河村茂雄作品一覧
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-ユーザー続々増加中のWEBQUに初の市販書籍が出ました。手元にあると活用の幅がぐっと広がります WEBQU は,児童生徒の発達段階に応じて,一人ひとりの理解と対応方法,学級集団の状態と今後の学級集団づくりの方針を得ることを目的とした標準化された心理テストです。 教師の観察や面接だけでない,より深く児童生徒の状態を理解し,指導や学級経営の指針に役立てることを可能にするものです。 本書では,学校現場で起こる様々な問題――小学生の「不適応」や「学習支援」,「学級集団づくり」,「教員組織」などに関する具体的な問題に対し,WEBQU をどう活用して対処していくのか,そのプロセスを解説します。 【目次】 はじめに WEBQU が期待される背景 WEBQU の概要 ● WEBQU の目的と特徴· 活用方法 ● WEBQU の定期的更新について ●まなびポケットとの関連 第1 章 生徒指導面の対応 1 不適応の問題 2 不登校の問題 3 いじめの問題 4 学級集団の問題 第2 章 学習指導面の対応 1 学習支援の問題 2 学級集団の状態と授業展開の問題 第3 章 教員組織面への対応 COLUMN 現場での取組み 視点 活用のポイント WEBQU 講師一覧 【著者】 河村茂雄 早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授 博士(心理学) 筑波大学大学院教育研究科カウンセリング専攻修了。公立学校教諭・教育相談員を経験し,岩手大学助教授,都留文科大学大学院教授を経て,現職。日本学級経営心理学会理事長,日本教育カウンセリング学会理事長,日本教育心理学会理事長,日本教育カウンセラー協会岩手県支部長。公認心理師,臨床心理士,学校心理士スーパーバイザー。
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4.0悲しみのなか子どもたちを支えたのは、日常と変わらない学校生活、そして友人たちとの関わりだった。学校、学級の再建に向けて取り組んだ岩手県教師たちの記録。全国教職員必読の書。全国学校図書館協議会選定図書 第 1 章 3.11 当日とその後の教育現場 (河村茂雄) 1 その時何が起こったのか 震災当時の学校の様子 2 教師たちによる復旧の取組 物理的環境の確保に向けて 第2 章 学校再開から1 学期末まで 教育関係者はどう取り組んだのか 1 生徒指導主事の立場から 1 つの校舎で2 つの中学校の生徒が生活・活動した中学校の実践 (佐藤謙二) 2管理職の立場から 被災地域支援の前線基地にある中学校の実践 (根田真江) 3 養護教諭の立場から 専門家と学校現場をつないで効果を上げた養護教諭の実践 (工藤宣子) 4 教育関係者の立場から 多くの支援を学校につなげ, 学校を後方から支えた取組 (森本晋也) 第 3 章 危機にこそ大事にしたい学級集団の力 (河村茂雄) 1 心理面での総合的援助の必要性 2 グループアプローチの土壌としての学級集団 3 第 2 章の先生方の実践から学ぶこと 4 改めて認識した人と人との絆の大切さ