない姿のヴァイオレットは見目麗しい国王陛下マクシミリアンに見初められ、夢のようなひとときを過ごす。彼に身を委ねることで得られる温もりとはじめてのときめき。マクシミリアンは予想外の言葉を告げ、ヴァイオレットの抗議の声を奪い、貪るように口づけを深めていく。上質なシーツに組み敷いた無垢な体を強引に開き、花弁を解すように唇を這わせてくる。執拗な責めに押し寄せてくる愉悦に蕩けてしまい抵抗できないヴァイオレットに容赦なく求婚を迫るマクシミリアン。それはヴァイオレットがある条件を満たしているからで……。城から逃げ出したヴァイオレットを捜して求婚する一風変わった国王陛下とのすれ違い蜜愛ロマンス。「シンデレラ」をモチーフにしたオトナ童話シリーズ第二弾!(ヴァニラ文庫うふ)※本作品にはイラストが収録されていません。
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-華道家の宗一朗と別れ、桂鈴高校に赴任をしてきて半年。古典教師の涼は三年生の神楽から告白をされ、キスをされそうになる。しかも神楽の父親で、茶道家元の峻海から誤解をされてしまっただけでなく、茶会で見事なお点前を披露できたら交際を認めるとまで言われてしまった。話が変な方向に行き、涼は困惑をする。高校すら卒業していない子どもを相手にする気はなかったのに、次第に一途な気持ちをぶつけてくる神楽に惹かれていき……。『華道家は淫花を愛す』スピンオフ作品。
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3.5身体を求められるのは、甘く溢れ出る「蜜」をすすられるためだった…… ■名前以外、すべての記憶をなくしたまま、森の奥にある館で、メイドとしてアリスは働いていた。雇い主は、プラチナブロンドの髪に鳶色の瞳をもった、たった一人の住人、アーサーという美青年。フリルのついたエプロン、丈の短いスカート、前開きボタンのデザインのメイド服が与えられていた。あの時に、すぐに外せるために――教え込まれた快楽に湧き出る「蜜」をすすられる毎日は、しかし幸せだった。アーサーがいないある日のこと、誰もいないはずの庭で、一人の若者を見つけ追いかける。若者が呪文とともに飛び込んだ空間にアリスも吸いこまれると、そこには中世に遡ったかのような世界が広がっていた。アーサーを探して、彷徨ううちに、動物の姿をした淫魔と呼ばれる者たちの世界であることを知る。淫魔は人間の「蜜」を欲しがった。人間とバレ、足を開かされたそのとき、淫魔界の支配者、パーシヴァルが現れて救われる。しかし、連れていかれた城で、強引に「蜜」をすすられるアリス。アーサーとは違って、優しさの欠片もない荒々しさの中で――元の世界で、またアーサーに「蜜」をすすられたい。その思いは、禁断の媚薬・淫花の蜜を飲むことで果たされることになるのだが……。「不思議の国のアリス」をモチーフに、館と魔界を駆ける淫楽のファンタジーロマンス。オトナ童話シリーズ第一弾!!(ヴァニラ文庫うふ) ※本作品にはイラストが収録されていません。
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3.0私を優しく包む香りと愉悦を教えてくれたのは、本格カフェのイケメンバリスタ ■私、ほんとうにこのひとと“する”の……? 指でさんざん慣らされたあと、ついに猛りが挿入ってきた――とんでもない男に私、つかまってしまったかも……。「お久しぶりです」。街の裏通りの洒落たカフェで、二年前にイタリアへ卒業旅行に行った際に、美味しいエスプレッソを入れてくれた男、木下修平に営業で疲れた伊織萌香は声をかけられた。再会の瞬間は紳士だった修平だったが、手慣れた強引さがすぐに顔を出す。L字型に置かれたソファと本格的なコーヒーを作る機器が印象的な彼の部屋で、初めてのキス、甘美な痛みを伴う喪失。開脚したままに縛られ、ミルブラシで刺激され、処女だった萌香は会うたびに徐々に愉悦を刻まれる。「遊ばれているだけだ」という先輩社員の西村の声が、不安を掻き立てるが、会いたい気持ちにもはや抗えない。確認するためにも――仕事上の重大なミスが、実は西村に仕組まれていたことが明らかにされることをきっかけに、修平が一度は縁を絶った自分の会社の社長の息子であることまでわかって……コーヒー好きの社長と修平と萌香の間に信頼と信用とそれぞれの“愛”の形が奏でられる、芳醇のスウィート・ロマンス!(ヴァニラ文庫うふ)
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4.0
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-生活費を稼ぐのに必死で勉強ができなかった光希は、後期試験でカンニングペーパーを作ってしまう。しかしそれを目撃した准教授の藤林から呼び出され、身体検査を受けさせられた。服を脱がされ、体内の隙間にも指を入れられ、入念に調べられてしまい、初めて体験する強烈な快感に射精をしてしまう。このときに味わった疼きが忘れられず、光希は友人を利用し、もう一度呼び出しを受けるように仕向ける。再び研究室に呼び出されると、藤林から問われた。「あのときの身体検査が忘れられないのか?」「そう……かも」かも、ではなく、心のどこかで検査をして欲しいと願っていた。あの手で弄られたい、と。それに対する藤林の返事は意外なものだった。
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3.7父が急逝し、妹を伯母に預け、高校生の蓮は華道家である宗二朗の家に住み込みで働くことになった。しかも採用試験では、男女がするような恥ずかしい行為をされてしまった。お互いの話が食い違っていることから確認をしてみると、募集していたのは『男の妻』で、家政夫ではないのだという。一日足らずでスピード解雇されてしまった蓮は、宗二朗に文句をぶつけ、泣きじゃくる。結局雇ってくれることになったものの、「卒業するまでの二年間、妻候補となり口説かれること」と条件をつけられてしまった。そして弟子のおばちゃんたちからは、宗二朗は過去に何人もの『妻』に逃げられているのだと聞き……。
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2.0
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-高校卒業後、スターを目指してグラビアアイドルとしてデビューした18歳の奈々子だけれど、次の仕事の依頼が入らない。枕営業の話を聞き、ついその気になって醜い爺たちに躰を許してしまう。けれど、激しく男たちに蹂躙され、酷く心を傷付ける。 そんな中、初めて奈々子は自分を本当に理解し、支えてくれ励ましてもくれている優しい男に許されない恋心を抱く。
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3.0アンネマリーは男性不信から結婚願望を持てず、仕事に生きようとのどかな田舎で教師をしている。ある日、父の取引先から都会に住むアードルング伯爵の娘カロリーネの家庭教師をしてほしいと依願され、引き受けることに。カロリーネはふさぎがちの少女だがアンネマリーはすぐに打ち解けることができた。が、雇い主であるオスヴァルトの対応に手を焼くことに!?彼はアンネマリーが男性不信になった理由に対して「どうやら君にも家庭教師が必要なようだからね」と告げる。そしてアンネマリーが返事に窮している間にキスをしてきて、さらに――?ちょっと勝ち気な家庭教師と家族思いの伯爵とのハートフルラブロマンス。
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-いつもは飲み会でノリの良い大学生の里帆。けれど、急な体調不良で窮地に立たされる。誰か助けてくれる男子はいないの? そこに駆けつけてくれた智和は里帆のことが好きだと告白してくる。「あたしの初めてを貰ってください」と里帆は処女を卒業し、次第に女の本当の悦びに目覚めていく。
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3.0エルヴィーラはレーム王国国王の姪であり、王の名代として周辺各国を巡っていた。表敬訪問の理由はエルヴィーラの身長にあった。背の高いエルヴィーラは良縁に恵まれず二十四歳の今に至っている。結婚をあきらめたエルヴィーラに対し、国王は国内に相手がいなければ外国にいるかもしれないと言ってエルヴィーラに婚活を命じたからだった。そんな無茶な……困惑しながら各国を巡るがそんな都合のいい話などあるわけがない。そう思って最後の国を訪れれば、そこには長身のエルヴィーラが見上げるような大男がいてエルヴィーラを小柄と言う始末。さらには彼こそが現王の弟で、周囲から「猛獣殿下」と称されているその人だと教えられるのだが――
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-伯爵家二男メルヴィンは家を出て冒険者をしていたが後継者である兄、アルヴァルが危篤だと、連れ戻された。だが「危篤」というのはある意味では嘘で、ある程度は真実であった。帰り着いた頃には生命の危機から逃れていたアルヴァルだが、どういうわけかメルヴィンへと継承権を置き換えると言う。意味がわからずメルヴィンは兄を見舞う。 そこには奇病により性別が変わってしまった兄。 「……勃起もんじゃねーか……ッ」 呆然としながらもメルヴィンがこぼしたひと言がこれであった。